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New Wave / Post-Punk

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The Scientists - A Place Called Bad (Black+White Haze Vinyl 2LP+Book)
The Scientists - A Place Called Bad (Black+White Haze Vinyl 2LP+Book)Numero Group
¥4,317
ロックンロールやパンク・ロックの伝統を継承しながらもそれらを否定するような湿地帯的で原始的、かつモダンな都会的サウンドを備えたオーストラリア・パース拠点の伝説的なパンク・バンドであるThe Scientists。そのスタジオ録音、ライブ音源、未発表ライブセット、さらには数十枚の未公開写真、ディスコグラフィーなどを収めた〈Numero〉からの特大編集盤!ご当地パースのパンクの家系図(折りたたみ式!!)までもが収録。
Nico - The Drama Of Exile (LP)
Nico - The Drama Of Exile (LP)Lantern Rec.
¥3,353
1974年に発表した『The End』の後、ウォーホルのミューズである彼女は、フランス人監督フィリップ・ガレルと7本の映画で実りあるパートナーシップを築いた。1979年、ニューヨークに戻った彼女は再びライブ活動を始め、ジョン・ケイルと音楽パートナーのLutz Ulbrich(Agitation FreeとAsh Ra Tempelの元ギタリスト)とともにCBGBに出演。フランスに戻ったNicoは、若く才能あるコルシカ人ベーシスト、フィリップ・キリシーニと出会い、1981年にカムバック作『Drama of Exile』をプロデュースする。本作は、”Purple Lips”をオミットし、1981年に7インチ・シングルでリリースされた”Saeta”と”Vegas”を追加収録した1983年発表のセカンド・エディションがアナログ・リイシュー。初回盤を発表した〈Aura Records〉との法的論争を経て2種類のヴァージョンでリリースされた本作。Velvet Undergroundの"I'm Waiting for the Man"、David Bowieの"Heroes"のカヴァーが収められています。限定500部。
The Durutti Column - Dry (LP)
The Durutti Column - Dry (LP)Materiali Sonori
¥2,624
ポスト・パンクという枠からも大いにはみ出たイギリスの伝説的名バンドにして、1980年に〈Factory〉から送り出された大傑作ファースト・アルバム『The Return Of Durutti Column』以来、ニューウェイヴとアンビエント・ミュージックの間を埋める様な注目すべきアルバムを次々と発表してきたThe Durutti Column。イタリア版〈Rough Trade〉的なレーベルとしてもお馴染みの名門〈Materiali Sonori〉より91年にCDリリース、未発表曲や未発表ライブ音源などを収めたコンピレーション・アルバムが初LP化。80年代中盤から後半にマンチェスターのスタジオなどで録音された未発表音源やパリでのライブ録音などを収録した作品で、今回が初のアナログ・リリースとなります。〈Materiali Sonori〉による公式再発。
Brenda Ray - D'Ya Hear Me! (CD)
Brenda Ray - D'Ya Hear Me! (CD)Em Records
¥2,420
2000年代のベストセラーとなった新型ルーツロックレゲエ『Walatta』で一躍有名になったブレンダ・レイは、ポストパンク/ニューウェーヴ時代から活躍し た人で、リヴァプールやマンチェスターを拠点に、スリッツ、ポップグループ、ニューエイジステッパーズ(A. シャーウッドと交流があった)等と同じく、レゲエ/ダブ/ファンク/ロックのクロスオーヴァーの先端音楽をやっていた。彼女にはPOP なずば抜けたセンスがあり、80 年代半ばはソロとして英Virgin 等で作品を発表。かの『Walatta』はその「後」のブレンダのソロ・キャリア集成のようなアルバムであった。

