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10月下旬再入荷。"ラ・モンテ・ヤングは我々全員の父だ" -ブライアン・イーノ
正に聖典的内容。当店だけでも200枚以上を売り上げた2016年の『Dream House 78'17"』リイシューに続く衝撃的再発案件が到来。ミニマル・ドローンミュージック創始者、またFluxus等の現代美術運動でも知られる、La Monte Young & Marian Zazeela夫妻が初めて公式に出版した1969年発表の歴史的名作が、世界各地のアヴァンギャルドな音楽史を現代へと再提示してきた名門レーベル〈Superior Viaduct〉から遂に正規復刻!
ディア芸術財団の創始者でもあるHeiner Friedrichのミュンヘンにあったギャラリーにて1969年に録音されたもので、1964年に「永久音楽劇場」で始まった《The Tortoise, His Dreams and Journeys》の続編とも言える、正弦波持続音をバックに後に師となるPandit Pran Nath影響下のヤングとザジーラによる北インド・ラーガ唱法を組み合わせたA面。
彫刻家ロバート・モリスに提供された弓弦で、巨大なゴングを擦り続ける演奏がミニマルの黒門を開く、1964年にヤングとザゼーラのニューヨークのスタジオで録音されたB面。ザジーラによるアートワークも秀逸。一家に一枚!
"ラ・モンテ・ヤングは我々全員の父だ" -ブライアン・イーノ
正に聖典的内容。当店だけでも200枚以上を売り上げた2016年の『Dream House 78'17"』リイシューに続く衝撃的再発案件が到来。ミニマル・ドローンミュージック創始者、またFluxus等の現代美術運動でも知られる、La Monte Young & Marian Zazeela夫妻が初めて公式に出版した1969年発表の歴史的名作が、世界各地のアヴァンギャルドな音楽史を現代へと再提示してきた名門レーベル〈Superior Viaduct〉から遂に正規復刻!
ディア芸術財団の創始者でもあるHeiner Friedrichのミュンヘンにあったギャラリーにて1969年に録音されたもので、1964年に「永久音楽劇場」で始まった《The Tortoise, His Dreams and Journeys》の続編とも言える、正弦波持続音をバックに後に師となるPandit Pran Nath影響下のヤングとザジーラによる北インド・ラーガ唱法を組み合わせたA面。
彫刻家ロバート・モリスに提供された弓弦で、巨大なゴングを擦り続ける演奏がミニマルの黒門を開く、1964年にヤングとザゼーラのニューヨークのスタジオで録音されたB面。ザジーラによるアートワークも秀逸。一家に一枚!

ジャズファンのみならず、ニューエイジ~アンビエント脈でも神格化されている、当時アシュラム内でのみ販売だった幻の霊的カセット音源が遂に公式リイシュー。
アリス・コルトレーン没後10年に解禁された音楽史の秘宝!! 現在も高い人気を誇るファラオ・サンダースなどに代表されるスピリチュアル・ジャズの原点で あるジャズ界の巨人、ジョン・コルトレーンの妻にして自ら奏でるピアノ、ハープを駆使した数々の名作を残すアリス・コルトレーン。若いクラブ・ミュージック・ファンにはフライング・ロータスの叔母としても知られる彼女の没後10年を迎えた2017年、自らのスピリチュアル・コミュニティ内にのみカセット・テープ・フォーマットで発表していた幻の音源がついにその姿を現す! ヴァイナルのみ追加2曲収録、ダウンロード・カード付属、インサート〜歌詞カード、ゲイトフォールド仕様。
デヴィッド・バーン主宰のレーベルが満を持して贈る本作は「World Spirituality Classics、 Volume 1 :The Ecstatic Music of Alice Coltrane Turiyasangitananda」である。Turiyasangitananda(トゥリヤサンギータナンダ)とは彼女が帰依したインドのグル、サティヤ・サイ・ババの信者として70年台後半に改名した名だが、彼女は1983年に48エーカーの広さを誇るSai Annata Ashramを設立し、そこでプライベートな作品をカセット・テープに吹き込んで身内のみに発表していた。
