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Resavoir & Matt Gold - Horizon (CD)Resavoir & Matt Gold - Horizon (CD)
Resavoir & Matt Gold - Horizon (CD)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
¥2,534

シカゴを拠点に活動するギタリストのMatt Goldと、トランペット奏者・プロデューサーのWill Millerの二人によるコラボ作『Horizon』が〈INTERNATIONAL ANTHEM〉より登場!穏やかな湖畔の午後のような、陽光に包まれた美しく深い音世界を描き出すような音楽で、60〜70年代のブラジル音楽への共通の愛情を出発点に、アコースティックギターを中心に据えたセッションから始まり、やがてシンセや弦、管楽器を交えた豊かなオーケストレーションへと拡張していく。柔らかくも緻密に編み上げられたサウンドは、アンビエント、ジャズ、クラシカル、フォークが自然に溶け合い、叙情と実験精神が絶妙なバランスで共存している。沈黙や静寂を音楽に取り込むように音の余韻や間を大事にして、感情を繊細に伝える感性、温かく開けた音の中に、儚さや距離感が滲んでいるようなメランコリア。ブラジル音楽を「素材」ではなく「精神性」として捉え、現代のシカゴの音響感覚で翻訳し直したような作品で、ブラジル音楽への地続きのオマージュであり、静かで深い共鳴が感じられる。夕暮れの水面に差し込む光がゆらめく、一瞬のきらめきを留めようとするような美しくも儚い音楽。2

Jeff Parker - The Way Out of Easy (CD)
Jeff Parker - The Way Out of Easy (CD)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
¥2,959

ロサンゼルスの伝説的ライブハウスETAでジャズ・ギタリストのジェフ・パーカーが2016年から7年間続けてきた月曜の定例セッションの集大成『The Way Out of Easy』が〈INTERNATIONAL ANTHEM〉よりリリース!パーカーはシカゴのポストロックやジャズシーンで長年活躍しつつ、LAに拠点を移してからも独自の即興スタイルを追求し続けてきた。本作は2023年1月にライブ録音され、ETA閉店直前の熱気がそのまま伝わる。パーカー、ジョシュ・ジョンソン、アンナ・バターズらETA IVtetは、ポストロック、ヒップホップ、ダブなどの要素を取り入れたゆったりとしたグルーヴを展開。特に2012年の曲「Freakadelic」は25分近い大作に再構築され、瞑想的でマントラのような雰囲気を持つ。ほかにも、静かなポストロック風の「Late Autumn」や、サックスの即興から発展したダブ調の「Chrome Dome」など、多彩な表情を見せる。バンドメンバー全員のレベルの高さを背景に、リズムセクションのグルーヴとパーカーのギターがサックスと絶妙に絡み合う、深みのある即興演奏を楽しめる作品。

Jeremiah Chiu & Marta Sofia Honer - Different Rooms (LP)Jeremiah Chiu & Marta Sofia Honer - Different Rooms (LP)
Jeremiah Chiu & Marta Sofia Honer - Different Rooms (LP)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
¥4,373

Jeremiah ChiuとMarta Sofia Honerによるセカンド・アルバム『Different Rooms』が〈INTERNATIONAL ANTHEM〉から登場!本作は、前作の風景的な音像から一転して、日常の都市的なテクスチャーに焦点を当てた作品。舞台はロサンゼルスで、モジュラーシンセと生/加工された室内楽ストリングス、そして街中や家の中、駅の雨音といったフィールド録音が溶け合い、構築と偶然が共存するサウンドコラージュが展開される。制作は隣接する2つのスタジオで行われ、ある部屋でビオラを録音している横で、もう一方ではテーマがアレンジされるなど、プロセス自体がアルバムタイトル「異なる部屋たち」を体現している。この制作過程には、偶然性を積極的に取り込む姿勢が貫かれており、テープ操作やグラニュラーシンセによって、素材は予想外のかたちで変質し、感情の陰影を帯びて立ち上がってくる。その結果生まれた音楽は、きっちりと設計されつつも、どこか夢の中で聞こえてくるような、曖昧で親密な揺らぎを持っている。曲順にも対称的な構成が仕込まれており、あるモチーフが別のかたちで再登場するなど、時間と空間を行き来するような感覚を誘う。聴き手が今まさにいる場所と、作品世界との境界線を曖昧にするような仕掛けが随所に施されているのも印象的。都市の空気感と親密な質感、そして音響的なミステリーが同居した、深くて静かな一枚。

