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V.A. - Eccentric Soul : Minibus (Pink Glass Translucent Vinyl 2LP)
V.A. - Eccentric Soul : Minibus (Pink Glass Translucent Vinyl 2LP)Numero Group
¥4,997
5月下旬入荷。自国のソウル、ゴスペル、ファンクにとどまらず、ニューエイジ・ミュージック始祖ヤソスや日本からは原マスミまで、世界各地のオブスキュアなサウンド&グルーヴを掘り起こしてきた米国の大名門〈Numero Group〉。2012年に7インチ45枚組で発表していた特大ボックス・セット『ECCENTRIC SOUL: OMNIBUS』に収録されていた楽曲を2枚組LPに収めたアルバム『Eccentric Soul : Minibus』が登場。アメリカン・ソウルの歴史の隅に埋もれたディアスポラから25曲のゆるい名残を収集した本作は、1966年から1980年の14年間に及ぶグループ・ハーモニー、ファンク、ディスコ、モダン・ソウルの点と線を見事に結んだ大変秀逸な内容となっています。豪華ゲートフォールド・チップオン・ジャケット仕様。膨大なメモと貴重写真の数々で彩られた必携盤!
V.A. - Soft Summer Breezes (Translucent Yellow Vinyl LP)
V.A. - Soft Summer Breezes (Translucent Yellow Vinyl LP)Numero Group
¥3,728
5月下旬入荷。自国のソウル、ゴスペル、ファンクにとどまらず、ニューエイジ・ミュージック始祖ヤソスや日本からは原マスミまで、世界各地のオブスキュアなサウンド&グルーヴを掘り起こしてきた米国の大名門〈Numero Group〉から新物件!ZombiesやBeatles、Left Bankeによるバロック・ポップ・チャートのトップが飾られたのち、ガレージ・ロックへのダンディーなアプローチが花開いた60年代後半のソフト・サイケデリアの知られざる珠玉の名曲を集めたコンピレーション・アルバム『Soft Summer Breezes』がアナログで登場。荘厳なハープシコードから軽快なギター、メランコリックなオルガン、中学校のオーケストラに彩られた穏やかなソフト・サイケデリアを全16曲収録した一枚!
V.A. - W3NG (Crystal Clear Vinyl LP)
V.A. - W3NG (Crystal Clear Vinyl LP)Numero Group
¥3,728
5月下旬入荷。ここでもやはり独特の空気感を追求しています。自国のソウル、ゴスペル、ファンクにとどまらず、ニューエイジ・ミュージック始祖ヤソスや日本からは原マスミまで、世界各地のオブスキュアなサウンド&グルーヴを掘り起こしてきた米国の大名門レーベル〈Numero Group〉からは最新コンピ盤となる『W3NG』がアナログ・リリース。あなたの背中にそよ風を吹かせる『W3NG』は、アメリカのプライベート・プレス盤の紺碧の海に停泊する13のコレクションであり、オブスキュアなヨット・ロック、AOR、ブルー・アイド・ディスコを44分満載した一枚に仕上がっています。
SQÜRL - Music for Man Ray (Clear Vinyl 2LP)
SQÜRL - Music for Man Ray (Clear Vinyl 2LP)Sacred Bones Records
¥4,641
5月下旬入荷。Jim JarmuschとCarter Loganからなる音楽と映画を融合させた魅惑的なプロジェクト、SQÜRL。彼らがシュルレアリスムの先駆者であり、ダダイズム映画の先駆者Man Rayの画期的な映画4本のために制作した前衛的なスコア『Music for Man Ray』が〈Sacred Bones〉よりアナログ・リリース。2023年2月にパリのポンピドゥー・センターで行われたライブ・レコーディングから生まれた作品であり、歪んだギター、催眠術のようなフィードバックやループ、マンレイ作品の世界観から深くインスパイアされたシンセサイザー・サウンドが特徴的な魅惑的サウンドトラック・アルバム。
Jimi Tenor & Cold Diamond & Mink - Is There Love In Outer Space? (LP)
Jimi Tenor & Cold Diamond & Mink - Is There Love In Outer Space? (LP)Timmion Records
¥3,241
5月下旬入荷。フィンランド・ヘルシンキに君臨する我らがコズミック・ソウルの恒星間航行者ことJimi Tenorが、Cold Diamond & Minkと共に録音したセッションを収めた2024年度最新アルバム『Is There Love In Outer Space?』が〈Timmion Records〉よりアナログ・リリース。シンセ・ノイズが満載な本作には、ローファイなスペース・ファンクからシネマティックなサウンドスケープまで幅広いものに仕上げられています。
Iceboy Violet, Nueen - You Said You'd Hold My Hand Through The Fire (LP)Iceboy Violet, Nueen - You Said You'd Hold My Hand Through The Fire (LP)
Iceboy Violet, Nueen - You Said You'd Hold My Hand Through The Fire (LP)Hyperdub
¥4,872
スペイン・バルセロナを拠点に活動するプロデューサーNueenと、〈Hyperdub〉からリリースされたLoraine James やayaの楽曲にも参加したことがある、マンチェスター出身のヴォーカリスト/ラッパーIceboy Violetによるコラボレーション作品『You Said You’d Hold My Hand Through The Fire』が〈Hyperdub〉よりリリース!本作はNueenとIceboy Violetの4年間にわたる交際の軌跡をたどったもので、2人の最高の瞬間から最悪の瞬間までを記録し、それらを振り返りながら、前向きに処理していった全13曲を収録。苦悩に満ちたIceboy Violetの幽玄なヴォーカルに応えるのは、Nueenが細部まで作り込んだプロダクション。ドリルを彷彿とさせる泥臭いビートと、渦を巻くようなコードは対照的であり、時に邪悪な雰囲気を醸し出す。恍惚とした愛が感じられる一方で、不吉な火花が散る瞬間もある、魅惑的で魔術的、濃密で心に訴えかける作品となった。
Sylvan Esso - Sylvan Esso (10 Year Anniversary Edition) (Black & White Split Color Vinyl 2LP)Sylvan Esso - Sylvan Esso (10 Year Anniversary Edition) (Black & White Split Color Vinyl 2LP)
Sylvan Esso - Sylvan Esso (10 Year Anniversary Edition) (Black & White Split Color Vinyl 2LP)Psychic Hotline
¥5,487
5月下旬入荷。Amelia Meath & Nick SanbornからなるSylvan Essoが2014年にリリースしたデビュー・セルフ・タイトルLP作品の10周年記念エディションが〈Psychic Hotline〉からアナログ・リリース。ノースカロライナ州ダーラムの小さなベッドルーム・スタジオで録音された本作は、苦しみと愛、闇と解放に関する鮮やかな中毒性のコレクションに仕上げられており、ミニマルで煌びやかな10曲入りアルバムとしてよく纏まっています。
Chihei Hatakeyama & Shun Ishiwaka - Magnificent Little Dudes Vol.1 (2LP)
Chihei Hatakeyama & Shun Ishiwaka - Magnificent Little Dudes Vol.1 (2LP)Gearbox Records
¥6,286

