MUSIC

7356 products

Showing 25 - 48 of 79 products
View
79 results
Bernard Parmegiani & François Bayle - Divine Comédie (4LP+DL)Bernard Parmegiani & François Bayle - Divine Comédie (4LP+DL)
Bernard Parmegiani & François Bayle - Divine Comédie (4LP+DL)Recollection GRM
¥6,734

廃盤。Peter Rehbergの死去後、〈Editions Mego〉を引き継いだ 〈Shelter Press〉と〈INA-GRM〉による運営のもと、〈GRM〉関連の歴史的に重要な作品を現代へと紹介するフランスの要注意レーベル〈Recollection GRM〉から新物件!ミュージック・コンクレート創始者、ピエール・シェフェールによって設立されたフランス音楽研究グループ〈INA-GRM〉の最重要人物にして、Aphex TwinやAutechre、Keith Fullerton Whitmanにも影響を与えた仏の電子音楽家Bernard Parmegiani。Olivier MessiaenやKarlheinz Stockhausenに学び、アクースモニウムの開発及び〈GRM〉のディレクターとして長年電子音楽界に貢献した仏電子音楽界の巨匠、François Bayle。2人の巨匠が共同作曲した、電子変容を遂げたダンテ『神曲』地獄篇が4LPで堂々アナログ・リリース!催眠的電子ドローン、とでも言いたくなる、美しさそのものが極めて前景化したミュージック・コンクレートであり、持続する音響が粒子の細かいヒプナゴジックな音響で彩られ、徐々に展開するドローン・ミュージック的な美意識が爆発するパルメジャーニサイドも、金属質で硬質、紛れもなく美しい音響がポエトリー・リーディングと交錯するベイルサイドも紛れもなく優れた内容です!※スリーブ左上角に入荷時より若干ダメージございます。予めご了承くださいませ。

Pierre Henry - Labyrinthe ! (2LP+DL)Pierre Henry - Labyrinthe ! (2LP+DL)
Pierre Henry - Labyrinthe ! (2LP+DL)Recollection GRM
¥4,761

Peter Rehbergの死去後、〈Editions Mego〉を引き継いだ 〈Shelter Press〉と〈INA-GRM〉による運営のもと、〈GRM〉関連の歴史的に重要な作品を現代へと紹介するフランスの要注意レーベル〈Recollection GRM〉から新物件!Pierre Schaefferと並ぶ、フランスの現代音楽の巨匠にして、ミュージック・コンクレートの先駆者としても知られるPierre Henry (1927-2017)が2003年に残したアルバム『Labyrinthe!』が初アナログ化!2003 年3月29日、パリの〈Radio France〉の〈Olivier Messiaen〉ホールで初演された、〈Radio France〉の委嘱作品。機械的ながらも有機的という、現在のポスト・インダストリアル・ミュージックのルーツとも呼べるような、圧倒的な音塊が収録されたトラック群。知性の冷徹を体現するように響く音響は、冷たく荒涼としていながら生物のように躍動し、無二の鋼鉄的な空間を描き出しています。

Cindytalk -  The Wind is Strong... (White in Clear Vinyl LP)Cindytalk -  The Wind is Strong... (White in Clear Vinyl LP)
Cindytalk - The Wind is Strong... (White in Clear Vinyl LP)Dais Records
¥2,984

1980年代初頭のパンクバンドThe Freezeから発展した、スコットランド出身のアーティスト、CinderによるソロプロジェクトCindytalkの3rdアルバム『The Wind Is Strong - A Sparrow Dances, Piercing Holes in Our Sky』は、イギリス人監督イヴァン・アンウィンの実験映画のサウンドトラックとして制作されており、フィールドレコーディング、物悲しいピアノの小品、そして不穏な金属音が交錯する、Cinder自身が「ambi-dustrial」と表現した独特のサウンドパレットが特徴的。長らく入手困難だった本作は、Cindytalkのディスコグラフィーの中でも、最も捉えどころがなく、冒険的な作品の一つで、ミュジーク・コンクレート、心に響く夢想、荒涼とした美しさが融合しており、映像がなくても、夕暮れの森や薄暗い廊下といった、映画的な情景を思い起こる。Cinder自身は「Cindytalkの脱線」と注記していたものの、歌を中心としたポストパンクから大胆に逸脱し、未知の領域へと足を踏み入れた、キャリアを俯瞰する上で重要な作品。

