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Avant-Garde / Contemporary

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David Rosenboom - Brainwave Music = 脳波の音楽 (2LP)David Rosenboom - Brainwave Music = 脳波の音楽 (2LP)
David Rosenboom - Brainwave Music = 脳波の音楽 (2LP)Black Truffle
¥3,697

廃盤最終入荷です、お見逃しなく!バイオフィードバック音楽の金字塔、David Rosenboomが1975年に発表した実験音楽史における一大金字塔「Brainwave Music」(脳波の音楽)がなんと拡張版2LPとなって史上初となるヴァイナル・リイシュー!EM RecordsからのCD再発盤も廃盤となっていた中嬉しい復刻案件。4人の演奏者が自分の体に電極とモニター装置を取り付け、ここから脳波、体温、皮膚の反応についての情報を受け取り、分析し、Rosenboomが操作する複雑な周波数分割器とフィルターのセットへと供給され、壮大な電子ラーガを繰り広げる18分越えの大曲”Portable Gold And Philosophers' Stones”、「チリでの干ばつ」についての3つの異なるバリエーションのテキストが異なるスタイルの異なる声で読まれ、それぞれをベータ、アルファ、シータの脳波バンドに関連付け、不穏なピアノ伴奏とともに、3つの絶えず変化するボーカル録音がソリストのそれぞれの脳波バンドの相対的な優位性によって制御される音声コラージュ作品”Chilean Drought”、アルファ脳波生成と反復的な運動課題の実行との間の関連についての研究に基づく最初期の作品であり、両手で非常に速く、絶え間なく繰り返されるパターンを演奏、彼の脳波をモニターすることによって制御される2つのフィルターがピアノの音を処理し、平均のアルファ波の振幅が増加するにつれて徐々に周波数を上げる”Piano Etude I (Alpha)“など、度肝を抜く歴史的楽曲の数々!すっごい気持ちいいです!40分超にも渡る同時期の追加ライブ音源(77年)を収録。David Rosenboom自身の手によりオリジナル・アナログ・マスター音源からマスタリング。Rashad BeckerによってDubplates & Masteringにてヴァイナル・カット。Lasse Marhaugによるゲートフォールド・スリーヴ・デザイン。貴重写真/作曲家自身による新規ノートも付属。ジャンル問わず音楽好きなら未体験ではいられない一枚です。* 入荷時よりスリーブ左上角にダメージございます、予めご了承くださいませ。

Iannis Xenakis - GRM Works 1957-1962 (LP+DL)
Iannis Xenakis - GRM Works 1957-1962 (LP+DL)Recollection GRM
¥2,824
建築、音楽、数学。INA-GRM作品群を再発していくシリーズRecollection GRMより、制御不能の大量の音を建築と数学的方法論により制御し、たとえようもない強度を持った音楽へ変容させたギリシャ系フランス人の歴史的現代音楽作曲家Iannis Xenakis(1922-2001)が登場。