本作『ドゥヤ・ヒア・ミー!(聞いてんの!?)』は『Walatta』以前の、初期の名作選集である。

収録曲はNaafi Sandwich / Naffi Sandwich または Naffi (ナッフィー)と名乗って活動したバンド時代の音源で、当時のリリースはもっぱらD.I.Yなカセットテープと7 インチ。彼らはライブ・バンドとして結成されたわけではなく、アイデアにまかせて作品を録音制作するユニットだった。
本コンピで聴けるのはもうひとつの『Walatta』の世界で、リズムや手法にジャマイカ音楽の影響が濃厚だが、「レゲエを演奏する気はなく、 “Dub-up”したかった(= ダブのヴァージョンをやりたかった)」という彼らの音としてのレゲエ・クロスオーヴァーを演奏する。
表題曲の「D'ya Hear Me!」はリズムボックスを使って4 トラのテレコで録ったD.I.Y 魂炸裂のPOP チューン。「Naffi Take Away」、「Krazee Music」などヘヴィーでキュートなレゲエ・クロスオーヴァー、ド・ディープでダークなルーツレゲエ風インスト「Spring Thing- Hippy Dread」、『Walatta』人気曲「Starlight」の原曲(!)「Moonbeams」、ヤング・マーブル・ジャイアンツ風の 「Everyday Just Another Dream」、未発表のオリジナル長尺版などなど。最後に今回彼女が“発掘” した「D'Ya Hear Me!」のデモを収録。ポストパンク/ネオアコ・ファンにも大推薦!!
Medium Medium - Hungry, So Angry (2LP)
Medium Medium - Hungry, So Angry (2LP)Lantern Rec.
¥4,298
未発表デモ音源も収録したUKポストパンク・バンド、MEDIUM MEDIUMの決定的コンピが2LPリリース!! UKポストパンク・バンド、MEDIUM MEDIUMの決定的コンピレーション・アルバムが2LPがRECORD STORE DAY 2022に登場! オープニングナンバーにして代表曲"HUNGRY, SO ANGRY"は、数々のコンピにセレクト、言わずもがなのホワイト・ファンク金字塔的名曲。イントロのサックス、腰にビシビシとクるベース、鋭角的なギターと完璧! 1981年、UKレーベルCHERRY REDよりリリースされたスタジオ・アルバム唯一作『THE GLITTERHOUSE』収録曲に加え、ライブ音源、そして1982年10月のデモ・テープからの未発表曲を含む、NW / ポストパンク・フリークはスルー厳禁の内容! 完全リマスター / 180グラム重量盤 / 500枚限定プレス
Dalis Car - The Waking Hour (LP)Dalis Car - The Waking Hour (LP)
Dalis Car - The Waking Hour (LP)Beggars Banquet
¥3,065
〈2022 RECORD STORE DAY〉国内限定150枚/数量限定マゼンタ・ヴァイナル/24ビットHDオーディオ最新リマスター
ジャパンのミック・カーンとバウハウスのピーター・マーフィーによる伝説のプロジェクト=ダリス・カーが1984年に唯一残したアルバム。当時にしては珍しく、あまりスタジオで一緒に作業をせずに互いにテープを送り合って個々で作業を進めたという本作はシングル「The Judgement Is The Mirror」を含む全7曲を収録。
バンド名はキャプテン・ビーフハートの名盤『Trout Mask Replica』収録曲から名前を拝借しており、アートワークにはマックスフィールド・パリッシュの名画『夜明け』の一部を使用した本作はFACT誌のゴス名盤20選に選ばれている。
なお、今回のRSDリリースに当たって、本作はオリジナル・アナログ・テープから最新リマスターが施され、数量限定マゼンタ・ヴァイナル仕様で復刻される。
Mecanica Popular - ¿Qué Sucede Con El Tiempo? (LP)
Mecanica Popular - ¿Qué Sucede Con El Tiempo? (LP)Wah Wah Records
¥3,664
マドリッド音響派とも呼ばれる、80年代スペイン・マドリッドの新進気鋭の前衛音楽家たちの密かな活躍を支えた「マドリッドの彗星」(El Cometa De Madrid)シリーズの運営者Luis Delgado (Babia, Finis Africae,Ishinohana)と、RandomizeことEugenio Muñozによるユニット、Mecanica Popular。1984年に人知れず生み出したフリーフォームなニューウェイヴ・ダンス/テープ・ミュージックの傑作『¿Que Sucede Con El Tiempo?』。2015年にはAndy Votel、Sean Canty (Demdike Stare)ら主宰の〈Dead-Cert Home Entertainment〉より再発、廃盤となっていた本作の〈Wah Wah Records〉からの2021年度復刻盤!彼らの記念碑的ファーストにして、当時のインダストリアル/ミニマル・ウェイヴから空想民俗、ジョン・ハッセルの第四世界まででもがごった煮になったエクスペリメンタル・マシーン・ファンク傑作!前人未踏の奥地で行われたConrad SchnitzlerからChris Carter、Jon Hassellのドッキング・ライブを観ているかの様。限定500部。
Mecanica Popular - Baku: 1922 (LP)
Mecanica Popular - Baku: 1922 (LP)Wah Wah Records
¥3,375
マドリッド音響派とも呼ばれる、80年代スペイン・マドリッドの新進気鋭の前衛音楽家たちの密かな活躍を支えた「マドリッドの彗星」(El Cometa De Madrid)シリーズの運営者Luis Delgado (Babia,  Finis Africae,Ishinohana)と、RandomizeことEugenio Muñozによるユニット、Mecanica Popular。1987年に人知れず生み出したインダストリアル/ミニマルの傑出した名作『Baku: 1922』。2010年に〈Electunes〉より再発、現在は廃盤となっていた本作が〈Wah Wah Records〉から元のアートワーク仕様で2021年度復刻盤!彼らの大人気セカンド・アルバムにして、当時のインダストリアル/ミニマル・ウェイヴから空想民俗、ジョン・ハッセルの第四世界まででもがごった煮になったエクスペリメンタル・マシーン・ファンク傑作!前人未踏の奥地で行われたConrad SchnitzlerからChris Carter、Jon Hassellのドッキング・ライブを観ているかの様。オリジナル・テープからのリマスタリング仕様。インサート付属。限定500部。
OOIOO - Gamel (2LP)
OOIOO - Gamel (2LP)Thrill Jockey
¥3,756
"古の伝統楽器「ガムラン」との融合を果たしたOOIOOの2014年発表のアルバム。
無限の過去=OOと未来=OOの間に立つ私自身=I、による新次元アンサンブルはさらなる完全共鳴体へ“

