MUSIC
6902 products
6月上旬再入荷。幾何学模様のドラマー、シンガーであり、〈Guruguru Brain〉の創設者でもある Go Kurosawa による初のソロ・アルバム『Soft Shakes』。2024年初頭から半年間、オランダ・ロッテルダムに設立したGuruguru Brainスタジオで行われたひとりジャムセッションを経て制作され、演奏からプロデュースまですべてを自身で手がけている。即興性に基づいた柔らかな遊び心と、音が自然に流れていくような開放感が全体に溢れており、クラウトロックやスペースロック、アジアン・サイケ、レゲエ、ボサノヴァなど多様な音楽的エッセンスが、ポリリズムやシーケンサーによるリズム、レイヤードされたテクスチャーの中に溶け込み、ジャンルを超えた独自の音響世界を形作っている。制御された精密さよりも、音そのものの流れを追いかけるような姿勢が貫けれており、個人的で親密な音楽でありながら、自由で、時間や空間を超えた旅へと導く普遍的な内容になっている。

クラウトロック・トリオ〈Beak〉の共同創設者にして、Robert PlantやMassive Attackなど数多くのアーティストを支えてきた名ベーシストBilly Fullerが、長年のホームレコーディングを編み上げた初ソロ作『Fragments』をリリース。すべてのトラックをFullerが単独で制作、クラウトロック由来のNeu!的なモートリックな反復ビートと、くすんだ質感の電子音が自由に交差し、そこへ時折差し込まれるスポークンワードが未知の放送を聞くような謎めいたムードを添える。サイケデリックなギターが霧の中を切り裂くように現れ、奇妙でありながら深く人間的なヒプナゴジック・ポップへと昇華している。
エレクトロニック・ミュージックのゴッドファーザーであるKraftwerkの前身と言えるバンドであり、Ralf HütterとFlorian Schneider-Eslebenも在籍していたドイツのロック・バンド、Organisationによる1970年のデビュー・アルバムにして唯一作『Tone Float』がアナログ・リイシュー。ドイツのテレビ局〈EDF〉で放送されたライブ演奏を収録。
クラウトロックの伝説CANが、BBC Radio 1「John Peel Session」で残した1973〜74年の貴重なライブ録音を収めた『Peel Sessions 1973–74』。John Peel Session は、英国BBCの伝説的DJ John Peel が行ったライブ録音企画で、最も実験性が高く、ライブでの即興演奏が評価されたCANの黄金期の生演奏を捉えた貴重な音源。特に「Up The Bakerloo Line With Anne」は約19分に及ぶ圧巻のジャムで、Damo Suzukiの即興的な声の使い方が、セッションの混沌と美しさを際立たせている。
アンビエント/コスミッシェ・ロック金字塔!電子音楽の歴史を変えたと言っても過言ではない、テクノの生みの親であり、ドイツが誇る名クラウトロック・バンドKraftwerkが1972年1月にリリースした初期傑作にして、2ndスタジオ・アルバム『Kraftwerk 2』のアナログ再発盤。
Steve Lacy、Evan Parker、Lol Coxhill らとの共演で知られ、70年代から現在までヨーロッパ前衛音楽の最前線を走り続けるパーカッショニスト兼作曲家である Andrea Centazzo が 1976年にElektriktus名義で発表した、イタリア産コズミック・ミニマル電子音楽の秘宝『Electronic Mind Waves』のまさかの続編が実に49年越しにリリース!本作は『Electronic Mind Waves』のオリジナルセッションの未発表テープが近年になって屋根裏部屋から発掘されたことをきっかけに生まれたもので、前作から50年以上の音楽経験を経た Centazzo は、当時の自分と対話するようにデジタル・エレクトロニクスやパーカッションをオーバーダブしていく。「10分のループを作るには、10分間演奏し続けるしかない」と、コンピュータによる自動化を拒み、1975年と2025年を手で演奏するという連続性でつなぐことで生まれた Vol.2 は、回顧でも再構築でもない、時間横断的なコラボレーション。1975年の Elektriktus が生み出した、荒削りでありながら、クラウトロックのコズミック感覚とイタリア的な抒情性が混ざり合う独自の魅力を持つ抽象的な電子音の風景に、長年の即興演奏で培われた脈動する身体性が重ね合わされ、過去と現在が同じ強度で響き合う、唯一無二の音世界が立ち上がる。
Steve Lacy、Evan Parker、Lol Coxhill らとの共演で知られ、70年代から現在までヨーロッパ前衛音楽の最前線を走り続けるパーカッショニスト兼作曲家である Andrea Centazzo が 1976 年にElektriktus名義で発表した、イタリア産コズミック・ミニマル電子音楽の秘宝。Conrad Schnitzler、Cosmic Jokers、Tangerine Dream ら当時のドイツのクラウトロックに触発され、ツアーの合間に自宅スタジオへこもり、Minimoog や Davolisint、GEM Rodeo 49 といったシンセサイザーと 4トラックレコーダーを使って密かに進めていた電子音楽実験の集大成で、波打つアナログシンセのうねりに、柔らかなストリングス・シンセ、レイドバックしたドラム、そして盟友 Franco Feruglio のダブルベースが溶け合い、人間味のあるコズミックが立ち上がる。ミニマルな反復の中に宗教的な神秘性が漂い、抽象的な電子音の海にジャズ的なリズムがふっと浮かび上がる、そのバランス感覚はイタリアの電子音楽ならではの美学であり、独自のイタリアン・コスミッシェ・ムジークというべきもの。クラウトロック、ミニマル電子音楽、アンビエント、そして地中海的サイケデリアが交差する、唯一無二の音楽性。