5月24日発売。日本を代表するアンビエント/ドローン·ミュージック・シーンを牽引する存在となったChihei Hatakeyamaこと畠山地平が、この度ジャズ・ドラマーの石若駿とのコラボレーションを発表した。

ラジオ番組の収録で出会って以来、ライヴ活動などでステージを共にすることはあった2人だが、作品を発表するのは今回が初めて。『Magnificent Little Dudes』と名付けられた今作は、2部作となっており、2024年5月にヴォリューム1が、同夏にヴォリューム2がリリース予定となっている。

「その場、その日、季節、天気などからインスピレーションを得て演奏すること」をコンセプトに、あえて事前に準備することはせず、あくまでも即興演奏を収録。ファースト・シングル「M4」には日本人ヴォーカリストHatis Noitをゲストに迎えた。ギター・ドローンの演奏をしているとその音色が女性ヴォーカルのように聞こえる瞬間があることから、いつか女性ヴォーカルとのコラボレーションをしたいと思っていた畠山。「今回の石若駿との録音でその時が来たように感じたので、即興レコーディングの演奏中、いつもは使っている音域やスペースを空けてギターを演奏しました。ちょうどこのレコーディングの3週間くらい前に彼女のライヴ観ていたので、Hatis Noitさんの声をイメージしてギターを演奏しました」と話す。

世界を股にかけて活動する日本人アーティスト3組のコラボレーションが実現した『Magnificent Little Dudes Vol.1』は、日本国内外で話題となること間違い無いだろう。

