New Wave / Post-Punk
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80年代オブスキュアNYノーウェイヴバンドBAG PEOPLEの強迫的なノイズ・ロック・サウンドが名門<DRAG CITY>より登場!7”やカセット・テープの発表はあったものの、録音された曲の大半は陽の目を見ることはなかったが、この度40年間紛失していたテープから発掘。彼らの録音はソニック・ユースやスワンズに勝るとも劣らないもので、世界が信じられないほど壊れていた時代の、アート・パンクの正義の吐息のようだ。その野蛮なサウンドは現在なおリアリティを伴って響いてくるよう!
ミニマルウェイヴ/サイケデリック・フォーク作家Loopselと共に〈Mammas Mysteriska Jukebox〉レーベルを運営しているスウェーデン・ヨーテボリ拠点の実験的ミュージシャンであり、"Monokultur"名義でも知られるJJULIUSによる最新アルバムがダンス・パンクの聖地〈DFA Records〉から登場!本作には、ディスコやドリーム・ポップといった要素を加えつつ、自身が愛してやまない、Arthur RussellやAfrican Head Charge、The Fallといった偉大なアクトへの敬意が込められています。収録曲は、ストックホルムきっての現行ポスト・パンク・バンド、Viagra BoysのTor Sjödénが演奏するビートを基に制作。10年代のコペンハーゲン・インディ勢にも通じる、北欧的な威風と異都憧憬を纏ったユーフォリックなシンセ・ポップの傑作!
Maoupa MazzocchettiやSmersh、Zaliva-Dといったレフトフィールドかつ先鋭的な面々による作品の数々でマニアの心をくすぐるアムステルダムの名門レーベル〈Knekelhuis〉からの新物件!これまで発表してきた自主カセット作品の多くがも瞬殺完売、入手困難となっているフランスの要注目アクト、Helen Islandによる最新アルバムをストック。パリ郊外の夜のざわめきと、その縁をなぞるように立ちのぼる電気的な緊張感。ポスト・インダストリアル以降の寂寞とグルーヴが交差していく、耽美で陰影に満ちた音響ドキュメント。ヒス混じりのビート、メタリックな残響、壊れかけた環境音が淡く織り重なり、都市の裂け目からこぼれ落ちた祈りのように鳴り響きます。
ドイツ・デュッセルドルフで活動していたという、知る人ぞ知るポストパンク・バンド、The Crippled Flower。1985年、時代の終焉を敏感に察知した4人の探求者たちが、短命ながらも強烈な個性と静的な熱量を放つ音楽を残した幻のカセット音源が発掘リリース。WireやFelt、Scritti Polittiといったニューウェイヴ/ポストパンクの巨人たちも通じるミニマルで夢見がちなサウンドは、まるで未完のまま美しく残された記憶のようでもあります。元メンバーにはKreidlerへと繋がるStefan Schneiderも在籍していたとのこと!

人気作品が待望のリプレス。NDW好きにも!ポストパンクとニューウェイヴ、エレクトロニクスとロマンティシズムが交錯する、スイスの伝説Grauzoneによる1981年の傑作マキシが、オブスキュア~ニューエイジ以降のリバイバルを彩ってきたスイスの名門レーベル〈WRWTFWW Records〉より公式アナログ・リイシュー!ベースラインが奏でる魔術のような響き、語りかけるような歌声、そして白昼夢のような電子のざわめき。永遠の名曲"Eisbär"に、怪物のようなインスト・トラック"FILM 2"、切なさが滲む"Ich Lieb Sie"の3曲を収録した、今もなおクラブでも鳴り続ける名作!オリジナル・リール音源からのリマスタリング&45回転仕様。極北のポップ・アートです!