2025年リプレス!日本から世界のサイケデリック/インディ・シーンを牽引した名バンド、幾何学模様のGo & Tomoが2014年に創設したインディペンデント・レーベルであり、シベールの日曜日や破地獄、Satomimagaeといった大変ユニークなアクトを送り出してきた名門〈Guruguru Brain〉発の名作!ポスト・パンキッシュでクラウトロックへの愛に溢れる実験的バンド、南ドイツによる2015年の傑作セルフタイトルをストックしました。クラウトロックと疾走するモータリック・ビートへの絶対的な愛に満ちたデビュー・アルバム。伝説的クラウトロック・バンド”NEU!”のクラウス・ディンガーが考案したハンマービートと、ユーモラスで奇妙な日本語の歌詞が出会った凄まじい内容の一枚となっています。

待望の50周年記念エディションが遂に登場。ドイツのクラウト・ロックの頂点の一角Ash Ra Tempelが1971年6月に〈Ohr Records〉から発表した伝説的デビュー・スタジオ・アルバム『Ash Ra Tempel』が、生前のManuel Göttschingによる監修のもと〈MG.ART〉より史上初の公式再発。若き日のManuel Göttsching、Klaus Schulze、Hartmut Enkeが集結し、71年にConny Plankによるエンジニアリングで録音された至上のセルフタイトル・アルバム。初期電子音楽/サイケデリックロックの聖杯であり、クラウトロックの伝説的名盤!ポスター付属、特殊装丁の見開きスリーヴ仕様。180g重量盤。一家に一枚!
ノイズのパイオニアとして知られる Uwe Nettelbeckによって1971年に結成されたドイツの先駆的ポストロック・バンド、"Faust"。不協和音とディストーションを軸に、音楽のカット・アップやその他のミックス・ソースを用いた芸術的に極端な実験により、たちまち支持を集めた彼らが1971年にリリースしたカルト・クラシックのデビュー作が、オリジナルのクリア・プリント・スリーブ付き180gクリア・ヴァイナル仕様で再発。未体験の方は是非!
エレクトロニック・ミュージックの先駆者として、テクノの生みの親として、結成から54年が経過した今なお愛され続ける伝説的なドイツのグループであるKraftwerk。カスタムメイドの電子楽器を製作し、最先端の機器を使用して独自のサウンドを生み出し、アルバム『アウトバーン』などで世界的に高い評価を得た彼らが1970年から1981年にかけて放送していた音源を一挙収録したCD5枚組ボックス!