The Softies - Holiday in Rhode Island (LP)The Softies - Holiday in Rhode Island (LP)
The Softies - Holiday in Rhode Island (LP)K Records
¥3,498
5月下旬入荷。1994年に米国・ポートランドで結成されたトゥイー・ポップ・バンド、The Softiesが2000年に残した大傑作サード・アルバム『Holiday in Rhode Island』が〈K Records〉より2024年度アナログ再発。スロウコアからインディ・フォーク、ドリーム・ポップまでが優しく溶け合う、素朴でほろ苦い幻想的トゥイー・ポップの珠玉の名盤!
Brian Eno, Holger Czukay & J. Peter Schwalm - Sushi, Roti, Reibekuchen (2LP+Obi)Brian Eno, Holger Czukay & J. Peter Schwalm - Sushi, Roti, Reibekuchen (2LP+Obi)
Brian Eno, Holger Czukay & J. Peter Schwalm - Sushi, Roti, Reibekuchen (2LP+Obi)GROENLAND RECORDS
¥4,715
5月24日発売予定。知られざる奇跡的邂逅が蘇る−−今から遡ること四半世紀前の1998年8月27日、ブライアン・イーノ、CANのホルガー・シューカイ、J・ペーター・シュヴァルムが繰り広げたインプロヴィゼーション・ライヴがこのたび、発掘音源『Sushi. Roti. Reibekuchen』としてリリースされる運びとなった。

1990年代といえばブライアン・イーノが「歓迎されないジャズ(Unwelcome Jazz)」と呼んだ「新種の音楽」としての独自のジャズにアプローチしていた時期でもある。その成果は名称を変えて1997年のアルバム『The Drop』にまとめられることになるのだが、翌1998年に彼はまさに自身がアプローチしていたジャズに近しい音楽と運命的な出会いを果たすことになる。それがJ・ペーター・シュヴァルムによるバンド・プロジェクト、スロップ・ショップのデビュー・アルバム『Makrodelia』(1998年)だった。意気投合した両者はコラボレーションを開始し、2000年に伶楽舎とディスクを分担した2枚組『music for 陰陽師』を、2001年にはCANのホルガー・シューカイを含む多数のミュージシャンを交えた『Drawn from Life』を完成させる−−のだが実はそこには前日譚があった。

イーノがシュヴァルムと知り合って間もない頃、3回目に会ったのがこのたびの発掘音源のリハーサルだそうである。そしてそこにはスロップ・ショップのベーシストであるラウル・ウォルトンおよびドラマーであるイェルン・アタイのほか、シュヴァルムが初めて対面する、カンの創設メンバーでありベーシストとしても知られるホルガー・シューカイがいた。イーノとシューカイはすでに『Cluster and Eno』(1977年)および『After The Heat』(1978年)で共同作業していたが、いずれもシューカイが参加したのは1曲のみ、かつベーシストとしての客演だった。しかし発掘音源に収められたイーノおよびシュヴァルムとのセッションでは、シューカイが「ラジオ・ペインティング」と呼ぶような、短波ラジオとテープを用いたサンプリング/コラージュを行っている。ともかく、三者が揃ってライヴを披露するのは初めてのことだった。しかもウォルトン、アタイを含む5人のメンバーが揃って演奏を行う機会はその後ついに訪れなかった。奇跡的な邂逅と言っていいだろう。

ブライアン・イーノが当時ライヴを行うこと自体も珍しかった。だがこの発掘音源の元となった「Sushi! Roti! Reibekuchen!」なるイベントはやや特殊なものだった。食べ物をタイトルに掲げているように、主役は料理人なのである。というのも、ドイツ・ボンの美術展示館で開催されたイーノによるインスタレーション展のオープニング・パーティーとして野外で行われたイベントだったのだが、字義通りパーティーであり、会場では大勢の来場者に料理人たちが食べ物を振る舞っていた。そうした中、用意されたステージでドローンが鳴り始め、そして5人のミュージシャンが即興で演奏を行った。イーノによればこのイベントにおけるパフォーマーは料理人たちであり、自分たちが作っているのはバックグラウンド・ミュージック。つまり音楽のパフォーマンスではなく、バックグラウンド・ミュージック付きの料理のパフォーマンスなのだという。イーノらしいコンセプトだと思うが、しかし、ステージで魅せる音楽は少なくない観衆の耳を釘付けにした。イーノとシュヴァルムが作り出すミニマルでアンビエント/ドローンなサウンドに、ホルガー・シューカイのサンプリング/コラージュが色を添え、そしてラウル・ウォルトンとイェルン・アタイは時に人力ドラムンベースのごとく怒涛のグルーヴを生み出していく。演奏は2セット、計3時間にもおよび、最後は警察に電源を切られて強制終了させられたという逸話さえ残っている。

