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本作は、アンビエントやエクスペリメンタルを手掛けるというTelephone Explosionの新部門、Morning Tripからのリリース。おなじみのツィターによる輝かしい音色とLyghteによる脈動するギターとシンセサイザーのドローニングによって描かれる夢うつつの幻想郷世界はまさに孤高の美しさ・・・・果てしないメディテーティヴ度に、極上のアンビエンス、ちょっとばかし突き抜け過ぎています。もはやトランスの域へと達した演奏はあまりにも妖艶過ぎて、真面目に向き合って聞いていると別の時空へと連れ去られてしまいそう。なんてことない毎日が特別になる特大強力盤です。

Laraaji御大の今ではレアな3作、Lotus Collage (78)、Unicorns in Paradise (81)、Connecting the Inner Healer (83)がそれぞれカセットになり、3CSボックス仕様の再発。
作品の一部がベスト盤に入ったりしていましたが、元の尺でそのまま再発されるのは今回がはじめてとの事。Laraajiシンボルなチターで空へのお迎えを誘う"Lotus Collage"、角からしっぽまで白の幻想がなびく"Unicorns in Paradise"、また心落ち着かせる瞑想のひとときを掴んだ"Connecting the Inner Healer"には、82年の自主作"Rhythm and Blues"からの曲も入ってます。どれも人智の感覚、音楽の地平線をとうに離れた静けさの波。

(数量限定/日本語帯付/解説書封入)深呼吸 ── 心をほどき 太陽を迎える
ブライアン・イーノと並ぶアンビエント巨匠・ララージが、およそ8年前に〈ALL SAINTS RECORDS〉より発売したソロ作品。来日を記念して堂々の新装・日本語帯付盤でリリース決定!
1943年生まれ、ブライアン・イーノと並ぶアンビエントの巨匠にして生ける伝説、ララージ。ジョン・ケイル(ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)、ハロルド・バッド、ビル・ラズウェル、ファラオ・サンダース、細野晴臣など、ジャンルも国境も超えたコラボレーションを重ね、オーディオ・アクティブとの『The Way Out Is The Way In』でも日本の音楽シーンに確かな爪痕を残した。そして、2025年9月には、6年ぶりの来日公演を控えており、同月にリリースされるUSインディ・シーンの至宝、ビッグ・シーフの最新アルバムにも参加するなど、精力的な活動と唯一無二性で世界中の音楽家やリスナーに影響を与え続けている。
今回、堂々の新装・日本語帯付盤でリリースされる本作『Bring On The Sun』は、2017年に〈ALL SAINTS RECORDS〉よりリリースされたソロ作品。〈International Anthem〉や〈Leaving Records〉などで多彩な作品を連発し、2024年にもララージとコラボしているLAシーンの立役者、カルロス・ニーニョがプロデュースとミックスを担当し、ダブ・テクノシーンのレジェンド、ポールことステファン・ベトケがマスタリングを担当。緻密かつ繊細な仕事で名高いポールが、ララージのアンビエント作品でもその手腕を遺憾無く発揮している。今回、6年ぶりの来日公演を記念して発売される日本語帯付盤にはCD・LP共に原雅明氏による解説書を封入。

「たとえば、みんな車のなかで聴いたり家で聴いたりすると思うけれど、より良い音でより良いテクスチャーでその音を体験できる時代がいまはある。それがニューエイジだと、私は思っているよ。」Brian Enoや細野晴臣とのコラボレーションでも知られるニューエイジ・ミュージックを代表する偉才、Laraajiの1978年デビュー作品『Celestial Vibration』からの選りすぐりの楽曲と当時のスタジオセッション6曲を収録した編集盤が〈Numero Group〉からアナログ・リリース。発見と驚きに満ちた『Glimpses of Infinity』は、ニューエイジで最も伝説的なアーティストの奇跡の年代記。完売した2023年の4xLPボックスセットの凝縮版となります。ニューエイジ・リバイバルにひらかれた全ての音楽好きの方へと手放しでレコメンドしたい一枚です!
USED NM/NM Brian Enoとの共作Ambient 3で最も知られていますが、最近ではSun Arawとのコラボレーションや再発によりニューエイジ界以外でも再評価が進むLaraajiが1984年に子供の分娩時のBGMとして制作しカセットのみ私家版としてリリースされていた幻の音源を、ニューエイジ道を果敢に挑むまたもやLeaving Recordsが彼のシンボル色でもあるオレンジ・カラーヴァイナルで再発!