Makaya McCraven - Universal Beings E&F Sides (LP)Makaya McCraven - Universal Beings E&F Sides (LP)
Makaya McCraven - Universal Beings E&F Sides (LP)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
¥4,658

Mark GuilianaやRobert Glasper、Mary Halvorsonを始めとした数々の才覚がひしめき、想像を絶するほどにクリエイティヴな広がりを見せるニュージャズシーンの代表格として知られるシカゴ出身のジャズ・ドラマー、Makaya McCravenの名作『Universal Beings』の続編的作品『Universal Beings E&F Sides』が入荷できました。オリジナルの録音セッションから新たに掘り起こされた14曲を収録したビート主体のアルバムで、ロサンゼルス、シカゴ、ロンドン、ニューヨークでの制作過程を追いながら、Makaya自身のルーツや音楽的プロセス、そして彼を支えたコミュニティにフォーカスしたドキュメンタリー映画『Universal Beings』のサウンドトラックとして制作されたもの。

Natural Information Society with Evan Parker - descension (Out of Our Constrictions) (2LP)
Natural Information Society with Evan Parker - descension (Out of Our Constrictions) (2LP)Aguirre Records
¥6,589

Natural Information SocietyとEvan Parkerによる2019年ロンドンCafe Otoでのライブを収めたアルバム『descension (Out of Our Constrictions)』。Natural Information Societyが北アフリカの伝統楽器ゲンブリを中心に、ドローンとグルーヴを融合した瞑想的な音楽を展開する中、Evan Parkerによる循環呼吸による持続的なサックス演奏が響く。Lisa Alvaradoのハーモニウムとエフェクト、Jason Steinのバスクラリネット、Mikel Patrick Averyのドラムが、有機的かつ多層的な音空間を構築し、反復するリズムと即興の爆発が交錯する、トランス状態を誘発するような音響となっている。

Natural Information Society - Perseverance Flow (CD)
Natural Information Society - Perseverance Flow (CD)Aguirre Records
¥3,587

Bitchin Bajasとの共演でも知られるJoshua Abrams率いるシカゴの異能集団、Natural Information SocietyNatural Information Societyによる、ジャズ、モード音楽、伝統音楽の要素が融合した35分間にわたるミニマルな音の瞑想空間。一つのテーマを35分間にわたり反復・変奏し続けることで、音の持続と変化の微細さを探求。北アフリカの弦楽器ギンブリによる反復リフがが一定のグルーヴを保ちつつ、微細に変化する中、ハルモニウムやバスクラリネットが浮遊するように絡み合い、空間的な広がりが生まれてゆく。リズムは明確な拍子を持たず、緩やかでありながらも内的な緊張感が持続しており、今ここにいるようで、どこか遠くへ漂っているような、揺らぎのある音楽空間となっている。さらに深く、音と時間の哲学的探求を進めた作品。

Natural Information Society - Perseverance Flow (LP)
Natural Information Society - Perseverance Flow (LP)Aguirre Records
¥5,198

Bitchin Bajasとの共演でも知られるJoshua Abrams率いるシカゴの異能集団、Natural Information Societyによる、ジャズ、モード音楽、伝統音楽の要素が融合した35分間にわたるミニマルな音の瞑想空間。一つのテーマを35分間にわたり反復・変奏し続けることで、音の持続と変化の微細さを探求。北アフリカの弦楽器ギンブリによる反復リフがが一定のグルーヴを保ちつつ、微細に変化する中、ハルモニウムやバスクラリネットが浮遊するように絡み合い、空間的な広がりが生まれてゆく。リズムは明確な拍子を持たず、緩やかでありながらも内的な緊張感が持続しており、今ここにいるようで、どこか遠くへ漂っているような、揺らぎのある音楽空間となっている。さらに深く、音と時間の哲学的探求を進めた作品。

