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Ambient / Minimal / Drone

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Luís Fernandes - Textures & Lines (CD)Luís Fernandes - Textures & Lines (CD)
Luís Fernandes - Textures & Lines (CD)Holuzam
¥2,069
吉村弘や芦川聡といった日本のアンビエントとも違う超時的な魅力を醸す新たな環境音楽の姿。アンゴラ発祥のダンス・ミュージック「クドゥロ」をアップデートさせた独自のサウンドを突き詰めるだけでなく〈Warp〉関連アクトを2組も輩出したポルトガル・リスボンのゲットー・レーベル〈Príncipe〉人脈として知られるカルト・レーベル〈Holuzam〉。同国北西部の都市ブラガ出身の電子音楽家であり、Lawrence English主宰の〈Room40〉や〈Clean Feed〉傘下の〈Shhpuma〉などにも在籍する奇才、Luís Fernandesの2020年CD作品をストック。ポルトガルのアンサンブルDrumming GPに依頼されたことで制作が始まったタイトルとなっており、盟友Joana Gamaを始め、同アンサンブルのメンバーを含めた数名のパーカッション奏者が参加。古典的な現代音楽の限界へと挑戦し、聴くたびに進化する風景を生み出したイマジナリーかつ永続的なモダン・クラシカル作!
V.A. - Antologia de Música Atípica Portuguesa Vol.3: Canto Devocinário (LP)
V.A. - Antologia de Música Atípica Portuguesa Vol.3: Canto Devocinário (LP)Discrepant
¥2,578
隠れた2021年度ベスト・アルバムの一つ!〈Discrepant〉流の空想民俗音楽像をコンピレーションとして具現化した名シリーズ『Antologia De Música Atípica Portuguesa』、予定外の第3弾がアナログ・リリース。今作のテーマは聖歌や賛美歌といった儀式音楽とのことで、〈Warp〉サブ・レーベルの〈Disciples〉からベスト盤的コンピレーションが組まれた〈Príncipe〉クルーのNiagara、〈Ecstatic〉や〈Alien Jams〉からの怪作でも知られるSerpenteなどを始めとした全8組を収録。瘴気とエーテルの狭間で異世界を漂うエスノ・コンクレートなNiagaraの”Paulo, Apolo e Pedro”、第四世界よりもさらに奥地を感じさせるあまりにも深遠なトライバル・ミニマル、João Pais Filipeの”V”など、度を越して破格かつ”異”なサウンドが満載の一枚。
Babau - Stock Fantasy Zone (CS+DL)Babau - Stock Fantasy Zone (CS+DL)
Babau - Stock Fantasy Zone (CS+DL)Sucata Tapes
¥1,351
共に〈Artetetra Records〉の創設者としても知られるイタリアのアーティスト、Luigi Monteanni & Matteo Pennesiによるデュオ、Babau。元々はマカオの〈Saturnalia〉フェスティバル・オンライン版であった〈Turn Us Alias 2020〉の模擬ライブ・ブートレグとして構想した作品であるニュー・アルバム『Stock Fantasy Zone』が〈Discrepant〉よりカセットで登場。『Rip It Up and Start Again: Postpunk 1978–1984.』(日本では『ポストパンク・ジェネレーション』として邦訳)などを始めとした名著の数々でも知られるSimon Reynoldsが2020年のアルバムとして絶賛し、Kode9がイタリアの極めて先鋭的な音楽フェスティバル〈Club To Club〉から発表したミックステープにも2曲ピックされている逸品。ジョン・ハッセルの第四世界アンビエントから、Aylu〜Uio loi辺りの箱庭版Visible Cloaksなバーチュアル・エレクトロニカ/ニューエイジ像までもが行き交う極上のサイケデリック・ミュージック。限定100部。
