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10月中旬入荷予定。坂本龍一とのコラボレーション3曲収録。Lee BannonとしてもNinja Tuneなどで活躍する北カルフォルニアのプロデューサー、Fred Welton Warmsley IIIによる真打ちである、インダストリアル・ミュージックをノイズやポスト・アンビエント、モダン・クラシカルといった現代的かつ先鋭的なアプローチで革新する一大プロジェクト、Dedekind Cutの8年振りとなる待望の新作!
Dedekind Cutによる〈DED〉トリロジーの最終章『Dede-K-Tion』。長い時間をかけて構想・制作されてきたシリーズの集大成となる作品で、これまでの〈DED〉シリーズで展開されてきた音響的探究をさらに拡張し、微細でスピチリュアルな電子音響とミニマリズムが交錯する世界を形成。坂本龍一特有の洗練された静謐さも相まって、Dedekind Cutの新たな領域へ到達した重要作。

10月中旬入荷予定。電子音響とデジタル・テクノロジーを極限まで抽象化してきた池田亮司が、ここでは一転して「擦奏」という物理的な振る舞いに向き合った新作。収録された3作品は、いずれも弦楽器の音色を素材として扱うだけではなく、演奏者の身体、楽器の構造、音の発生する時間と空間そのものを作曲の原理へと組み込んだもの。2021年にEnsemble Modernとのワークショップをきっかけに弦楽器だけに焦点を絞ることを決め、2020~2023年にかけて制作された作品群が〈The Vinyl Factory〉よりヴァイナルリリース。
「REFLECTION [for string nonet], op.13」では、9人の奏者全員が7/8拍子による同一のリズム構造を共有しながら、その開始位置をずらすことで、それぞれのパートが互いに応答し合うような複雑な時間構造を形成。
「PRISM [for string nonet], op.14」では、白色光がプリズムによってスペクトルへ分解される現象を音響へと置き換え、弦楽アンサンブルのほぼ全音域を横断しながら、個々の音高をクラスターとして抽出していきます。音を連続的な響きとしてではなく、分解可能な物理現象として捉える池田ならではの思考が、弦楽器の響きの内部に展開。
そして「MIRROR [one for two], op.12」は、一枚の楽譜を通常方向と反対方向の双方から同時に読めるよう、五線譜そのものを鏡像化(反行)。二人の奏者がひとつの楽譜を共有し、それぞれ逆方向から読み進めながら同時に演奏するという、極めて制約の多いシステムによって成立しています。池田が長年「夢」として思い描いていたこの作品は、単純に見えるルールの内部に高度な演奏上の困難を抱え、その制約そのものを音楽的構造へと変換しています。
さらに本作では、通常は互いの姿を確認できるよう半円形に配置される弦楽奏者を、一直線に並べるという舞台上の配置も試みられました。視覚的な接続を意図的に断つことで、演奏者同士の身体的な関係さえも作曲の条件へと組み込む。音を「聴く」だけでなく、楽器、身体、楽譜、配置、時間といった音楽を成立させる物理的条件そのものを露出させていく点に、池田の現在の創作姿勢が鮮明に表れています。
Ensemble Modernによって演奏され、SWRによって録音。2024年2月8日にアムステルダムで初演され、2026年2月20日にはロンドンのBarbicanでも英国初演が行われました。電子音響とアコースティックな音楽、デジタルな抽象性と楽器の物理性という対立を超え、アコースティック楽器でありながら、どこか非人間的な精密さと透明感を湛えた、池田の現在形を示す精密な音響構造を立ち上げた作品。180g重量盤 ※視聴は参考動画です

10月中旬入荷予定。Michael A. Mullerによる、静謐で簡潔なギターの独演。2026年1月、ブルックリンを襲った冬の嵐の最中に録音された、〈Ojas Music〉第2弾リリース。これまで描いてきた暗く幽玄な音響世界や、11人のコラボレーターを迎えた2024年作『Mirror Music』から一転、ここではギター、ひとつの部屋、そして一度きりの演奏だけが残されています。全曲を一発録りで演奏し、1インチ・テープ・マシンへ直接収録。指先から弦へ、弦から磁気テープへと音が伝わっていく最短距離の録音によって、微細なタッチや音の余韻、部屋そのものの静けさまでがそのまま音楽として記録されています。窓から差し込む光、遠くのヘリコプターやサイレン、夜の彼方へ滲む街の明かり、砂埃や鳥、竹の音、白い薔薇やイチジク、レモンの木。そうした感覚的な記憶が、ここでは旋律というよりも、反復する音の断片と静かな余白として立ち上がります。
本作のために新たなギター・チューニングをいくつも考案し、楽器の言語を一度解体して最初から学び直すようにして作曲。子守歌と哀歌のあいだを揺れるような、簡素で循環的な楽曲が、同じモチーフを異なる角度やテンポから静かに変奏しています。「Arundel」はDavid Pajo(Papa M、Slint、Tortoise)へのオマージュであり、ドラマティックな展開よりも、音色と持続、そして時間そのものを重視してきたギター音楽の系譜へと接続する一曲。