Pierre Bastien - Tools (LP)
Pierre Bastien - Tools (LP)ESITU RECORDS
¥5,292

フランスの音楽家ピエール・バスティアンによる、彼独自の自動演奏楽器Mecaniumを用いた実験音楽の世界を深く掘り下げた作品『Tools』。本作はバスティアンが長年愛用している自動演奏装置の元となるメカーノのドライバーに捧げられており、サウンドの素材の生々しさと、機械的な自律性が作り出す予期せぬ音の組み合わせやテクスチャによって成り立っている。複数の独立した音の要素を同時に発生させ、重ね合わせるもので、ウッドベース、カズー、トランペット、打楽器といった多様な音源が、機械仕掛けによってコラージュされている。コンロン・ナンカロウから連なる自動演奏音楽の歴史を継承しつつ、キュートでアヴァンギャルド、かつミニマルでプリミティヴな独自の美学を展開した一枚となっている。

Machtelinckx/Gouband/Leroux/Rasten - porous structures II (LP)Machtelinckx/Gouband/Leroux/Rasten - porous structures II (LP)
Machtelinckx/Gouband/Leroux/Rasten - porous structures II (LP)ASPEN EDITIES
¥4,687

ベルギーのギタリストRuben Machtelinckxを中心に、Toma Gouband(パーカッション)、Frederik Leroux(ギター)、Fredrik Rasten(ギター)が参加したアコースティック即興作品『porous structures II』。本作では、3本のスティール弦ギターと繊細なパーカッションが織りなす静謐で詩的な音響の中で、音の間(ま)や残響が丁寧に扱われており、ジャンルを超えた音の対話が、瞑想的な空間を生み出している。ギターはメロディよりも質感や空間性を重視し、打楽器は自然音のようなニュアンスを加える。フォーク、室内楽、アンビエント、即興音楽の要素が溶け合い、抽象的でありながら温かみのある響きが印象的。録音はベルギーの静かな空間で行われ、音の質感にもその空気が反映されているかのよう。静かに語りかけるような音楽が、聴く者の内面に深く響く一枚。限定200部。

Poor Isa + Evan Parker/Ingar Zach (LP)
Poor Isa + Evan Parker/Ingar Zach (LP)ASPEN EDITIES
¥4,687
ベルギー拠点の即興デュオPoor Isa(Ruben Machtelinckx & Frederik Leroux)が、欧州即興界の最重要人物Evan Parker、ノルウェーの探究的打楽器奏者Ingar Zachを迎えたコラボレーション作品が〈ASPEN EDITIES〉より到着。プリペアド・バンジョーによるミニマルな残響と木片のリズムに、Parkerの鋭利かつ有機的なサックスが絡み合い、さらにZachのグランカッサや振動スピーカーによる深い共鳴が重層的に広がっていく様子がこれまた素晴らしい!即興でありながら精緻な構造を帯び、内省的沈黙と爆発的な瞬発が交錯する音像がまるで音の彫刻を聴くかのように展開されます。室内的な緊張感と豊かな空間性を兼ね備え、現代即興の最前線を鮮烈に刻む一枚です!
富樫雅彦&鈴木勲 Masahiko Togashi & Isao Suzuki - A Day Of The Sun (LP)富樫雅彦&鈴木勲 Masahiko Togashi & Isao Suzuki - A Day Of The Sun (LP)
富樫雅彦&鈴木勲 Masahiko Togashi & Isao Suzuki - A Day Of The Sun (LP)Cinedelic
¥5,796

従来のジャズの形式やスタイルを超越した独自の才能と感性を持つジャズ界の中心人物・富樫雅彦と鈴木勲という、日本の音楽シーンを代表する2人の天才による、詩情あふれるスピリチュアル・ジャズの傑作『A Day Of The Sun』がイタリアの名門〈Cinedelic Records〉よりアナログ再発!1979年に〈King Records〉傘下の〈Paddle Wheel〉から発表されたアルバム。富樫のドラム/パーカッションと鈴木のベースを基調に、時折チェロやピアノ/シンセを交え、2人だけで巧みに奏でられる独特の世界観は、予想を遥かに超える出来栄え。東洋の神秘的なメロディー、ダイナミズムに満ちたパーカッション、2人の感性が絡み合い、独特のグルーヴを生み出し、現代のサウンドメーカーやDJともつながる、色褪せることのないアヴァンギャルドで普遍的な名盤に仕上げられています。

Bendik Giske - Remixed (LP)
Bendik Giske - Remixed (LP)Smalltown Supersound
¥4,385