Monopoly Child Star Searchers - Prince of Parrot Shooters / The Aqueducts of Channel Island (LP)Monopoly Child Star Searchers - Prince of Parrot Shooters / The Aqueducts of Channel Island (LP)
Monopoly Child Star Searchers - Prince of Parrot Shooters / The Aqueducts of Channel Island (LP)Discrepant
¥2,568
あなたの想像力に忠実であれ。想像上の世界からの熱狂的な夢の記録、あるいは、角を曲がったところに潜む異形の現実への入り口。弊店でも大人気を博した16年作『The Stimulated Australia』でも知られるあの人のニュー・タイトル!2010年代のオンライン・アンダーグラウンドを駆け抜けた巨大ムーブメント”Vaporwave”のオリジネイターのひとり、James Ferraroとの伝説的ユニットThe Skatersでの活動も知られる鬼才Spencer ClarkによるMonopoly Child Star Searchersの最新アルバムが〈Discrepant〉から登場!2012年1月に行われた〈The Wire〉誌のインタビューで、The Skatersの活動中に学んだ最も重要な「教訓」のひとつは「自分の想像力に忠実であること」だとも語ったスペンサー。この人生のモットーを胸に新たな冥界を探し求める彼の新たなイマジナリーかつ非常にプライヴェートな曼荼羅作品!2018年の前作『Make Mine, Macaw』で見せた秘境のさらに奥地へ。チャカポコと夢見心地で多幸感溢れるハンド・パーカッションの反復、自然の呼び声、天上なシンセサイザーのハーモニーがトランスを誘発する空想民俗音楽のひとつの境地と言える傑作!これは、X.Y.R.やLes Hallesなどのファンの方ももちろん必聴です。
Will Long - Long Trax Singles and EPs Vol. 2 (CD)
Will Long - Long Trax Singles and EPs Vol. 2 (CD)Will Long
¥1,754
Meditationsでもベストセラーだった、Celer名義で多数のアンビエント作品を発表する東京在住のWill Longによる、アンビエントxハウスなLong Trax続編5がリリース!有機的なアンビエンスと、深遠でモノトーンなディープ・ハウスとの邂逅。極限までに無駄を削ぎ落としたストイックで瞑想的と言えるハウスと、メッセージ性強いヴォーカルサンプルにより沈黙から語りかけてくるかのような崇高な内容です。普段ハウスを聴かない方にも大推薦。6面パネルスリーブのTsuji Aikoによるアートワークも必見。
Will Long - Long Trax Singles and EPs Vol. 1 (CD)
Will Long - Long Trax Singles and EPs Vol. 1 (CD)Will Long
¥1,754
Meditationsでもベストセラーだった、Celer名義で多数のアンビエント作品を発表する東京在住のWill Longによる、アンビエントxハウスなLong Trax続編4がリリース!有機的なアンビエンスと、深遠でモノトーンなディープ・ハウスとの邂逅。極限までに無駄を削ぎ落としたストイックで瞑想的と言えるハウスと、メッセージ性強いヴォーカルサンプルにより沈黙から語りかけてくるかのような崇高な内容です。普段ハウスを聴かない方にも大推薦。6面パネルスリーブのTsuji Aikoによるアートワークも必見。
celer - In Light Of Blues (CD)
celer - In Light Of Blues (CD)Two Acorns
¥1,577
Lawrence English主宰のもとMerzbowにDavid Toop、鈴木昭男まで、数々の名だたる名作家を送り出してきた豪州の電子音響系大名門〈Room 40〉より、Meditationsでも大大大ベストセラーだった、Will Long名義での良好アンビエント x ハウス作品も知られる東京在住のアンビエント作家Celerが登場。ノスタルジックにして、枯淡とした静けさと陰影が滲む音景色の中より、希望を感じさせる一筋の光が舞い込む、来たる秋の日に相応しいドローン/アンビエント珠玉の一枚!マットラミネート&エンボス・スリーヴ仕様。大推薦!!!!