これらの作品において彼女は、6枚のジョン・コルトレーン作品、そして67年の「A Monastic Trio」から14枚に及ぶリーダー作に至る彼女のオフィシャル・リリースでは聞くことのできないヴォーカルまで披露しており、自らハープを演奏しながらの弾き語りから、24名に及ぶヴォーカル・アンサンブルに至るまで多様なスタイルで自らのスピリチュアリズムを具現化している。晩年の4半世紀の重要な活動の結実となった一連のカセット・テープの最初のリリースとなったのは1982年の「Turiya Songs」で、続いて発表されたのが「Divine Songs」(1987)、さらに「Infinite Chants」(1990)、「Glorious Chants」(1995)という合計4本が残されており、インドのモードを駆使しながらウーリッツァーなどエレクトリック・ピアノなどを使ったアレンジは、彼女が培ってきたバップやブルースといった西洋音楽の要素と東洋のスピリチュアリズム、そして特にインド音楽とを融合させた唯一無二のものだ。
それこそがただの宗教音楽に止まらない独自の魅力を作り出しているのであり、彼女の音楽は後世のジャズ・ミュージシャンはもとより甥であるフライング・ロータスが主宰するからリリースされているカマシ・ワシントン、そして彼も参加しているケンドリック・ラマーらジャズを飛び越えた数多のアーティストたちに伝播し、そして支持されている。ジャイルス・ピーターソンのラジオ・ショウ「WorldWide」においてエリカ・バドゥが自らのセットに彼女の楽曲をピックアップしたり、フォーテットがジェイミー・カラムのラジオ・プログラムで披露したスピリチュアル・ジャズ・ミックスでルーティーンに取り入れていることでも分かる通り、その影響はジャンルを超えて現在の音楽の中に息づいていると言えるだろう。
この幻の作品群をまとめるにあたり、西洋の父と同じくサックス奏者となった息子のラヴィ・コルトレーン、オラン・コルトレーンのサポートを得たがオリジナル・マスターからリマスタリングを施している。手がけるのはオーネット・コールマン、サン・ラ、そして御大ジョン・コルトレーンを手がけてきたレジェンド・エンジニアであるベイカー・ビグスリー。
さらにライナー・ノーツにはジョン・コルトレーン「Offering: Live at Temple University」のライナーで最優秀アルバム・ノーツ賞を受賞したアシュリー・カーンが手がけ、加えて「dublab」のマーク“フロスティ”マクニールによる関係者へのインタビューが付属するという完璧な布陣で、今まで語られてこなかったアリス・コルトレーンの晩年の貴重な記録として音はもちろんのこと、資料的な価値としても非常に意義のある作品となっている。
没後10年に際しアメリカ、ヨーロッパ、そして南アフリカでも数多くのイヴェントが企画されており、リリースのタイミングとしても完璧 !「ヴォリューム1」と題されている通り、さらなるリリースも期待され、CDには全8曲を、ヴァイナル・ヴァージョンにはさらに2曲を追加収録。ジャズ・ファンのみならず全ての音楽ファンが刮目して聴くべき音楽史の秘宝というべきコンピレーションである。

南インド古典音楽、カルナータカ音楽の現代最高峰声楽家が2000年に残したスピリチュアル大作『聴覚(Shravanam)』が高音質重視な逆向き再生仕様で初アナログ化。
イタリア電子音楽のパイオニア、イル・グアディアノ・デル・ファロによる1979年アルバム『Oasis』。日本のフュージョン・ギタリスト、鳥山雄司による80年代前半の実験的なイン スト楽曲を集めたコンピレーション『Choice Works 1982-1985』。大御所ビル・ラズウェルが手掛けたエチオピア人シンガー、ジジのデビュー作をラズウェル氏自ら2003年 にダブ・リミックスしたアルバム『Illuminated Audio』の初アナログ化と、国境とジャンルを超越したリリースを続ける東ロンドンを拠点にした再発盤専門レーベル、Time Capsuleの4作目は南インドの古典音楽に焦点を当てる。
2011年頃にこのアルバムを聞いて以来虜になったのが、レーベルプロデュースを務めるKay Suzuki。
「何と言ってもインド古典音楽の古いレコードにありがちな音質とは一 線を画した00年のスタジオ録音の匠が冴えるこの高クオリティなプロダクションにまずヤられた。毎回聴く度にこんな小さなアンサンブルがこんなに宇宙的で広大な音景色を作り上げている事に驚かされる程、各音が精密に作り込まれている。難解な拍子のパーカッションの音は全てがクリアに聴こえていて、それぞれがどんぴしゃの位置空間とタイミングのポケットに収まっている。このグルーヴを追いかけるだけでも意識は時間を超越した空間に持って行かれるが、更にこのゴージャスなドローンの上に乗る彼女のゴスペル・シンガーにも通じるヴィブラートを聞いていると、まるで万華鏡の様にメロディの中に更に細かいメロディが聴こえて来るんです」