Yorgos Stavridis -  Solo Percussion (LP)Yorgos Stavridis -  Solo Percussion (LP)
Yorgos Stavridis - Solo Percussion (LP)Heat Crimes
¥6,145

アテネ拠点のパーカッショニスト、サウンドアーティスト Yorgos Stavridisによる、〈Heat Crimes〉からのデビュー作『Solo Percussion』。従来の打楽器アルバムという枠を大きく逸脱し、膜・金属・拾得物・枝・猫のおもちゃ・ポッピングキャンディまで、あらゆる物体を音源として扱うラディカルな作品。 全編がワンテイクの即興演奏で構成され、マイクやスピーカーまでも楽器として扱うことで、フィードバックや空間の反応そのものが演奏に組み込まれていく。金属のきしみ、膜の震え、低周波の圧力、物体同士の摩擦。音の発生源が可視化されるような触覚的サウンドが、録音空間を立体的に揺らす。ミニマルでありながら予測不能な展開は、エレクトロアコースティック、ミュージック・コンクレート、モダン・クラシカルの文脈とも響き合い、打楽器と物体のアニミズムとも言うべき独自の世界を作り上げている。

Christina Vantzou - The Reintegration of the Ear (LP+DL)Christina Vantzou - The Reintegration of the Ear (LP+DL)
Christina Vantzou - The Reintegration of the Ear (LP+DL)Editions Basilic
¥5,365

静寂の奥に潜む、もうひとつの世界へと導く崇高な音の儀式。ギリシャ系アメリカ人の音楽家、映像作家であり、Meditationsでも静かで深い支持を集める John Also Bennettと長年の深い芸術的パートナーシップを持つChristina Vantzouが、〈INA-GRM〉の委嘱を受け、2023〜2025年にかけて丹念に紡いだ、霊的エレクトロアコースティックの大作『The Reintegration of the Ear』。フルートやチェロ、ダブルベース、声。John Also Bennett、Oliver Coates、Roman Hiele、Irene Kurkaらが呼吸と共鳴に導かれながら織り上げる音は、形式を超え、再統合されていく意識に寄り添うように、直観と微細な気配が流れを決め、有機的に移ろい続ける。時間は直線ではなく、折れ曲がり、漂いながら、電子音、フィールドレコーディング、アコースティックの残響が溶け合い、言葉の手前にある領域へと聴き手を静かに誘う。その響きは静かで、深く、意識の底に沈む水脈のような、内なる世界の神秘をたたえている。旅先でふと出会う、どこか異なる世界へと繋がる現実の裂け目のような、神秘を受け入れた繊細かつ霊的な音世界。Eva L’Hoestによる、ギリシャ的象徴が漂う超現実的なイメージをあしらったアートワークも、Vantzouの音の霊性と共鳴し、作品の神秘性を際立たせている。300部限定。

Jean-Marie Mercimek - Dans Le Camion De Marguerite Duras (LP)
Jean-Marie Mercimek - Dans Le Camion De Marguerite Duras (LP)Aguirre Records
¥4,876

ジャン=マリ・メルシメックによる、「盲目のためのロードムービー」とも言うべき、視覚ではなく聴覚で旅を描いた実験的なアルバム『Le Camion de Marguerite Duras』が〈Aguirre Records〉の企画として制作され、全300部限定、大型ポスター付きで登場!マリオン・モルとロナン・リウの二人が、フランスとベルギーを舞台に6年かけて録音した作品で、マイクロトーナルなMIDIコンポジション、フレンチ・サウンドトラック、ポストパンク風シャンソンなどを折衷した独特の音世界を構築している。音が風景を映すスクリーンとなり、楽曲は場面として構成され、サウンドデザインとソングライティングが混ざり合う。奇妙でありながらも親しみやすく、過剰な奇抜さに頼らず、あくまで人間味と温もりをたたえた作品に仕上がっている。Luc Ferrariの語りを用いた電子音楽や、Brigitte Fontaineのシュールなシャンソン、Crammed Discsの実験音楽好きにはたまらない内容。知的でありながら情感にも訴えかける傑作。