10月中旬入荷予定。日本を代表する電子音楽家/ヴィジュアル・アーティスト池田亮司が、10本のロックド・グルーヴによって、それぞれに異なる周波数のサイン波だけを刻み、その周波数を太陽系の異なる惑星に対応させた、極限までミニマルな音響作品。
針が同じ溝を永久に回転続けるロックド・グルーヴによって、ひとつのサイン波は「楽曲」として展開することなく、ただ持続し続けます。しかし、それぞれ異なる周波数を持つ10の音は、再生することで聴覚のなかに微細な差異と緊張を生み、単純な電子音が次第に空間そのものを測定するような感覚へと変貌を遂げていきます。
量子力学や量子情報理論を美学的な視点から捉えた池田のインスタレーション〈supersymmetry〉とも連動する本作。CERNで科学者やエンジニアとの交流を重ねた経験を背景に、音を旋律やリズムとしてではなく、周波数、物質、時間、そして宇宙を構成する最小単位のようなものとして扱っています。
180g重量盤、特製シルクスクリーン・スリーヴ仕様。名匠Rashad Beckerによるマスタリング。音楽を極限までミニマルに削ぎ落とすことで、逆に「聴く」という行為そのものへ能動的に意識させる、池田ならではの実験的な作品。180g重量盤

10月中旬入荷予定。池田亮司が、アメリカ軍によるモールス信号を着想源に制作した12インチ作品。アルファベットA–Zの26文字に対応する26種類の周波数を、それぞれひとつの音響単位として構成した、極限までミニマルな作品。
片面13本ずつ、計26本のロックド・グルーヴに刻まれるのは、それぞれ異なる周波数を持つサイン波。音は旋律やリズムへと発展することなく、針が同じ溝を繰り返し巡ることで永続的な反復へと変容。ひとつひとつの周波数が独立した音として聴こえる一方、それらを連続して再生することで、26の音がまるで無言の会話を交わしているかのような音響的な関係が顕在化。音楽を構成する要素を極限まで削ぎ落とし、周波数、反復、時間、そして情報そのものを音楽として提示する池田。
モールス信号という「情報を音へ変換するシステム」を出発点に、意味を持つ言語以前の、純粋な音響の差異へと還元していく試みともいえる内容。2017年、スイス・グシュタードで開催されたアート・フェスティヴァル〈Elevation〉における〈Test Pattern〉のサイト・スペシフィック・インスタレーションに合わせて制作された作品。限定500部
![池田亮司 Ryoji Ikeda - data-cosm [n°1] (LP)](http://meditations.jp/cdn/shop/files/6a5a55ae9c2441d225ede466_VF449RyojiIkeda_03_1_-Edited_5c1b6847-936c-4832-8040-678c565041b7_{width}x.png?v=1790500627)
10月中旬入荷予定。池田亮司が2025年、ロンドンの〈180 Studios〉のために制作したサイト・スペシフィック・インスタレーション『data-cosm [n°1]』のための17分間のサウンドトラック。自然界に存在するデータを、素粒子物理学の極微のスケールから宇宙物理学の巨大なスケールまで横断しながら捉える、没入型オーディオ・ヴィジュアル作品。
極度に精密な電子音響と、微細な信号の集合体のようなサウンドスケープが広大な空間へと拡張され、音の内部へ身体ごと入り込んでいくような感覚を生み出します。巨大な顕微鏡、科学装置、監視システム、そして無限に広がる宇宙への窓——池田が提示する複数の視点が、ひとつの音響空間のなかで融合。2025年10月に〈180 Studios〉で初演されたインスタレーションでは、天井に設置された巨大なLEDスクリーンを床に横たわって見上げ、全身を池田の音響に包まれるという体験が提示されました。本作では、その視覚的スケールを17分間の音響へと凝縮。微細な電子音から巨大な空間感覚まで、極小と極大を同時に知覚させるような作品。180g重量盤