ブリュッセル万国博覧会(1958年)でフィリップス館を建設。そのフィリップス館にてエドガー・ヴァレーズの大作電子音楽「ポエム・エレクトロニーク」と共に、400個のスピーカーを用いて演奏された'Concret PH'も収録。数学を音楽に取り入れた非常に難解で理解不能な域から弾き出される、このチリチリとしたキシミ感、絶対他では味わえません。その他Pierre Schaefferへ捧げられた、カオティックなコンクレート'Bohor'等々、まるで目の前に全てが完全な建造物を眺めているかの音像の数々。
Company - 1983 (2LP)
Company - 1983 (2LP)Honest Jon's Records
¥3,598
[Incus]復刻シリーズが大好調、またまた早くも重要音源が登場! Jamie Muir、Evan Parker、Hugh Davies、John Corbett、Peter Brötzmannら豪華ゲスト参加!! フリー・インプロヴィゼーションの伝道師、Derek Baileyによって60年代後半に設立された英国が誇る即興音楽集団"COMPANY"。1983年に開催された"Company Week"にて録音された幻の未発表音源が[Honest Jon's]からリリース!! [Incus]復刻・未発表音源シリーズも最早恒例となってきてはいるものの、未だに零れるのは感嘆の溜息ばかり.... 膨大なアイデアとエネルギーが飛び交いながらも決して混沌には陥らず、むしろ淡々と、予定調和のごとく整然とした音場を組み上げる円熟味溢れるパフォーマンスを披露。"Company"の同志として、互いを完全にリスペクトし合った上で生まれる、集団即興の頂とも言うべきサウンドに感服です。
Pauline Oliveros, Stuart Dempster, Panaiotis - Deep Listening (CD)
Pauline Oliveros, Stuart Dempster, Panaiotis - Deep Listening (CD)Important Records
¥1,978
帰還不能の深度です...!! 米女性実験音楽家重鎮であり先駆者、Pauline Oliverosが89年に発表した金字塔「Deep Listening」の30周年を祝し、電子/実験音楽の一大聖地[Important Records]より、同作とDeep Listening Band名義での91年作から抜粋された音源をコンパイル!! 89年に現代音楽の名所[New Albion]から発表した人気作「Deep Listening」と、Deep Listening Band名義で同レーベルに残した「The Ready Made Boomerang」からセレクトされた音源が収録した拡張再発盤。静謐な音場のなかで異次元を生み出すアコーディオン・ドローン、自身のヴォイスで響き渡らせる漆黒のマントラ、文句無しに深く厳かな世界がここに。演者とエンジニアによる回想録John Cageによるテキストが付属。一生ものお探しの方如何でしょう?
Pan Daijing - Jade (White Vinyl LP)
Pan Daijing - Jade (White Vinyl LP)Pan
¥2,690
これは全エクスペリメンタル好きに大推薦の一枚!衝撃のデビュー作から早4年、ドイツ・ベルリンを拠点に活動する中国人女性サウンド・アーティスト、Pan Daijingによる2NDアルバムがその牙城こと名門〈PAN〉からアナログ・リリース。ここにて、Ramleh、M.B.の時代から脈々と継承されてきたインダストリアル/ドローンと地下ノイズの美学、カタルシスを感じさせる不吉なパフォーマンスが渾然一体に。不安と孤独、終末感が全面に漂う圧巻のポスト・インダストリアル傑作!Puce Mary~LINGUA IGNOTA、Pharmakonといったエクストリームな女性作家が好きな方にも。
Piero Umiliani - Atmospheres (LP)Piero Umiliani - Atmospheres (LP)
Piero Umiliani - Atmospheres (LP)Musica Per Immagini
¥3,597
内容激エグで、50年は早い音に感じます・・・映画音楽作品のリイシューが相次ぎ、再絶賛ブームの流れが来ていたことで数年ほど前より読み直しの進んだイタリアの作曲家、Piero Umiliani (Black Sweatが再発した怪盤M. Zallaもこの人!)。1975年に限定出版していたアルバム『Atmospheres』が19年に創設されたイタリアの新鋭レーベル〈Musica Per Immagini〉から復刻!これまた70年代後半の作品とはとても思えない、あまりにも異次元かつ霊能なエクスペリメンタル・ミュージック!深遠なるコスミッシェ・ムジーク(宇宙音楽)の美学から、冥界、「あちら」側なモンド・サウンド〜第四世界ジャズまでもがパッケージされた、もはや異星人な世界観が炸裂した知られざる金字塔的大傑作!!オリジナル・テープからのリマスタリング仕様。
Tetsuo Furudate - The Nocturne, The Nightmare And A Fruit (CD)
Tetsuo Furudate - The Nocturne, The Nightmare And A Fruit (CD)Sub Rosa
¥2,547