V.A. - All Welcome Volume 3 (LP)V.A. - All Welcome Volume 3 (LP)
V.A. - All Welcome Volume 3 (LP)Good Morning Tapes
¥3,341
きましたっ・・・・!!!! 待望の第三弾です。ニューエイジ、バレアリック、アンビエント・リスナーは勿論要チェック。D.K.にAnthony Naples、Tapesなどなど曲者揃いなフランス拠点の現行エクスペリメンタル界隈きってのカルト・レーベルこと〈Good Morning Tapes〉からは、昨今注目を集めるレーベルメイトが揃い踏みのショーケース的コンピレーション・アルバムの最新タイトルが一年振りに登場です!先日には〈Quiet Time Tapes〉からも今年度最重要クラスのアンビエント作品を放ったスペイン・バルセロナ拠点のプロデューサー/ヴィジュアル・アーティスト”Nueen”、音楽/芸術一家で生まれ育った経験から大きなインスパイアを受けているというジョージアのマルチメディア・アーティスト、個人的にもイチオシな"Saphileaum"、韓国・ソウル拠点のエレクトロニック・ミュージック・プロデューサー/DJデュオ、"Salamanda"、三重県出身、ブラジル・サンパウロ在住のサウンドアーティスト”Yama Yuki”など、レーベルメイトたちを中心に意欲的な面々をコンパイルした極上ニューエイジ/アンビエント・ワークス!これはここの入門盤にもピッタリな一枚と言えるでしょう。限定500部。
Ros Bandt and LIME - Soft and Fragile (LP)
Ros Bandt and LIME - Soft and Fragile (LP)Efficient Space
¥3,830
『ニューエイジ・ミュージック・ディスクガイド』にも掲載しました!アカデミックなものでなく、ニューエイジらしい気迫と瑞々しさを持ちながら、それを全く意識していない、ゴージャスで、超時的な表現力に満ち溢れた実験音楽。1980~1995年までの豪州及びニュージーランド産のアンビエント・ミュージックへとフォーカスした〈Bedroom Suck〉からの金字塔的編集盤『Midday Moon』にも収録され、各地のマニアたちの間で密かに注目を集めている同国の音楽学者/楽器デザイナーであり、音響彫刻やエレクトロニクス、アコースティックエコロジー、創作自作楽器などを用いた作品や著作、教育活動でも知られているRos Bandt。1983年にメルボルンの〈Move Records〉から発表した2ndアルバムが〈Efficient Space〉より史上初となるアナログ・リイシュー。現代音楽家/創作自作楽器製作者Harry Partchより触発されて制作された硝子の壺や瓶を吊り下げたFlagongという自作楽器と粘土製の焼き物打楽器を用いて制作されたアルバム。熱暑のなか白昼堂々お化け屋敷にでも迷い込んだような得体の知れない清涼感がヒンヤリとする中で、心の深部へと迫る静謐な響きが淡々と連なっていく豪州産音響ドローン/アンビエントの知られざる傑作!チベット密教に接近して以降のEliane RadigueやTomoko Sauvage、Stephan Micusが好きな方にもオススメ。
Eliane Radigue - Œuvres électroniques (14CD BOX)Eliane Radigue - Œuvres électroniques (14CD BOX)
Eliane Radigue - Œuvres électroniques (14CD BOX)INA-GRM
¥9,937