これまでの彼女たちが培ってきた独自の強烈な「訛り」を100%継承しつつ、新たにインドネシアの伝統楽器「ガムラン」を全面にフィーチャーし、これまでとは一線を画す新たな次元の音楽を聴かせてくれます。
本作のガムランのフィーチャーは決して突発的なアイデアではなく、2012年以降多数のライブを通してじっくりと検証・熟成されており、レコーディング前にはOOIOOアンサンブルにおいて不可欠な要素として溶け込んでいる状態になっていました。本作はライブに近い状態で録音されており、彼女たちの“今”のアンサンブルを存分に堪能いただける内容となっています。

ガムランの繊細で豊潤な音表現を最大限に抽出するかのように、直情的なビートをあえて抑えたシンプルでミニマリスティックなリズム・アンサンブルが用いられ、複雑なテクスチャーと、豊かな倍音成分がもたらす不思議な浮遊感、そして緻密かつ大胆なハーモニーに満ちた、まったく新しい、けれど懐かしく優しい肌触りを持った音楽を織り上げられています。

古代遺跡が時に未来の建造物に見えるような自由な時間・空間の感覚的往来。土の匂いと豊かな色彩がもたらす稔りの季節のような多幸感。そんな中、突発的な電子音と歪みが落雷のように突き刺さり、まだ見ぬ未来をちょっぴり垣間見せてくれます。
新しいOOIOOは、そんな快い刺激とイマジネーションに溢れ、心地よく空気を振動させてくれます。
OOIOO - Gold & Green  (Green Vinyl 2LP)OOIOO - Gold & Green  (Green Vinyl 2LP)
OOIOO - Gold & Green (Green Vinyl 2LP)Thrill Jockey
¥3,756
傑作として名高い2000年発表の、BoredomsのYoshimiO率いるOOIOOサード・アルバム「Gold & Green」Thrill Jockeyからのヴァイナル再発盤!チボマットのユカ、ショーン・レノン、山本精一といった豪華ゲスト・ミュージシャンが集結!シャーマニックでトランシーな女性性のパワーとトライバル&サイケデリックなサウンドに、Boredoms直系のフリーダムな創造力と危なさが爆発した21世紀ジャパニーズ・サイケデリック・ミュージックの金字塔的一枚。2017年にSarah Registerによってマスタリング。ゲートフォールド・ジャケット。Acid Mothers TempleやBardo Pond、幾何学模様などが好きな方にも!大推薦!
Phew - Vertigo KO (LP+DL)Phew - Vertigo KO (LP+DL)
Phew - Vertigo KO (LP+DL)Disciples
¥3,300

音楽フリーク注目のレーベル、Warp傘下の〈Disciples〉からPhewの最新作『Vertigo KO』がリリース!