その盟友・Zbigniew Karkowskiを始め、Merzbowや美川俊治らとのコラボレーションも知られるノイジシャン/電子音楽家であり、電子音楽、映画、ビデオなどのプロジェクトで、古い作品と新しい作品の間に時間の通路を作り、再適用することで過去を読み直してきた大ベテラン、古館徹夫 (Tetsuo Furudate)。〈SSE Communications〉や〈Staalplaat〉〈menstrualrecordings〉といったアヴァン系の名所にも在籍し、J.S.バッハからMerzbowまで、東洋と西洋のあらゆる文化を取り入れた文化のミックスを生み出すこの人が、21年度最新アルバムを〈Sub Rosa〉から発表!声とピアノが深みのある感情の瞬間に到達する、ボーダーレスなタイムレスな宇宙を再現したコンテンポラリー/アヴァンギャルドな作品となっています。
Yoshi Wada - The Appointed Cloud (CD)
Yoshi Wada - The Appointed Cloud (CD)Em Records
¥2,530
本作『ジ・アポインテッド・クラウド』は、大規模なサウンド・インスタレーションとして1987年に展開されたもので、ヨシ・ワダの代表的な作品として位置付けられているにもかかわらず、彼のこうした活動は、日本にはまったく伝えられてこなかった。
ここに収録されているのは、パイプオルガン風の楽器、巨大な金属板やジャンク素材が組み合わされた大規模な自作楽器が、コンピュータの制御で振動したり叩かれたりするインスタレーションに加え、様々なアーティストが参加した、作品展示のオープニングを告げるライブ演奏である。これは一般公開されたインスタレーションとは大きく異なる内容で、当時、本演奏を体験した招待客によってのみ語り継がれ、半ば伝説化していた1987年11月8日の一度限りのパフォーマンスなのである。
ヨシ・ワダをはじめとする即興演奏畑のアーティストによるバグパイプ、あのマース・カニングハム・ダンスカンパニーの公演でデヴィッド・チュードアらと共演してきたパーカッショニスト、マイケル・パグリース、そしてコンピュータのプログラムを制作したのは、同じ時期にラモンテ・ヤングの演奏でも電子音のアシストをしたデヴィッド・レイナ。
Violent Onsen Geisha - Shock! Shock! Shock! (LP)Violent Onsen Geisha - Shock! Shock! Shock! (LP)
Violent Onsen Geisha - Shock! Shock! Shock! (LP)Urashima
¥3,476
東京を拠点に活動を展開してきた日本の実験音楽家にして「デス渋谷系」の一角を担った”暴力温泉芸者”こと中原昌也。1989年以来、影響を大きく受けたと思われるNurse With Woundなどの前衛/ノイズ音楽やテクノ、ヒップホップまでも横断した感性から、妹のカラオケでの歌声に両親の喧嘩、悲鳴、お椀が割れる音に到るまでのサンプル素材に至る奇抜な音塊が妄想的に継ぎ接ぎされた独自のミクスチャー・アプローチで多くのファンを魅了してきたこの人。The Sadistの手島美智雄主宰の伝説的レーベル〈Vanilla Records〉から89年にカセット・リリースした傑作『Shocks! Shocks! Shocks!』が初のアナログ・フォーマットでの復刻。他にはほとんど類を見ないレコーディング・コンテクストから構築された作品群はSonic YouthやBeckといった海外の人気バンドやミュージシャンのハートまでも射止め、全米ツアーに招聘されることにもなり、98年には現在ではおなじみの小説家としての顔を得て、01年には『あらゆる場所に花束が...』で第14回三島由紀夫賞を受賞、作家、映画評論家としてもその後キャリアを拡大していった名手の衝動/創造性が最大限に詰め込まれた初期の大傑作。実にスリリングなパッチワーク・サウンド/コラージュの応酬が堪能できるキラー作品!伊実験作家Andrea Maruttiによるマスタリング仕様。限定299部。
Ryuichi Sakamoto & David Toop - Garden of Shadows and Light (LP)
Ryuichi Sakamoto & David Toop - Garden of Shadows and Light (LP)33-33 / ThirtyThree ThirtyThree Records
¥3,976
配給元でも既に在庫少。巨匠・坂本龍一とデヴィッド・トゥープの初のコラボレーション作品であり、2018年8月にロンドンで行われたコンサートの全編を収録したものアルバムが奇跡のアナログ・リリース!!!Evan Parker、矢野顕子、Arto Lindsay、Christian Fenneszなどとの共演や映画音楽、ポピュラー音楽領域でのセッション、サウンド・インスターレションにいたるまで、様々な分野でコラボレーションを行ってきたふたりによる未曾有の即興ライブ・パフォーマンスを収めた要注目録音が現行エクスペリメンタル・シーンのカルト・アイコン的なロンドン拠点のレーベル〈33-33〉から登場です。そのタイトルは、日本の園芸の美学からインスピレーションを得たもので、この二者の卓越した美的センスから織りなす空間的なメタファーがそこかしこから感じられる、ミニマリズムの極地とも言える傑作録音となっています!
Michèle Bokanowski - Rhapsodia / Battements solaires (LP+DL)
Michèle Bokanowski - Rhapsodia / Battements solaires (LP+DL)Recollection GRM
¥2,797