Beauty & The BeatsのDJの一人であり、社会学の大学教授でインド古典音楽にも造詣が深いJeremy Gilbert氏がライナーノーツでも述べている通り、彼女の卓越した技術に裏付けられた深い精神世界の表現力は、古典インド伝統音楽全てに共通する目的、すなわち神への献身により、全ての創造の瞬間に内包する美と、宇宙そのものが一体 化するインド哲学の”梵我一如”の次元に、聴く者全てを導く力を秘めているのである。
■ 逆向き再生仕様 (レコードの内側から外側へ向かって再生) 。
■ ベルリン在住アーティスト、ペトラ・ピータファイによるオリジナルアートワーク。
■ 東ロンドン大学教授ジェレミー・ギルバートによるライナーノーツ。
■ リマスター:クラウディオ・パサヴァンティ(Sunlightsquare / Doctor Mix)
通流元完売。オリジナルは世界中のコレクター達がこぞって求める$$$BIG$$$な超絶激レア盤!印度西ベンガル州コルカタのローカル・レーベルからリリースされていた、サロード、タブラ等の伝統楽器を交えた、Rupa Biswasによる82年リリースのインディアン・フュージョン・ディスコ・ジャズ傑作がNUMEROから再発リリース!ボリウッドとバレアリックの中間を行く超絶品レコード!サロードとシンセサイザーによってダイナミックに波打つファンキー&サイケデリックなサウンドとエスニックかつ妖艶なボーカル・ワークも秀逸。これぞ、ダンスフロアを神々しい光で包み込む魅惑の一枚。まさしく辺境グルーヴの頂点と言っても過言ではない大傑作です。インド古典音楽の巨匠であるサロード奏者、Aashish Khanによるプロデュースというのも見逃せません。プログレ〜サイケ好きからDJユースにも必携!これは大・大・大推薦!
オリジナルは$200は下らないChic Chocolate他、レア音源満載!インド映画音楽の宝庫から、魅力的なインストゥルメンタル・トラックにフォーカスした人気シリーズ第2弾『Bollywood Nuggets Vol. 2』。Charanjit Singh、R.D. Burman、S.D. Burman、O.P. Nayyar、Kalyanji-Anandji など、ボリウッド黄金期を支えた巨匠たちのレア音源を多数収録した、濃厚な内容。サイケデリックなシンセ、ホーンの強烈なリフ、タイトなファンク・ビートが入り混じる、ボリウッドならではのエネルギッシュなグルーヴが満載。映画音楽らしいシネマティックなアレンジが随所に光りつつ、エキゾチックなメロディや独特のパーカッションが生み出す辺境感も魅力的。映画音楽としては数が多いわけではないにも関わらず、ボリウッドの魅力が凝縮されたインストゥルメンタルという切り口で彼の地の深い音楽文化を楽しめる一枚。

インド映画音楽の黄金期を築いた作曲家デュオShankar–Jaikishan が、1968年に残した伝説的クロスオーバー作『Raga Jazz Style』。インド古典音楽のラーガを題材にしながら、ボンベイのジャズ・ミュージシャンたちを集めて制作されたインド発ジャズ・フュージョンの先駆的アルバムで、全11曲は「Todi」「Bhairav」「Malkauns」など、すべて古典ラーガをモチーフに構成。シタールの名手Rais Khan、サックスのManohari Singh、ドラマーLeslie Godinhoらが参加し、ラーガの旋律美とスウィングするジャズ・リズムが鮮やかに融合する。伝統的なラーガの情緒を保ちながら、ホーン、ギター、ドラムが軽快に絡むことで、厳粛さと都会的な軽さが同居する独特のサウンドが生まれ、曲ごとにラーガの性格が異なることで多彩なムードが次々と現れる様は、まるでインド古典音楽をジャズで旅するような聴き心地。時代を超えて評価される名盤。