発掘音源『Sushi. Roti. Reibekuchen』に収められているのは、そのような計3時間のライヴから抜粋された5つのトラックである。「料理のパフォーマンス」に付随するバックグラウンド・ミュージックとして構想されたライヴは、こうして音源化されることで新たに主役の座に躍り出る。そこから聴こえてくるサウンドは、ブライアン・イーノ、ホルガー・シューカイ、J・ペーター・シュヴァルムという三者の一期一会の本格的なインプロヴィゼーションであるとともに、ただ貴重な記録というだけに留まらず、アンビエント経由の「歓迎されないジャズ」に類する音楽が生演奏で収められた作品として、四半世紀経った2024年現在も実に興味深く思えるのである。

Text by 細田成嗣
Reishu Fukushima + Satoshi Fukushima - Inter-Others (LP+DL)
Reishu Fukushima + Satoshi Fukushima - Inter-Others (LP+DL)Experimental Rooms
¥3,850

5月15日発売。尺八とコンピュータで呼応する、新潟の親子が交わした「時間と音」の記録を巡る福島家の電子音響ダイアリー。

1990年代に佐渡での村松流尺八との出会いをきっかけに尺八奏者として演奏・即興を始めた福島麗秋。その彼の息子であり、リアルタイムなコンピュータ処理によって奏者との対話的かつ未知なる電子音響の可能性を探求する福島諭。今作は新潟の父と子からなる親子ユニットの記録として綴られた初の<アルバム>作品。深い息遣いをみせる身体的な尺八の演奏をコンピュータで分解・加工処理で即時応答し、現在に過去を進行形で重ね、未だ見ぬ新たなる音像を多層的に創出していく。過去と現在、身体と機械、分解と構築、間と動作、作曲と即興。相反するふたつの事象/現象を行き交い、やがてその境界線で根を張り、まるで艶やかで柔らかな花びらが開花するように、電子音響レイヤードは凛と美しく、未来へと眩しい輝きを放っているかのようである。

+ 初版限定300部
+ ライナーノーツ:三輪眞弘
+ コメント:長嶋りかこ
+ カバー写真:吉原悠博(吉原写真館)

Pecker - Pecker Power (LP)
Pecker - Pecker Power (LP)日本コロムビア株式会社
¥4,400

6月26日発売。和物ダブ最高峰!カルト・ジャパニーズ・コズミック・ジャズ・レゲエ。Sly & RobbieにAugustus Pablo、吉田美奈子、大村憲司、松岡直也などが参加という超豪華編成の80年激レア和ダブ傑作「Pecker Power」がなんと37年ぶりのリイシュー。オリジナルは清水靖晃の「案山子」や坂本龍一をリリースしていた名レーベル、Better Daysからの発表。Jah PelikahoやBob Marleyら作曲の楽曲群を演奏し、オーガスタス・パブロ、リコ・ロドリゲス、マーシャ・グリフィス、ジュディ・モワット、ロビー・シェイクスピア、スライ・ダンバー等をフィーチャーした超本格派ジャマイカサウンド満載な中南米風味のエキゾが炸裂。堂々のジャパニーズ・ダブ大名盤にして金字塔。

日本初のサルサ・バンド、オルケスタ・デル・ソルを作ったパーカッショニスト、ペッカーが1980年に制作した日本最初のダブ・アルバム『ペッカー・パワー』。ボブ・マーリーのスタジオ「TUFF GONG」でのザ・ウェイラーズとのセッションと、「CHANNEL ONE」でのスライ&ロビーとのセッションから生まれたこの無国籍なダブ・サウンドは『21st Century Dub』というタイトルで1987年にアメリカで流通し、以降世界中に知られる作品となった数奇な名盤。