これぞ、深淵から響く音。Pierre Schaefferが設立した〈ORTF〉にて電子音楽を学んだフランス・カンヌ出身の女性作曲家であり、Eliane Radigueの弟子、数々の前衛的作品で知られるMichèle Bokanowskiによるエレクトロアコースティック作品が〈Recollection GRM〉から登場!ダンサー/振付師のMarceline Lartigueへと捧げられ、自身のスタジオで18年に作曲された"Rhapsodia"、09年の〈EXiS Festival Seoul〉にて最優秀映画賞を受賞したPatrick Bokanowski監督映画の劇伴として、〈Kira BM Films studios〉にて制作された"Battements solaires"(それぞれ17分にも及ぶ長編)を収録。
Bernard Parmegiani - Violostries (LP+DL)
Bernard Parmegiani - Violostries (LP+DL)Recollection GRM
¥2,797
ミュージック・コンクレート創始者、ピエール・シェフェールによって設立されたフランス音楽研究グループ〈INA-GRM〉の最重要人物にして、Aphex TwinやAutechre、Keith Fullerton Whitmanにも影響を与えた仏の電子音楽家Bernard Parmegiani。69年にLPリリースされた激レア・アルバム「Violostries / Bidule En Ré / Capture Éphémère」より”Violostries”、そして、同アルバムに収録された”Capture éphémère”の88年ステレオ・リミックス版、72年度発表「Chronos」に収録されていた”La Roue Ferris”の3曲をコンパイルした電子音楽好き必携の特大編集盤が〈Editions Mego〉と〈INA-GRM〉協賛で運営される重要レーベル〈RECOLLECTION GRM〉から登場!1965年4月にフランスの“Royan Festival”にて、Devy ErlihとBernard Parmegianiによって初演及び録音された作品であり、作曲家/演奏者と楽器/オーケストラの同時対話として提示される、幾つかの音楽研究の方向性の交差点を表すという”Violostries”(1963年〜64年)、パリの〈Maison de la Radio〉のStudio 105にて67年5月に初演、録音したにも関わらず存在し続ける存在し続ける「時間の経過と共に循環するノイズ」である”Capture éphémère”(1967年に作曲、88年版)、マントンの”Festival des chantiers navals”にて71年8月26日に初演、観覧車を回転させることで、そのレゾナンスと融合して、そのバリエーションをどこまでも永続させ、一定の軸を中心に定期的に進化する動きをスケッチするという”La Roue Ferris” (1971年)の3作品を収録。Rashad Beckerによって〈Dubplates & Mastering〉にてカッティング。Stephen O'Malleyによるレイアウト。やはりクオリティは折り紙付きです!
Annea Lockwood - Becoming Air / Into the Vanishing Point (LP)
Annea Lockwood - Becoming Air / Into the Vanishing Point (LP)Black Truffle
¥3,385
現代の本邦屈指の大名門〈EM Records〉がかつて取り上げた至上の傑作『Glass World Of Anna Lockwood』でもおなじみのAnna Lockwoodの最新タイトルが到着!AMMや灰野敬二、Charlemagne Palestineといった前衛のレジェンドたちの重要作品を数多く手がけてきた、豪州拠点にして、Oren Ambarchi主宰の名レーベル〈Black Truffle〉より、ロンドンの王立音楽大学で電子音楽を学んだニュージーランド出身の女性実験音楽作家、Annea Lockwoodによるニュー・アルバムが登場です!2編の重要なインストゥルメンタル作品を収めた作品となっており、Mary HalvorsonやElliott Sharpなどとの共演も知られる米国の名ジャズ・トランペット奏者Nate Wooleyと、NYCの前衛的なカルテットYarn/Wireがそれぞれ参加。演者全員によるライナーノーツと豪華フォトを掲載したデラックス・ゲートフォールド・スリーヴ仕様。
Niels Lyhne Løkkegaard - Saturations (LP)
Niels Lyhne Løkkegaard - Saturations (LP)Important Records
¥2,843
Jacob Kirkegaardとのコラボレーションでも知られるベテラン作家!自身の運営する〈Hiatus〉や米国実験系名門の〈Important Records〉からも作品を発表してきたデンマーク人作曲家/サウンド・アーティスト/サックス奏者であり、同国の音楽学校である〈Rytmisk Musikkonservatorium, Copenhagen〉こと〈RMC〉で学んだNiels Lyhne Løkkegaardによる最新アルバムが〈Important〉から到着。コペンハーゲンにて16年の11月8日にAlbert Raft、Jeppe Højgaard、Karen Duelund Guastavinoらを始めとした大人数のクラリネット/バスクラリネット奏者を迎えて録音された作品で、その作曲と指揮は自身によるもの。得体の知れない怪奇や不吉があちら側から手招きする、虚脱的&グロテスクなモダン・クラシカル/ドローン・ノイズ作!
Karlheinz Stockhausen - Kontakte (CD)
Karlheinz Stockhausen - Kontakte (CD)Wergo
¥1,965
電子音と生の楽器音の接触、そして'今'という瞬間の接触。