Meditationsでもベストセラーだった人気ボックスセットが、待望の再プレスです。さすが、INA-GRM!Bernard Parmegiani、Luc Ferrari、Francois Bayleなどの箱物に続き、またしても名編集盤が登場です!チベットと電子音楽を合一させたグル、Eliane Radigueのディスコグラフィーを辿る14枚組ボックス・セットが豪華ブックレット付きでリリース!フランスのRTFスタジオでミュージック・コンクレートの創始者である、Pierre SchaefferやPierre Henryといった巨星に師事し、数十年間に渡り、深淵なる電子音楽を作り上げてきた彼女の歴史的アーカイブがここに!今では入手困難なタイトルを含む、CDフォーマットでリリースされた名作の多くを収録した14枚組ボックス。MetamkineのミニCD「Biogenesis」まで収録した、ラディーグ・ファン必携のアイテムです。80ページにも渡るブックレットが付属(仏/英)。

Piry Reis - Caminho Do Interior (Deluxe Edition) (LP)
Piry Reis - Caminho Do Interior (Deluxe Edition) (LP)PIRY REIS
¥2,644
ブラジル産オブスキュア・エレクトロニック・ミュージックをコンパイルした〈Music From Memory〉の看板コンピこと『Outro Tempo』収録のあのニューエイジ歌謡の一大アンセム"O Sol Na Janela"も収録!Egberto Gismontiが〈ECM〉傘下に運営した大名門〈Carmo〉にも在籍、ジスモンチとの作品(こちらも大変入手困難)で知られるブラジリアン・サイケ・フォークの至宝にしてリオデジャネイロ出身のギタリスト、Piry Reis。オリジナルは3万越えでも取引された鬼レア盤『Caminho Do Interior』がデラックス・エディション仕様で待望のアナログ復刻!昨今のブラジル産のオブスキュア・ミュージック再評価の流れの中でまたしても重要な再発物件。まさに霊性+フォークロアの神域。ジャズからボサノヴァ、古典音楽までも煮込み、音響的滋養満点な正真正銘、奇跡の一枚!ジスモンチもゲスト参加。 ボーナス・トラックとして74年の激レア7インチ作品『Quase Meio Dia / Idade Média』から"Idade Média"を追加収録しています。180G重量盤&リマスタリング仕様。〈Carmo〉ファンは絶対に必携。全バレアリック~ニューエイジ好きに大推薦!
The Humble Bee - Light Trespassing (CD)
The Humble Bee - Light Trespassing (CD)Motion Ward
¥2,698
既に版元完売。The Boats、The Remote Viewer、The Seaといった名だだるグループでも傑出した作品を残す、イギリスを代表するアンビエント作家のひとりCraig Tattersallの変名= The Humble Beeによる限定CDアルバムが到着。版元は、uonやUlla、Pontiac Streatorといった〈West Mineral〉界隈のカルト的人気作家たちを数多く擁するLAの重要レーベル〈Motion Ward〉で、先日の〈Astral Industries〉からの『A Miscellany For The Quiet Hours』再発に続くdubient界隈からのリリースとなっています。この人らしい稀有な魅力を醸すセンチメンタルな影が霞みがかったアンビエンスと不穏なヒスノイズの合間を縫うように漂いっぱなし。「あちら側」の足音と囁きが手招きする鈍色のアンビエント/モダン・クラシカル作!Ian Hawgoodによるマスタリング。極上!!!