Glass Beams - Mahal (Orange Vinyl 12"+Obi+DL)Glass Beams - Mahal (Orange Vinyl 12"+Obi+DL)
Glass Beams - Mahal (Orange Vinyl 12"+Obi+DL)Ninja Tune
¥4,322
5月17日発売予定。ミステリアスなビジュアルと、東洋と西洋を掛け合わせた摩訶不思議な音楽で、今世界中の早耳ファンがこぞって話題にし、フォロワー数を急速に伸ばしている注目の3ピース・バンド、グラス・ビームス。熱い視線が集まる中、名門レーベル〈Ninja Tune〉と契約し、最新EP『Mahal』を数量限定12インチでリリース!!
東洋と西洋を融合し、歴史と未来を織り交ぜる。バンドが作品に込めるこのメッセージは、生楽器とエレクトロニカを通したプリズムとなって、時代や場所の概念を超越したエキゾチックなサウンドを生み出し、魅惑的で神秘的な世界を作り上げている。
メルボルンを拠点とするグラス・ビームスは、ラジャン・シルヴァを中心に結成された。結成の背景には、1970年代後半にインドからメルボルンに移住してきた父親にラジャンの思いと、幼少期の思い出があるという。2002年にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われた、ビートルズの故ジョージ・ハリソンへのトリビュート公演『Concert for George』のDVDを父親と見た記憶の中で、インドの伝説的シタール奏者ラヴィ・シャンカールと娘のアヌーシュカが、西洋のアイコンであるエリック・クラプトン、ポール・マッカートニー、ELOのジェフ・リンと共演した姿が目に焼きついていた。彼の幅広い音楽背景は、父親のレコード・コレクションにも由来している。B.B.キングやマディ・ウォーターズといった正統派ブルースとともに、ボリウッドを代表するアーシャ・ボースルやマンゲシュカルなどを聴いて育ち、R.D.バーマン、アナンダ・シャンカール、カルヤンジ・アナンジといったインド人アーティストによって開拓された、西洋の音楽スタイルと伝統的なインド音楽の融合に惹かれていった。
無国籍感溢れるエキゾチック・サイケデリアの世界観を作り上げた彼らは、2021年にリリースされたデビューEP『Mirage』をリリース。SNSとストリーミング、口コミを通じて話題となり、瞬く間に音楽ファンの間で噂が広がっていった。デビュー作のいきなりの成功で招待されたフェスティバルでは、『Mirage』EPの収録曲と、20分の未発表曲を披露。その未発表曲の初期段階のパフォーマンス映像が、何百万回もの再生回数を記録し、熱狂的なファンを急速に増やした。2023年のツアーを終えた彼らは、その20分の楽曲をレコーディングするために自宅スタジオに戻り、完成した作品は『Mahal』と名付けられた。
Anastasia Coope - Darning Woman (White Vinyl LP)Anastasia Coope - Darning Woman (White Vinyl LP)
Anastasia Coope - Darning Woman (White Vinyl LP)Jagjaguwar
¥3,484
5月下旬入荷予定。20年代のコンテンポラリー・フォークに風穴を空ける様な、物質世界を超えた絶壁から発せられる音楽。ニューヨークを拠点とするイベント・シリーズ〈Bonzo〉の創始者としても知られるブルックリン拠点の21歳のミュージシャン、Anastasia Coopeによるソロ・デビュー・アルバム『Darning Women』が名門〈Jagjaguwar〉よりアナログ・リリース。Trish KeenanやSu Tissue、Brigitte Fontaineといった80年代の前衛的なアート・ロックや中世の合唱団、教会の聖歌隊、コンテンポラリー・フォーク、50年代のハーモニーグループといった様々な過去の文化的試金石からのインスピレ0ーションを感じる、子守唄や童謡にも似た、ミニマルな民族音楽の様なAnastasia Coopeの音楽は、Coopeの表現力豊かで階層化されたボーカルに導かれて、スタッカートで奇妙なものへと歪んでいく、独特な魅力を醸しています。
Tidiane Thiam - Africa Yontii (LP)Tidiane Thiam - Africa Yontii (LP)
Tidiane Thiam - Africa Yontii (LP)Sahel Sounds
¥3,597
5月下旬入荷予定。現代のギタリストの中でも、際立った思慮深い歌声。ニジェール産アウトサイダー・ミニマル・エレクトロニクスからトゥアレグ・ギターまで、サハラ砂漠以南のオブスキュアな音楽や現行シーンを紐解く現代の聖地〈Sahel Sounds〉からは、セネガルの最北端の町ポドルで活動するインストゥルメンタル・ギタリスト、写真家、ヴィジュアル・アーティスト、民俗学者、Tidiane Thiamによる3枚目のアルバム『Africa Yontii』が登場!「本来なら(言葉で)歌うべきことを、代わりにギターで言っているんだ。」深夜のラジオ放送でマンディン・ミュージックを聴きながら独学でギターを学んだというセネガルのポドール出身のTidiane Thiam。本作は、しばしばプーラールの民謡のテーマを作曲に取り入れたスタイルでの作曲も知られる彼が、スタジオ〈M.N. Records〉のヒップホップ・ビート・メーカー、Ndiaye Moctarと組む事で、フィールド・レコーディングや電子音など意外な要素を取り入れた作品となっています。
