Wergo
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Karlheinz Stockhausen - Kontakte (CD)Wergo
¥1,965
電子音と生の楽器音の接触、そして'今'という瞬間の接触。
「コンタクテ」とは、'接触'のこと。電子音と生身の奏者(楽器音)の接触であり、そしてシュトックハウゼンのいう'瞬間形式'のそれぞれの瞬間の接触など、様々な意味を含んでいます。
'瞬間形式'について、シュトックハウゼンは、1961年1月12日ケルン西ドイツ放送の深夜音楽番組で次のように述べています;「近年、ドラマチックなフィナーレをもつ形式からは程遠い音楽が多く作曲されている。こうした作品には、クライマックスもその予兆もなく、さらに作品全体が発展していく段階もまったくない。むしろいきなり激しく盛り上がり、作品の最後まで'ピーク'を維持しようとしている。常に最大か最小であり、聴き手はどのように曲が進むかを予測することもできない。あるパッセージの一部という瞬間ではなく、一定の持続の一部分でもない。'今'への集中が、時という水平の概念を打ち破る縦線を作り、無時間的なものへと我々を導いている・・・」
様々な方向から飛び出してくる、ブーブーガーガーいう音や、暗騒音、打楽器、ピアノの音などに耳を傾けるうちに、聴き手は、無情に流れる時間が支配するこの世界から解き放たれ、とても濃密で不思議な音楽体験をするのです。
なお、「コンタクテ」は電子音のみの版と電子楽器、ピアノ、パーカッションのための版の2種類ありますが、ここでは2トラックとも後者の版によっています。
「コンタクテ」とは、'接触'のこと。電子音と生身の奏者(楽器音)の接触であり、そしてシュトックハウゼンのいう'瞬間形式'のそれぞれの瞬間の接触など、様々な意味を含んでいます。
'瞬間形式'について、シュトックハウゼンは、1961年1月12日ケルン西ドイツ放送の深夜音楽番組で次のように述べています;「近年、ドラマチックなフィナーレをもつ形式からは程遠い音楽が多く作曲されている。こうした作品には、クライマックスもその予兆もなく、さらに作品全体が発展していく段階もまったくない。むしろいきなり激しく盛り上がり、作品の最後まで'ピーク'を維持しようとしている。常に最大か最小であり、聴き手はどのように曲が進むかを予測することもできない。あるパッセージの一部という瞬間ではなく、一定の持続の一部分でもない。'今'への集中が、時という水平の概念を打ち破る縦線を作り、無時間的なものへと我々を導いている・・・」
様々な方向から飛び出してくる、ブーブーガーガーいう音や、暗騒音、打楽器、ピアノの音などに耳を傾けるうちに、聴き手は、無情に流れる時間が支配するこの世界から解き放たれ、とても濃密で不思議な音楽体験をするのです。
なお、「コンタクテ」は電子音のみの版と電子楽器、ピアノ、パーカッションのための版の2種類ありますが、ここでは2トラックとも後者の版によっています。
Ludger Brümmer - Sonic Patterns 音の文様 (2CD)Wergo
¥3,143
コンピュータ音楽の重鎮、ブリュンマー
新しい豊かさを追求した創造的音楽
電子音の美しさにおどろく1枚
★数十年にわたり電子音楽、アルゴリズム音楽、コンピュータ音楽においてきわめてユニークな作品を発表してきたルドガー・ブリュンマーによる、2022年8月にリリースされた「共鳴の球体」(WER-2077)に続く新たなアルバムです。今作でも、普通は生楽器でなければ実現できないような豊かな表情の音楽を、デジタルの中から華麗に創造。電子音ひとつとっても、その美しさ、現実とは異なるリアルな空間性に驚かされます。楽器と音楽の構造が新しい視点で統一され具現化されたハイレベルな電子音響作品です。
★『光輝 Shine』はせせらぎのような音に始まります。それが高密度なリズムの連続へとエネルギッシュに発展していき、頂点を迎えた瞬間に動きが停滞、膨大な音の粒子が揺らぐ音場へと変貌。変容されたピアノによるラヴェルの『絞首台』が、異なる音程と速度で重ねられていきます。
【収録内容】
ルドガー・ブリュンマー(1958-):音の文様
[CD1]
アマゾナス Amazonas(2010)
反復 Repetitions(2005)
光輝 Shine(2007)
黄昏の間 Between Twiligh(t 2019)
[CD2]
動 Move ~ピアノ、ライヴエレクトロニクス、フィクスト・メディアとライヴ・ビデオのための(2006)
時は開かれ Le temps s'ouvre(1995)
ニュクス Nyx(2001)
【演奏者】
ルドガー・ブリュンマー(ライヴエレクトロニクス)
その他ヴォーカル、ピアノ、プログラマーも参加
新しい豊かさを追求した創造的音楽
電子音の美しさにおどろく1枚
★数十年にわたり電子音楽、アルゴリズム音楽、コンピュータ音楽においてきわめてユニークな作品を発表してきたルドガー・ブリュンマーによる、2022年8月にリリースされた「共鳴の球体」(WER-2077)に続く新たなアルバムです。今作でも、普通は生楽器でなければ実現できないような豊かな表情の音楽を、デジタルの中から華麗に創造。電子音ひとつとっても、その美しさ、現実とは異なるリアルな空間性に驚かされます。楽器と音楽の構造が新しい視点で統一され具現化されたハイレベルな電子音響作品です。
★『光輝 Shine』はせせらぎのような音に始まります。それが高密度なリズムの連続へとエネルギッシュに発展していき、頂点を迎えた瞬間に動きが停滞、膨大な音の粒子が揺らぐ音場へと変貌。変容されたピアノによるラヴェルの『絞首台』が、異なる音程と速度で重ねられていきます。
【収録内容】
ルドガー・ブリュンマー(1958-):音の文様
[CD1]
アマゾナス Amazonas(2010)
反復 Repetitions(2005)
光輝 Shine(2007)
黄昏の間 Between Twiligh(t 2019)
[CD2]
動 Move ~ピアノ、ライヴエレクトロニクス、フィクスト・メディアとライヴ・ビデオのための(2006)
時は開かれ Le temps s'ouvre(1995)
ニュクス Nyx(2001)
【演奏者】
ルドガー・ブリュンマー(ライヴエレクトロニクス)
その他ヴォーカル、ピアノ、プログラマーも参加