Jake Muir - Mana (LP+DL)
Jake Muir - Mana (LP+DL)Ilian Tape
¥3,241
意外な所からドロップしていた2021年度重要タイトルのLP版が遂に発売!ドイツ・ミュンヘン拠点の名兄弟、Marco Zenker & Dario Zenkerが運営する大人気レーベルであり、SurgeonやSkee Mask、Laksaといった鋭い面々を揃える〈Ilian Tape〉からは、〈Sferic〉や〈Boomkat Editions〉などにも一際エッジの効いた作品を残している現行アンビエントの要注意作家、Jake Muirによる最新アルバムがアナログ・リリース。カルト人気を博す名作家uonことSpecial Guest DJも〈Club Night Club〉から昨年発表した自身のミックステープ・カセット作品『Acid In The Sky』の冒頭で彼の楽曲を紹介していましたが、その変名であるCaveman LSDもA2でゲスト参加。Pendantや前述のuon、Exaelといった、近年興隆を極めている〈Basic Channel〉対流なダブ・アンビエント(Dubient)の深淵な美学と不穏な影、憧憬までもが連なっていく虚脱イルビエント傑作!レーベル主将タッグ= Zenker Brothersによるマスタリング。
Harold Budd - The Pavilion Of Dreams (CD)
Harold Budd - The Pavilion Of Dreams (CD)Superior Viaduct
¥2,191
手放しで称賛したい歴史に刻むMASTERPIECE!!DevoからEduard Artemiev、Tony Conrad、Alvin Curran、Screamersまで、世界各地のアヴァンギャルドにミニマル、パンク、ニューウェイヴの音楽遺産を現代へと再提示するのみならず、新進気鋭の作家も送り出してきた大名門である〈Superior Viaduct〉がまたしても偉業へと着手。イーノの盟友であり2020年に惜しくもこの世を去ったHarold Buddが残した〈Obscure〉レーベルの金字塔でありイーノ・プロデュースの第2弾『The Pavilion Of Dreams』(『夢のパビリオン』)がアナログ・CDリイシュー。Marion Brown、Gavin Bryars、Michael Nymanなどを始めとした偉才たちのゲスト参加は見逃せません。数十年の時を経た今もなお輝きを増し続けるアンビエント・ミュージックの稀代の傑作。ミニマリズムと室内楽アンサンブル、ジャズ・バラードが優美なコンポジションの中で巧みにミックスされた天上(突破)な一枚であり、新たな音楽言語の誕生を記録したともいうべき祝福された音世界。同年に発表されることとなったライヒの『Music For 18 Musicians』というミニマリズムの傑作とも肩を並べていると言えるでしょう。坂本龍一、Jon Hassell、Mark Hollisのファンにも勿論レコメンド!
Francesco Messina - Reflex (12")
Francesco Messina - Reflex (12")Superior Viaduct
¥2,372
Joanna Brouk、Luciano Cilio、Charlemagne Palestineのファンにも!イタリア歌謡界代表格であり、昨年惜しくもこの世を去った偉才Franco Battiatoプロデュースのもと〈Cramps〉に残されたカルト・アンビエント傑作であり、同じくバッティアートの手掛けたGiusto Pio「Motore Immobile」とは対となる伝説的なアルバム『Prati Bagnati Del Monte Analogo』でも知られるFrancesco Messinaの79年作が、世界各地の音楽遺産を現代へと呼び起こす名門〈Superior Viaduct〉より待望のアナログ・リリース。1979年にイタリア・ミラノの劇場に出演を依頼された際の演目であった3曲を収めた作品となっており、実に30年以上の時を経て、この度初となるアナログ化!有機的な生々しさと心に沁みる美しさで現代音楽の地平を再考する孤高のアヴァンギャルド/ミニマリズム。『Prati Bagnati Del Monte Analogo』でも仕事を共にしたRaul Lovisoniもフルートで参加しています。
Nivhek - After Its Own Death / Walking In A Spiral Towards The House (2LP)