「コンタクテ」とは、'接触'のこと。電子音と生身の奏者(楽器音)の接触であり、そしてシュトックハウゼンのいう'瞬間形式'のそれぞれの瞬間の接触など、様々な意味を含んでいます。
'瞬間形式'について、シュトックハウゼンは、1961年1月12日ケルン西ドイツ放送の深夜音楽番組で次のように述べています;「近年、ドラマチックなフィナーレをもつ形式からは程遠い音楽が多く作曲されている。こうした作品には、クライマックスもその予兆もなく、さらに作品全体が発展していく段階もまったくない。むしろいきなり激しく盛り上がり、作品の最後まで'ピーク'を維持しようとしている。常に最大か最小であり、聴き手はどのように曲が進むかを予測することもできない。あるパッセージの一部という瞬間ではなく、一定の持続の一部分でもない。'今'への集中が、時という水平の概念を打ち破る縦線を作り、無時間的なものへと我々を導いている・・・」
様々な方向から飛び出してくる、ブーブーガーガーいう音や、暗騒音、打楽器、ピアノの音などに耳を傾けるうちに、聴き手は、無情に流れる時間が支配するこの世界から解き放たれ、とても濃密で不思議な音楽体験をするのです。
なお、「コンタクテ」は電子音のみの版と電子楽器、ピアノ、パーカッションのための版の2種類ありますが、ここでは2トラックとも後者の版によっています。
Giusto Pio - Motore Immobile (LP)
Giusto Pio - Motore Immobile (LP)Soave
¥3,144
同じくFranco BattiatoプロデュースによるFrancesco Messina「Prati Bagnati Del Monte Analogo」とは対となるミニマル傑作!イタリア・トリノの放送オーケストラであるRAI国立交響楽団でもヴァイオリニストとして活躍した名演奏家のGiusto Pio。イタリアの前衛音楽を掘り起こす注目レーベル、〈Soave〉よりイタリアのミニマリスト・ムーブメントの象徴的ドキュメントが登場です。David TudorやJohn Cageといった現代音楽からイタリアン・プロッグまで、一時代を築き上げた大名門〈Cramps〉より発表されていた78年作品。持続する単音をベースとしたドローン・ミニマルに、時折絡みつく幽玄なヴァイオリンやクラシカル・ピアノが華を添えながら、神秘的で味わい深い音空間を大いに生み出した大傑作。復刻版ライナーノーツ/貴重写真がインナースリーヴに掲載。限定400部。
Ragnar Grippe - Symphonic Songs (2LP+DL)
Ragnar Grippe - Symphonic Songs (2LP+DL)Dais Records
¥3,595