FUJI||||||||||TA - MMM (Purple Vinyl LP)FUJI||||||||||TA - MMM (Purple Vinyl LP)
FUJI||||||||||TA - MMM (Purple Vinyl LP)HALLOW GROUND
¥3,971
4月下旬入荷予定。Kali MaloneやDedekind Cutといった傑出したアクトを揃える現行エクスペリメンタル/ドローンの聖地〈Hallow Ground〉より特大ミニマル・ドローン作品が登場!2020年作『Iki』の当店での特大ヒットも記憶に新しい、Boredomsや鈴木昭男との共演も知られる日本の作曲家/サウンド・アーティストFUJI||||||||||TA氏による3年振りとなる最新アルバム『MMM』がアナログ・リリース!以前の作品では、2009 年に自作したパイプオルガンのリズミカルな可能性を扱う事への藤田氏の関心が既に示されていましたが、本作では、手動式のエアポンプが電動のものへと置き換えられ、楽器の新たな音響と作曲の可能性を活性化することが出来、同時に彼自身の声を使った実験も拡張される事に。エクスペリメンタル・シーンを支える名エンジニアことRashad Beckerによるマスタリング&カッティング仕様と盤質も万全!
Jasmine Myra - Rising (LP)
Jasmine Myra - Rising (LP)Gondwana Records
¥4,491
5月上旬入荷予定。イングランド・リーズを拠点とする女性サックス奏者/作曲家/バンド・リーダーであり、北イングランドのジャズ・シーンでも有数の若手として期待されるJasmine Myraが〈Gondwana Records〉のオーナーにして、リーズのジャズ界の重鎮、Matthew Halsallと組んだセカンド・アルバム『Rising』がアナウンス。本作はロックダウン中の経験について書かれた一枚となっており、精神衛生上の葛藤を克服することがテーマとなっている作品。ここでは、ギタリストのBen Haskins、ドラマーのGeorge Hall、ピアニストのJasper Green、ハープ奏者のAlice Robertsら、デビュー・アルバムでの編成と同じミュージシャンたちと共演し、いくつかの楽曲では弦楽四重奏も導入した、瞑想的で深遠な響きを届けるスピリチュアル・ジャズが展開されていきます。
Asher Gamedze - Turbulence and Pulse (2LP)
Asher Gamedze - Turbulence and Pulse (2LP)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
¥3,789
5月上旬入荷予定。初回入荷分特別価格。南アフリカ・ケープタウンを拠点に活動するドラマーAsher Gamedzeによる2023年度最新アルバム『Turbulence and Pulse』がシカゴの現代ジャズシーンを規定する聖地〈International Anthem〉よりアナログ・リリース。ヨハネスブルグを拠点とするレーベル〈Mushroom Hour Half Hour〉との初の共同リリース作品!2020年7月にパンデミックの真っ只中にリリースされたデビュー・アルバム『Dialectic Soul』で高い評価を得た彼が、前作のリリースと前後して、友人で作家のTeju Adeleyeとともに、歴史家のRobin D.G. Kelley らとの共同オンライン・ディスカッション「ポエシス」を企画し、このセッションで得られたシンクロニシティの瞬間からインスピレーションを得たアルバム。「歴史的な主体性を主張し、未来が予見された結論ではないことに気づくこと」というテーマが込められた崇高でソウルフルなアフロ・スピリチュアル・ジャズ大傑作!
Bororó - A Tempo e a Gosto (7")
Bororó - A Tempo e a Gosto (7")Notes On A Journey
¥2,286
4月下旬入荷予定。Sergio MendesやMarcos Valle、Flora Purimのような有名人ではないものの、同時代のブラジルで最も重要で才能に満ち溢れたミュージシャンとしてみなされている人物であり、ゴイアス州州都ゴイアニア出身の作曲家、歌手、アレンジャー、プロデューサー、マルチ奏者のBororóが1979年にリリースしたEP作品『A TEMPO E A GOSTO』が〈Notes On A Journey〉よりアナログ・リイシュー。Bororóの初期のプロ・アーティストとしての生活は、リオデジェネイロの急成長する音楽シーンと新興のクラブ・ダ・エスキーナ・ムーヴメントの中で発揮され、インスパイアされており、その様々な弦楽器における数々のスキルとドラマーとしての天賦の才能は、後にスーパースター・Peter Gabrielやブラジルのサンバ・クイーンのBeth Carvalhoら多くのアーティストを魅了する事に。
