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osman.fcyとBelia Winnewisserが子供の頃からの長年の友情と共有してきた感覚を、アンビエントとエレクトロニカ、インディーポップの要素が混ざり合う柔らかな音像で編み上げたコラボレーションEP『Vertex』。2人それぞれのソロ曲と共作曲が交互に現れ、個性と共鳴が自然に溶け合う。透明感のあるシンセ、淡いビート、浮遊するメロディが重なり、余白の美しさを大切にしたサウンドが広がる。90年代後半〜00年代初頭のガール・コア文化を共有して育ったという2人の背景が、音の端々にさりげなく滲み、個人的な記憶と普遍的な情緒が同時に立ち上がるよう。静けさの中に温度があり、アンビエントとポップの境界を軽やかに行き来する繊細で美しい一枚。
映画音楽、ノイズ、実験音楽などで国際的に評価されている、Hildur Guðnadóttir、James Ginzburg、Rully Shabara、Sam Slaterによるスーパーグループ OSMIUM のセルフタイトル・デビュー・アルバム。磨き上げられたエレクトロアコースティック音響による重厚でメタリックなドローンは、フォーク、ドゥームメタル、20世紀ミニマリズム、インダストリアル、ノイズなど多様なジャンルからの影響が感じられる。特定のジャンルに収斂せず、前衛音楽の新たな可能性を提示する一枚。



大友良英率いるOtomo Yoshihide’s New Jazz Orchestraが2005年に発表した『Out To Lunch』。エリック・ドルフィーの1964年の同タイトル盤を全曲リメイクした大胆なオマージュ作品で、ONJOの初期メンバーが集結し、ジャズ・オーケストラ、フリーインプロヴィゼーション、電子音響を同じステージに並べるという、当時の大友のNew Jazzコンセプトを最も鮮やかに示した作品。原曲の複雑な構造や鋭いリズムを忠実に踏まえつつ、21世紀のアンサンブルとして再構築。特筆すべきは、Sachiko Mのサイン波や中村としまるのノーインプット・ミキサーといった電子音響勢の存在で、音の隙間に微細な揺らぎやノイズが入り込み、原曲の鋭さがONJOでは都市のざわめきのような質感へと変換されている。森山大道によるジャケット写真が象徴するように、Dolphyの音楽を2000年代東京の風景に重ね合わせた再翻訳とも言えるもので、Dolphyへの敬意と、大友良英の現在進行形のジャズ観が交差する名盤。
7月上旬入荷予定。ノルウェーの音響デュオDeaf Centerのピアニストとして知られるOtto A Totland が発表した初のフル・ソロアルバム『Pinô』。収録された18曲はすべて短いピアノ小品で構成され、1〜3分ほどの音のスケッチが静かに連なっていく。メロディは控えめで、冬の光のように淡く、影のニュアンスを含んだ情緒が漂う。ピアノの響き、鍵盤のノイズ、ペダルの残響まで丁寧に捉えた極めて親密な音像で、物理的なノイズまでが音楽の一部となり、音楽にリアリティを与えている。静けさの中にある感情を丁寧に描いた、現代ピアノ作品の名作。


ジャズとダブ・テクノの融合を追求する実験的音楽ユニットOttomani Parkerによる、ロンドンの実験音楽の聖地Cafe Otoで収録された2025年のライブ録音作品『Live At Cafe Oto』。ジャズ、ダブ・テクノ、即興演奏が交錯する音響的探求が60分にわたる濃密なセッションとして記録されており、Abraham Parkerのトランペット、Izz Karpelのサックス、Hayato Takahashiのピアノとシンセが重層的に絡み合う。リズムと残響が溶け合い、Basic ChannelやJon Hassell、Miles Davisの影響を感じさせるサウンドを捉えた録音は生々しく、観客の気配や空間の響きも含めて、演奏の即興性と緊張感をそのまま伝えている。Ottomani Parkerの音楽的ヴィジョンが、ジャンルを超えたアンサンブルによって鮮やかに立ち上がる一本。
中東サイケの旗手Ouzo Bazookaの最新作『Kapaim』が〈Batov Records〉より登場!中東の伝統音楽にソウル、ファンク、ロックのざらついた質感を掛け合わせ、トリップ感のあるギターやうねるグルーヴで陶酔の渦に巻き込む、彼らの集大成とも言える作品。今作ではBalkan Beat BoxやBoom Pamなど多彩なプロジェクトでも知られ、Selda BağcanやKutimanとの共演歴もあるベテランであり、バンドの中心人物となるUri Brauner Kinrotがソロ的なアプローチで制作を主導しており、バンドとしての強靭さを保ちつつ、より自由で開放感のあるサウンドに仕上がっている。大半がインスト曲で構成され、ベースのうねりやシンセの奇妙なフレーズ、ギターの浮遊感が心地よく絡み合う。多文化を横断するセンスが凝縮されており、多幸感と自由さに満ちた一枚!