Nivhek - After Its Own Death / Walking In A Spiral Towards The House (2LP)W.25TH
¥3,351
Pitchforkでは8.3点、Best New Musicのスコアを獲得!ドローン・フォークの新境地を開拓してきたオレゴン州ポートランド出身の才媛GrouperことLiz Harrisの新名義Nivhekが始動。ポルトガルのアゾレス諸島、ロシアのムルマンスクに滞在していた特に録音した素材を出身地のオレゴンで完成させたというデビュー・アルバム。メロトロンやギター、フィールド・レコーディング、テープ・マニュピレーション、ジャンクのエフェクター・ペダルなどを駆使し、自身の卓越したボーカル・ワークとともに淡々と描き出すアトモスフェリックな音風景はまさに圧倒的。鬱屈としたドローン気流がノイズを迸らせ渦を巻きながらも、その中からやはり彼女の独特の神々しさが溢れ出す唯一無二のサウンドにはただただ呑み込まれるばかり。
Fluence - Fluence (LP)
Fluence - Fluence (LP)États-Unis
¥3,163
ニューエイジ〜アンビエント・リスナーにも!オリジナルは、名キーボーディスト = Philippe Besombesも参加した電子音楽グループ"Pôle "が運営していた仏の〈Pôle Records〉より75年に発表。元祖トイポップことフランス前衛ポップの大スター、Pascal Comeladeの別名義Fluenceの唯一作が、世界各地のアンダーグラウンドな音楽史を現代へと再提示する名門〈Superior Viaduct〉傘下の〈États-Unis〉より復刻リリース!仏南部の都市、モンペリエで74年から75年にかけてレコーディング。豊穣な実験精神と深遠なるプログレッシヴネスを湛え、時代性を超越した印象的な音世界へと昇華。フリップ&イーノ~リシャール・ピナス、ポポル・ヴーの幻影さえも付き纏うヴァナキュラー&コスミッシェなサウンド全開に、オブスキュアな電子音楽観を披露した傑作。ナンバリング入り限定750部。
Tony Conrad - Ten Years Alive On The Infinite Plain (2LP)
Tony Conrad - Ten Years Alive On The Infinite Plain (2LP)Superior Viaduct
¥3,634

精巧にカットされた、重厚な特殊スリーブ仕様。永久音楽劇場直系、La Monte Youngファンにも!なんとLaurie Spiegel、Rhys Chathamが参加した歴史的一枚(Jim O'Rourkeもエディットで参加)。前衛音楽再興の地、Superior Viaductからは、Genesis P-OrridgeやJohn Cale、Faustなど数々のアヴァンギャルドの象徴的人物と共闘してきた、アメリカン・ミニマル史に燦然と煌めく前衛作家にして映像作家のTony Conrad未発表作品が堂々の公開です!

1971年にアーティスト・コレクティヴとして発足し、Vito AcconciやLaurie Anderson、Robert Mapplethorpeなど数々の実験アーティストや作家が革新的なアイデアを発表してきたニューヨークのライブ/展示スペース、The Kitchenでの72年のパフォーマンスを収録した17年発表2枚組。Anthony BraxtonやSunny Murray Trioなど無類のジャズ・アーティストを輩出したMoers MusicやAlga Marghenなどに籍を有し、Arthur RussellやJon GibsonらとともにThe Flying Heartsで活動した前衛作家にしてギタリストのRhys Chatham、 アップルコンピュータのソフトウェア開発にも関わったとされる電子音楽のパイオニア、Laurie Spiegelがベースとストリングスで参加しており、 Tony Conrad自身はバイオリンを担当しています。ミニマリズムを奔放に解釈したサイケデリック室内楽は、ストリングスによる絶え間ないドローンの気流へと寄り添うように不規則なベースのパルスで織りなされる弦楽重奏で具現化され、シンプルながら非常に磨き上げられた奥の境地にあり、まさに無類。音響的マテリアルは決して多くないですが脂乗りまくっています。ライナノーツにはChathamによる回顧録が収録。ゲイトフォールド仕様。

YoshimiOizumikiYoshiduO(YoshimiO x 和泉希洋志) - To The Forest To Live A Truer Life (CD+Poster)