10月中旬入荷予定。電子音楽とヴィジュアル・アートを横断し、音、光、物質、物理現象、数学的概念を極度に精密な構造へと変換してきた池田亮司と、ジュネーヴを拠点とする現代打楽器集団Eklektoによる共同作品。
1974年に設立されたEklektoは、打楽器という極めて物質的な音源の可能性を拡張しながら、現代作曲家やアーティストとの協働を続けてきたパーカッション・コレクティヴ。Alexandre Babel、Stéphane Garin、Lucas Genas、Dorian Frettoの4名が参加し、これまでに100作を超える新作を初演。電子的な信号や数学的構造を音楽へと変換してきた池田の思考と、金属や木、皮膜、振動といった物質そのものから音を引き出すEklekto。その交差において、音は単なる「演奏されるもの」ではなく、物質の振動として、そして空間そのものを変化させる現象として立ち上がります。極度に研ぎ澄まされた構造性と、打楽器が生み出す生々しい物理性が交錯する音響的探究。

11月20日発売予定。(数量限定/日本語帯付/解説書封入)2026年5月にリリースされたアルバム『Inferno』と共に、13年の沈黙を破り、まさかの再始動を果たしたボーズ・オブ・カナダ。世界中で大きな話題を呼んだ新作に続き、1996年に発表した名盤『Hi Scores』の30周年記念盤が〈Warp Records〉よりリリースされることが明らかとなった。
オリジナル盤は1996年に〈Skam Records〉よりリリース。ボーズ・オブ・カナダにとって初めて広く流通した作品となった全6曲入りの本作には、「Turquoise Hexagon Sun」や「Everything You Do Is A Balloon」といった、その後も長く愛され続ける名曲が収録されている。
今回の『Hi Scores』リイシュー企画によって、ボーズ・オブ・カナダの全カタログが、初めて同時にアナログ盤で入手可能となる。国内盤CDには解説書を封入。LPは通常盤LP (ブラック・ヴァイナル) と数量限定の日本語帯付き仕様 (解説書付)でも発売される。

10月23日発売予定。コズミック・ディープ・ジャズ × インディアン・ラーガ × サイケ・クラウト・ロック × アンビエント・ドローン・ダブ 特異なスタイルで魅了するバンドによる、人気作が待望のリプレス!
インド音楽とジャズ、サイケデリック・ロック、アンビエントが交差する新たな音世界を提示するプロジェクト、ユナイティング・オブ・オポジッツ。マジック・カーペットで知られるシタール奏者クレム・アルフォードと、在英インド人タブラ奏者マンジート・シン・ラシヤを中心に、南ロンドンのジャズ・シーンともリンクする音楽家たちが集結した注目のバンドである。
プロデュースを手がけるのは、かつてティム・デラックス名義でハウス・ミュージック・シーンを席巻したティム・リッケン。自身もタンプーラを演奏し、ローズ、シンセ、エレクトロニクス処理などを駆使して独自のサウンドを構築したデビュー作『Ancient Lights』では、ラーガの精神性と現代的な音響美を融合。クラリネット奏者アイドリス・ラーマン、ドラマーのエディ・ヒック、ベーシストのベン・ヘイズルトンらも参加し、豊かなアンサンブルを生み出している。
ジャズ・ロックやクラウト・ロックからラーガ・ジャズ、ダブ、コズミック・ジャズまでを横断する本作は、サイケデリックで瞑想的、かつプログレッシヴな音楽体験を提示する一枚。UKエイジアン・ミュージックや新世代ジャズの潮流とも共鳴する、現代的なエスニック・ジャズの新たな到達点である。
11月下旬入荷予定。1979年にCrampsレーベルから発表された『Prati Bagnati del Monte Analogo』で知られるイタリア現代音響の巨匠Francesco Messinaが、名盤から数十年の時を経てリリースするニュー・アルバム『Le Api dell’Invisibile』。2023年のライヴ公演を経て、自宅にある100年前のSchimmel製ピアノと再び対峙し、いかなる制約からも解放された瞑想的セッションの中で紡ぎ出された珠玉の7篇を収録。詩人ライナー・マリア・リルケの言葉から着想を得た本作は、ヴィンテージ・ピアノ特有の豊潤な余韻と霞のようなドローン、繊細な音響が美しく溶け合う極上のアンビエント・ミニマリズム。Franco Battiatoらと共に築き上げた70年代イタリアン・エクスペリメンタルの気品とオーガニックな素朴さを宿しつつ、静寂と旋律のあわいに漂う神秘的な響きが、目に映る日常の風景を、あたたかな静寂を孕んだ透明な響きへと変容させていく。Harold BuddやBrian Eno『Music for Airports』の静謐な世界観から、Floating Pointsに通じる現代最高峰の繊細な音響美学までを想起させる現行録音にして永遠のクラシック!

