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アルバム発売を予定し、1988年11月23日、高橋悠治(シンセサイザー、サンプラー)と富樫雅彦(パーカッション)によりスタジオで録音されたテープが34年ぶりに見つかり、CDアルバムとして正式リリースとなります。1988年春から始まった新宿ピットインでの高橋・富樫デュオ、その集大成ともいえる本作は、譜面は用意されず高橋のリードに富樫が反応する即興演奏。それぞれ異なる音楽性が触発され対話しながら組み立てられていきます。高橋の初期サンプラーやデジタル・シンセによる電子音響と、富樫の計算されたアコースティックなパーカッションの響き、みずみずしいインタープレイによるどこへ行くのかわからないこの音の旅の軌跡は、貴重な作品となりましょう。
1. Sand 砂
2. Blue Foxes 青狐
3. The Gate 門
4. Wandering Fire さまよう火
5. Under the Leaves 葉陰に
6. Before Night Falls 夜が来る前に
1988.11.23 録音
高橋悠治:シンセサイザー、サンプラー
富樫雅彦:パーカッション
1996年、Moodman 主宰のレーベル M.O.O.D.よりソロ・デビュー。2001年、そのデビュー作を手にした Alec Empire から熱烈なオファーを受け、彼が立ち上げたレーベル Geistから初のフル・アルバムをリリース。その他、Daisy World、Transonic等、レーベル・コンピレーションへの楽曲提供をはじめ、種々様々なプロジェクトの音楽を手掛けてきた、浅野達彦。2000年に発表された本作品は、新録音や 64用に変換される前のゲームでは未使用のヴァージョンを加えた全 15曲収録。
「ふわふわしてふさふさしていてやわらかくてあったかい生き物のような、山の向こうで鳴っているような音楽」と浅野氏本人が語るように、愛嬌がありつつもどこか掴みどころがない、その風変わりな佇まいは、無数に存在するゲーム・ミュージックの中でもひと際異彩を放っている。
LPレコード化にあたり、リマスタリングは Kuniyuki Takahashi氏が担当。限定1,000部
「goat、bonanzasのブレインとして、ではなく、1人のトラックメイカーとしての日野浩志郎=YPYの初期衝動からの軌跡。しかし軌跡とは言っても、それは何処かへ一直線に向かっているわけではなく、その道筋は絶えずZUREて行く。なぜか。それは彼が絶えず試し続けているからだ。なぜ試し続けるのか。それはそこに潜む可能性を探るためである。ここには日野浩志郎のこれまでの断片が散りばめられている。そしてこれからの断片もまたポリリズミックにZUREて行くだろう。耳は心臓の音を聴いているか。John Cageは聴く事の可能性を問い続けた。可能性が僕たちを待っている。」
―行松陽介
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「一聴して、「ライヴハウスの音だ!」と思いました。いわゆるコード感やメロディはないし、ノイズでもないし、「響き」だけで聴かせる音楽でもないし、ダンスミュージックでもないのに親しみやすい音。身体的な音楽ってことなのかな。遊び心あふれる作品です。何も考えずにまず聴いてみるといいですよー。」―Phew
90s はアステロイド・デザート・ソングス、00sはスマーフ男組、近年は「悪魔の沼」で暗躍する音楽目利きで自他ともに認める頑固エレクトロ・クルー、松永耕一 aka COMPUMA(コンピュー魔)の初12インチ衝撃ドロップ。『ハクの音楽』と対等にやり合えるのはコンピューマしかいない!と勝手に妄想しアルバムの再構築を依頼。上がってきた作品、こ、これは!?! コンピューマ曰く「なんだかオリジナル作品っぽくなってしまいました……」という実験結果。しかし、その出来栄えに悶絶、かつ当初の依頼を完遂すべく、Compuma meets Haku 名義で発表することに。スネア、キック、ハット etc、打ち込みの一音一音から精進した感がありありと漂う、ただごとではない雰囲気をまとったエレクトロ楽曲。60 年代の電子音楽が80s 米OldSchool ~大西洋経由で横断し日本の深部で怪しく開花した、味わえるダンスミュージック!