ノルウェーのサックス奏者Bendik Giskeによる、世界的な評価を獲得した2023年のオリジナルアルバム『Bendik Giske』に対する、まさに選りすぐりのリミックス集が登場!Carmen Villain、aya、Hanne Lippard、Hieroglyphic Being、Wacław Zimpel、そして『Bendik Giske』のプロデューサーである Beatrice Dillonら現行実験音楽最前線のアーティストたちによる再解釈は、すべてのトラックが無駄なく、個性豊かに再構築されている。Carmen Villain は「Slipping」をダビーで微細なコンセプトのグルーヴに変換しており、Giske の息遣いや鍵盤のこすれる音が、雨夜のジャングルのようなホーンや余韻の残る断片とともに浮かび上がる。aya は同じ曲をポリリズム中心に再解釈し、ガムランのようなアルペジオで絶え間なく変化するトランス感を生み出している。締めくくりとなるBeatrice Dillon による「Rise and Fall」のリミックスも各アーティストのアプローチの違いを際立たせつつ、全体を統合するような透明感ある仕上がりとなっている。Giske のオリジナルの即興的で生々しいサックスの世界が、個性豊かな才人たちそれぞれの解釈によって鮮やかに広がるリミックス集。

滲有無 Nijiumu - When I sing, I slip into the microphone. Into that void, I bring comrade "prayers", then, turning to face the outside, together we explode (2LP+DL)
滲有無 Nijiumu - When I sing, I slip into the microphone. Into that void, I bring comrade "prayers", then, turning to face the outside, together we explode (2LP+DL)Black Truffle
¥7,346

日本のアヴァンギャルド音楽の巨匠・灰野敬二を中心とするプロジェクトNijiumu(滲有無)による、深遠で幽玄な音響世界を記録したアルバム『When I sing, I slip into the microphone...』が、〈Black Truffle〉より再発。今回の再発では、1990年代初頭にP.S.F.からリリースされたオリジナル音源に加え、灰野が1973年に自作電子機材で録音した未発表ノイズ作品や未発表音源も収録し、彼の音楽的探求の軌跡をより広く捉える内容となっている。鉄や弦楽器のアンプリファイ処理による金属的な響き、リバーブに包まれた幽玄な音像、そして灰野の声が祈りのように空間を漂う構成は、チベット音楽やミニマリズム、フリー・インプロヴィゼーション、サイケデリックの要素が混在する独自の世界観を形成。ジャンルの枠を超え、音そのものが感情や霊性と結びつくかのような瞬間を捉えた本作は、灰野敬二の「音を祈りとして扱う」哲学が色濃く反映された、Nijiumuの本質を捉える貴重な記録。

Christer Bothén -  Christer Bothén Donso n’goni (LP+DL)Christer Bothén -  Christer Bothén Donso n’goni (LP+DL)
Christer Bothén - Christer Bothén Donso n’goni (LP+DL)Black Truffle
¥4,865

〈Black Truffle〉より、80代になるスウェーデンのマルチ奏者Christer Bothénが自身の軌跡を辿りながら、伝統楽器ドンソ・ンゴニの深淵な世界を単独で表現した稀有なソロ作品が登場。1970年代からスウェーデンのジャズや即興シーンで活躍してきた彼は、1971年にマリへ渡り、南部ワスル地方で狩猟者のカーストが奏でる神聖なハープ、ドンソ・ンゴニに出会う。伝統的には狩猟者一族にのみ演奏することが許されたこの楽器を、熱心な師匠ブロエマ・ドビアからのマンツーマン指導で習得し、伝統を尊重しつつも自分のスタイルでの演奏許可を得たという。本作は、伝統的なワスルの七つの曲に加え、両者の境界を曖昧にするBothén自身の作曲『La Baraka』を収録。主にペンタトニックの繰り返しに集中しながらも、その中で無限のニュアンスや即興的な息づかいが躍動し、単調に陥ることなく深い聴きごたえを生み出している。特に、楽器に付随する小さなラトルの効果や演奏の微妙な加速・減速が、静かに、しかし鮮やかに音楽の流れを彩っていて、最終曲では長年の弟子でありベーシストのカンサン・トルビョルン・ゼッターベリと、金属スクレイパー奏者マリアンヌ・ンレムボ・リンデンが加わり、独特の響きをさらに深めている。ストックホルムの高音質スタジオで2019年から2023年にかけて録音され、細部まで鮮明に捉えられた音像は、ドンソ・ンゴニのブルブルと震える低音弦の豊かな鳴り響きが強烈に印象に残る。これは約半世紀にわたるBothénの献身的な探求が結実した、精神的とも言える集中の記録で、作品にはマリ滞在時の鮮やかな写真と詳細な解説も添えられ、この深淵な楽器の神秘と魅力を多角的に伝えている。