YoshimiOizumikiYoshiduO(YoshimiO x 和泉希洋志) - To The Forest To Live A Truer Life (CD+Poster)Shocky
¥2,640
2020年、ドングリが落ちるかすかな音と静寂の森の中、YoshimiOが在るがままに発した自然現象としての声と、曖昧な「音」の感覚を具体性に置き換えるアナログ装置=ピアノによる即興演奏をセルフ録音。その録音されたデーターをizumikiYoshiのモジュラーシンセに入力し、高度に蒸留生成して生まれた、”声とピアノ”だけを素材に作られた作品YoshiniOizumikiYoshiduO~TO THE FOREST TO LIVE A TRUER LIFE~が出来上がりました。
Enno Velthuys - Different Places (LP)
Enno Velthuys - Different Places (LP)Dead Mind Records
¥3,162
こりゃ「あちら」側の音だ。シアトルの大名門〈Light In The Attic〉が編纂した3大ニューエイジ・コンピの一角、欧州版『I Am The Center』こと『The Microcosm: Visionary Music of Continental Europe, 1970-1986』でも紹介されていた蘭のカルトな地下アンビエント作家、シンセサイザー奏者にして、60年代には様々なバンドのギタリストとしても活動、ドローイング作品も残していたという同国の伝説的存在、Enno Velthuys。昨年に引き続き、彼が87年に残した大変希少なカセット作が史上初となるアナログ化!版元は今作もThe HatersやClub Moral、Contagious OrgasmにHermann Nitschなど実に尖った面々を手がけるノイズ/アヴァン系のレーベル〈Dead Mind Records〉。前衛音楽ファンにとっては、De FabriekやKapotte Muziekといった名前が真っ先に思い浮かぶ蘭の地下/前衛音楽シーンの最深部で活動。Radioheadとの共作も知られるチェロ奏者、Oliver Coatesもフェイバリットに挙げる存在ですが、活動当時はカセット作品しか残しておらず、その作品が単独LP化されたのは昨年先行して再発された『A Glimpse Of Light』が初となっていました。そんな彼の楽曲が初めてLP作品に収録されたのは、1970年から86年に及ぶ欧州産ニューエイジ/アンビエントを再評価目線でコンパイルした前述の『The Microsm』となっていますが、VangelisやAsh Ra、Popol Vuhといった著名なアクトから、リバイバル以降に巨大な存在へと飛躍したGigi Masin、Francesco Messinaという面々が並ぶ中で一際異彩を放つ存在でもありました。本作には、当時の地下シーンのカセット・ネットワークに幻滅し、精神状態も悲しいほどに悪化していたという経緯も反映されてか、吉村弘やエリック・サティの陰影が没入感溢れる広々としたコズミック・アンビエンスとミックスされた様な、メランコリックな箱庭の音楽。リマスタリングを手がけるのはジム・オルークとの昨年のコラボ作も当店好評だった同国のベテラン作家Jos Smolders。
Jabu - Sweet Company (LP+DL)
Jabu - Sweet Company (LP+DL)do you have peace?
¥2,783
人気作が待望のリプレス。ブリストル・サウンドを次世代へと継承しアップデートしてきた同地の地下シーンが産んだ奇跡のコレクティヴ〈Young Echo〉の構成員であり、今は亡き大名門〈Blackest Ever Black〉や〈No Corner〉などからのリリースでも知られる同地の名トリオ”Jabu”。自身らが2020年に始動させた要注目レーベル〈do you have peace?〉よりキャリア二作目となるフルレングスLPが登場。前作『Sleep Heavy』が悲哀を淡々と追求したものでありダークで実体のないものだったのに対し、今作『Sweet Company』ではより深くて鎮静的な魂へと昇華、親密でプライヴェートなトリップ・ホップ/ドリーム・ポップの傑作に。まるで、Tricky、Tirzah、King Midas Sound、Junior Boysの夢の共演を見ているかのような、広大にして壮麗な内的風景が続く一枚。
Shuttle358 - Chessa (2LP+DL)
Shuttle358 - Chessa (2LP+DL)KEPLAR
¥4,469