Anne Gillis - Archives Box 1983 - 2005 (5CD Box)Anne Gillis - Archives Box 1983 - 2005 (5CD Box)
Anne Gillis - Archives Box 1983 - 2005 (5CD Box)Art into Life
¥6,800

Art into Lifeが2015年にリリースしたAnne Gillisの5CDアーカイヴボックス。リリース10年周年を記念し新たなパッケージデザインの2ndエディションを制作。彼女の1994年インスタレーション作品”Tultim”のフォトをあしらったブラックボックス仕様にて限定300部。新たにポートレート・カードが付属。

日常的でシアトリカルな音制作、及びパフォーマンスを80年代前半に開始したフランスのManon Anne Gillis。最初期83年のDevil's Picnic名義の作品から、2005年のインスタレーション/展示記録までを網羅した初のアーカイブ音源集。(CRI)2、DMA2、Rangehenからの全出版LP & CDアルバム、唯一の他者との共作である盟友G.X. Jupitter-Larsenとの7インチ、1999年までのコンピレーション提供音源(オリジナルマスターを紛失した一部を除く)、初出となる11の未発表マテリアルを纏めた5枚組CDボックス。美しき閉鎖のイメージで満たされた濃密なコンテンツ。

全トラックICRのコリン・ポッターによる2015年リマスタリング。オリジナルアートワークを使用したディスクスリーヴ、貼箱仕様、20ページのブックレットが付属。

Jan Jelinek - SEASCAPE - polyptych (LP)Jan Jelinek - SEASCAPE - polyptych (LP)
Jan Jelinek - SEASCAPE - polyptych (LP)Faitiche
¥4,369

至上の傑作『Loop-Finding-Jazz-Records』でもお馴染み、ミニマルな電子音楽を数多く輩出するドイツの重鎮プロデューサーJan Jelinek。自身のレーベルである〈Faitiche〉からは、最新物件『Soundtrack For SEASCAPE - Polyptych』がアナログ・リリース。アメリカの小説家ハーマン・メルヴィルの長編小説『白鯨』の登場人物である捕鯨船ピークォド号の船長エイハブをモチーフにした最新アルバム。昨年Jelinekがカナダのニュー・メディア・アーティストClive Holdenと共同で開発したオーディオ・ビジュアル・プログラムのサウンドトラックであり、ジョン・ヒューストン監督の1956年の映画『Moby Dick』をベースにしたプログラムとなっています。Rashad Beckerの手によるマスタリング仕様。

石橋英子 Eiko Ishibashi - Antigone (LP)石橋英子 Eiko Ishibashi - Antigone (LP)
石橋英子 Eiko Ishibashi - Antigone (LP)DRAG CITY
¥3,783

星野源、突然段ボール、Ogre You Asshole、坂本慎太郎、Jim O'Rourkeなど、アンダーグラウンドやコンテンポラリーといった枠を超えて、名だたるアクトたちを支えてきた現代の日本が誇る名SSW=石橋英子。昨今の絶賛されたサウンドトラック作品での大成功に続いて、早くも2025年度最新作が〈Drag City〉から堂々アナウンス!ポップやファンク、ジャズ、アンビエント、電子音楽、ミュージック・コンクレートといった多種多様なスタイルや雰囲気をシームレスに横断しつつ、インティメイトで壮大な表現を大いに詰め込んだ、今年度要注目の逸品!