11月下旬入荷予定。50年以上にわたり自らの人生そのものをアートへと捧げてきたポーランドの鬼才Andrzej Dudek-Dürerによる、1990年から2013年にかけての未発表プライベート・アーカイブ作品集『Astral Meditations From A Living Statue』が〈Huveshta Rituals〉より初のヴァイナル化!共産主義下の孤立を経て、世界各地で録音されながら長年カセットテープのまま眠っていた貴重な音源群が、半世紀の時を超えてついに陽の目を浴びる。自ら製作したシタールとタンブーラによる濃密なドローン、スペース・ディレイを深く纏わせたピアノやヴォイス、そして静謐な残響が幾重にも交錯。空間の気配やろうそくの灯火、倍音の揺らぎがそのまま刻み込まれたような極限の静けさは、単なるニューエイジや環境音楽の枠組みを越えて、深遠なる宇宙的サイケデリアと神秘的な瞑想空間を描き出している。物質としての音を超えて魂の深淵に響く、生涯をかけて紡がれた祈りにも似た真摯な美意識。限定400部。

11月上旬入荷予定。電子音楽からアコースティック音響への劇的な転換を果たした巨匠Eliane Radigueの晩年の大作『Occam』シリーズより、チェロ奏者Charles Curtisとファゴット奏者Dafne Vicente-Sandovalを迎えた『Occam XIII, Occam River XI, Occam V』。楽譜を用いず奏者との対話と口頭伝承のみで作品を構築する独自のメソッドにより、スイスのサン=テオドゥール寺院の豊かな響きの中で録音された深遠なドキュメント。「オッカムの剃刀」の哲学に基づき極限まで削ぎ落とされた音数から、チェロとファゴットが持つ細密な倍音や微細な波形の揺らぎが静かに創出。幾重にも重なる持続音が寺院の空間と干渉し合い、人間の聴覚の限界に語りかけるような、静けさの中に圧倒的な音響密度を誇るミニマル・ドローン空間を作り上げている。演奏家と作曲家の境界線を解き放ち、音そのものの微小な振る舞いの内部に巨匠ならではの霊的境地が宿る至高の現代音響。