〈Jj funhouse〉からの前作も素晴らしかったベルギー・アントワープ拠点の実験的作家/ヴィジュアル・アーティストであり、アート・コレクティヴ〈Park Pardon〉の一員としても活動しているOval Angleによる4年ぶりのリリースとなる初LPが、ここ数年アンビエント・ジャズ/ニューエイジ方面などからその全盛期を更新している〈Moon Glyph〉より登場。メロウで遊び心のあるトーンをブレンドした、型破りなサウンドデザインと、ジャーマン・エレクトロニクス譲りの揺らめく傾斜したメロディが特徴的な、夢見心地の箱庭宇宙音楽/プログレッシヴ・エレクトロニックを展開したものとなっています。
UKエレクトロニック・シーンの最前線を疾走し続けるデュオ Overmonoが、High Contrastのクラシック曲「If We Ever」のエディットをリリース。
本作に収録されるエディットは、グラストンベリー2025でのパフォーマンス後にTikTok、YouTube、Instagramで大きな話題を呼び、バイラルヒットとなった。8月に行われたUKの大規模フェス、ブームタウン2025でも再び大きな盛り上がりを見せ、既に230万回以上のストリーミング数を記録し、ファンから公式リリースを求める声が多く寄せられた本作が、ついに〈XL Recordings〉より数量限定12インチで初のヴァイナル化!
エレクトロニック・ミュージックの最前線を走るOvermonoによる本作は、シーンを象徴するアンセムとして今後も輝き続けるだろう。

UKチャートで11位にランクインし、近年リリースされたエレクトロニック・レコードの中でも最高傑作の1枚として広く評価されているOvermonoのデビュー・アルバム『Good Lies』(「UKレイヴの歴史が完璧なまでに抽出されている」-ガーディアン紙)のリリースから1年、各所でプレイされ絶賛されていたThe Streets『Turn The Page』のリミックス音源が〈XL Recordings〉より待望のシングル化。
このシングルは、ジャック・サンダースが出演したBBCラジオ1の「Hottest Record of the Week」で初オンエアされ、〈XL Recordings〉の象徴的なハウスバッグ・シリーズの数量限定12インチでリリースされる。

UKダンス・シーン新世代の騎手、トラスとテセラによる兄弟ユニット
オーヴァーモノ待望のファースト・アルバム完成!!
今最もアルバムが待たれていたUKベースやブレイクビーツ、テクノの最前線に立つトラスことトム・ラッセルとテセラことエド・ラッセルの兄弟によるデュオ、オーヴァーモノが〈XL Recordings〉から待望のデビュー・アルバム『Good Lies』をリリース!!本作は確固たるプロップスを確立したユニットのこれまでの音楽キャリアが凝縮されており、新型コロナの規制撤廃とともにクラブ・シーンで大ヒットとなった「So U Kno」からコロンビアの新鋭R&B/ネオソウルシンガーソングライター、セイント・パンサー (St Panther)を迎えた「Walk Thru Water」、アルバムのティーザー・トラックとなった「Is U」などダンス・フロアの枠を超越した12曲を収録。彼らの定番と言ってもいいアイコニックなボーカル・カットを織り込み、マルチ・ジャンルのエレクトロニック・サウンドに再構築されており、エレクトロニック・ミュージック界で最も権威のあるオンライン・メディアResident AdvisorやPitchfork、DJ Mag、Mixmagなど各メディアで絶賛されてきたデュオの魅力が発揮された作品となった。

フランスを拠点に中華圏エクスペリメンタル・シーンを世界に紹介してきた尖鋭レーベル〈WV Sorcerer Productions 巫唱片〉からP/O Massacre + Alex Buess & Merzbowがコラボレーションした2023年の傑作アルバム『Aural Corrosion』をストックしました!サックス奏者のAnton PonomarevとギタリストのAnton Obrazeenaという2人の著名なミュージシャンによるデュオ、P/O Massacreと、スイス・バーゼル出身のミュージシャン、サックス奏者、作曲家、プロデューサーであり、Peter Brötzmannや近藤等則などとのコラボレーションでも知られるAlex Buess、そして、我らがジャパノイズ帝王Merzbowによる共作!2022年2月、ウクライナへのロシアの全面侵攻の数日前にモスクワで録音された作品。本作の収益の一部はロシアの砲撃で負傷した人々に医療を提供するウクライナ・キエフのオフマトディト小児病院に寄付されるとの事です。
野口整体の創始者である野口晴哉も愛した、カザルスのバッハ:無伴奏チェロ組曲。その多くの復刻CDの中でも最高のリアリズム音質と評判高い名演中の名盤。
「私は整体指導に多くはクラシックのレコードを使用している。それは一つには、自分の技術に時として迷いがでるからでもある。私はかってカザルスのレコードを聴いて、これは本物だと思った。そして自分の技術もこれに負けないように磨こうと心がけた。 人間の体癖を修正したり、個人に適った体の使い方を指導している私と音楽とは関係なさそうだが、技術というもには、どんな技術にも共通しているものがある。カザルスは完成している。」野口晴哉 (1911-1976)
カザルスのバッハは低音の豊かさを特長とした実在感のある音で評判になりましたが、一部で低音が過剰であるという感想があり、中にはチェロのそばで誰か線香花火を楽しんでいるというノイズの指摘もありました。今回プレス型の更新にあたり新マスタリングで再登場!低音がかなり強い部分の調整を全体の音は変えないように行なうとともに、花火のようなノイズを手で摘むような作業で減らしました。(OPUS蔵代表 相原 了)
【収録内容】
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲;第1番-第6番)
【演奏者】
パブロ・カザルス(VC)
【録音】
1936-39年
原盤:HMV
日本語解説:鈴木秀美
※復刻に使用した原盤は、広川陽一氏のコレクションに依る