1986年にサンフランシスコで結成された伝説的エクスペリメンタル/ノイズ・ロック・バンド、Thinking Fellers Union Local 282のシングル楽曲やコンピレーション収録曲、アウトテイク、レア曲、未発表曲などを網羅した画期的編集盤が〈Bulbous Monocle〉よりアナログ・リリース。Mark Gergis (Porest/Sublime Frequencies/Mono Pause)の手によるマスタリング。限定版のゲートフォールド2枚組LP仕様。ライナーノーツ、貴重写真、バンドのエフェメラ、その他のビジュアル等ユニークな資料を収めた 12 ページのブックレットが付属。

ベルギー版〈Music From Memory〉時代の〈STROOM.TV〉(現在はカルトな新譜系レーベルに変貌)も掘り起こしていた、グラスゴーのオブスキュアなシンセポップ・バンド、VAZZによる1986年のミニアルバム『Your Lungs and Your Tongues』の40周年記念エディションが〈Numero Group〉から登場!クレプスキュールのユーロポップ感覚と4ADの幽玄なゴス精神を受け継いだ、冷たく甘い歌声とドラムマシンの反復、ミニマルウェイヴの硬質さと無機質なファンクネスが独特のダークなテイストを放つ、一味違うネオアコ・サウンドを披露した傑作!未発表録音も追加収録。

完売必至につき、絶対にお見逃しなく。全アンダーグラウンド・ミュージック・ファンに捧ぐ伝説的アイテムが奇跡の再来!甲府在住の大学生だった音楽家の鎌田忠主宰のもと、1980年から1985年にかけて海外のアングラ文化の影響を背に受けながら、222タイトルもの実験的なカセットと数枚のアナログ盤という実に膨大な作品群を残した伝説の〈DD. Records〉。近年様々な方面などから掘り起こされてきた同レーベルが85年に残した幻の傑作であり、国産ミニマル/インダストリアル/NWの破格の傑作『Disk Musik』が、英国の〈Phantom Limb〉より史上初のアナログ再発!「オルタナティブ・ミュージック・シーンを記録するために行われた最も素晴らしいDIYの取り組み」と評されたこともある〈DD. Records〉の、カルト的であり、比類のないほどに豊かなカタログを代表する一作!3人組グループ、Circadian Rhythmによる和レアリック風味抜群の白昼夢アンビエント・フォーク"Shela"から、カルト的な人気を博すミュージシャン/画家の倉地久美夫による沈鬱なプロト・ポスト・パンク・サウンドが極めてクセになる"カクスコ持った一日"、T.Isotaniによる天上的で耽美なポスト・ミニマル/ニューエイジの逸品"1/2 Orange"、Cat Dogが放つ虚脱的サイケ・エレクトロニクス"木目"など、実に実験的で多彩な表現が詰め込まれた破格の傑作。この機会に是非!
UK ダブの鬼才エイドリアン・シャーウッド主宰〈ON-U SOUND〉からの第1弾リリースとなるニュー・エイジ・ステッパーズのデビュー作『New Age Steppers』。もはや説明不要のエイドリアンを中心にポップ・グループ、スリッツ、クリエーション・レベルといった当時の先鋭達17人が集まった本プロジェクトは、ロック、パンク、ニュー・ウェイヴ、レゲエ、ダブといったカテゴリーを遥かに超えた前人未踏のサウンドを作り出した。間違いなく80年代のシーンを代表し現在でもその革新性が年々評価される名盤の40年ぶりとなるヴァイナルリイシュー!全音楽ファン必携の1枚!