ウォーターメロングループの延長線上と言えるエキゾチック作品で中西俊夫、工藤昌之を中心にリトルテンポ等での活動でも知られるスティールギター奏者、田村玄一、ナチュラルカラミティーの森俊二らがバリ島に集まりレコーディングされた本作は、レーベルコンセプトに沿った一貫してスローダウンしたエキゾチック・サウンドで、今のバレアリックやチルアウトサウンドを予見したかのような先見性には驚かされる。
国産エキゾ・ミュージックの最高峰と言える作品。
1992年作品
トラックリスト:
Side A
1.BEYOND THE JUNGLE (there’s something)
2.MOON HOTEL
Side B
1.DEATH A GOOD ADVISER
2.NUHIKA
3.WHEN THE SKY FALLS
DISC 2
Side C
1.MOVING WATER (GET HOT, GET WET)
2.SLACK BABY SLACK
Side D
1.THUNDER ISLAND
2.SPACE COWBOY
3.VOICES

建築や温度、湿度、人間の存在から影響を受けた環境音響の実験と即興に関する音楽を作り上げてきたTomoko Sauvage。彼女は10年以上にわたり、フランスの様々な州の水や、電子機器と組み合わせた水の健全性や視覚的な特性を調査してきました。本作もまた、自然音をシミュレートしたシンセサイザーとハイドロフォン(水中マイク)で増幅された視覚的サウンド・アート。絶えず変化していく要素要素、遅延される環境音がドローン状の膜のように広がり、空間ごと時間を真空パックするエコー・チェンバー。地味なようでいて、多彩な一面が顔を覗かせる圧倒的な変化と変遷が楽しめる環境音響の極北的作品。そして、Rashad BeckerによるDubplates&Masteringでのマスタリングと作品を取り巻く環境も完璧。限定500部

活動創成期の音源ながら、その後の方向性を決定付けるエレクトリックギターのフィードバックが詰まった貴重な音源集。
■収録楽曲:
FACE A
1. Smokin’ Cigarette Blues (Live Version)
2. La Mal Rouge
3. 眩 暈 otherwise My Conviction
Vertigo otherwise My Conviction
FACE B
1. Les Bulles de Savon
Soap Bubbles
2. 記憶は遠い
Memory is far away
3. 鳥の声
Bird calls in the dusk
4. My Conviction (2nd. Version)
5. The Last One _1969 (Live Version)
※同タイトル再発版CDのボーナストラック2曲「Résonance」と「Tobacco Road」は、アナログ盤LPには収録されません。
収録時間の関係で、CDの最後に収録されている「黒い悲しみのロマンセ otherwise Fallin’ Love With」は、アナログ盤LPからはカットされています。
その結果このレコードは、1970年の京都で、水谷孝と久保田麻琴が邂逅し作り上げた、ラリーズの歴史上でも異色の音源だけで構成された内容となりました。
■収録楽曲:
FACE A
1. 記憶は遠い
Memory is far away
2. 朝の光 L’AUBE
Morning Light, L’Aube
3. 断章 Ⅰ
Fragment I
4. 断章 Ⅱ
Fragment II
5. 亀裂
Fissure
FACE B
1. The Last One _1970
トラックリスト:
Side-A 組曲「般若波羅蜜多」
A1 般若波羅蜜多
A2 天眼
A3 愛染
A4 無余涅槃
A5 彼岸へ
Side-B 組曲「竹の園生」
B1 序曲
B2 竹植うる日
B3 竹秋
B4 竹の華
B5 終曲
A面はジョイ・ディヴィジョン的な名曲「サブマリン」、B面は稲垣足穂の肉声をコラージュ編集しイントロに使った「エアプレイン」。42年目に初シングル化。