Fred Frith - Guitar Solos / Fifty (2LP)Fred Frith - Guitar Solos / Fifty (2LP)
Fred Frith - Guitar Solos / Fifty (2LP)Week-End Records
¥7,294
特異な音楽的人物であると同時に、音楽的な生涯の集合体と呼べる伝説的インプロヴァイザー/マルチ奏者であり、英国を代表する前衛的バンドHenry Cowの創設メンバーでもあるFred Frith。現代音楽とロックの境界で50年以上に渡り活動を展開し、John CageやEarle Brownの伝統を受け継いだこわれものの様なアヴァンギャルド・ミュージックを展開してきた彼が1974年に残したアルバム『Guitar Solos』と2024年最新作となるアルバム『Fifty』をカップリングした新しいソロ・ギター作品が要注意レーベル〈Week-End Records〉から登場!まったく異なるサウンドでありながら親しみのあるユニークなギター演奏を核とした作品であり、それぞれ50年の時を超えた作品同士が鮮やかなグラデーションを生み出したものとなっています。
ケンタタクユウタタク - 零音 (CS+DL)ケンタタクユウタタク - 零音 (CS+DL)
ケンタタクユウタタク - 零音 (CS+DL)0on
¥1,500

これまた凄いものが、絶対にお見逃しなく。佐渡をルーツに活動を展開する打楽器集団”鼓童”の運営するレーベルである〈0on ぜろおん-0音〉からは、”鼓童”の一員である打楽器奏者の中込健太と住吉佑太からなるユニット、ケンタタクユウタタクの自作打楽器によるパフォーマンスを収めた3rdアルバムとなるカセット作品が登場。

楽器を使わない多人数アンサンブル作品や、物音系コラージュ作品、即興演奏など全4曲を収録。ケンタタクユウタタクの、また新しいサウンドが詰め込まれた意欲作。
200本限定。ダウンロードコードあり。

Derek Bailey & Paul Motian - Duo in Concert (LP)Derek Bailey & Paul Motian - Duo in Concert (LP)
Derek Bailey & Paul Motian - Duo in Concert (LP)Frozen Reeds
¥4,951

フリー・インプロヴィゼーション界の伝説的ギタリストDerek Baileyと、数々の〈ECM〉作品に参加しているパーカッショニストのPaul Motianが共演したデュオ・ライブ音源『Duo in Concert』が、Roland KaynのBOXやJulius Eastman作品で知られるフィンランドの前衛レーベル〈Frozen Reeds〉からアナログ・リリース。それぞれ異なった領域での即興演奏の先駆者が1990年代初頭に行った2つのライブ・パフォーマンスを収めた画期的ライブ・アルバム!

Juju - A Message From Mozambique (LP)Juju - A Message From Mozambique (LP)
Juju - A Message From Mozambique (LP)Strut
¥4,254
Jujuはプランキーが結成していたグループの中でも最も初期で、1971年~1974年に掛けて公式2枚のアルバムを残したグループ。ジャケットの極度にアフロ回帰な写真を見てもわかる通り、コルトレーンが生み出したフリー・フォームなスピリチュアル・ジャズ、アート・アンサンブル・オブ・シカゴによって再構築されたそのアフリカ回帰思想的な精神性、ポリリズミックなパーカッションや集団即興に表れる祝祭性、それらの強い影響のもとにスタートした非常にプリミティブなブラック・ミュージック。呪術的で強烈なパーカッションとアフリカン・チャントに、渾沌としながらも崇高な音色のサックスとピアノが絡み合う1973年大名盤。
Jeff Parker - The Way Out of Easy (2LP)Jeff Parker - The Way Out of Easy (2LP)
Jeff Parker - The Way Out of Easy (2LP)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
¥5,227