"このアルバムは、2017年から2019年、10年代の終わり、この閉塞的な期間に制作された音のスケッチです。
言い換えるなら、幻想に浸るでもなく、音楽へ逃避するでもなく、また世界観を提示するものでもなく、2010年代後半のある個人のドキュメンタリーミュージックです。
このアルバムの隠されたメッセージは、「なんてひどい世界、でも生き残ろう」です。” - Phew


日本のアンダーグラウンド・ミュージック界の伝説的なアーティスト、Phew。1978年に大阪で最も初期のパンク・グループの一つであるアーント・サリー (Aunt Sally) のフロントを務めたのを皮切りに、80年代にはソロ・アーティストとして坂本龍一、コニー・プランク、CANのホルガー・シューカイ、ヤキ・リーベツァイト、アインシュテュルツェンデ・ノイバウテンのアレクサンダー・ハッケ、DAFのクリス・ハースなど、多くの著名なアーティストとのコラボレーションを行い、近年では、レインコーツのアナ・ダ・シルヴァ、ジム・オルーク、イクエ・モリ、オーレン・アンバーチ、ボアダムス/OOIOO/SaicobabのYoshimi (Yoshimi P-We) などとのコラボレーションも行っている彼女が、最新作のリリースを発表。

本作は、これまでに、ブラック・ロッジ、ボグダン・ラチンスキー、ヒズ・ネイム・イズ・アライヴといったカルト・ヒーローたちの未発表音源を世に発表して音楽ファンから一目置かれてきたレーベル〈Disciples〉の審美眼に適った初の日本人アーティスト作品となる。

Phewの80年代初期のニューウェイブ指向の作品には、日本のみならず海外のコアな音楽フリークやレーベルから多くの関心が寄せられており、コラボレートしてきた著名なアーティストたちの数々も印象的だが、〈Disciples〉は『Light Sleep』『Voice Hardcore』といった近年の作品は、彼女の素晴らしいキャリアの中でもモダン・クラシックと呼ぶべき傑作であり、Phewが今、再び最盛期を迎えていることを確信し、本作のリリースへと繋がった。〈Disciples〉が今回のリリースにおいて探求したいと思ったのは、まさに彼女の今なのだ。『Vertigo KO』は、前述の2枚のアルバムと同じ時期に録音された楽曲と、今回のリリース用に制作の新曲を収録。アルバムには20ページのブックレットが付属しており、Phewについての文章と、表紙にもなっている塩田正幸の写真が収録。