打楽器の旋律的な可能性にフォーカスした、Sarathy Korwarのパーソナルで内面的な作品『There Is Beauty, There Already』が、新たに立ち上げた自身のレーベル〈Otherland〉から登場。本作は、Peter GabrielのReal World Studiosでわずか4日間で録音され、ドラムを中心とした40分の組曲として構成されている。繰り返しに繰り返しを重ねるミニマルな構造は、インド民俗音楽の円環的なリズム、Max Roachのようなジャズ・パーカッション・アンサンブル、そしてTerry RileyやSteve Reichの現代音楽的ミニマリズムを思わせる音楽性で、タブラ、ガタム、バラフォン、マリンバなど様々な打楽器に加え、電子音が微かに重なり、常に流動し続ける川のようなリズムの旅が展開される。Floating PointsやShabaka Hutchings、Anoushka Shankarらとのコラボを経たKorwarが、キャリア10年の節目に放つ極めて純度の高い打楽器表現であり、ジャンルを越えて鳴り響く、反復と変化を讃える音による曼荼羅。
そのキャリアを通じて、Ravi Shankar率いるアンサンブルで演奏し、George Harrisonともコラボレーション、東西の音楽を融合させた画期的グループであるRagatala Ensembleを率いた、インド古典音楽の伝統を代表する偉人であり、タブラの名手Kamalesh Maitra (1924-2005)。その未発表録音を収めた素晴らしいアーカイブリリースが、Oren Ambarchi主宰の豪州の前衛音楽牙城〈Black Truffle〉よりアナウンス。50年以上に渡り、演奏するラーガの音に合わせて調律された、10個から16個のハンドドラムのセットであるタブラタランに全力を注いできた同氏。自主リリースしたソロLP『Tabla Tarang: Ragas on Drums』を制作したのと同じ1985年にベルリンでのセッションで録音された楽曲を収録。19世紀後半に起源を持つこの楽器を、調律されたドラムのセットを使用して、フルレングスのラーガを演奏し、ソロコンサート楽器としての可能性を見出したマイトラが生み出したメロディックで破格な即興の波を収めたものとなっています。

ボリウッドに影響を受けたナイジェリア映画 (ノリウッド) 音楽がテーマの見知らぬ楽曲満載のコンピレーション。ここの主催者Christopher Kirkleyのカセット・レーベル、Autotune The Worldから出版されていた作品が、サハラ砂漠以南の未知の音楽へと切り込む名所〈Sahel Sounds〉より再発。
弊店でもおなじみ、スピリチュアル・ジャズ史へと名を残す真なる巨星Don Cherry (1936-1995)。イタリアの公共放送〈RAI〉のスタジオでテレビ放送向けに録音された幻の未発表録音が、〈Die Schachtel〉や〈Soave〉〈Archeo Recordings〉などと並び、同国の前衛音楽の命脈を紐解いてきた一大名所〈Black Sweat〉よりアナログ/CDでそれぞれ初リリース!最早、完全に"ジャズ"の域をも超越し異界へと達したトランス・ミュージック。Gian Piero Pramaggiore、Nana Vasconcelos、Moki Cherryといった面々をバックにローマの〈RAI〉スタジオで披露したパフォーマンスを全8曲に渡って収録した作品となっており、AkutualaやEmbryoといった、まさに音楽の世界地図とも言うべき異端な空想民俗の幻影からスピリチュアル・ジャズまでもが渾然一体と化したオブスキュア・ジェム。
20世紀インド古典音楽の隠れた至宝、Shrimati Kalyani Royによる貴重なシタール演奏!このセッションは、60年代後半に形成された彼女のスタイルをとらえたもので、深い精神性と繊細な技巧が共存する見事な記録となっている。Kalyani Royは、長らく男性優位とされてきたシタール界において、類まれな才能と高い芸術性で評価された数少ない女性奏者のひとりで、Vilayat Khan流派の系譜に連なる流麗で歌うような奏法がこの録音でもその特徴が随所に現れている。伴奏には、同時代の名手Manick Das(タブラ)とNamita Chatterjee(タンプーラ)が参加し、全体として柔らかくもしっかりとした低音の土台が、Kalyani Royの旋律を優しく包み込んでいる。彼女の弾くメロディは、単なる技巧の誇示ではなく、情感のこもった語り口として響く。まるで一つの物語を編んでいくような、親密で奥行きのある演奏。