ロサンゼルスの伝説的ライブハウスETAでジャズ・ギタリストのジェフ・パーカーが2016年から7年間続けてきた月曜の定例セッションの集大成『The Way Out of Easy』が〈INTERNATIONAL ANTHEM〉よりリリース!パーカーはシカゴのポストロックやジャズシーンで長年活躍しつつ、LAに拠点を移してからも独自の即興スタイルを追求し続けてきた。本作は2023年1月にライブ録音され、ETA閉店直前の熱気がそのまま伝わる。パーカー、ジョシュ・ジョンソン、アンナ・バターズらETA IVtetは、ポストロック、ヒップホップ、ダブなどの要素を取り入れたゆったりとしたグルーヴを展開。特に2012年の曲「Freakadelic」は25分近い大作に再構築され、瞑想的でマントラのような雰囲気を持つ。ほかにも、静かなポストロック風の「Late Autumn」や、サックスの即興から発展したダブ調の「Chrome Dome」など、多彩な表情を見せる。バンドメンバー全員のレベルの高さを背景に、リズムセクションのグルーヴとパーカーのギターがサックスと絶妙に絡み合う、深みのある即興演奏を楽しめる作品。

Gregory Uhlmann, Josh Johnson, Sam Wilkes - Uhlmann Johnson Wilkes (LP)Gregory Uhlmann, Josh Johnson, Sam Wilkes - Uhlmann Johnson Wilkes (LP)
Gregory Uhlmann, Josh Johnson, Sam Wilkes - Uhlmann Johnson Wilkes (LP)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
¥4,254

ギタリストのグレゴリー・ウルマン、サックス奏者のジョシュ・ジョンソン、ベーシストのサム・ウィルクスの豪華メンバーによるトリオのデビューアルバムがリリース!即興演奏家/作編曲家/プロデューサーであるこの3人の幅広い音楽的キャリアとスタイルが感じられるプログレッシブなエレクトロ・アコースティック・チェンバー・ミュージックにジャズを取り入れたとも言えるような広々として叙情的な好内容。ウールマンの指弾きエレクトリック・ギターの哀愁を帯びた美しさ、ウィルクスによるハイブリッドなリズム・リード、ジョンソンのアルト・サックスのテクスチャー豊かなハーモニーなどトリオの楽器による演奏に高度なエフェクトを駆使することで不思議な心地よさがある。また音楽的な要素だけではなく、共に学生時代からの友人であるトリオの友情や信頼も感じられる幸福なムードも素晴らしい!

Gregory Uhlmann, Josh Johnson, Sam Wilkes - Uhlmann Johnson Wilkes (CD)Gregory Uhlmann, Josh Johnson, Sam Wilkes - Uhlmann Johnson Wilkes (CD)
Gregory Uhlmann, Josh Johnson, Sam Wilkes - Uhlmann Johnson Wilkes (CD)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
¥2,585

ギタリストのグレゴリー・ウルマン、サックス奏者のジョシュ・ジョンソン、ベーシストのサム・ウィルクスの豪華メンバーによるトリオのデビューアルバムがリリース!即興演奏家/作編曲家/プロデューサーであるこの3人の幅広い音楽的キャリアとスタイルが感じられるプログレッシブなエレクトロ・アコースティック・チェンバー・ミュージックにジャズを取り入れたとも言えるような広々として叙情的な好内容。ウールマンの指弾きエレクトリック・ギターの哀愁を帯びた美しさ、ウィルクスによるハイブリッドなリズム・リード、ジョンソンのアルト・サックスのテクスチャー豊かなハーモニーなどトリオの楽器による演奏に高度なエフェクトを駆使することで不思議な心地よさがある。また音楽的な要素だけではなく、共に学生時代からの友人であるトリオの友情や信頼も感じられる幸福なムードも素晴らしい!

Chicago Underground Duo - Hyperglyph (Amber Vinyl LP)Chicago Underground Duo - Hyperglyph (Amber Vinyl LP)
Chicago Underground Duo - Hyperglyph (Amber Vinyl LP)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
¥4,685