11月中旬入荷予定。GRMの歴史を支えた巨匠Ivo Malecが、1961年から1982年の約20年間に渡り手掛けた重要電子音響作品4曲を収めた『Luminétudes』が、〈Recollection GRM〉より初のLP復刻!初期のコンクレート作品からコンピュータ・ミュージックや電子シンセシスを導入した80年代作品まで、現代音楽/実験音響史に輝く不朽のアーカイブ。磁気テープの精緻な切り貼りによる極めて硬質な音像と、初期電子音が描き出す不穏でドラマチックなグラデーション。鋭利な電子音のカットアップから突如立ち現れる密度の高いドローン、そして緻密に設計された構造美まで、時代時代の最先端テクノロジーを取り入れながら強靭な美学で構築された唯一無二のサウンド・コラージュ。GRM主宰François Bonnetをして「現代音楽シーンにおける不可欠な作曲家」と言わしめた、妥協なき音響探求の記録。
11月下旬入荷予定。1982年の結成以来、ダーティ・アンビエントの異名を冠しカルト的異彩を放ち続けるUKの先駆者O Yuki Conjugateと、ドイツのDJ、プロデューサーPhilipp Otterbachによる世代を超えたコラボレーション作品『Sleep Machines』が名門〈Music From Memory〉より登場!Jon HassellやCabaret Voltaireの系譜を継ぐ第4世界的な実験音響と、レフトフィールドなボトムエンドが見事に融和。O Yuki Conjugate特有の霞みがかった湿り気のある空気感や手触りのあるリズムに、Otterbach特有のエレクトロニクスと鋭い異種音響のセンスが重なり合い、全10曲が途切れることなく一つの巨大な音響空間として滑らかに移ろいゆく。歪みや残響を帯びたオーガニックな打楽器音と不穏なドローン、浮遊する電子音が幾重にもレイヤー化されたディープ・レフトフィールド・エレクトロニカの最前線!
10月中旬入荷予定。巨匠Laraajiが、新世代スピリチュアル・ジャズを牽引するサックス奏者Isaiah Collier、プロデューサーSonny Dazeとともにブルックリンのスタジオで全編完全即興録音した最新作『Openness』。事前の譜面や取り決めを排し、その場の直感と信頼関係のみで紡ぎ出された、癒やしと歓喜、そして深遠な調和に満ちた真のスピリチュアル・セッション。Laraajiが奏でるツィターやフェンダー・ローズ、ムーグ・シンセ、ピアノ、ゴング、情感豊かなボーカルが万華鏡のように交錯。そこにIsaiah Collierによる躍動的なドラムとエモーショナルなテナーサックスが有機的なダイナミズムを吹き込み、Sonny Dazeが名機Roland Space Echo RE-201で空間全体にコズミックな余韻と濃密な音響の広がりを与えている。アンビエントの深遠な響きとフリーフォームなスピリチュアル・ジャズ、そして歓喜のエネルギーが見事に融合した現代の金字塔。
10月14日発売予定。1999年にリリースされた知られざるギター・デュオ・ユニットのアルバム。ハーモニクスを多用したギターのみによる楽曲は、アンビエント的な静けさを進えた美しいもので、当時のライヴでは 8mm 映像などとコラボレートなどもしていました。しかし、当時の反応は一部で高い評価を得たものの、それはとても小さいものでした。当時のインディーズ・シーンではまだアンビエント的なサウンドの見直しもなく、ここまでシンプルなインストウルメンタルものをライヴの現場で演奏しているユニットなど皆無で、非常にカテゴライズしづらく、立ち位置の難しい音楽だったのだと思います。
しかし、ジャパニーズ・アンビエントが世界的に見直された 2010年代になってから、本作は再発見され、CDのデッドストックが一気に完売。再発の声もある中、今回初のアナログ化で改めてこの音楽を解き放ちたいと思います。現在 URBAN VOLCANO SOUNDSで知られるKENKEN もゲスト参加。
知られざる秘宝作品にじっくり触れてみるのもよし、日々のBGMとしても空気に染み入るような美しい時間を生み出してくれる、音響ギター・インストウルメンタル・アルバムです。
11月中旬入荷予定。1960年代後半に録音されながらも長年お蔵入りとなり、1998年の発掘以降MadlibやLoyle Carnerをはじめとする数々のヒップホップ・プロデューサーにサンプリングされ伝説化してきたデトロイト・ディープ・ソウルの最高峰、Little Annの「Deep Shadows」が〈Timmion〉より待望の7インチ化!歯切れの良いスナッピーなドラムと哀愁を帯びたヴィブラフォンの響きに乗せ、孤独と 切ない渇望を絞り出すように歌い上げるLittle Annのヴォーカルが胸を打つ真摯なディープ・ソウル。B面にはUKのセッション・バンドThe Third Degreeによる未発表トラックに彼女の歌声を乗せ換えた新バージョン「Deeper Shadows」をカップリングし、異なるビートで名曲の新たな魅力を引き出している。

10月中旬入荷予定。ポーランドの異色Dj Grzybが率いるアンサンブルによる、東欧山岳地帯のサイケデリアと神秘的なフォークロアが交錯する架空叙事詩『The Return Of Dj Grzyb』。ダブやニューエイジ、イタリアン・コズミック・ディスコの美学を背景に、山脈に語り継がれる異教的神話や異端の精神世界を濃密なストーリーテリングとともに織り上げており、シタールやタンブーラ、タイの伝統管楽器ケーンをはじめとする東西の多彩な生楽器群と、鈍く地を這う重厚で呪術的なミッドテンポ・ビートが巧みに融合。異国情調あふれる旋律と呪術的なトランス感が蠢き、Andrew WeatherallやVladimir Ivkovicの系譜を継ぐ妖艶でレフトフィールドな音響空間を作り上げている。東欧フォークロアの暗香と無国籍なダンス・ミュージックの熱量がひとつに溶け合った、ディープなエスニック音響!