BJNilsen - True than Nature (CD)BJNilsen - True than Nature (CD)
BJNilsen - True than Nature (CD)Ideologic Organ
¥2,118

アムステルダムを拠点に、1990年代初頭から音楽、演劇、映画、サウンドデザインといった多岐にわたる分野で活躍するBJ Nilsenは、フィールドレコーディングや環境音響、そして音の持つ心理的な側面に長年関心を寄せ、北極圏の鉱山や都市のサウンドスケープなど、自然環境と工業地帯の両方を行き来しながらさまざまな場所で音の探求を続けている。本作『True than Nature』は、日常や環境の音を繊細な電子操作によって昇華させた作品で、工場や電線などから発せられるハミング、エコー、労働の音、物質のテクスチャを感じさせる音といった、普段見過ごされがちな音そのものが持つ本質的な特性に焦点を当て、それらを抽象的で絶えず変化するサウンドスケープへと変貌させている。Nilsenは、意図的に音源の場所や録音技術の詳細を明かしておらず、リスナーが先入観にとらわれず、深く音と向き合うことを促している。知っている世界と想像上の音の可能性との境界を曖昧にし、「今、自分が聴いているのはどんな世界なのだろうか?と内省することを促されるような作品。

Masaya Ozaki & Kaito Nakahori - Mythologies (LP)Masaya Ozaki & Kaito Nakahori - Mythologies (LP)
Masaya Ozaki & Kaito Nakahori - Mythologies (LP)IIKKI
¥3,586

NY在住の音響作家 Masaya Ozaki と、現代音楽作曲家 Kaito Nakahori によるコラボレーション作品で、写真家 Erwan Morère の作品世界と呼応するように制作された、静謐で映画的なアンビエント音響作品『Mythologies』。ピアノ、弦、電子音、フィールドレコーディングが繊細に重なり合い、抽象的でありながら深い情緒を湛えた音の風景を描き出す。〈IIKKI〉の「写真 × 音楽」というコンセプトのもと、二人の異なるバックグラウンドが融合し、現代音楽的な緊張感と、風景のように広がる静けさが同居する独特の音響空間が生まれている。Taylor Deupree によるマスタリングがその透明感と奥行きを際立たせ、全8曲がひとつの物語のように流れていく完成度の高い一枚。

ioa beduneau - Mélodies pour Clairons (LP)ioa beduneau - Mélodies pour Clairons (LP)
ioa beduneau - Mélodies pour Clairons (LP)Marionette
¥4,755

フランス南部を拠点に活動するマルチ・アーティストIoa Beduneauによる、モジュラーシンセと中世のトランペットであるクラリオンの音色を再構築し、エレクトロアコースティック、ミュジーク・コンクレート的な手法で制作されたデビュー・アルバム『Mélodies pour Clairons』。鐘や金属的残響を思わせる有機的な質感と抽象的な電子音が交錯し、歴史的楽器音と現代的音響が融合。クラリオンというシンプルな楽器の可能性を極限まで押し広げ、制限された素材から無限の音響空間を創り出す、独創的な一枚。

Giuseppe Ielasi / Jack Sheen - The Vestige (LP+DL)Giuseppe Ielasi / Jack Sheen - The Vestige (LP+DL)
Giuseppe Ielasi / Jack Sheen - The Vestige (LP+DL)Black Truffle
¥4,996

イタリアのエレクトロアコースティック作家Giuseppe Ielasiと、マンチェスター拠点の作曲家Jack Sheenによる初めての共作『The Vestige』が〈Black Truffle〉より登場。本作は、二人に共通する「輪郭の曖昧な音」「どこにも属さない響き」への関心を出発点として、Sheenのアコースティック音源とIelasiのギターの断片を素材に、13曲の無題トラックを構築。素材は徹底的に加工され、音の質感そのものが主役となっている。音の解像度を下げ、どこまでも曖昧にすることで、聴き手は音の意味ではなく、存在感に耳を澄ませる。電子ともアコースティックとも言い切れない、感覚の中間地帯を漂う作風は、音が音であることの深みを追求すると同時に、曖昧さの美を描くような一枚。

Cyprien Gaillard - Retinal Rivalry (Picture Disc LP)
Cyprien Gaillard - Retinal Rivalry (Picture Disc LP)PAN
¥7,278