あがた森魚、1980年の事件的名作。その後ジム・オルークを始め世界中に影響を与えた重要作「乗物図鑑」がアメリカでオフィシャル再発売。【完全限定】
1977年「君のこと好きなんだ。」発売直後から取り組んだ大作「永遠の遠国」が制作途中で頓挫し約2年も表舞台から消えたあがた森魚が、大阪の最尖鋭カルチャー音楽誌ロックマガジン編集長でヴァニティ・レコードを主宰する阿木譲から声を掛けられ、来るべき80年代に向けリセットすべく、1979年11月に2日間で作ったのが「乗物図鑑」。この直後、A児となりヴァージンVSを結成、再び成功を収め80年代前半を駆け抜けたあがた森魚の基となった重要作である。
演奏は、北田昌弘(INU)、PHEW(アーント・サリー)、Taiqui(ウルトラビデ)、篠田ジュン(SS、コンチネンタル・キッズ)、向井千恵(シェシズ、イースト・バイオニック・シンフォニア)、SAB、安田隆(飢餓同盟)、藤本由紀夫(ノーマル・ブレイン)といった関西NO WAVE、パンク、プログレ、現代音楽の各シーンを代表するメンバーが集められた。
コンセプトはテクノ・ポップ、と阿木の明確な意図のもと、飢餓同盟のSABと音を操る現代美術家、藤本由紀夫の2人が中心となりシンセイサイザーなどエレクトロニクスを紡ぎ、今となっては、そのヴィンテージ機材の響きがレトロ・フューチャーと化し、あがた森魚ならではのブリキ製ロックン・ロールとなった。
テレックス"Twist a Saint Tropez"を元にした「恋のラジオシティ」で幕を開け、INUの北田と京都ハードコアの篠田のパンク・ギターが鳴る「ブリキ・ロックンロール」に続き、ジョイ・ディヴィジョン"She's Lost Control"をアレンジした「サブマリン」、向井の胡弓インプロビゼーションが聴きものの「Rの解答」に加え、阿木から泣き節NGとの注文がありながら抗しきれず収録したピアノ弾き語り「黄昏ワルツ」など全8曲。とくに藤本が稲垣足穂の肉声をコラージュ編集しイントロに使った「エアプレイン」は、あがた的タルホ宇宙を結晶化した名曲。
1980年3月、ロックマガジン30号の附録として「恋のラジオシティ」がソノシートで、4月にLPとして300枚が発売され、あっという間に売り切れた。1986年にVIVIDからLP再発、2007年に初CD化された。
この奇蹟のローファイ・ピコピコ・テクノ・ポップは海外でカルト化し、ジム・オルークを始め世界中に影響を与えた。
あがた森魚:ボーカル、ピアノ
SAB:シンセサイザー、ストリングス、クラビネット、ギター、ベース、リズムボックス、エレクトロニクス、ほか
藤本由紀夫:エレクトロニクス、エフェクト、ほか
PHEW:コーラス
向井千恵:胡弓
安田隆:ドラムス
Taiqui:シンセ・ドラム
篠田ジュン:ギター
北田昌弘:ギター

1979年にアムステルダムの活気あるスクワット・シーンから生まれた伝説的アナーコパンクバンドThe Exの5枚目のアルバムであり、初の2枚組LP作品となった『Blueprints For A Blackout』が〈Superior Viaduct〉よりアナログ再発!オリジナルは1984年に〈Pig Brother Productions〉からリリース。シンガーのG.W. Sok、ギタリストのTerrie Ex、ベーシストのLucとYoke、ドラマーのSabien Wittemanからなるオランダのアンダーグラウンド・シーンを代表する名バンドによる傑作!ギザギザとしたパンク的爆発から、フィールド・レコーディングをフィーチャーした鋭利で張り詰めた即興演奏まで、その後のフリー・ジャズや実験音楽の進出への兆しとなる名演を収録。同時代のノイバウテンやNoMeansNo、Svätsoxや後のCrassレーベルのバンドが好きな人にもオススメです!24ページのブックレットが付属。


心許す者、皆死んでいった。数々の傑作を生み出した豪州発の名実験デュオことHTRK (=Hate Rock)。メンバーのRowland S. Howardが09年の終わりに亡くなる前に残されたバンド編成での最後のアルバム『Marry Me Tonight』が、〈Ghostly International〉の25周年を記念して待望のアナログ再発!もともとは、Pan SonicやAlan Vegaなど作品でも知られる先鋭レーベル〈Blast First Petite〉からデジタルとCDで発売されていた作品が久々のリイシュー。独特の息づかい、辛辣さ、そして矛盾に満ちた、彼らの固有の美しく傷ついたサウンドを堪能できる、ゴシックかつネオサイケ/ミニマルウェイヴからの影響直下な暗黒ポスト・パンク傑作!