20世紀インド古典音楽の隠れた至宝、Shrimati Kalyani Royによる貴重なシタール演奏!このセッションは、60年代後半に形成された彼女のスタイルをとらえたもので、深い精神性と繊細な技巧が共存する見事な記録となっている。Kalyani Royは、長らく男性優位とされてきたシタール界において、類まれな才能と高い芸術性で評価された数少ない女性奏者のひとりで、Vilayat Khan流派の系譜に連なる流麗で歌うような奏法がこの録音でもその特徴が随所に現れている。伴奏には、同時代の名手Manick Das(タブラ)とNamita Chatterjee(タンプーラ)が参加し、全体として柔らかくもしっかりとした低音の土台が、Kalyani Royの旋律を優しく包み込んでいる。彼女の弾くメロディは、単なる技巧の誇示ではなく、情感のこもった語り口として響く。まるで一つの物語を編んでいくような、親密で奥行きのある演奏。
Alice Coltrane の精神世界と音楽的探求が最も強烈に結晶したスピリチュアル・ジャズの最高峰『Universal Consciousness』。Alice がインドを5週間旅した直後に録音された作品で、 ヒンドゥー思想・ラーガ的感覚・マントラ性が強く反映されており、『Journey in Satchidananda』の流れを継ぎつつ、よりアブストラクトで宇宙的な方向へ進んでいる。音楽的にも、本作で初めてWurlitzerオルガンを使用し、加えて4人のヴァイオリニストによるストリングスという異色の組み合わせが神秘的で浮遊感のある音響を作り出している。

1970年代後半、ドイツの小さな町で独自に育まれたスピリチュアル・ジャズ・カルテット、Green Cosmos。Coltraneの精神性やインド古典音楽、自由即興の影響を受けながら、外部のシーンに頼らず自らの内側を掘り下げてきた彼らが、より開かれた領域へ踏み出した時期の未発表だった録音集『Morgenmusiken』。沈黙や短い瞑想から始まるライブ・コンポジションは、音が自然に立ち上がる瞬間をそのまま封じ込め、メンバー同士の呼吸はまるでテレパシーのように結びつく。本作ではシタール奏者Narayan Govandeが加わり、アンサンブルはさらに深い静けさと広がりを獲得している。余白や沈黙が積極的に使われ、音は決して過剰にならず、ひとつの音が持つ重みを信じるように配置されていく。自由でありながら抑制があり、緊張と解放がゆっくりと呼吸し、時間の流れを解き、意識を静かに拡張していくような、深い集中を促す音楽。
インド古典音楽の名匠たちのアーカイブ音源を手がけてきた〈Black Truffle〉から、パキスタンの伝説的声楽家サラマット・アリ・カーンの未発表ライブ音源が初リリース!Agitation Freeのミヒャエル・ホーニッヒが録音を手掛けた1974年のベルリンのMetaMusikフェスティバルでのコンサートが収録されている。サラマット・アリ・カーンは北インドのパンジャーブ出身で、インド・パキスタン分離独立後に家族と共にラホールへ移住、幼少期から注目された声楽の天才で、ヒンドゥスターニー音楽の即興性豊かな声楽スタイル「カヤール」の名手として知られる。この公演では、伝統的なインドの撥弦楽器スワルマンダルの代わりに、特別に調律したアルプス地方のツィターを自ら弾きながら歌い、伴奏にはシャウカット・フセイン・カーン(タブラ)とフセイン・バクス・カーン(ハルモニウム)が参加している。通常、インド古典音楽ではタンプーラの持続音が基盤になるが、今回はそれがなく、代わりにカーン自身がツィターを使って繊細に音の支えを作っている。そのことが音楽に浮遊感や空白を与えており、より精神的で、詩的な深みある内容となっている。また、演奏時の美しいモノクロ写真と、ドイツの音楽学者ペーター・パンケによるエッセイも収録されており、演奏後にサラマット・アリ・カーン本人がふるまった絶品の手料理についてのエピソードなども綴られているなど、音楽の精神性と人間味がにじむ内容となっていて興味深い。

Kesarbai KerkarやBegum Akhtarなどの伝説的歌手たちに影響を与えたとされている、20世紀初頭に活躍したインド古典音楽の偉大な女性声楽家のひとりであるZohrabai Agrewali(1868年頃〜1913年)。非常に貴重な彼女の代表的な録音を集めたコンピレーション・アルバム『Zohra Bai Of Agra』が入荷できました!Zohrabai Agrewaliはアグラ・ガラナの代表的な存在として知られ、古典声楽の中でもとりわけカヤールを得意としたが、本盤にはカヤール、トゥムリ、ガザルなど、多彩なジャンルが収録されている。100年以上前の南アジアの空気がそのままパッケージされているような音質と、採算ではなくパッションによって運営されているというムンバイ拠点の〈Tara Disc Record〉レーベル・オーナーの北インド音楽への深い愛情を感じさせる選曲が堪能できる珠玉の一枚!!