Cyprien Gaillardの新作ステレオスコープ映画のために制作されたサウンドトラック『Retinal Rivalry』が〈PAN〉より登場。舞台はドイツの都市風景で、その建築や遺構に積み重なった歴史や社会の痕跡を音で辿るような作品になっている。アンビエントやフィールドレコーディングを軸に、低周波のドローンや断片的なメロディが配置され、街の記憶や時代の残響を思わせる質感が強い。ときに無機質で冷たい響きが広がり、またある瞬間には人間の営みを感じさせる音が差し込むなど、都市の表層と深層を往復するような構成が特徴。単体のアルバムとして聴いても、単に都市の音を録音するだけでなく、その音を音楽的な素材として扱い、再構築することで、都市の持つ質感や空間、歴史といったものを彫刻作品のように形にしていくような没入感を味わえる一枚。

M. Zalla - Problemi D'Oggi (LP)
M. Zalla - Problemi D'Oggi (LP)Black Sweat Records
¥3,995

アートワークの格好良さ、この時点で一部がテクノ、妖しく煽るサントラ/ライブラリー味、黒いコンクレート観。どこをとってもヤバいです。イタリアは73年のエクスペリメンタル秘境盤、Problemi D'Oggi。手掛けるM. Zallaとは、映画音楽家~ジャズ奏者として、また後のモンド界隈でも熱烈に支持されたPiero Umiliani (1926-2001) の変名。多くの名義を使い分け、膨大な音源を量産する中でも今作は一際おかしくて、マフィアや暴動、テロなど、当時イタリア国中で高まった社会不安という世の流れも大きく反映されているようです。サイケデリック&電子の人力テクノで驚愕な1曲目"Produzione"に始まり、ホラーOST好みな黒い影、ダブ/コンクレート耳が盛り立つ奇怪な電子の響き、またマニアックなジャズ/ライブラリー宝庫級が眠っていたりと、Umilianiの豊かな音楽世界が変に暴れ回ってます。

Gonçalo F. Cardoso -  Impressões de Várias Ilhas (Macaronésia) (LP)Gonçalo F. Cardoso -  Impressões de Várias Ilhas (Macaronésia) (LP)
Gonçalo F. Cardoso - Impressões de Várias Ilhas (Macaronésia) (LP)Discrepant
¥4,798

Gonçalo F. Cardosoが紡ぐ島の記憶シリーズ第三章。アゾレス諸島、カーボヴェルデ、カナリア諸島というマカロネシアの島々でのフィールド録音をもとに編んだ音の旅日記のような作品で、水の洞窟、黒い石の浜、静かなラグーン、小さな港町の生活音……そうした実在する場所の響きが、加工や合成音と溶け合い、現実と夢のあいだを漂うようなサウンドスケープを形づくっている。観光的な華やかさとは無縁で、むしろ一瞬の感覚やうつろう境界線を音として封じ込めた作品で、寄せては返す波や夜の湿った空気、海の底を思わせるパッドの揺らぎなどが淡々と現れては消えていく。やわらかな波と反響音が広がる「Bufadeiros de São Vicente」、漁村の夜に潜む静かな不穏を描く「Noite em Rabo de Peixe」、ミュジーク・コンクレート的な質感を帯びた「Rãs em Xoxo」。そして「Salinas de Pedra Lume」では、ひび割れた録音と幽かな音色が重なり、旅の記録というよりも、場所と記憶、そして消えゆくものへの幽玄な追想として響く。現地の空気を生々しく伝えながらも、聴く者それぞれの中に別の島影を呼び起こす、不思議な浮遊感に満ちている。現実の旅の夢を聴くようでありながら、内なる風景への静かな旅でもあるような一枚。

Noah Creshevsky - Hyperrealist Music, 2011-2015 [10th Anniversary Edition] (LP+DL)Noah Creshevsky - Hyperrealist Music, 2011-2015 [10th Anniversary Edition] (LP+DL)
Noah Creshevsky - Hyperrealist Music, 2011-2015 [10th Anniversary Edition] (LP+DL)Em Records
¥3,960