クラシック、シャンソン、ジャズ、バレエなど多様なバックグラウンドを持つ音楽家、コシミハルのアルファ/YENレーベル移籍第2弾アルバム(オリジナル:1984年) 。2021年“RECORD STORE DAY”限定でリリースされ即時完売したアナログ再発LPが、国内外ファンの熱い要望により一般市販で登場。『パラレリズム』は前作『チュチュ』に続き、全編細野晴臣とのコラボレーションによる耽美的テクノポップ・サウンドを展開。オリジナルの他にバルバラのシャンソン「サンタマンの森で」を収録。IDIOT Recordで同時発売。今回の基本仕様は2021年再発時と同様で、細野晴臣がプリマスタリングを手がけ、名匠エンジニア小鐵徹がカッティングを施した原版が流用されるが、カラーレコード(透明クリア)でのプレスとなる。コシミハル2021年のインタヴュー掲載(英訳付)。
トラックリスト:
SIDE A
1. 龍宮城の恋人
2. Capricious Salad
3. IMAGE
4. サンタマンの森で
5. メフィストフェレスを探せ!
SIDE B
1. 逃亡者
2. パラレリズム
3. D_cadence 120
4. 薔薇の夜会~あるいは甘い蜜の戒め
スウェーデンのミュージシャン、Dan LissvikとRasmus Häggによるプロジェクト、Studioが、自身のレーベル〈Information〉から小規模にアナログ・レコードのみでプレスした、威風と憧憬に満ちた2006年のデビュー作『West Coast』が〈Ghostly International〉よりアナログ再発。催眠的なインストゥルメンタルの領域とアンセミックなポップ構造の間を華麗に流れる、6つの自由な楽曲を収録。クラウトロックやディスコ、ダブ、アフロビートなどからの影響と、バレアリック音楽の遥かな地への視線と、ニューウェイヴから取り入れられたポップな歌詞が、ヨーテボリのアートスクール卒業生 2 人によって、現代風にアレンジされた作品であり、The CureとLindstromのミッシングリンクとも評された傑作盤。
人気作がリプレス。80年代初頭にRema-RemaとMassのメンバーを中心に結成。カルト的な人気を誇る〈4AD〉のポスト・パンクにおける伝説的存在であるThe Wolfgang Pressによる約30年ぶりとなるスタジオ・アルバムが、長年のファンであったというRegis主宰の〈Downwards〉から登場。初期のエッジの効いた作品群を思わせる陰鬱な音響風景と緊迫感を備えた暗黒のポスト・パンク/インダストリアルなムードに回帰。同レーベルとのコラボレーションによってまるで新たな生命力を獲得したような、キッチュでノワールな魅力に溢れる独自のサウンドを展開した破格の傑作!
YELLOW MAGIC ORCHESTRAが散開した前後に、従来までのはっきりとしたコンセプトに基づいて制作する方法とは異なる、スタジオで先入観なしに出てくる音を漂流するように記録していく手段で1年8か月の時間をかけ制作された作品。高橋幸宏、細野晴臣、大村憲司、近藤等則、山下達郎、清水靖晃、ヤン富田、ムーンライダーズの白井良明と武川雅寛らが参加。ジャパニーズ・バレアリック・クラシック"TIBETAN DANCE"、ヤン富田のスティールパンをフィーチャしたチルアウト・シンセ・レゲエ"Paradise Lost" 、映画『子猫物語』でも使用された"Self Portrait"他を収録。エクスペリメンタル~ニューウェイヴ~エレクトリックを横断するまさに"音楽の図鑑"というべき名作。
1984年10月にミディレコードよりリリース、ソロ4枚目のアルバムをアナログ・リイシュー。従来までのはっきりしたコンセプトに基づいて制作する方法とは異なり、スタジオにて先入観なしに出てくる音を記録していく手段を取って制作された。1年8か月の時間をかけ制作された本作は無国籍的な美しい雰囲気と気品が漂う。
米国バーニー・グランドマン・マスタリングによるカッティング 国内プレス 完全生産限定盤。参加ミュージシャン:高橋幸宏、細野晴臣、大村憲司、近藤等則、山下達郎、清水靖晃、ムーンライダーズの白井良明と武川雅寛など。
元8 1/2~ハルメンズの上野耕路、女優/歌手の戸川純、イラストレーター/作詞家の太田螢一によって結成されたレトロ歌謡テクノポップ・ユニット、ゲルニカが、細野晴臣プロデュースの下、1982年アルファ/YENレーベルからリリースした衝撃の1stアルバム。