Nico - Camera Obscura (LP)Nico - Camera Obscura (LP)
Nico - Camera Obscura (LP)Beggars Banquet
¥3,065
〈2022 RECORD STORE DAY〉国内限定150枚/数量限定ブルー・ヴァイナル/24ビットHDオーディオ最新リマスター
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの伝説的パフォーマー、ニコが1985年にリリースしたラスト・アルバム。バック・バンドにザ・ファクションを迎え、ポスト・ノイズ、インダストリアル、インプロビゼーションと様々なプロダクションの中を圧倒的存在感で闊歩する主役の歌声、朗読を収めた全8曲。 ニコのキャリア後期最高傑作とも謳われる本作にはジャズ・スタンダード「My Funny Valentine」のカバーも収録されている。なお、今回のRSDリリースに当たって、本作はオリジナル・アナログ・テープから24bit HDオーディオにリマスタリングされ、数量限定ブルー・ヴァイナル仕様で復刻される。
Lifetones - For A Reason (LP)
Lifetones - For A Reason (LP)Light In The Attic
¥2,724
This HeatのCharles Bullenがバンド解散後、同友Julius Cornelius SamuelとはじめたプロジェクトがこのLifetones。ダブ、ポストパンク、クラウトロックな異種混合のロック像はもちろんのこと、エスニックな異国の香りとUKのストリートな気品があわさった孤高の音楽にしてこのバンドの唯一作、83年盤"For A Reason"がなんと初リイシュー!! ダブに揺れる弦とキャッチーなコーラス、後半で迫りくる音響のゆがみに悶えてしまう表題曲をはじめ、ポストパンク時代でこそのローファイな機材の鳴り、各メンバーの音楽追求が高次元で1つのアルバムになった大傑作です。オリジナル・テープからおこしたリマスター音源の本編に加え、貴重な写真やライナーノーツ掲載のブックレットが付属、ジャケットは見開きゲイトフォールド仕様。新旧ポストパンク・ファン感涙のリイシュー事件にして決定版です!!
Jacques Charlier - Art In Another Way (2LP)Jacques Charlier - Art In Another Way (2LP)
Jacques Charlier - Art In Another Way (2LP)Séance Centre / Musique Plastique
¥4,645
ビジュアル・アートの長いキャリアを通じて、詩、アンダーグラウンド・コミックス、演技、映画製作、音楽など、様々な分野にまたがるアプローチを実践してきたベルギー東部の工業都市リエージュ出身のアーティストJacques Charlier。1984年から1987年にかけて自主リリースした3本のカセットテープ作品からセレクトされた楽曲に加え、未発表音源を多数収録したコンピレーション・アルバムがアナログで登場。〈Les Disques Du Crépuscule〉や〈Crammed Discs〉といったユニークな同時代のレーベルの空気感にも共鳴する感性を備えつつ、より特異にしてレフトフィールドに宇宙的に屈折していく、現代の耳にも新鮮なアヴァン・ポップ・サウンドが堪能できる決定盤!Flying LizardsやTuxedomoon、Young Marble Giantsのファンにも。
Ike Yard - Ike Yard (LP)
Ike Yard - Ike Yard (LP)Superior Viaduct
¥2,597
79年、ニューヨークにて結成、80年代初頭より同地のレジェンド格として名を馳せた名エクスペリメンタル/ノーウェイヴ・バンド、Ike Yardが〈Factory〉からリリースした82年の歴史的セルフ・タイトルが、世界各地のアヴァンギャルドな音楽史を現代へと再提示してきた名門レーベル〈Superior Viaduct〉よりアナログ・リイシュー。Cabaret Voltaireの『Red Mecca』やFront 242の『Geography』を更にヘヴィにアップデートしたようなダーク&アトモスフェリックなミニマル/インダストリアル大傑作!張り詰めた空気の中で執拗に繰り返される反復、尖端へと研ぎ澄まされたサウンド・デザイン、そして、漆黒の亡霊のようなヴォーカル・ワークで聴き手の心の奥深くへと潜り込みます。
A.T.R.O.X. - Water Tales (LP)
A.T.R.O.X. - Water Tales (LP)Spittle Records / Oltrelanebbiailmare
¥3,095

ニューエイジ・リバイバルのみならず、近年アンダーグラウンドの深遠にて巻き起こってきたイタリア前衛/ミニマルの再評価でも密かに脚光を浴びていた前衛音楽グループであるThe Doubling Ridersやニューウェイヴ・バンドLa Pattonaにも組した伊地下シーンの重要作家Francesco Paladino & Pier Luigi Andreoni。彼らが活動初期に率いていた同国の80年代初頭のポスト・パンク/ニューウェイヴ・シーンの伝説的なバンドであり、2011年には2CDコンピも組まれたA.T.R.O.X.の84年2nd『Water Tales』。2015年発表の〈Spittle Records〉からの再発盤をストック!Roger Enoとの共作も知られるマルチ奏者/作曲家ことPier Luigi Andreoni、そして、現在も活動を続けるその盟友なFrancesco Paladino。共に2010年代中盤以降大いに読み直しの進んだイタリアの地下音楽シーンで多大な貢献を行ってきた名作家な2者による活動の起点となった重要なバンドが残したミニマル/エクスペリメンタル/シンセ・ポップの傑作。ファースト・アルバムと比して、イーノやデヴィッド・バーン、ノイ!、ファウストなどからの影響をより強く感じさせる、魅力的な豊かなフレーズやリズムに満ちた作品となっています。