発売10周年記念そして故人となった作家に捧ぐ初のLPエディション。「ハイパーリアル・ミュージック」提唱者で創始者、ノア・クレシェフスキー後期傑作作品集。

クレシェフスキーはブーランジェとベリオに学んだクラシック作曲家で、活動初期70年代から80年代は電子音楽/テープ音楽をやっていましたが、ファインアートで勃興した「ハイパーリアリズム(*注)」に感化され、その概念を音楽に取り込んだ「ハイパーリアル・ミュージック」を提唱。その第一人者となりました。彼のハイパーリアル・ミュージックは、一聴した限りでは器楽の生演奏に聞こえますが、実際は人工的な操作と配置で創作されたものです。彼のサウンドパレット上では人間によるアコースティック楽器の実演奏やヴォイスが素材となる一方、シンセサイザー等の電気的な合成音は用いられません。録音年もジャンルも異にする演奏・楽音がいち作品内で任意に結合され、ある音は過剰に強弱・長短のアクセントがつけられ、意匠をこらしたドラマ性とユーモアが加味されています。特筆すべきは、AIが登場する前の時期において、彼が「スーパーパフォーマー」と命名した、人間の限界を超えたサイバーヒューマン・ミュージックという新たな形態を生み出したことにあります。本アルバム『ハイパーリアリスト・ミュージック、2011-2015』は発売時2015年の最新作と自らのフェイバリット「ハイパーリアル・ミュージック」作品を作家が自選したコレクションです。ここでは聴き進めるにつれて姿を現す、狐につままれたような「ハイパーリアルな」世界に惑わされることでしょう。また、クレシェフスキーは、Visible Cloaksのスペンサー・ドーランによる不確定性サイバー室内楽プロジェクト、コンポニウム・アンサンブルの大きな影響源であり、その初リリース『八つの自動作曲作品集』は彼に捧げられています。

*注:写真等を用いて対象を克明に描写する美術の潮流。「超現実主義」と和訳されるシュルレアリスムとは区別される。スーパーリアリズムともいう。

+ 解説:George Grella, Jr.(和訳付)
+ シュリンク封入、DLカード付き。 

V.A. - Resonance: Ten Years Of Psychedelic Sounds From The Soul Of Invisible Inc (LP)V.A. - Resonance: Ten Years Of Psychedelic Sounds From The Soul Of Invisible Inc (LP)
V.A. - Resonance: Ten Years Of Psychedelic Sounds From The Soul Of Invisible Inc (LP)Invisible, Inc.
¥3,678

UKグラスゴー拠点とする、ジャンルの境界を越え、宇宙的・トライバル・ダビーな音響を展開する電子辺境発信地〈Invisible Inc〉の設立10周年を記念した、サイケデリックという視点から現在進行形の電子音楽の多様性を凝縮した全8曲入りのコンピレーション『Resonance: Ten Years Of Psychedelic Sounds From The Soul Of Invisible Inc』。サイケデリックを軸に、ダブ、アンビエント、スペース・ロック、ミュージック・コンクレートなどが溶け合う、Coyoteによるバレアリック・リミックスや、Peaking Lights変名Exotic Gardensによるダブ・トラックなど、レーベルの美学を体現する楽曲を収録。

Roland Kayn - The Ortho-Project (Limited Edition 15CD Box Set)Roland Kayn - The Ortho-Project (Limited Edition 15CD Box Set)
Roland Kayn - The Ortho-Project (Limited Edition 15CD Box Set)Frozen Reeds
¥18,642

最終入荷。Musica Elettronica Vivaと並び、イタリアから世界を大きく先導していた伝説的前衛即興集団、Gruppo di Improvvisazione Nuova Consonanzaにも参加での活動も知られ、ドイツ最高峰のクラシック・レーベル〈Deutsche Grammophon〉にも作品を残した稀代の電子音楽家、Roland Kayn (1933-2011)。自身の音楽を「サイバネティック・ミュージック」と称される同氏の未発表音源を満載した豪華15枚組CD BOXが〈Frozen Reeds〉より堂々リリース!金箔仕様のボックスセットに収められた長編エレクトロアコースティックでその最高水準をさらに更新した画期的音源集。Jim O’Rourkeが彼特有の修復的なタッチを加え、名イラストレーターRobert Beattyが謎めいたアートワークを提供したあらゆる電子音楽ファン必携の超豪華盤となっています!