SIDE A
サブマリン
SIDE B
エアプレイン
米国西海岸を拠点に活動する「現代のアウトサイダー・ジャズ」の旗手、サム・ゲンデルとの共作となった『Sam Gendel /Shin Sasakubo』。
Side Aをサム・ゲンデル、Side Bを笹久保伸が演奏し、各面最終曲を共作としたコンセプチュアルな作品で、オリジナル盤は2021年、埼玉県秩父市にある喫茶店"喫茶カルネ"より極僅かリリースされたもの。
今回、喫茶カルネの協力を受け、ゴールドを基調としたミックスカラーヴァイナル仕様に変更、人気イラストレーターますこえり氏によるアートワークをリモデルし、新たな形でリリースします。
Side A
1. Sam Gendel - In The Dunes
2. Sam Gendel - Reeds
3. Sam Gendel - Pensive Frog
4. Sam Gendel - Pipe
5. Sam Gendel_&_Shin Sasakubo - Copyexercise
Side B
1. Shin Sasakubo - Carnet
2. Shin Sasakubo - Opus
3. Shin Sasakubo - Fontainebleau
4. Shin Sasakubo - Human Looper
5. Shin Sasakubo_&_Sam Gendel - Nadja



全編完全自宅録音による、篠笛だけを使った、住吉佑太初のソロ作品。
ドローン、物音、ミニマル、様々な音楽形態を形取りながら、篠笛の音表現の可能性を追求した1枚。全6曲収録。


本作はアールヴィヴァン(西武)運営のスペースで高橋悠治が企画したイベント「池袋電脳カフェ」のために制作された幻のカセットの復刻である。これは高橋悠治と藤枝守のマック(*1)を用いたコンピューターシステムの共演で、柴田南雄宅で櫻井卓の手により録音。揺るぎない信念のもと、高橋がマックでコントロールしたサンプリング音源と、藤枝がMAXで操作した音響システムとFM音源(*2)が交錯する意味不明の音塊が収録された。当時のパンフレットに高橋が寄せた言葉 「日常のゆらめく時間のなかに暗い電脳空間の半透明な座標軸が陽炎のように見え隠れする」 は、彼がサイバーオカルト的なものに憑かれていた可能性を示し、また、当時の雑誌取材で 「来なかった人も重要。自分はそこにいなかったけれども、何かが起こっていたらしい、と後で知る。そのイメージから全然別のものが出てくる可能性がある」 と語ったのは予言だったのか。理性が基根をなす現代音楽と怪しい電脳オカルト的世界が交錯したのはごく短い期間であり、本作はその<残してはいけなかったかもしれないもの>を記録した裏歴史資料である。 解説は日本の電子音楽の泰斗、川崎弘二。
=注釈=
*1:植物学者の銅金裕司によると当時のマックは「オカルト的な感じ」が漂い、価格は「軽トラ2台分」だった (『エコロジカル・プラントロン』解説より)。
*2:後に『プラントロン』インスタレーションでも使用されるシステム。
西武が情報発信企業としての黄金期だった80s-90s初頭、西武美術館と付属のショップ《アールヴィヴァン》は、現代美術と実験音楽の交差点だった。見たこともないディスクが並び、高橋悠治は水牛楽団を、藤枝守はアメリカ純正調楽派のミニコミ『1/1』を、そしてサウンドアート黎明期の作家たちは変な音のカセットを販売していた。エム・レコードが放つ『「電脳カフェ」のための音楽』はそんなオカルト的空間で行われたオカルト的な音楽。メロディどころか始まりも終わりもない抽象的な電子音は、今ならググれば簡単に調べられる。しかし多少敏感な人たちですらそういう拠り所がない当時は、より興味深く、かつウサン臭い眼差しで接していたはずである。その「見てはならぬものを見た」トラウマが、30年経って新しい何かを生み出しているとすれば、仕掛け人たちにとっては望外の喜びだろう。 (井部治/OMEGA POINT)