Sonic Youth - Daydream Nation (CS)
Sonic Youth - Daydream Nation (CS)Goofin'
¥2,397
Gerhard Richterのアートワークでも知られる、1988年に発表した通算6作目にあたる最高傑作。
BGM - Back Ground Music (LP)
BGM - Back Ground Music (LP)Studio Mule
¥3,443
国産エレクトロニック・ミュージックの生き神こと白石隆之氏によるニューウェイヴ・プロジェクト”BGM”が、現在大きな再評価を浴びる、阿木譲氏が運営した関西アンダーグラウンドの伝説的実験レーベル”Vanity Records”より1980年に発表した伝説のアルバム「Back Ground Music」がStudio Muleから史上初のLP復刻。
白石隆之が高校生(実に17歳)の時に制作した画期的デビュー作にして、国産エレクトロニック・ミュージック/ニューウェイヴの金字塔的と言っても過言ではない一枚!ノーウェイヴからインダストリアル、ダブ、クラウト・ロック、フリー・ファンクまでも横断し、壊れたポップ・センスと奇跡的なグルーヴ感を発揮した大傑作。Kuniyuki Takahashi = 高橋邦幸氏によるオリジナル・テープからのリマスタリング。
NTsKi - Orca オルカ (CD)
NTsKi - Orca オルカ (CD)Em Records
¥2,530
京都を拠点に活動するアーティスト/ミュージシャン、NTsKi(エヌ・ティー・エス・ケー・アイ)が、そのキャリアの<始点>として提示するファースト・アルバム。Le MakeupとDoveとの共作「On Divination in Sleep feat. Dove」のTakaoによるリミックスは本CD盤のみの収録。NTsKiの最初期の姿が聞ける「H S K」、初ライブ時からのオープニング・チューンでありファンにはおなじみのヴォーカル多重録音曲「Orca」、自主盤7インチでリリースし注目されるきっかけとなったアーバンR&B風の「1992」、敬愛するコシ・ミハルの80sチューン「パラレリズム」のカバーなど変化に富む。本アルバムのため、illicit Tsuboiが過半のミキシングを行い、マスタリングはREM SoundのRick Essigが担当。装丁はOrange MilkのKeith Rankinが行った。米Orange Milkとエム・レコードのダブルネームでリリース。
岩本清顕 - SOUGI+ (10")
岩本清顕 - SOUGI+ (10")Em Records
¥2,200
元々ミニマルな構成の曲に、淡々と鳴り続けるリズムボックスと極限まで削ぎ落とされた歌詞が相まって、ぐるぐると脳内をリピート、遂には「俺の不幸を愛してくれ」と口ずさんでしまう始末。危険なまでに中毒性の高い音楽。取扱注意。ー moppy (Soi48)

愛は惜しみなく奪う、そしてまた愛は俺らを引き裂く……かつてポストパンクの彼方へと打ち上げられたあらゆる喪失の結晶が今再びギラつきを取り戻す!故岩本清顕による幻の音源集、約40年の時を経て遂に解禁!!! ー 持田保(工場労働者兼リアル・インダストリアル・ライター)

かつて自らの過去を葬り消息を絶ったミュージシャンがいた。その名は岩本清顕(いわもと きよあき)。その理由はわからない。わかっているのはミニマム極限のオリジナル曲とECDをも驚愕させたジョイ・ディヴィジョン「Love Will Tear Us Apart(愛が僕らを引き裂く)」の《超訳》カヴァーを残したことだ。

岩本はポスト東京ロッカーズ期のシーンに姿を現し、ポストパンク・バンド<美れい>としてあの『都市通信』に参加。美れい解散後、工藤冬里とガイズンドールを結成し工藤と連名で『Hard Rock Album』(1984)を発表。その後、消息を絶つ。

本作は岩本がコジマ録音で自主制作した唯一のソロ作『SOUGI』(1983)に、千紗子と純太による「Love Will Tear Us Apart」のリワーク、工藤冬里・礼子のNOISE『天皇』をどこか彷彿とさせる美れいの未発表曲をプラスしたものだ。美れい時代の曲「悲しい町で」を含めた岩本のオリジナル4曲は、リズムボックスが鳴り、ギターとベースで数個のコードが演奏され、切り詰めたような短い詩が放たれる。苛立つ感情を自己内面にぶつけるのは日本のパンク/ニューウェーブの特徴だが、岩本のふてぶてしいヴォーカルはいっそう苛つきを増幅させるようで、ジョイ・ディヴィジョンの《超訳》に喪失のニヒルなクライマックスが訪れる。

『SOUGI』とは「葬儀」だったのか!?角谷美知夫なら一体なんて応えただろう。80s自主制作盤のアンタッチャブルが今なおわたし達を揺さぶり続け、<愛されたい>者どもに噛み付く!
陰猟腐厭 - 初期作品集 1980-82 (LP)
陰猟腐厭 - 初期作品集 1980-82 (LP)Em Records
¥2,750
驚きと興奮で滅茶苦茶内容良いです。Faust~This Heatのクラウト/ポストパンク、SmegmaやZ'evといったフリーロック/インダストリアルに通じ、虚無の響きが暴力情熱と化す日本が生んだ名バンド、陰猟腐厭の80年代音源編集盤!! 大推薦。

日本インディー最高注目作!!
いよいよお待ちかね初期作品集の登場!!