Chanel Beads - Your Day Will Come (Red Vinyl LP)Chanel Beads - Your Day Will Come (Red Vinyl LP)
Chanel Beads - Your Day Will Come (Red Vinyl LP)Jagjaguwar
¥3,397
5月上旬入荷予定。かすかな遺物であると同時に人間の経験のデジタル・スナップショットでもある。NY拠点の気鋭アーティスト、Shane Laversによるアンビエント・プロジェクト、その名もChanel Beadsのデビュー・フルレングス・アルバムとなる『Your Day Will Come』がインディ系名門〈Jagjaguwar〉よりアナログ・リリース!2022年のシングル「Ef」と「True Altruism」でインターネットの片隅にてブレイクを果たした後、本作では、レイヴァーズが合成楽器と本物の楽器を重ねることで実現させた、不気味で夢のような音楽性をより進化させた内容になったとの事。ポスト・パンクから脈々と受け継がれる荒々しいサウンド、ポップ・チューンに求めてやまない人の心を掴む感傷性、そして、電子音楽の幻想的な技巧を取り入れながら、ここでしかない魅惑的なサウンドスケープを織り上げています。
Glass Beams - Mahal (Orange Vinyl 12"+DL)Glass Beams - Mahal (Orange Vinyl 12"+DL)
Glass Beams - Mahal (Orange Vinyl 12"+DL)Ninja Tune
¥4,008
5月17日発売予定。ミステリアスなビジュアルと、東洋と西洋を掛け合わせた摩訶不思議な音楽で、今世界中の早耳ファンがこぞって話題にし、フォロワー数を急速に伸ばしている注目の3ピース・バンド、グラス・ビームス。熱い視線が集まる中、名門レーベル〈Ninja Tune〉と契約し、最新EP『Mahal』を数量限定12インチでリリース!!
東洋と西洋を融合し、歴史と未来を織り交ぜる。バンドが作品に込めるこのメッセージは、生楽器とエレクトロニカを通したプリズムとなって、時代や場所の概念を超越したエキゾチックなサウンドを生み出し、魅惑的で神秘的な世界を作り上げている。
メルボルンを拠点とするグラス・ビームスは、ラジャン・シルヴァを中心に結成された。結成の背景には、1970年代後半にインドからメルボルンに移住してきた父親にラジャンの思いと、幼少期の思い出があるという。2002年にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われた、ビートルズの故ジョージ・ハリソンへのトリビュート公演『Concert for George』のDVDを父親と見た記憶の中で、インドの伝説的シタール奏者ラヴィ・シャンカールと娘のアヌーシュカが、西洋のアイコンであるエリック・クラプトン、ポール・マッカートニー、ELOのジェフ・リンと共演した姿が目に焼きついていた。彼の幅広い音楽背景は、父親のレコード・コレクションにも由来している。B.B.キングやマディ・ウォーターズといった正統派ブルースとともに、ボリウッドを代表するアーシャ・ボースルやマンゲシュカルなどを聴いて育ち、R.D.バーマン、アナンダ・シャンカール、カルヤンジ・アナンジといったインド人アーティストによって開拓された、西洋の音楽スタイルと伝統的なインド音楽の融合に惹かれていった。
無国籍感溢れるエキゾチック・サイケデリアの世界観を作り上げた彼らは、2021年にリリースされたデビューEP『Mirage』をリリース。SNSとストリーミング、口コミを通じて話題となり、瞬く間に音楽ファンの間で噂が広がっていった。デビュー作のいきなりの成功で招待されたフェスティバルでは、『Mirage』EPの収録曲と、20分の未発表曲を披露。その未発表曲の初期段階のパフォーマンス映像が、何百万回もの再生回数を記録し、熱狂的なファンを急速に増やした。2023年のツアーを終えた彼らは、その20分の楽曲をレコーディングするために自宅スタジオに戻り、完成した作品は『Mahal』と名付けられた。
Tsuki No Wa - Ninth Elegy (LP)
Tsuki No Wa - Ninth Elegy (LP)First on Vinyl
¥4,400
4月下旬再入荷予定。限定追加プレス、お見逃しなく!日本の越境的音楽集団=Tsuki No Waが2000年にリリースした、知る人ぞ知るインディー傑作が待望の初レコード化! まるでビル・エヴァンスが演奏する"アシッドポップス"。白日夢のような音響、淡い演奏と美しい歌声が、聴くものをここではないどこかへと誘う。