Sissy Spacek - Entrance (CD)Sissy Spacek - Entrance (CD)
Sissy Spacek - Entrance (CD)Shelter Press
¥2,199

活動26年目を迎えるロサンゼルスを拠点に活動する変幻自在のエクスペリメンタル・プロジェクト、Sissy Spacekの新作『Entrance』が大名門〈Shelter Press〉より登場!1990年代のアメリカン・ノイズとグラインドコアの結びついた文脈から生まれたSissy Spacekは幾多の変遷を経てノイズの極限にフリー・インプロヴィゼーションやミュジーク・コンクレートへの繊細で洗練された探求を是としている。本作では中核メンバーであるJohn WieseとCharlie Mummaが、Tim Barnes、Marco Fusinato、Aaron Hemphill、Brad Laner、Katsura Mouri、C Spencer Yehに加え、ドイツの代表的なエレクトロニック・ノイズ集団P16.D4のRalf Wehowskyから提供された生の素材を加工し4つのテープ作品として再構築している。これらのテープ・コンポジションは、没入感のある崇高で、抽象化された、奇妙で先鋭的なサウンドスケープで、現代におけるミュージック・コンクレートをディープに掘り下げた内容!

Sebastiano Carghini - Ramble (LP)
Sebastiano Carghini - Ramble (LP)topo2
¥4,269

長年、〈Second Sleep〉や〈enmossed〉などのレーベルで独自のサウンドを培ってきたSebastiano Carghiniの集大成ともいえるアルバム『Ramble』が〈topo2〉より登場。アルバム全体を貫くのは、ぼんやりとした記憶や思い出をたどるような感覚。まるで失われかけた記憶の断片を何度も編み直し、新しい形へと再構築していくようなプロセスが音楽として表現されており、夢と現実の狭間を漂うような、繊細でサイケデリックな電子音楽作品となっている。劣化してノイズが入ったテープの音、幾重にも重なったテクスチャ、漂うエコー、そしてミニマルなパルスが溶け合い、リスナーをぼんやりとした意識へと誘うようなサウンドは、ダブテクノやエレクトロニカを基調としつつも、少し歪んで、退廃的な雰囲気をまとっている。ActressやAndy Stottの音楽にも通じる部分がありながら、それらとも一線を画す、アンビエントではないアンビエントとでも言うべき独自の音世界を築いている。聴く者を夢と現実の境目へと誘い込むような、詩的な魅力を持ったアルバム。

Sissy Spacek - Entrance (2LP)Sissy Spacek - Entrance (2LP)
Sissy Spacek - Entrance (2LP)Shelter Press
¥4,416

活動26年目を迎えるロサンゼルスを拠点に活動する変幻自在のエクスペリメンタル・プロジェクト、Sissy Spacekの新作『Entrance』が大名門〈Shelter Press〉より登場!1990年代のアメリカン・ノイズとグラインドコアの結びついた文脈から生まれたSissy Spacekは幾多の変遷を経てノイズの極限にフリー・インプロヴィゼーションやミュジーク・コンクレートへの繊細で洗練された探求を是としている。本作では中核メンバーであるJohn WieseとCharlie Mummaが、Tim Barnes、Marco Fusinato、Aaron Hemphill、Brad Laner、Katsura Mouri、C Spencer Yehに加え、ドイツの代表的なエレクトロニック・ノイズ集団P16.D4のRalf Wehowskyから提供された生の素材を加工し4つのテープ作品として再構築している。これらのテープ・コンポジションは、没入感のある崇高で、抽象化された、奇妙で先鋭的なサウンドスケープで、現代におけるミュージック・コンクレートをディープに掘り下げた内容!