1978年結成、先日29年ぶりの新作『抱握』[EM1125CD]を発表した横浜の即興トリオ、陰猟腐厭(いんりょうふえん)は、日本の地下音楽シーンですら極左・異端の存在であるが、その由縁が本コレクションで徹底的に開示される。こんなバンド、当時そして今も他にいるだろうか?

「シュールレアリスムの”自動記述”の音への転換」という発想が出発点である彼らは、東京/横浜アンダーグラウンド・シーンで活動し、1980年~82年にかけ精力的に録音を行い、3作品を発表した。この『初期作品集』はそれら諸作全てをマスターテープから起こし直し、編集カットされた未収録部分も拡大収録し、高音質でリマスターした決定版である。また、今回の発売にあたり、『妥協せず』以外の5作品に初めて“曲名”を付けた(理由は作品解説参照)。

=作品説明=
●冒頭を飾る『妥協せず』は陰猟腐厭を知らしめた怪作で、知る人ぞ知るインディーズ名門、クラゲール・レコードの第一段リリースでもあった。彼らによると「トニー・コンラッド&ファウストのカバー」ということなのだが、こともあろうにこの演奏録音中に学生活動家がステージへ乱入しアジ演説を開始。黙々と演奏を続けるバンド、煽る活動家、演説を阻止しようとするPA、果たしてその三つ巴の結末は!?! 本版はこの「伝説」の模様を全て収録した完全版である。

●狂躁的電子打楽器パルスが繰り出される「ハンマー・クロック」と「狙いネコ」(CD版のみ収録)は、ジャケットにある四角が三つ連なった記号から強引に『品品(しなじな)』と通称されている7インチEPの収録作品。

●バンドの真骨頂である自動記述的演奏23分の大作「グランド・ロック」、質量感をもった重いパーカッションが空間を震わせ切り裂く傑作「空より降りて来しもの」、もそもそと怪しい「森の記録」(CD版のみ)は、真っ白ジャケットでバンド名も曲名もカタ番も何も記されず、取り次ぎ会社から流通不可を宣告された1stアルバム収録作。


CD版:
+CD ボーナス2曲
+通常ジュエルケース/ライナー封入
+解説:原田淳(陰猟腐厭)
+日本語・英語両表記/貴重写真掲載
Bank - True Tempo (LP)
Bank - True Tempo (LP)Em Records
¥2,640
心の中の本当のテンポはどんな感じ?
『Light Wave』に続くエムのJ-Indie popは、時代の空気と関係のないHYPEなポップスを追求する5人組、バンクのNEWアルバム。ミックス/マスタリングはあの神田朋樹!

バンクは、90年代初頭のアングラ・シーン:東京ネオアコ~初期クラブ・ミュージック~Crue-L(瀧見憲司主宰)周辺で活動してきた正に「渋谷系」の当事者、ブリッジ、ラブ・タンバリンズ、アーチという伝説的バンドを経たミュージシャン等によって2006年に結成。中核は中村大(gtr, voc)と鈴木望(drums)。奇をてらうことなく「良い音楽を良い演奏で」をモットーにしているが、彼らの消し去れない素地であるニューウェーブ~ポストパンク~ネオアコ、フェイク・ジャズ~ファンカラティーナと、中村のどうしようもない80s好きが自然に出てしまい、新旧区別の付かない音になってしまっている(何故か全員デュランデュラン好き)。