* *

ジョセフ・シャバソンのアンビエント・ジャズの息吹に、Sakanaの異能の歌、フランク・シナトラの時代への幻想、アルゼンチン音響派にも通じる越境的エクスペリメンタリズムまでもが重なり合う、極めて秀逸なサイケデリック・アンビエント・ソウル・アルバムであり、ニューエイジ・リバイバルやオブスキュアといった新時代的な審美眼を通過した若い聴衆たちにも力強く推薦する。
-- 門脇綱生(Meditations)による公開ライナーノーツより一部抜粋

※ライナー全文はこちら→ https://www.oto-tsu.jp/features/archives/11818

* *

白日夢のような音響、淡い演奏と美しい歌声。ビル・エヴァンスがアシッドポップスと出会ったかのような消え入りそうで儚いアルバム。

2003年に出版したディスクガイド本『Bound for Everywhere』は基本レコードを紹介する本でしたが、最後にCDオンリーの章があり、そこにこの名盤『Ninth Elegy』を紹介させてもらった。
そして自分のアルバムやライブでもヴォーカリストのフミノスケ君に参加してもらうほど、このアルバムの衝撃は凄いものだった。 今でもその衝撃は変わらない。
ファストファッションの時代にこういった言説は似合わないかもしれないけど、結局良いものは何年経っても素晴らしいし、 必ずどこかで認められると信じています。
やっと、やっとのアナログ化。 待ちに待った人、これから初めましての人、全てに送ります。
淡い音響と極力音数を減らした演奏とアレンジ、中性的なヴォーカル、サイケでアシッドでオルタナなポップス。 マスタリングの為に久々にじっくり聴いたけど、相変わらず時代を超越した素晴らしいアルバムでした。
ノスタルジーになり過ぎないようにほんの少しだけ現代的フィーリングをマスタリングに施しました。
--  First on Vinyl Label Curator, Calm
R.N.A. Organism - R.N.A.O Meets P.O.P.O (LP)R.N.A. Organism - R.N.A.O Meets P.O.P.O (LP)
R.N.A. Organism - R.N.A.O Meets P.O.P.O (LP)Mesh-Key
¥5,717
3月下旬入荷予定。ゆらゆら帝国関連作品に、Aunt SallyやToleranceといった〈Vanity Records〉作品、向井千惠やザ・ラビッツなどを手がけた日本の80年代アングラを愛するNYの名門〈Mesh-Key〉から要注意物件がアナウンス!国産ミニマル・ウェイヴ/プロト・テクノの聖地にして、ロックマガジン編集長・阿木譲氏が主宰した事でも知られる関西アンダーグラウンドの伝説的レーベル〈Vanity Records〉に残された、R.N.A. Organismによる関西実験音楽シーンの重要なドキュメント『R.N.A.O Meets P.O.P.O』が単独アナログ再発!佐藤薫 (EP-4)プロデュースによる伝説的ユニット=R.N.A. Organismが1980年に残した唯一のアルバム。原始的なドラムマシンの演奏や謎めいたヴォーカル、機会極まりないサウンドやエフェクトの数々によって織りなされる、アウトサイダーでパッキッシュなエレクトロニクス・ダブ/エクスペリメンタルNWの永遠の名作。Stephan Mathieuの手によるオリジナルreel-to-reelテープからの新規リマスタリング&〈RTI〉での高品質プレスというのもオイシイ一枚。オールドスタイルなチップオンスリーヴ仕様。佐藤氏によるエッセイが掲載された豪華インサートが付属。これは未体験の方は必聴です!
Phelimuncasi & Metal Preyers - Izigqinamba (LP)
Phelimuncasi & Metal Preyers - Izigqinamba (LP)Nyege Nyege Tapes
¥3,222
5月下旬入荷予定。Gorillazにも参加するロンドンのプロデューサーJesse Hackett & シカゴ拠点のアーティストMariano Chavezによるコラボ・プロジェクトMetal Preyersと、ダーバンを拠点に活動するGqomトリオ、Phelimuncasiの意欲的コラボ・アルバム『Izigqinamba』を〈Nyege Nyege Tapes〉から発表!昨年、同地のシーンで最も重要なビートメイカーたちと共に〈Nyege Nyege〉のカンパラのスタジオに集まり、3日間かけて作り上げた一連のトラックを収録。地元イシズール語による刺激的なヴォーカルとともに、ビートボックスのパーカッションが騒々しくループする、オープニング・トラックの"Gidigidi ka Makhelwane"、80年代のビデオ・ナスティックのサウンドトラックを思い起こさせる"Coffin Roller"、ドラッギーなビートのチョップ&スクリューと共にうなるようなラップを喧しく掻き鳴らす最も空洞化したバンガー"Like A Corpse"といったり分類不可能なジャンルの混ざり合った破格のトラックが満載された内容に仕上げられています!

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