1972年のインド映画『Pakeezah』のバックグラウンド・ミュージックを収録した未発表アルバム『Rang Birangi: Colours Of Life』が入荷できました!ナウシャード、マダン・モハン、S.D.バーマン、R.D.バーマン、カリヤンジ・アナンドジ、ウシャ・カンナといった著名な音楽監督とともにインド映画音楽の黄金時代を支え、 特に、シンセサイザーやグロッケンシュピールをインド映画音楽に導入した先駆者としても知られる、R.D.Burmanの側近であり作曲家、編曲家、アコーディオン奏者Kersi Lordによる作曲で、音楽としての品質もさることながら、古典音楽よりもインドをリアルに感じさせる圧倒的な空気感が素晴らしく、インド映画音楽独自の価値を感得せずにはおれない内容。生前Kersi Lordと親交があったムンバイ拠点の〈Tara Disc Record〉により実現したもので、インドの音楽文化への深い愛情と共感、インド映画音楽を内側から捉える審美眼にも拍手!また、ジャケットデザインも非常に手の込んだもので、表面の金の扉の絵柄が観音開きできるようになっており、その中にある白い紙を上にあげるとレコードが取り出せるという、こちらもインドにしかなさそうなアイデアがたまりません!

これは偉業!驚異の未発バッググラウンド・インスト音源が満載。1994年に亡くなるまで、インド映画界で最も影響力のある作曲家の一人であった巨匠R.D. Burman。1970年代〜80年代にかけて、クラシックなヒンディー映画音楽にジャズ、ファンク、ボサノヴァなど多様な要素を融合し、サウンドの刷新をけん引した彼のナンと未発表バックグラウンド・スコア集を集めた貴重なコンピレーションが、オーナーの北インド音楽への深い愛情を感じさせるムンバイ拠点のレーベル〈Tara Disc Record〉よりリリース!R.D. Burmanが1970年代にテレビや映画の背景音に使うために手がけた楽曲群で、当時のセンスや実験精神が色濃く残る世界初出の逸品。ナンとR.D. Burmanの冷蔵庫マグネットまで付いています!

「現代音楽で最も魅力的なボーカリストの一人」と称される南アジアのヴォーカリスト、マルチ奏者、作曲家のGanavyaがShabaka Hutchings主宰の〈Native Rebel Recordings〉から最新スタジオ・アルバム『Like the sky I've been too quiet』をアナログ・リリース。Kofi Flexxx、Floating Points、Carlos Niño、Leafcutter John、そして、マーキュリー賞にノミネートされたベーシストのTom Herbertといった豪華ゲストが集結した一枚。Quincy JonesやWayne Shorter、Esperanza Spaldingなど、ビッグネームと仕事を共にしてきた要注目アーティストによる全13曲は、幽玄な声と溢れんばかりの魅力的なエネルギーに溢れたものとなっています。
1920年代、ハワイアンミュージシャンのタウ・モーによってもたらされたギター。それがインドで予測不能な変化をとげ、奏者は床に座してギターを水平に構え、フィンガーピックスタイルで、スライドバーを用いてラーガを演奏することになってしまいました。さすがインドといったところですが、その第一人者であるブリジ・ブーシャン・カブラの1967年にHis Master’s Voiceより発表されたソロ・デビュー作がめでたくリイシューされました!