限定300部クリア・ヴァイナル仕様。Chee Shimizu氏の名著「Obscure Sound」の”Avant-Garde”枠にも掲載!Terry RileyやSun Ra、Steve Reichの作品をも擁する音楽遺産級のミニマル宝庫Shandarからの名作「Sand」(一昨年の再発盤は弊店でも大ヒットしました!)でも知られ、あのジムオルーク氏もラジオで紹介していたスウェーデンの電子音楽家、Ragnar Grippeの未発表作品がDaisから2LPで登場です!新たにBuchlaシンセを用い1981年に製作された作品で、SUSAN BUIRGEによる前衛劇場作品の「Ci-Déla」で用いられました。Ascetic House創設者でありミュージシャンのJ.S. Aureliusによるアートワーク。シンセサイザーの名機で描く大宇宙への憧憬と妄想!オリヴィエ・メシアンの「トゥーランガリラ交響曲」の世界観とも通じる、アウトサイダーなジャーマン・エレクトロニクス。自由な音世界はまさに孤高のものです。Ragnar Grippe自身によるライナーノーツが付属。

HENRY COW - Leg End (LP)
HENRY COW - Leg End (LP)RER VINYL
¥3,175
トレードマークとなった靴下ジャケな大名作!! Fred FrithとTim Hodgkinsonが仕掛けた名エクスペリメンタル・ロック・バンド、Henry Cowの73年1stアルバム!! 本拠地[ReR]からの再発盤が本年度遂にリプレス!! "Rock In Opposition"へと連なる偉大なる命脈。Soft MachineとFrank Zappaといった先駆者たちからの絶大な影響を底流に、類を見ないほど緻密に練り上げたアヴァン・ロック。仰々しいアレンジは一切なく、フリーフォームな即興演奏の妙が一糸乱れず炸裂。間違いなくカンタベリー・シーン最高峰の一枚。未体験の方は是非!
J.P.A. Falzone & Morgan Evans-Weiler - Chordioid (2CD)
J.P.A. Falzone & Morgan Evans-Weiler - Chordioid (2CD)Another Timbre
¥2,597
ヴァインデルヴァイザー楽派の名アンサンブルである”Ordinary Affects”にて16年から共に活動してきたJ.P.A. FalzoneとMorgan Evans-Weiler。それぞれが個別に作曲した長編を収録した2枚組CDが名所〈Another Timbre〉からリリース!19年1月にコネチカット州ミドルタウンのリベラル・アーツ系大学のウェズリアン大学の記念礼拝堂にて、ヴァンデルヴァイザー周りの作品のエンジニアリング、そして、Alan SondheimやJosé Jamesとの共作も知られるLuke Damroschによって録音された一作。虚空のなかで淡々とアイソレーションを加速させる弦楽ドローン・ミニマルなMorgan Evans-Weiler側、哀愁が匂うピアノとヴァイオリン、ヴィブラフォンによる点描的なサウンドが枯淡とした美しさを放ったJ.P.A. Falzone側と、ともに音数は抑えながら、日本的な侘び寂びの風趣さえも感じさせる、大変エニグマティックな室内楽作品。途轍もなく素晴らしいです!
Melaine Dalibert - Musique pour le lever du jour (CD)
Melaine Dalibert - Musique pour le lever du jour (CD)elsewhere
¥2,079
Meditations超強力大推薦盤!ジャケット・アートワークはDavid Sylvian(!)Erstwhile RecordsやGravity Waveの運営にも携わるYuko Zamaが始動した新レーベル、elsewhereからは、フランスのピアニスト/作曲家のMelaine Dalibertによる2017年のピアノ・ソロ作品が堂々のリリース!本作は、ハンガリー出身のフランスのメディア・アーティスト、Vera Molnarの作品からインスパイアされ、自然現象の変遷からインスピレーションを受けたという作品。Dalibertはこの作品の作曲のために、アルゴリズムの手順を開発。モートン・フェルドマンのモードによって、瞑想的な階層化された共鳴音楽の作品。儚くも力強さを感じさせる繊細なタッチ、この季節の透明な空気へとよく馴染む、可憐で美しいピアノ・ソロ・マスターピースとして仕上がっています。このあまりあるピュアな響きにはたただただ沈んでいくばかりです・・・マスタリングはなんとTaku Unamiが担当!限定500枚。Gigi Masinや柴野さつきが好きな方にも!全音楽好きに大・大・大・大・大推薦の一枚です!
Melaine Dalibert - Anastassis Philippakopoulos: piano works (CD)
Melaine Dalibert - Anastassis Philippakopoulos: piano works (CD)elsewhere
¥2,079
大推薦!Erstwhile RecordsやGravity Waveの運営にも携わるYuko Zamaが始動した要注目のコンテンポラリー系レーベル、elsewhereからは、フランスのピアニスト/作曲家のMelaine Dalibertによる最新アルバムが登場!ヴァンデルヴァイザー学派でも知られるフランス出身のギリシャ人作曲家Anastassis Philippakopoulosによる12編のコンポジション(2005年から2018年に作曲)をMelaine Dalibertがピアノ演奏。2019年7月24日にフランス北西部のイルエビレーヌ県のコミューン「サン=モガン」で録音されたパフォーマンスを収録。ミニマリズムと現代的なロマン主義、禅の内省的な深さをユニークにブレンドし、陰影へと包まれながら、点描的に織り上げる静謐なピアノの響きとシンプルながらも感動的なメロディ。広大で深遠、そして、物語的かつ詩的に描かれたその世界観は素晴らしいの一言です。Taku Unamiによるミックス&マスタリング。Michael Pisaro作品でも知られるDenis Sorokinによるアートワーク。Edition WandelweiserやAnother Timbre作品が好きな人にもオススメの一作!
Yoshi Wada - Singing In Unison (CD)
Yoshi Wada - Singing In Unison (CD)Em Records
¥2,530