出版から40年以上の時を経てもなお多くの聴衆を魅了し続ける1978年の大傑作デビュー・アルバム『Celestial Vibration』と、同時期の未発表アセテートからのサイド・ロング・スタジオ・セッション6曲を収録した、ニューエイジ巨匠Laraajiの決定版的初期作品集が〈Numero〉から特大4LP BOX仕様で登場です。LaraajiことEdward "Flash" Gordonの生い立ちを、数多くの未発表写真とともに紹介したエッセイ(Living ColourのVernon Reidによるもの!)も付属。まさにニューエイジで最も伝説的なアーティストの奇跡的なクロニクルとも言うべき必携の物件!

ヴィシュヌ神のアヴァター(神の化身)へのバジャン(讃歌)や古代インドの聖典であるリグ・ヴェーダ、破壊と創造を司る神であるシヴァ神へのマントラ、インドの宗教賛歌などを交えながら、ニューエイジ~ゴスペル/ソウルへクロスオーバーさせることによって生まれた、スピリチュアルなブラックミュージックとニューエイジ・カルチャーの邂逅による唯一無二の傑作。吉兆、福音、天上へと向かう創造的で耽美なニューエイジ史最高峰の響き。浮遊するアンビエンスと朗らかな歌声、チープなリズムマシンとカシオトーンともに織りなされる親密なセッション。ニューエイジ~アンビエントのリスナーのみならず、80sソウルやニューウェイブのファンにもマストな内容で、流石は音楽全域に目が利くNumeroの仕事で極上の逸品。
一家に一枚!長年レア化していた大人気なトリプルパック作品が自身のレーベル〈Alleviated Records〉から待望の公式再発!Mr. Fingersとしても名高いシカゴハウスのレジェンド、Larry Heardによる01年の大傑作『Love's Arrival』の2023年度リプレス盤をストックしました。Brett Dancerが主宰するブルックリンのハウス・レーベル〈Track Mode〉からリリースされていた作品であり、ディープ・ハウスの名作として長年愛されてきた7枚目のスタジオ・アルバム。
ハウスからフューチャー・ジャズ、アンビエントまでも横断した世紀のクラシックが待ちに待ったアナログ再発!Gherkin JerksやMr. Fingersでの活動を始め、シカゴ~ディープなハウス界隈の名仕事の数々で知られる大重鎮、Larry Heardがロンドンのハウス名門〈Black Market International〉より94年にリリースした「Sceneries Not Songs, Volume One」が史上初のヴァイナル・リイシュー!今回では2x12インチ仕様に改め、オリジナルのLP版には収録されなかった追加トラックも収録。アートワークは故・中西俊夫氏によるもの。
Larry MullinsとMike Wattによる、The Stoogesの楽曲「We Will Fall」を約40分にわたりトランス的なドローンへと再構築したトリビュート・アルバム『We Will Fall』。Larry Mullinsはシュルティボックス、Moog、タブラ、ゴング、グロッケンシュピール、Mike Wattはファズベース、エフェクトベース、ヴォーカル・チャントを駆使し、反復的で儀式的な音響を生み出している。デトロイトのプロトパンク的原初衝動を、現代的なドローン、ミニマル音響として再提示する作品。


〈Pica Disk〉や〈Prisma Records〉といった実験的レーベルの運営者としても知られる、北欧ノルウェーのエクスペリメンタル/ノイズ・ミュージック・シーンを35年間もの長年にわたって牽引してきたサウンド/ヴィジュアル・アーティストLasse Marhaug。何百枚ものリリースに関わっている中でも意外と珍しい自身の最新ソロ・アルバム『Provoke』が、長年コラボレーションを続けてきた〈Smalltown Supersound〉よりリリース。2021年の『Context』の続編として、故郷であるノルウェー北部の北極圏に戻ってから録音した最初のソロ・レコーディング。DeathprodやThomas Könerなどを想起させるような、荒涼として広大かつ極地的なドローン・サウンドスケープから、金物の響きが異端なシュルレアリスティックなモダン・クラシカル・サウンドまで、北極圏で育った体験から磨き上げられた自身のアプローチや音の美学が詰め込まれています。