YENレーベルに残された全発表音源を追加して2016年CD発売した“特別拡大版”を、メンバー太田螢一のアートディレクションにより新たなアートワークを付加して、2枚組アナログLP“超特別拡大版”として発売する。
アルファミュージック設立55周年を祝うプロジェクト“ALFA55”参加商品。
ミュータント・ファンク〜エキセントリック・カルト・ニューウェイヴ金字塔!1982年に、ロンドンにてカズコ・ホーキらイギリス在住の日本人を中心に結成された伝説的グループであり、The Smithやジョン・ピールにもその存在を認められたFrank Chickens。オリジナル・リリースから37年もの時を経て、彼らの87年セカンドアルバム『Get Chickenized!』が再発!イギリスのレーベル〈Flying Lecords〉から発売され、いわゆるシンセウェーブ・カウンター・カルチャーに重点を置きながらも、ある種のアバンギャルドな感覚を保ちながら、独自の音楽セを展開した名作!当初の共謀者であるSteve Beresfordや、ロンドンのアンダーグラウンドのもう一人の重要人物、David Toopらによるそのサウンドへの貢献も見逃せません!限定500部。
言わずと知れたJonathan Richman率いる名バンド、The Modern Loversのセルフ・タイトル・デビュー・アルバムが嬉しいカセット・フォーマットで再発!プロト・パンクとオルタナティヴ・ロックを時代を超えて探求した作品であり、リッチマンのウィットに富んだ歌詞と削ぎ落とされたサウンドと、ミニマルでローファイな魅力によって、インディやパンクの世代にも多大な影響を及ぼした大名作。まさにオルタナティヴ・ミュージックの景観を形成する上で、先駆的な役割を果たしたことの証と呼べる一枚。
鳴ること自体に理由を持たず、生まれたとたん空気に滲んで消えてゆく匂いのような音の去来。
無調の音節が持つ言語以前の言葉の意味。生命が持つ脈動の渦の不思議…。
新しい発見が、実は初めからそこにあったものの再確認であるように、
OOIOOが当たり前に音を鳴らした、人類未聴の音世界が完成しました。
OOIOOの6年ぶりとなる新作は、原点回帰の4人編成のバンドへと立ち返り、これまでに彼女達が作り上げてきた独自の表現方法を全面的にフィーチャーした、OOIOO以外何者でもない音楽となりました。この音楽が、ギターx2、ベース、ドラムという実にオーソドックスな編成で織り成されているという事実に多くの人は驚かされることでしょう。本作では、シンプルに「音が鳴るもの」として素直に正対した楽器の用い方を通し、よりプリミティヴで原則的な音との関わり方が実践されています。ドラムが空気をたっぷりと揺らす様子を顕微鏡のように捉えながら、真空パックのように濃密な低音や自由な電子音が、あたかも昔からそこに在ったかのように配置されている様は、アンサンブルという音楽的枠組みを超え、生命ある生物のように不可分な「こういう、ひとつのもの」として提示されています。本作は音楽でありながら、手触りや匂い、雰囲気や気配を強く喚起する作品です。もしも音楽が聴覚と時間の芸術表現だとしたら、本作はもはや音楽から逸脱し始めているのかもしれません。それでも今、この音を鳴らす。それは動物の鳴き声のように固有の音を鳴らすOOIOOという生命体が、今ここに生きている証です。同時代に生きるものだけが確認できる今のOOIOOを、一緒に体験してみてください。

ニューウェーヴ/インダストリアル屈指の強力再発盤でしょう!
スペインの知られざるユニットDiseno Corbusierによる1986年発表の2ndアルバム。
Trevor Jackson編集のインダストリアル/EBMコンピMetal Danceにおいても、ブリブリしたシンセの反復と脱力奇怪ボーカルで破壊力を発揮した名曲Golpe De Amistadから幕開け。続く楽曲もポスト・パンク/ファンクな要素からボーカル変調&反復の尖った楽曲、狂った電子音が放出を繰り返しながら生まれる恍惚に機械ビート&サンプリングなどなど、狂いに狂った音が満載です!
ニューウェーヴ、インダストリアル/ノイズ、アヴァン好きは必聴の重要再発盤になること間違いなし。またLAのパンク巫女Johanna Wentが好きな方も魅了されることでしょう。文句無しの格好良さです!