ヨシワダの初期から全盛期を概観した4 作品を送り出して完結と思ったら、出てきました秘蔵録音!題名からわかるように、2、3人で同じ音程を歌うという簡潔な作品で、知らずに聴けば、どっかのお寺のお経そのまんま!なんじゃ~こりゃ~!と思ったが、実はワダの作品履歴上で重要な位置にある。

  作曲された1978 年が、ラモンテ・ヤングの共同体にいて直接的影響を受けた74 年の「アースホルン・・・」と、後に初リリースとなる81 年の単独作「ラメント・・・」の中間の時期であることを考えれば、この作品がミッシング・リンクであった可能性がある。おそらく彼は、パンディト・プラ ン・ナートの北インド伝統歌唱法をラモンテと一緒に学びながらも、やがて「一本の線によって厳格に統率される」ラモンテの思想から離れ、より即興性の高い ソロ歌唱の「ラメント・・・」に行き着いた。この「シンギング・・・」は、そういう独自の表現を模索していた過渡期に生まれた実験のひとつだったのだ。

それにしても、この果てしなく続く不安定に揺れ動く微分音のトーンは、洗練とは対極にあるキモチ悪さ!これを1 時間聴くのは、愛を持っていても自虐に違いない。しかし、長くつきあえば拷問が快楽に変わるのは世の条理。そこに秘儀が隠されている!短縮版CD で快感を覚え、どっぷり浸りたいと願うM な方には、完全版3LP をオススメする。なんと当時2 日連続で行われた同じプログラムすべてを収録した、最強拷問アイテムなのだ!(井部 治/ OMEGA POINT)

+ 1978 年、NY のザ・キッチン・センターでの録音
+ 96khz/24bit 高音質リマスター
+ ヨシ・ワダ自身による解説(装丁画もヨシワダ)
+ 日本語・英語両掲載 

From Scratch / goat / Don't DJ / 小林うてなグループ - 「8,9,10」「9,10,11」(『ガン・ホー1,2,3D』より) (2LP)
From Scratch / goat / Don't DJ / 小林うてなグループ - 「8,9,10」「9,10,11」(『ガン・ホー1,2,3D』より) (2LP)Em Records
¥3,035
ニュージーランドの伝説的な演奏集団フロム・スクラッチの代表作であり難曲『ガン・ホー1,2,3D』に現行3アーティストが挑む。パーカッションを共通分母に各人が奏法を探求したカヴァー演奏集です。皆、一所懸命に作りました。どうかよろしくお願いします!