英WIRE誌のアルバム・オブ・ザ・イヤーを獲得し、主要メディアが絶賛したデビュー・アルバム『Quarantine』やエクスペリメンタル・テクノ作『Chance of Rain』などのアルバムを通し、高度なスキルと独創性を兼ね備えたポスト・インターネット世代の代表的アーティストとして注目を集めるローレル・ヘイローが、2015年に【Honest Jon's】からリリースされたアルバム『In Situ』を経て、再び【Hyperdub】に復帰した2017年発表のアルバム。 会田誠の『切腹女子高生』をアートワークに使用したことも話題となった初作以来となるヴォーカル作『Dust』を完成させた。
本作の作曲作業は、実験的な科学技術を使った作品、電子音楽やパフォーミング・アーツの発表/研究/作品制作の他、ワークショップやトークなどを行う施設として設立されたメディア&パフォーミング・アーツ・センター、通称EMPACで行われた。そこで制作されたデモをもとに、昨年【Warp】からデビューを果たし、ポストFKAツイッグスとして注目を集めるラフォーンダー、サウス・ロンドンのシンガー兼プロデューサーであるクラインをはじめ、ジュリア・ホルター、マックスD、$hit and$hineのクレイグ・クラウス、Zsのメンバーであるサックス奏者サム・ヒルマーのソロ名義ダイアモンド・テリファイアー、NYの新鋭マイケル・ベハリーら気鋭ミュージシャンとともに不定形アンサンブルで構築。
三半規管を惑わすイカれたシンセ・レイヤーとブリッブリなベースラインにヴォーカルと叩きものが舞うポスト・インターネット時代のテクノ・ポップ「Jelly」を筆頭に、原点回帰を図りながらハイグレードな電子音の屑をインプロヴァイズし、モーダルなカットアップと洗練されたソングライティングでネクスト・レヴェルへと到達した怪作。
グライムスに続くポスト・インターネット世代の次なる刺客!ディーン・ブラント・アンド・インガ・コープランド(ハイプ・ウィリアムス)に続 いて<Hyperdub>が送り込むのは、2011年にリリースされた『Hour Logic』が多くの媒体から絶賛されたブルックリンの女性プロデューサー、ローレル・ヘイロー!
ハイプ・ウィリアムスやジェームス・フェラーロのリリースで現在、最も注目されているレーベルのひとつ<Hippos in Tanks>からリリースされたデビューEP『King Felix EP』たった一枚で頭角を現し、グライムスやゾラ・ジーザス、ナイトウェーヴと並ぶインディ・ミューズとして瞬く間に注目を集める。さらに、同レーベルか らリリースされた『Hour Logic』は<WARP>の初期A.I.シリーズやデトロイト・テクノへの憧憬が透けて見えるドラマティックなテクノ/エレクトロ・サウンドへシフトし、その評価を確固たるものにした。ブリアル擁するUKインディ・レーベルの名門 <Hyperdub>からリリースされる本作は、ドリーミーなシンセ・レイヤーのオーロラ群を彼女の生々しい歌声が時に力強く、時にレイヤーのひとつとして存在しながらアルバム全体を侵食する一方で、その下ではオウテカがアナログ機材で遊んでるような変態ローファイ・ファンクや、脈打つ低音がフィジカルなグルーヴも顔をみせる。USインディーのドローンでチルなトレンドに沿いながら、彼女の自由な音楽遍歴が見事に結実したアルバムは、リスナーをなんともいえない叙情感の中へ誘うヴォーカル・アンビエント" Light + Space"で幕を閉じる。時代の閉塞感をスクリューして引き延ばした酩酊感も最高だが、彼女のインナースペースは世界中のベッドルームをドラマティックに包み込むだろう。ジャケットは日本の現代美術家、会田誠氏の『切腹女子高生』を使用!