10月中旬入荷予定。1980年代ソマリアの首都モガディシュで若者たちを熱狂させ、シーンの頂点に君臨したDur-Dur Bandが、その創造的ピークに遺した重要音源1988年作の『Vol. 3』と1989年作の『Vol. 4』が〈Analog Africa〉より奇跡の初2LP復刻!主要メンバーの移籍や創設者イッセの事故死という度重なる悲劇、そして内戦前夜という時代のうねりを乗り越えて放たれた全18曲を収めた決定盤。ソマリア伝統の旋律感覚やエキゾチックな歌唱を軸に、とにかく粘り強いファンク、ディスコ、ソウル、レゲエ、ジャズの要素を自在に融合。Vol. 4に向けて導入された電子パーカッションや独特のドラム音、強烈なグルーヴが躍動し、個人的な喪失と混乱の中で研ぎ澄まされた力強い推進力と濃密な緊迫感をサウンドに宿している。かつて現地でカセットテープとして親しまれ、その後の内戦により失われた80年代モガディシュの黄金期を伝える貴重なドキュメント。当時の貴重な写真とライナーノーツを収めた豪華ゲートフォールド仕様!
11月中旬入荷予定。時空を超越する透明な歌声ALA.NIと、ヴィンテージ・ソウル、映画音楽の巨匠Adrian Youngeが10年もの歳月を重ねて完成させたコラボレーション『Proud of Me』。ロサンゼルスでの日々や密やかな愛、親しい者の喪失と自己発見の軌跡を日記のように綴り、情感豊かな歌声を生のまま剥き出しにして刻み込んだパーソナルな作品で、Adrian Youngeの真骨頂である温かいアナログ機材の響きとサイケデリックなニュアンス、そして濃密で洗練されたストリングス・オーケストレーションが見事に交錯。深夜の静謐なジャズの気配から甘美でどこかノスタルジックなソウル・アンサンブルまで、ALA.NIの詩的でタイムレスなヴォーカルを際立たせる贅沢なシネマティック・音響空間を描き出している。クラシック・ソウルの上品な美学と、優美で深みのある現代的な表現が見事に融解したマスターピース。
10月中旬入荷予定。ガーナの伝統的アフロビート、ルーツ音楽家Ekowmaniaと、ノルウェー・ダンス・ミュージック界の異端DJ Sotofettによるコラボ12"『Dub Souljah』。アルバム『Dr. Afrodub』での共同作業を経てさらに深まった二人の結束を結実させる、ガーナとノルウェーの国境を越えた重厚なアフロビート・ダブ・セッション。熱狂的なルーツ・ブラスやナイヤビンギの力強い拍動が迫るダイナミックなディスコ・ダブから、故トニー・アレンを彷彿とさせる精密で力強いドラムワークに強烈なデジタル・ディレイを掛け合わせたアフロビート・ダブまでを網羅。深遠なエコーの中で浮遊するボーカル、フルートや管楽器の旋律が渦巻き、Sotofettならではのアナログ音響魔術が精神を揺さぶる。真のルーツ精神と現代ダンスフロアのミステリアスな融合。

11月上旬入荷予定。MoinやHoly Tongueの活動でも絶大な支持を集める名ドラマーValentina Magalettiと、自ら金属打楽器を制作する彫刻家João Pais Filipe、プロデューサーLeon Marksによる打楽器音響プロジェクトCZNの最新12インチ『Parallel Commutator』。ユニット名「CZN」が自作銅鑼やシンバルの主原料である銅・亜鉛・ニッケルを意味する通り、電子音を一切排し、金属という物質の響きそのものを探求。中央アフリカやハイチの伝統的リズムを思わせる凶暴なポリリズミック打撃と、自作ガングが放つ重厚な倍音・振動が交錯する。旋律やビートの概念を塗り替えるトランス感満載の音響空間を立ち上げている。圧倒的な肉体性を持った、民族打撃音響や実験音響の深層!

11月上旬入荷予定。Huerco S.やPendantなどの名義でも知られる現代電子音響の巨匠ブライアン・リードが、Loidis名義で放つ3枚組大作『From The Toolkit Of Lovers』。カルト的人気を誇る傑作『One Day』の深遠な世界観をさらに推し進め、15年に及ぶキャリアの音響技術を壮大なスケールで結実。Ricardo VillalobosやShinichi Atobe、Marc Leclairらを彷彿とさせる洗練されたマイクロ・ハウスとダブ・テクノの融合体。重厚で太く心地よいサブベースと、細かく刻まれる立体的なパーカッション、浮遊感あふれるヴォコーダーやフィルター処理されたディスコティックな質感が交錯する。思考と肉体が心地よく揺れる深夜から明け方のオフピーク・アワーズに寄り添う、官能的でヒプノティックなディープ・グルーヴがじっくりと時間をかけて紡がれていく。クラブのアフターアワーズから自宅でのリスニング空間までを極上の音響で満たす至高のプロダクション。