内容は、ジャケット写真で見られる演奏風景からは想像もつかない本格的な北インド古典音楽で、師アリ・アクバル直系とはっきり分かる、時空が歪むディープでトラディショナルな濃密な演奏。ギターのよく伸びる音色と、楽器としての性能の高さ故かの立体的な音像がたまりません。全曲リマスター済みです、お見逃しなく!

ニューヨーク生まれ、タミルナードゥ育ちのシンガーであり、マルチインストゥルメンタリストのGanavyaが、待望のアルバム『Daughter of a Temple』をLEITERからリリース。本作は、Ganavyaが自らの音楽的探求の集大成として完成させた作品で、彼女はアルバム制作のために30人以上のアーティストを招待しており、参加アーティストには、ジャズ界の巨星であるesperanza spaldingやVijay Iyer、Shabaka Hutchings、Immanuel Wilkins、そして著名な演出家であるPeter Sellarsなど、さまざまな分野で活躍するアーティストたちが名を連ねている。このアルバムでは、スピリチュアルジャズと南アジアの音楽が融合し、深い精神性と感動を呼び起こす音楽が展開されている。特に、Ganavyaの歌声は、南アジアの伝統的な旋律とジャズの即興性が見事に融合し、唯一無二のサウンドを生み出している。自身の音楽的アイデンティティを感じさせるアルバムとなっており、ジャンルを越えたコラボレーションが生み出す新たなサウンドは、ジャズ、ワールドミュージック、そしてスピリチュアルな音楽の要素が一体となった、非常にユニークで革新的な作品!!
仏〈Ocora〉にも比肩しうる広範かつディープな世界各地の伝統音楽のカタログを持つ、スイスはローザンヌ近郊を拠点とする長い歴史を持つレーベル〈VDE/Gallo〉より、Ustad Ghulam Mohammad Saznawazによるインド・カシミール地方のスーフィー音楽スーフィヤーナ・カラームの伝統を記録した貴重なフィールド録音作品『Cachemire: Le Sūfyāna Kalām de Srinagar』。スーフィヤーナ・カラームとは、イスラム神秘主義に根ざした音楽形式で、瞑想的な夜の集いメフフィルで演奏される声楽・器楽の組曲で、maqāmと呼ばれる旋法構造に基づき、sāz-e-kashmīrīなどの伝統楽器を用いて演奏される。本作は、カシミールの音楽文化の保存と継承を目的とした民族音楽学的プロジェクトの一環として制作されたもので、儀式的・霊的・詩的な要素が融合した音楽であり、現代では希少となったこの伝統の生きた証言としても非常に貴重な一枚。

Angus MacLiseやSun Ra、Allen Ginsberg、Timothy Learyといったカウンターカルチャーの偉人たちによる録音資料を、味わい深いカセットで紹介する地下レーベル〈Counter Culture Chronicles〉からLa Monte YoungとMarian Zazeelaの歴史的な発掘盤『Live in Rome, 23/6/1969』が登場!収録されているのはたった18分の演奏だが、その内容は濃密で、当時の二人の芸術的探求の只中を切り取った貴重な記録になっている。ニューヨークのダウンタウンで1960年代初頭から育まれたドローンのヴィジョンが、ヨーロッパへと広がっていく端緒とも言える時期の記録であり、同年に録音された代表作『31 VII 69 10:26-10:49 PM / 23 VIII 64 2:50:45-3:11 AM』の直前というタイミングで、まさにTheatre of Eternal Music期の絶頂を捉えている。音質も驚くほど鮮明で、微細な周波数の揺らぎが空間を満たし、聴く者の頭のわずかな動きさえ音の聞こえ方を変えてしまう、音楽の枠組みを超えた、感覚そのものに働きかける音響芸術。ラ・モンテ・ヤングが「演奏の前にも後にも存在する音」と語ったドリーム・ミュージックの哲学が、そのまま封じ込められている。
