ユニバーサルミュージック
4 products
元来ジャズ好きだった松武秀樹がロジャー・パウエル、ドン・グルーシン、マイケル・ブレッカーら名うてのプレイヤーとセッションした西海岸流シンセ・サウンドで、AOR、フュージョン・ファンも必聴の内容。「創世記」を題材に、クリス・モスデルが詩を、ペーター佐藤によるイラストがジャケット含めアートワークの全面にフィーチャーされている。
米ヴァージン・レコード契約第一弾。
ブライアン・ウィルソン(ビーチ・ボーイズ)や、ロビー・ロバートソン(元ザ・バンド)、ロバート・ワイアット(元ソフト・マシーン)、ユッスー・ンドゥール、アート・リンゼイ他、多彩なゲストを迎えた作品。
収録曲は海外盤と日本盤とで異なっており、今回は本人の意向により日本盤の選曲を採用。
沖縄民謡2曲、ザ・ローリング・ストーンズ「ウィ・ラヴ・ユー」など収録曲の約半分がカヴァー曲。
ジャケット写真はアルバート・ワトソンが担当。
トラックリスト:
Side 1
1. コーリング・フロム・トーキョー
2. ローズ
Side 2
1. 安里屋ユンタ
2. フュティーク
3. アモーレ
Side 3
1. ウィ・ラヴ・ユー
2. ジャバラム
3. ア・パイル・オブ・タイム
Side 4
1. ロマンス
2. ちんさぐの花
3. アダージオ
Flying Mimi Bandを率いての活動の後、高中正義バンドでのキーボードや、アニメ『うる星やつら』の音楽などで注目を浴びた小林泉美が、1981年に発表したファンキーでトロピカルなソロ・デビュー作をLPで復刻!
“秘宝”とも称されるサウンド・リミテッドのサード・アルバム。この艶。この深み。猪俣猛が手掛けるジャズ・ロックは新たな次元へと突入した。
1969年の暮れに結成されたサウンド・リミテッドは、猪俣猛の意気込みを反映するかのように1970年に入って立て続けに3枚のアルバムを録音する。その3作目に当たるのが『New Rock In Europe』である。ビートルズやドノヴァン、またニノ・ロータなどヨーロッパのミュージシャンの曲を中心に構成された本作。水谷公生の揺らめくギターに魅了される「Something」やタイトなグルーヴがエキサイティングな「Barabajagal」など聴きどころは多いが、同グループのレパートリーである猪俣のオリジナル「Mustache」の再演が嬉しい。『Sounds Of Sound L.T.D.』と『Sensational Jazz Vol. 1/2』に続く3度目の録音となるが、ここでのヴァージョンはアルバム全体の雰囲気を濃縮したかのように艶やかでサイケデリック。猪俣の手掛けるジャズ・ロックが新たな次元へと突入したことを知らしめる記念碑的作品である。
text by 尾川雄介 (UNIVERSOUNDS / DEEP JAZZ REALITY)
トラックリスト:
Side A
1. Something
2. Time For Us
3. London Bridge Is Falling Down
4. Mustache
Side B
1. Barabajagal
2. Hurdy Gurdy Man
3. Greensleeves
4. Goodbye