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Ruth Maine - Found Keys (LP+DL)Ruth Maine - Found Keys (LP+DL)
Ruth Maine - Found Keys (LP+DL)SONIC PIECES
¥4,596

アメリカの作曲家・ピアニスト Ruth Maine によるデビュー・アルバム『Found Keys』。20年以上の演奏・作曲のキャリアを持つ彼女が、初めて自身の作品を録音・公開することを決意した非常にパーソナルなアルバムであり、静けさと親密さに満ちた16曲の短いピアノ作品が収録されている。ピアノの旋律はシンプルながらも反復を通じて微細に変化し、各曲は2〜3分ほどの長さでありながらも深みを持ち、自然に囲まれた環境で録音されたことによって環境音や空間の響きが自然に取り込まれていることも相まって、アンビエント、ネオクラシカルの要素が溶け合った音響世界が展開されている。時代を超越したような穏やかさと、古くからの友人のような温もりを感じさせる、音楽というよりも、記憶や感情の断片をそっと鍵盤に乗せたようなスケッチ集。静かな時間に寄り添う一枚として、深く心に響く作品。

Okkyung Lee -  Just Like Any Other Day (어느날): Background Music For Your Mundane Activities (LP)Okkyung Lee -  Just Like Any Other Day (어느날): Background Music For Your Mundane Activities (LP)
Okkyung Lee - Just Like Any Other Day (어느날): Background Music For Your Mundane Activities (LP)Shelter Press
¥3,741

韓国のチェリストであり作曲家、Okkyung Leeによるアルバム『Just Like Any Other Day (어느날): Background Music For Your Mundane Activities 』が〈 Shelter Press 〉より登場。タイトルに「あなたの日常のためのBGM」と添えられている通り、この作品はこれまでとは異なる作風で、アンビエント、ミニマリズム、バロック的要素が交錯する、親密で繊細な音の世界を描いている。これまで自由即興の最前線で活動してきた彼女だが、近年はより作曲的なアプローチへとシフト。本作もその流れにあり、アメリカ生活を終え韓国に戻ったことで再び見つめ直した文化や記憶、人生の変化が反映されている。4年間、孤独な環境で少しずつ作り上げた全9曲は、従来の「実験音楽」的な形式美や技巧を捨て、聴く人の日常にそっと寄り添うような音楽となっている。今回は、彼女の象徴だったチェロも一切使用せず、キーボードやコンピュータ、安価なカセットレコーダーで制作。無理に聴き込むのではなく、気づけばその中に包まれているような音の空間。控えめな旋律や反復が、記憶や孤独と静かに共鳴し、日常の背景に溶け込んでいくような音楽。

Matthew Young - Undercurrents (LP)Matthew Young - Undercurrents (LP)
Matthew Young - Undercurrents (LP)Drag City
¥3,678

Matthew Youngの新作『Undercurrents』が〈Drag City〉より登場!ニューエイジ、実験音楽、アウトサイダー・ポップの狭間を旅する夢のようなサウンドスケープで、ハンマーダルシマー、電子マリンバ、ハープ、ピアノを中心に、きらびやかで少しずれた感触の音が全編に漂い、どこか夢遊状態のような聴覚体験へと導かれる。ミヒャエル・オシェア、ダニエル・シュミット、ムーンドッグあたりを思わせる音世界は、リズムと旋律がゆらゆらと交差するリズメロディックな構造のなかで展開される。なかでも12分に及ぶタイトル曲「Undercurrents」は、ジャズ的なブルースフィールとアヴァン・クラシカルな展開が織りなす異次元のサウンドコラージュで、徐々にドローンがにじみ出す後半には、まるで別タブが開いてしまったかのような奇妙な感覚すらある。幅広い音楽性を内包しながら、奇妙にもしっくりとまとまっており、実験と親しみやすさ、冷たさと温かさが共存する、まさにMatthew Youngの世界。

Andrea Burelli - Sonic Mystics for Poems (of Life and Death of a Phoenix) (LP)Andrea Burelli - Sonic Mystics for Poems (of Life and Death of a Phoenix) (LP)
Andrea Burelli - Sonic Mystics for Poems (of Life and Death of a Phoenix) (LP)Not On Label
¥4,796

Andrea Burelliによる、自身の人生や神話的なモチーフを重ね合わせながら、人生と死、再生の神秘を描くコンセプチュアルなセルフリリース・アルバム『Sonic Mystics for Poems (of Life and Death of a Phoenix)』。ベルリンの名門アンサンブル Solistenensemble Kaleidoskop の弦楽奏者たちによる深い響き、FMシンセやMoogベース、ミニマルなマシーンドラムといった電子音、地中海の民謡やクラシックの影響を感じさせる旋律やリズムが絡み合い、クラシック、電子音楽、地中海音楽の境界を越えていく。彼女の自由に変化する歌声は、時に神秘的に、時に素朴に、時間や空間を超えた世界を旅していく。「フェニックス」という架空の旅人を中心に据え、夢と現実、終わりと始まり、喪失と再生といったテーマをめぐる精神的な旅路を描いており、水を象徴として、地中海の文化的多様性、絵画や映像表現に通じる色彩感覚が詩や音楽に染み込んでいるよう。祈りのような気分に実験的な現代クラシックと地中海の伝統音楽、アンビエント電子音楽が交わる奥深い一枚。

Deaf Center - Reverie (LP)
Deaf Center - Reverie (LP)SONIC PIECES
¥6,022

ノルウェーのアンビエント・デュオ、Deaf Centerが長い沈黙を経てリリースする新作『REVERIE』が〈SONIC PIECES〉より登場。今回は、2024年10月にベルリンのMorphine Raumで行われたライブ音源を収めた2曲入りの作品で、ピアノのOtto A Totlandと、ギター/チェロ/エレクトロニクスのErik K Skodvinによる即興演奏で、約5年ぶりの共演となった。「Rev」は、深くエフェクトがかかったピアノの反響音がループと電子音の中で変化しながら広がっていく、陶酔的で幻想的なサウンドスケープ。一方「Erie」は、ピアノとチェロによる静かなデュオから始まり、やがて重厚なオルガン・ドローンへと移行。終盤には再びピアノの旋律が現れ、静かな哀しみに沈んでいく。全体として、Totlandの叙情的な旋律とSkodvinの抽象的な音響処理が対比しながら溶け合い、「光と影」「静と動」の緊張感を生み出している。Deaf Centerの次なる章を予感させる一枚!

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