米ミシガン出身ながら、心は70年代ドイツの実験音楽シーンに根ざすというコンセプトがユニークなプロジェクト Fling II によるセルフタイトル・デビュー作。NEU!やCANのモータリックなリズム、ClusterやKraftwerk的な電子音響の質感を取り入れつつ、現代的な解釈を加えた強烈なクラウトロック・リバイバル。ギター、シンセ、フェンダー・ローズ、ウーリッツァーなど多彩な楽器を駆使し、70年代クラウトロックのサウンドを細部まで再現。現代的な感性と録音技術も随所に垣間見える懐かしさと新鮮さを同時に感じさせる作品。
オリジナルは1974年にドイツの名門〈Bacillus〉からリリースされたDzyanのラスト・アルバム。ワールドビート、ジャズ・プログレ、神秘主義的要素が入り交じった異世界的サウンドに彩られたクラウトロック屈指の傑作。マルチインストゥルメンタリストの Marron と Karwatky はシタール、サズ、タンブーラ、メロトロン、シンセサイザー、ベース・ヴァイオリン、さらには「スーパー・ストリング」と呼ぶ謎の自作楽器まで駆使。これらが混ざり合い、極めてオリジナルなサイケデリック・ワールドグルーヴを生み出している。トラックごとに異なる世界観が広がり、どれも一筋縄ではいかない独自の音像が展開されるており、アジア音楽の影響を受けながらも、決して模倣には留まらず、Dzyanならではの実験的かつ美しい世界を構築している。
スイスの異色アンサンブル、Orchestre Tout Puissant Marcel Duchamp が、フランスのアートポップ集団 Frànçois & The Atlas Mountains と手を組んだシングル『Revenant Du Nord / Siilent』。A面「Revenant du Nord」は、旅の記憶や移民たちとの出会いを背景に、循環するオルガンと多層的なリズムが高揚感を生み出す壮大なアンサンブル。B面「Siilent」は、6/4拍子の催眠的なグルーヴを軸に、ダブの影響を受けた荒々しい音響が広がる再構築版で、OTPMD の実験性がより鮮明に表れる。両者の個性がぶつかり合いながらも美しく共鳴し、アフロビート、ポストパンク、ポップ、ジャズ、クラウトロックが混ざり合う独自のサウンド。
説明不要 Kraftwerk の代表作『Autobahn』。電子音楽がまだ実験的な領域にあった1974年に、シンセサイザーとミニマルな反復構造を用いて未来のポップミュージックを提示した本作は、電子音楽の抽象性とポップの親しみやすさを融合させて、のちのシンセポップ、テクノ、アンビエントなど多くのジャンルの礎となった。Kraftwerk を“電子音楽の先駆者”として世界に知らしめた歴史的名盤。
寺山修司の劇団「天井桟敷」の音楽を担当していた事でも有名な東京の劇作家・演出家・アーティストであるJ・A・シーザーの傑作『国境巡礼歌』が〈Life Goes On Records〉より再発。5時間におよぶ舞台音楽から選りすぐった内容で、仏教のマントラや祈りのような詠唱、ファズギターのうねり、ドローン状のオルガンに女性ボーカルの怪しいコーラスが重なり、神秘的でどこか不穏な空気を醸し出す一枚。Ash Ra TempelやCosmic Jokers、Tangerine Dreamにも通じる、サイケデリックかつ宗教儀式的な世界観を持った作品。サイケデリックなうねりに民謡や童謡が暴力的に重なる様はこれぞ日本のアンダーグラウンド・ミュージックといった趣き。

ドイツ・ハンブルクを拠点に活動するモダン・ダブの鬼才Prince Istariによる、「学年」に見立てた作品群を通じて、ダブの進化と拡張をユーモラスかつ真剣に追求する「Riddim Dub School」シリーズの第9弾『Riddim Dub School 9th Grade』。ディレイやリバーブを駆使した独特の音響処理で、重厚なベースラインと反復的リズムに、実験的な音響を重ねるステッパーズ・ダブの進化形。ドラムンベース・バージョンやクラウトロック的解釈も収録されており、ダブの枠を超えた多彩なアプローチが光る。

NEU!解散後にKlaus Dingerが結成したLa Dusseldorfによる、クラウトロックの実験性をポップに昇華させたデビュー作。収録曲「La Düsseldorf」「Silver Cloud」「Time」は、反復するモータリック・ビートとシンセの煌めきによって、催眠的かつ祝祭的な空気を生み出しており、Klaus Dingerのエネルギッシュなヴォーカルとミニマルな構成の中に広がる開放感が印象的。ジャーマン・ロックの枠を越えたジャンル横断的な魅力を放ち、アートロック的な視点とDIY精神が融合したこのアルバムは、後のニューウェーブやテクノにも影響を与えた本作は、クラウトロックの進化を象徴する一枚として、今なお新鮮な輝きを放ち続けている。
クラフトワークが1981年12月10日にオランダ・ユトレヒトの音楽センター〈Vredenburg〉で行ったライヴを収録した『Radio. Live Transmission: Live At Muziekcentrum Vredenburg. Utrecht. Netherlands. December 10. 1981』。『Computer World』発表直後のテクノポップの完成形とも言える時期の演奏で、スタジオ音源に近い正確さながら、ライヴならではの厚みとダイナミズムが記録されている。クラフトワークが未来のポップ・グループとして世界的に認知された瞬間を捉えた貴重な録音。
クラフトワークが1975年3月22日にケルンのサルトリー・ザールで行った伝説的ライヴを収録した『Live In Koeln Sartory Saal, March 22nd, 1975』。彼らが『Autobahn』で世界的成功を収めた直後の姿を捉えた重要な音源で、『Autobahn』の拡張版とも言える内容。スタジオ録音よりさらに長大で、モーターリックなリズムとシンセの反復が強調。クラウトロックから電子ポップへと進化する過渡期のライヴ・パフォーマンスを知ることのできる歴史的価値の高い音源。