Jean-Claude Eloy - 音の始源を求めて 15 GAKU-NO-MICHI MATERIALS (5CD)
Jean-Claude Eloy - 音の始源を求めて 15 GAKU-NO-MICHI MATERIALS (5CD)サウンドスリー
¥9,680

5枚組CD「楽の道」は、従来の音楽概念を打ち破る壮大な実験。電子音楽とサウンドスケープが融合し、聴く者の意識を無限の宇宙へと誘う。作曲家・エロアは、この作品で「音の道」を追求し、聴覚体験の新たな地平を開い「楽の道」は、1977-781にNHK電子音楽スタジオで3度にわたり、合計1200時間以上かけて制作された。作曲家・エロアは、この作品で、西洋音楽の伝統と東洋の思想を融合させ、独自の音楽世界を構築。

「楽の道」は、単なる音楽作品ではなく、聴く者の意識を深淵へと誘う瞑想的な体験。時間の流れ、空間の広がり、そして自己との対話を促す。「楽の道」は、視覚的な要素を一切排除し、聴覚にのみ訴えかける。聴衆は、音の洪水の中に身を投じ、独自の物語を紡ぎ出す。

アルバムレビュー(小坂井雄三)
フランスの作曲家、ジャン・クロード・エロアが1977~78年にNHK電子スタジオで東京のサウンドスケープを元に制作した電子音楽「楽の道」の素材集CD5枚組!実は購入する前はフルヴァージョンにオマケで素材集が付いてくるのかと思ったいたのだが、来てみたらなんと全部素材。正直言って「あちゃー、これははしまった。」と後悔しました。エロアはこれらの素材を慎重にリアルタイムでミックスしながら仕上げたということで「そんじゃ、これをミックス、アレンジして自分なりの『楽の道』を作ってみるべか。」と半ば諦めの気持ちで聞き始めたのですが、聞くととんでもはっぷん。一つ一つの音の密度が高くて独立した作品として聞けることに気づいて驚愕です!特に梵鐘の音を再生速度を落として再生したと思しきテイクはその重厚さと繊細さに圧倒されました。またパチンコ屋のサウンドスケープがちょっとフィルタリングを施したりしてるだけなのに、とんでもない異世界に飛べるような音響になっていてこれも圧倒されました。流石に単独で聞くにはちょっと厳しいかな、というテイクもありましたが、迫力の電子音響の渦に溺れそうになります。「自分なりの『楽の道』」なんてこれを聞きこんだ後の遠い先の世界になりましたね。

電子音楽というとどうしても高価なモジュラーシンセや自作の発振器などの個性のある音源の使用を想起しがちですが、エロアはそうした音源に頼るのではなく(ストリングアンサンブルぽいシンセが使われていた。)、東京の街角のサウンドスケープ(右翼の街宣車や歩行者天国終了のナレーションは日本人以外では理解しにくいのでは?)にフィルタリングなどの編集を施すことで斬新な音響をクリエイトすることに主眼を置いているようだ。そうした姿勢は自分の制作のコンセプトにも共鳴するところが多い。(宇宙エンジンの2ndでもそんな音が聞けるよー。)

いやー、清水の舞台からダイブして全身骨折しながらゲットした甲斐があったってもんです。万人にお薦めとはちょっと言い難いですが、それだけの価値は十分あるものだと思います。

Lisa Lerkenfeldt - Halos of Perception (LP)Lisa Lerkenfeldt - Halos of Perception (LP)
Lisa Lerkenfeldt - Halos of Perception (LP)Shelter Press
¥3,296
幻想的で耽美な没入的な内容。今年度最高峰の白昼夢アンビエント/モダン・クラシカル大傑作!〈Vienna Press〉や〈Aught Void〉といったカルト・レーベル作品も知られる豪州の女性実験作家にして、ミニマリストのストラクチャーを静寂と強度で探求し続けてきた要注意人物、Lisa Lerkenfeldtによる最新アルバム『Halos of Perception』が〈Shelter Press〉からアナログ・リリース。自身によるフィールドワークと電子音響の実践から導き出されたピアノ、チェロ、テープ・ループのアレンジが、内省的でインティメイトなコンクレート・サウンドとシュールな映画のパッチワークの中で、失われた部屋と地下の歴史を照らし出ていきます。限定プレス。Sean McCann主宰の〈Recital〉レーベル作品やLaurel Halo、Deux Fillesなどが好きな方なら間違い無しの一枚です。

Recently viewed