ミニマルなアンビエント/グリッチを軸に、〈Mille Plateaux〉や〈12k〉といった名門から卓越した作品群を送り出してきたDan Abramsによる大人気プロジェクトことShuttle358。2004年に〈12k〉からCDオンリーでリリースしていた傑作が初のアナログ・リイシュー!版元は、Matthias NeuefeindのもとVladislav DelayやGiuseppe Ielasi、Arovaneといった数々の名手による傑作を昨今再発してきたドイツの名所〈Keplar〉。珠玉のミニマリズムと郷愁がエレクトロニカの普遍にしてタイムレスな憧憬の中で溶け合う極上のアンビエント・ミュージック。まさに一つの永遠です。未発表トラック3曲をD面に追加収録。Stephan Mathieuの手によるマスタリング、〈Loop-o〉でのカッティングと盤質も万全。限定500部。
Mndsgn - Rare Pleasure (CS)Mndsgn - Rare Pleasure (CS)
Mndsgn - Rare Pleasure (CS)Stones Throw
¥1,795
シティ・ソウル〜メロウ・ジャズ好きにも大推薦!TeebsやBenny Sings、Rejoicerといった豪華面々ともコラボレーション、〈Fresh Selects〉や〈Stones Throw〉といった名所から繰り出してきた傑作の数々によって、LAビート・シーンのダイナミズムを大いに加速させてきた恐るべき才能”Mndsgn”。初めてのバンド編成で挑むサード・アルバムを〈Stones Throw〉からアナログ・リリース。ビートメイカーとして始まったそのキャリアがボーカリスト、ソングライター、アレンジャーへと着実に成長、進化していく様子を示す、記念碑的最新作!2018年に作曲をスタートさせた作品となっていますが、最終的なスタジオ録音は同地の盟友たちと共にわずか1週間というスピードと勢いで執り行われたそう。セッションの音楽監督であるSwarvyを始め、KieferことKiefer Shackelford、Carlos Niño、Miguel Atwood-FergusonなどなどLAの豊穣で活気溢れるインディペンデント・シーンの才能たちが結集したアーバンでサイケデリックなソウル・ミュージック。
Jon Hassell - Seeing Through Sound (Pentimento Volume Two) (LP+DL)
Jon Hassell - Seeing Through Sound (Pentimento Volume Two) (LP+DL)Ndeya
¥3,615
記念すべきデビュー作にして、実験音楽史に残る大名盤『Vernal Equinox』のリマスタリング盤を今年の3月にリリースしたばかりの鬼才、ジョン・ハッセルが前作『Listening To Pictures (Pentimento Volume One)』に続く最新作、『Seeing Through Sound (Pentimento Volume Two)』をリリース!

「Pentimento」とは、「絵画において、修正されたり塗り重ねられたりした元の画像、形式、筆の流れが再び現れること」を意味する。この言葉は、微妙な差異を重ねていくことで形容不能な、中毒性のある新しいパレットを作り出す、「音を塗る」という彼の革新的なスタイルを的確に言い表している。
従来のハッセルを考えれば、このタイトルは幾通りにも解釈できるだろう。だが、今の時点で最も妥当な解釈はおそらく、度重なる困難の中でも歌い、楽しみたいという人間の本能だろう。不確定さと変わり続ける形状を歌った未来のブルースだ。このアルバムで、ハッセルはこれまでの「第四世界」の要素を抱合しつつ、音楽の新しい形式と変形を生み出すためにまたもや冒険している。これからの世界の音楽がどうなるのかを覗き込める、スリリングな窓のような作品だ。

“ジョン・ハッセルは、この50年間で最も影響力のある作曲家だ。‘第四世界の音楽’と呼ばれる彼の発明は、世界各地の異なる文化の音楽を新たに見つめ、深い敬意を抱かせる道を切りひらいた。彼の作品は他のアーティストたちに多大な影響を与えており、彼らを通して音楽の好みは劇的に変化した。他に類をみない知的貢献もまた注目に値する。彼は根気強く雄弁な理論家であり、偉大なミュージシャンなのだ” ― ブライアン・イーノ

ジョン・ハッセルのコンテンポラリー・ミュージック史における偉大さは、マイルス・デイビス、ジミ・ヘンドリックス、ジェームス・ブラウン、もしくはヴェルヴェット・アンダーグラウンドに匹敵する。- The Wire誌

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