Ambient / Minimal / Drone
1654 products







オリジナルは10万円越えで取引されることも多々な鬼レア盤にして、某動画サイトの再生回数は200万を優に超える超人気作!70年代にはタージ・マハル旅行団の公演にもゲスト参加、80年代からは、数多くのミュージアムやテレビ番組、ギャラリー、ファッション・ショー、公共施設、化粧品会社などに至るまでデザインや音響を手がけ、現代日本の都市のサウンド・デザインにも寄与してきた吉村弘。『Green』は吉村自身もフェイバリットに挙げていた音源で、ホーム・スタジオにて1985年から86年の冬にかけてYAMAHAのFMシンセサイザーで録音された作品で、忙しい東京の都会の喧騒とはまるで対照的に、ゆったりとした色調でやさしく広がるエヴァーグリーンなサウンドを披露。どこまでも優しく風雅に響き渡り、人の心へと確かな潤いと彩りをもたらしてくれる極上の一枚(本作の制作の際には、吉村自身もふと眠ってしまったことがあったとのことです。)これはアンビエント~ニューエイジ・ファンならずとも、全音楽好きが一度聴くべきマスターピースです!




今のアート文脈から無きものとして抹消されるなら我々で存在証明してやるという意気込みだけで展開した企画ながら、世界的にも話が通じることが確認できたヘンリー川原再訪運動 (複数の記事になって取材も受けました)。そんな中、鋭意準備中の続編 『電脳的反抗と絶頂2: その他のヘンリー川原』 (仮題)の景気づけに投与するのが今回のシングルです。※コンピには未収の限定ワンオフ・リリースです。
この「Minami-kaze α Wave(南風 α ウェイヴ)」 は、川原が手がけた希少な日本語ヴォーカル曲であり、1993年にHMD (H Music De-Perception) という名で発表された「南風#3」の未発表ヴァージョンだ (マニアですいません)。 同曲は『電脳的反抗と絶頂』 にも収録したサイバーエキゾ・トラック「南風」をヴォーカル曲用に改編したもので、記録によれば宝達奈巳が歌い、既出版とMIXが微細に異なる未発表ヴァージョン。90年代末のTKファミリーを彷彿とさせるユニット名で、80年代に細野晴臣がプロデュースしたアイドル曲群に真っ向から挑んだような<ポップスもできた川原>を確認できる希少例だ。
=作品仕様=
+ 半透明GREEN VINYL
+ 片面1曲のみ収録
+ 特殊アルミ蒸着紙を使ったペラジャケ付き。見本図版の色目は実物と異なります。ギラギラになります。


=作品仕様=
+ 2時間42分の完全版
+ LP3枚組、印刷インナースリーブ封入、日本語・英語解説、未発表貴重写真掲載
+ シュリンク封入
TRACKS:
1. Earth Horns with Electronic Drone (77:00)


本CDには『オフ・ザ・ウォール』に先駆けて制作された希少な1983年のカセットテープ『Die Konsonanten Pfeifen』の音源をボーナス収録した。
=作品仕様=
+ ライナー/帯(日本語・英語解説掲載)
+ シュリンク封入
TRACKS:
1. Off the Wall I (20:27)
2. Off the Wall II (20:02)
3. Die Konsonanten Pfeifen (27:23)


版元完売。滋味豊かで深い癒しを与えてくれる歌声とチェロを駆使した深淵なアンビエント〜ドローン・サウンドでFKAツイッグスからザ・シネマティック・オーケストラまで魅了する孤高の才能ルシンダ・チュアが名門〈4AD〉より待望の1stアルバムをリリース!
ほぼ全曲のプロデュースとエンジニアを自ら手がけたという本作は先行リリースされた「Golden」や「Echo」など、アジアをルーツにロンドンで活動する自身のアイデンティティと向き合った葛藤やトラウマをゆっくりと波紋を広げる深い泉のような絶景へと落とし込んだ全10曲を収録。
タイトルの『YIAN』は中国語でツバメ(燕)を意味し、この渡り鳥には言語を超えた内省的な旅路が託されており、静謐で時に妖艶な心地のいい唯一無二の世界観が見事に構築されている。


坂本龍一の盟友・Alva Notoが担当したドイツの映画監督、Marc Wieseによる2022年のドキュメンタリー映画『This Stolen Country of Mine』のサウンドトラックが〈NOTON〉より2LPアナログ・リリース。このドキュメンタリー映画は、外国勢力に直面した国家主権の問題を探求したもので、エクアドルの資源の大部分が中国の投資家に売却されることに反対するエクアドルのレジスタンスとジャーナリストを描いた内容となっています。2022年ドイツドキュメンタリー映画音楽賞受賞作品。全19曲を収録。









重要タイトル!OPN以降のコスミッシェ・エレクトロニクスの頂点に君臨するマスターピースがナンと再発!Kali MaloneやKlara Lewisとも並び、近年その頭角を現した女性電子音楽家の中でも一際傑出したエレクトロニック・ミュージックを生み出してきたイタリア出身ベルリン拠点のカルト・アイコン、Caterina Barbieri。既にオリジナルのLP盤は万越えまで高騰してしまっている2019年大人気作「Ecstatic Computation」が待望の自主再プレス!Pitchforkでも7.8点の高スコアを獲得(もっと行けたはず!)。ミニマリズムとモジュラー・エレクトロニクスを溶け合わせ、新たな次元を切り拓いたイタリア出身の鬼才Caterina Barbieriが、名門〈Editions Mego〉に残した代表作的アルバム。ある種のサイケデリックな陶酔感すらも覚える、ひとつの小宇宙を築いた、壮大なモジュラー・シンセ・エレクトロニクス傑作!名匠Rashad Beckerの手によるD&Mでのマスタリング。








本作では、彼の十八番であるボールルーム・ミュージックではなく、シューベルトによるピアノと歌のみの連作歌曲集「冬の旅」(1827年)のSPレコード(しかも1927年のものというのは偶然か)をサンプルとし、録音をマニュピレート。ドイツの小説家、W. G. Sebaldをテーマにした映画のサントラというだけあって、かつてなく内省的で、喪に服すかの如し悲痛な響きが綴られる。いつにも増して激しいヒスノイズも寄り添ってさらに重みを増しています。アンビエント・クラシカルというには消化不良なこの感じは、Robert Haighの昔の作品に近いのではないでしょうか。Dubplates & Masteringでのマスタリング&カッティング。限定500枚。