無機的な中村のソングライティングを支えるのは、AORをバックグラウンドに持つリズムの柱であるベースの平見文生(ex. ラブ・タンバリンズ)とノン・グルーヴのYMO的ドラミングが持ち味の鈴木であり、このミスマッチで生まれる奇妙に心地よい都市的グルーヴ感も魅力だ。ミックス/マスタリングは90年代からの盟友である神田朋樹(天才!)。今回はバンク初のヴァイナル版もリリースします!
陰猟腐厭 - 抱握 (CD)
陰猟腐厭 - 抱握 (CD)Em Records
¥2,750
1978年に結成され現在も活動する陰猟腐厭は、そのあまりに インパクトのある名前と作品群で日本のインディーでは異端の存在である。彼らは80年代初頭の東京/横浜アンダーグラウンド・ シーンにいながらも、パンク~ポストパンク自体から何ら音楽的 影響を受けなかった“ありえない”グループだ。
メンバーの増田直行(g)、大山正道(key)、原田淳(dr)は シュールレアリスム研究の同人誌を介して出会い、「自動記述」の音への転換という発想の下、即興演奏を主軸とし活動を開始。 80-84年にかけ諸作を発表したが、読みにくい名前に記号のような曲目、はてやタイトルやカタ番すらない真っ白装丁の作品まで、人をくったような、しかし比類ない強烈な個性から、謎の存在でありつつ現在に至るまで根強い支持を受けてきた。
 この『抱握(ほうあく)』は1985年に録音が完了していたが、長い紆余曲折をへて、ここに“新作”およびセカンド・アルバムとして提出される。収録楽曲は、増田がスペインで撮影した写真をスタジオ内に投影し、映像から想起したイメージをもとに行った即興演奏で録音され、それを後年エディットし完成した。
エレクトリファイド/シンセサイズドされた楽器を用い、ときにサン・ラーのような顔も覗かせる(意図はない)不定形の音楽は、時を超越していつの何処の作品かも判らず、この得体の知れなさは全くもって「カッコいい!!」の一言。「即興演奏に於いて『数十年』といった時間差はあまり意味を持たないと、この時初めて知った。音楽にはそもそも『右肩上がりの進化』など存在しないのだろう」(原田淳、解説より)
 そして本作に続き、バンド結成35周年を祝した『初期作品集』も発売予定!演奏中に学生活動家が乱入というとんでもない状況下で録音された人々に語り継がれる伝説の「妥協せず」をはじめ、未発オリジナル完全版、音質格段向上のリマスターで贈る、 2014年の日本インディー最高注目作!!
岩本清顕 - SOUGI+ (CD)
岩本清顕 - SOUGI+ (CD)Em Records
¥2,200
元々ミニマルな構成の曲に、淡々と鳴り続けるリズムボックスと極限まで削ぎ落とされた歌詞が相まって、ぐるぐると脳内をリピート、遂には「俺の不幸を愛してくれ」と口ずさんでしまう始末。危険なまでに中毒性の高い音楽。取扱注意。ー moppy (Soi48)

愛は惜しみなく奪う、そしてまた愛は俺らを引き裂く……かつてポストパンクの彼方へと打ち上げられたあらゆる喪失の結晶が今再びギラつきを取り戻す!故岩本清顕による幻の音源集、約40年の時を経て遂に解禁!!! ー 持田保(工場労働者兼リアル・インダストリアル・ライター)

かつて自らの過去を葬り消息を絶ったミュージシャンがいた。その名は岩本清顕(いわもと きよあき)。その理由はわからない。わかっているのはミニマム極限のオリジナル曲とECDをも驚愕させたジョイ・ディヴィジョン「Love Will Tear Us Apart(愛が僕らを引き裂く)」の《超訳》カヴァーを残したことだ。

岩本はポスト東京ロッカーズ期のシーンに姿を現し、ポストパンク・バンド<美れい>としてあの『都市通信』に参加。美れい解散後、工藤冬里とガイズンドールを結成し工藤と連名で『Hard Rock Album』(1984)を発表。その後、消息を絶つ。

本作は岩本がコジマ録音で自主制作した唯一のソロ作『SOUGI』(1983)に、千紗子と純太による「Love Will Tear Us Apart」のリワーク、工藤冬里・礼子のNOISE『天皇』をどこか彷彿とさせる美れいの未発表曲をプラスしたものだ。美れい時代の曲「悲しい町で」を含めた岩本のオリジナル4曲は、リズムボックスが鳴り、ギターとベースで数個のコードが演奏され、切り詰めたような短い詩が放たれる。苛立つ感情を自己内面にぶつけるのは日本のパンク/ニューウェーブの特徴だが、岩本のふてぶてしいヴォーカルはいっそう苛つきを増幅させるようで、ジョイ・ディヴィジョンの《超訳》に喪失のニヒルなクライマックスが訪れる。

『SOUGI』とは「葬儀」だったのか!?角谷美知夫なら一体なんて応えただろう。80s自主制作盤のアンタッチャブルが今なおわたし達を揺さぶり続け、<愛されたい>者どもに噛み付く!

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