Chicago Underground Duoの実に11年ぶりとなる新作『Hyperglyph』が〈International Anthem〉より登場。ロブ・マズレク(トランペット、電子音)とチャド・テイラー(ドラム、親指ピアノ)の長年の友情と創造的な対話から生まれており、アヴァン・ジャズと電子音響、アフリカン・リズム、実験的ポストロックが交差。今作は、マイルス・デイヴィス&テオ・マセロのカット&エディット手法、AACMの精神、さらに電子音楽やダブ、IDMなどからの影響も織り込み、徹底したスタジオ編集と即興演奏のダイナミズムを融合。重層的なホーンと対話する打楽器、繰り返しが陶酔的な鍵盤、荒ぶるトランペットの叫び、静寂と轟音の対比。すべてが複雑に絡み合い、独自の音響宇宙を形成している。録音・編集はInternational Anthemのデイヴ・ヴェトレイノで、長年の信頼関係が生んだ、自由で直感的な制作環境も作品の強度に貢献している。一見複雑でとっつきにくい構造も、繰り返し耳を傾けることで新たな視点が開かれる——そんな知的でスピリチュアルな音楽体験を提示する、二人の現在地点。シカゴ実験音楽の深層から生まれた、緊張感と遊び心に満ちた現代ジャズの最新形。

Saul Williams, Carlos Niño & Friends - Saul Williams meets Carlos Niño & Friends at TreePeople (2LP)Saul Williams, Carlos Niño & Friends - Saul Williams meets Carlos Niño & Friends at TreePeople (2LP)
Saul Williams, Carlos Niño & Friends - Saul Williams meets Carlos Niño & Friends at TreePeople (2LP)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
¥5,227

2024年12月18日、ロサンゼルス・コールドウォーターキャニオンパークの樫とブラックウォルナットの木々の下で行われた、詩人/ヴォーカリストのサウル・ウィリアムズ、打楽器奏者/プロデューサーのカルロス・ニーニョ & フレンズによる特別なセレモニーの記録『Saul Williams meets Carlos Niño & Friends at TreePeople』が〈International Anthem〉より登場。長年にわたり環境保全活動を行ってきたTreePeopleの敷地内で、Living Earth主宰のノア・クラインが企画したこのパフォーマンスのために、ニーニョは気心知れた仲間たちを招集。シンセギターとサンプリング、ネイト・マーセロー、フルートや複数のサックスを駆使するアーロン・ショウ、各種打楽器を担当するアンドレス・レンテリア、フルート、ビブラフォン、声を担うMaia、コンピュータとホラ貝を用いた音響設計のフランチェスカ・ハート、詩人アジャ・モネ、そしてテナーサックスでカマシ・ワシントンが参加している。多層的なエレクトロ・アコースティックの生態系に溶け込むウィリアムズの言葉、即興的かつ多層的な音楽のセッション、そのすべてが、この場にしかありえなかった特別な響きを紡ぐ。全編が、政治性と集合的な祈りに貫かれた〈International Anthem〉からのリリースであることも納得の、美しく、深く、真摯な記録。

Jeremiah Chiu & Marta Sofia Honer - Different Rooms (CD)Jeremiah Chiu & Marta Sofia Honer - Different Rooms (CD)
Jeremiah Chiu & Marta Sofia Honer - Different Rooms (CD)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
¥2,446

Jeremiah ChiuとMarta Sofia Honerによるセカンド・アルバム『Different Rooms』が〈INTERNATIONAL ANTHEM〉から登場!本作は、前作の風景的な音像から一転して、日常の都市的なテクスチャーに焦点を当てた作品。舞台はロサンゼルスで、モジュラーシンセと生/加工された室内楽ストリングス、そして街中や家の中、駅の雨音といったフィールド録音が溶け合い、構築と偶然が共存するサウンドコラージュが展開される。制作は隣接する2つのスタジオで行われ、ある部屋でビオラを録音している横で、もう一方ではテーマがアレンジされるなど、プロセス自体がアルバムタイトル「異なる部屋たち」を体現している。この制作過程には、偶然性を積極的に取り込む姿勢が貫かれており、テープ操作やグラニュラーシンセによって、素材は予想外のかたちで変質し、感情の陰影を帯びて立ち上がってくる。その結果生まれた音楽は、きっちりと設計されつつも、どこか夢の中で聞こえてくるような、曖昧で親密な揺らぎを持っている。曲順にも対称的な構成が仕込まれており、あるモチーフが別のかたちで再登場するなど、時間と空間を行き来するような感覚を誘う。聴き手が今まさにいる場所と、作品世界との境界線を曖昧にするような仕掛けが随所に施されているのも印象的。都市の空気感と親密な質感、そして音響的なミステリーが同居した、深くて静かな一枚。

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