フロム・スクラッチは、極左音楽家コーネリアス・カーデューに学んだフィル・ダドソンが、スクラッチ・オーケストラのニュージーランド支部として70年代に組織した演奏集団が発展したものだ。彼らは戦闘的な風貌のカスタム楽器で世界的に知られ、坂本龍一も一目おいた打楽器ユニットとなり、2度の来日も果たした。

彼らの真骨頂といえる作品がこの難曲『ガン・ホー1,2,3D』で、演奏者が個別に異なる拍子を叩くホケティングを特徴とし、正確な反復リズムでの究極のポリリズムは圧巻。文字面では機械的で無機質な響きだが、塩化ビニル製チューブから発生する倍音まみれの俗物的な音と人力演奏による僅かな誤差が有機成分となって不思議な恍惚感を生む。

今作では『ガン・ホー1,2,3D』で最も複雑な8,9,10拍子と9,10,11拍子で演奏された1981年のオリジナル録音を筆頭に、国内外の現行3アーティスト:YPY 日野浩志郎率いるゴート(M2)/独の奇才Don't DJ(M3)/鬼の右腕を経て現在D.A.N、トクマル・シューゴ等で活躍する小林うてな(M4)が解釈に挑んだカヴァーの計4作品を収録。全て楽譜を元に演奏しているが4者の解釈はまるで異なり、相当に高度な演奏にもかかわらず反復リズムゆえポップな様相を呈している。
From Scratch / goat / Don't DJ / 小林うてなグループ - 「8,9,10」「9,10,11」(『ガン・ホー1,2,3D』より) (CD)
From Scratch / goat / Don't DJ / 小林うてなグループ - 「8,9,10」「9,10,11」(『ガン・ホー1,2,3D』より) (CD)Em Records
¥2,640
ニュージーランドの伝説的な演奏集団フロム・スクラッチの代表作であり難曲『ガン・ホー1,2,3D』に現行3アーティストが挑む。パーカッションを共通分母に各人が奏法を探求したカヴァー演奏集です(※リミックス集ではありません)。皆、一所懸命に作りました。どうかよろしくお願いします!

フロム・スクラッチは、極左音楽家コーネリアス・カーデューに学んだフィル・ダドソンが、スクラッチ・オーケストラのニュージーランド支部として70年代に組織した演奏集団が発展したものだ。彼らは戦闘的な風貌のカスタム楽器で世界的に知られ、坂本龍一も一目おいた打楽器ユニットとなり、2度の来日も果たした。

彼らの真骨頂といえる作品がこの難曲『ガン・ホー1,2,3D』で、演奏者が個別に異なる拍子を叩くホケティングを特徴とし、正確な反復リズムでの究極のポリリズムは圧巻。文字面では機械的で無機質な響きだが、塩化ビニル製チューブから発生する倍音まみれの俗物的な音と人力演奏による僅かな誤差が有機成分となって不思議な恍惚感を生む。

今作では『ガン・ホー1,2,3D』で最も複雑な8,9,10拍子と9,10,11拍子で演奏された1981年のオリジナル録音を筆頭に、国内外の現行3アーティスト:YPY 日野浩志郎率いるゴート(M2)/独の奇才Don't DJ(M3)/鬼の右腕を経て現在D.A.N、トクマル・シューゴ等で活躍する小林うてな(M4)が解釈に挑んだカヴァーの計4作品を収録。全て楽譜を元に演奏しているが4者の解釈はまるで異なり、相当に高度な演奏にもかかわらず反復リズムゆえポップな様相を呈している。

+ CD 版:日本語・英語解説/通常ジュエルケース/ブックレット封入

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