2019年の7インチ『We Were Kings』で注目を集めたスウェーデンはイェーテボリの5人組バンドHollow Shipによるデビュー・アルバム『Future Remains』が登場!サイケデリック・ロックを軸にしつつも、プログレッシブ・ロックのスケール感やジャズ的な柔軟性、クラウトロックの反復性を織り交ぜた、スモーキーでスリリングな音世界を展開する。ミックスやアレンジにも精巧さが光り、分厚く重心の低いグルーヴに、宇宙的な広がりをもつシンセやギターエフェクトが浮かび上がる、どこか古くて新しいその音は過去と未来のあわいを漂っているかのよう。プロデュースにはMattias GlavåやDaniel Johanssonを迎え、レトロな8トラック・レコーダーの質感と、現代的なサウンドデザインが絶妙に交差する。ノスタルジアに寄りかからず、ヴィンテージ機材の魔力を自分たちの未来志向のフォルムに焼き付けた充実作!

ジュネーヴを拠点に活動する多国籍バンドYalla Mikuによる、ポスト・クラウト、ミュータント・フォークロア、電子トランスが交錯する強烈なセカンド・アルバム『2』。エチオピア、エリトリアなどアフリカの角の伝統音楽と、ヨーロッパのアンダーグラウンド・シーンの感性がぶつかり合い、既存のジャンルに収まりきらない、異質で予測不可能なサウンドを生み出している。Samuel AdesTesfagergshによるエチオピアの伝統弦楽器クラールのリフ、バンド全体の雑多で多層的な音響の中で、骨格として浮かび上がってくるようなLouise Knobilのベースライン、Cyril Bondiのタイトなパーカッション、Emma Souharceの荒々しいエレクトロニクス、Cyril Yeterianの改造バンジョーが織りなす音響の布は、どこか祝祭的でありながらも不穏。アラビア語、フランス語、ティグリニャ語など多言語が飛び交うボーカルも、言語の壁を越えて身体に直接訴えかけてくるようで、さまざまな要素が滑らかに融合するのではなく、ざらつきや衝突をそのまま残した音の交差点として、各楽器が独自の質感を保ちながら共存している。ジャンルや国境を越えて、混沌の中にある美しさを掘り下げた、他者性を祝福するかのようなノイズとリズムの祝祭の音楽。

ジュネーヴを拠点に活動する多国籍バンドYalla Mikuによる、ポスト・クラウト、ミュータント・フォークロア、電子トランスが交錯する強烈なセカンド・アルバム『2』。エチオピア、エリトリアなどアフリカの角の伝統音楽と、ヨーロッパのアンダーグラウンド・シーンの感性がぶつかり合い、既存のジャンルに収まりきらない、異質で予測不可能なサウンドを生み出している。Samuel AdesTesfagergshによるエチオピアの伝統弦楽器クラールのリフ、バンド全体の雑多で多層的な音響の中で、骨格として浮かび上がってくるようなLouise Knobilのベースライン、Cyril Bondiのタイトなパーカッション、Emma Souharceの荒々しいエレクトロニクス、Cyril Yeterianの改造バンジョーが織りなす音響の布は、どこか祝祭的でありながらも不穏。アラビア語、フランス語、ティグリニャ語など多言語が飛び交うボーカルも、言語の壁を越えて身体に直接訴えかけてくるようで、さまざまな要素が滑らかに融合するのではなく、ざらつきや衝突をそのまま残した音の交差点として、各楽器が独自の質感を保ちながら共存している。ジャンルや国境を越えて、混沌の中にある美しさを掘り下げた、他者性を祝福するかのようなノイズとリズムの祝祭の音楽。
