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米国の大人気実験作家Ullaとの昨年のコラボレーション・アルバムが大変素晴らしかった、〈Radio.syg.ma〉の共同創設者としても知られるベルリン拠点のDJ/プロデューサー、Perilaによる最新アルバムが〈Smalltown Supersound〉からアナログ・リリース。極地的環境を彷彿とさせる、荒涼として凍てつく広大なサウンドスケープが、深い内省と愁いを込めつつシュルレアリスティックに展開されていく、破格のエレクトロアコースティック/ドローン・アンビエント作品!名匠Rashad Beckerによるマスタリング仕様。


1月中旬再入荷。当店大大大ベストセラー『The Sacrificial Code』でもおなじみ、〈Hallow Ground〉や〈Total Black〉などといった現行アンダーグラウンドの深遠から極めて優れたドローン/実験作品を繰り出す米国出身/スウェーデン・ストックホルム在住の女性ミニマリスト、Kali Malone。名門〈Ideologic Organ〉からの2022年最新作『Does Spring Hide Its Joy』がアナウンス。Stephen O'Malley(エレキギター)、Lucy Railton(チェロ)という豪華ゲストを迎え、Malone自身が調律したサイン波オシレーターを用いて制作した没入型モダン・クラシカル/ドローン作品!パイプオルガンの調律、和声理論、長時間の作曲の経験が、この作品の出発点となっていて、彼女のニュアンスに富んだミニマリズムは、驚くべき焦点の深さを展開し、リスナーの注意の中に瞑想的な空間を切り開いています。
〈Tasty Morsels〉や〈1080p〉からのリリースでも知られるリヴァプール拠点の実験的アンビエント作家Andrew PM Huntのソロ・プロジェクト=Dialectによる最新アルバム『Atlas of Green』が〈RVNG〉から登場。「失われた信号と永続的な衝動がテクノロジーと時間の堆積物から発掘される、未来の夜明けの時代に活動する”Green”という名の若い音楽家」をイメージして作られたというコンセプチュアルな作品。拾い集めた遺物、そして、過ぎ去った色彩のパッチワークとなった本作は、流動的な中期未来の虹色のきらめきを通して投影された幻想的な一枚に仕上がっています。名匠Stephan Mathieuによるマスタリング仕様。〈RTI〉での高品質プレスと盤質も万全!


Dorothy AshbyとArve Henriksen、Jon HassellとHildur Guðnadóttirを繋ぐ、愛の不安、調和、不確実性を描く旅。電子音楽家でチェロ奏者のAsma Maroof、ベルリンのクラブ・シーンの中心地〈PAN〉に傑作を残すPatrick Belaga、サックス奏者、理論家、音楽家のTapiwa Svosveによる要注目コラボ・アルバム『The Sport of Love』がアナウンス。現代のロマンスの言語、競争、矛盾について考察をテーマに作り上げた作品であり、第四世界を通過したフリー・インプロヴィゼーション/アンビエント・ジャズと荒涼としたアンビエント・ドローンが溶け合うフリーフォームで破格な一枚!


Sarah Davachiの2015年デビューLP。Davachi自身およびサンフランシスコ・ベイエリアのミュージシャンたちが参加した、拡張されたエレクトロ・アコースティックなソロ作品と室内楽作品のシリーズであり、カナダ、カリフォルニア、ヨーロッパ各地で録音された。すべては風景の中にあり、心の位置が風景となっている。
CD+画集(80ページ オールカラー AI生成画像189点掲載)
ハードカバー仕様 153×216mm
本作品は音とAI生成画像集から成っている。画像集は2025年1月6日に東京渋谷のWWWで開催されたMerzbow Free Noiseというコンサートにおいてプロジェクションで使用されたAI生成画像をまとめたものである。Merzbowでこのような映像の使用は近年珍しいことであり、むろんライブでのAI生成画像の使用は初の試みである。
コンサートは2部形式であり、その1部で演奏された楽曲のリハーサル音源の一つがCDの1曲目Peacock Analogyである。Sonicware社のTextureLab、Oscilator、CDに録音されたコンピューター音源をライブMixしている。2曲目のTenbyo Caterpillar 1はMerzbowの最も最近のスタジオ録音の一つである。こちらはノイズ・エレクトロニクス、コンピューターなどの複数のレイヤーをオーバーダブしている。
「Peacock Analogy」
「孔雀アナロジー」というタイトルは、孔雀の絵を参考画像にして荒廃した都市の風景を生成した結果、孔雀の形をした建物や金属構造物が生成されたことに基づいている。この現象は、AI画像生成のいくつかの要因が組み合わさって発生したようだ。孔雀の画像からAIは孔雀特有の形状(例えば、羽の広がり、首の形、全体のシルエットなど)を学習し、都市の風景を生成する際、AIは学習した孔雀の形状パターンを都市の建物や金属構造物に適用しようと試みた可能性がある。この場合、プロンプトが「荒廃した都市」「金属構造物」などという曖昧な表現であった為、AIは参考画像の孔雀に強く影響されたと思われる。「アナロジー」はAI が異なる概念間の類似性を認識し、一方の概念から他方の概念へパターンを転送するプロセスである。このケースでは、AIは孔雀の形状と建物や金属構造物の形状の間に類似性を認識し、孔雀の形状を建物や金属構造物に適用した可能性がある。このようにAI画像生成は予期せぬ結果を生み出すことがある。
「ミメーシス」 ミメーシスとは、古代ギリシャの哲学者プラトンやアリストテレスによって提唱された芸術理論で、芸術作品が現実世界や自然を模倣するという概念である。伝統的な芸術は、現実を忠実に再現すること、あるいは理想化された現実を表現することを重視してきた。AIアートは、大量の画像データを学習し、そのパターンを認識することで画像を生成する。この点で、AIは既存の画像を「模倣」していると捉えることができる。さらにAIアートにおけるミメーシスは、単なる模倣ではなく、創造的なプロセスの一部ということができる。AIは、学習したデータに基づいて新しい画像を生成することで、人間の創造性を拡張し、新たな芸術表現の可能性を切り開く可能性がある。
「模倣」には「イミテーション」「偽物」などといったマイナス・イメージもある。AIは既存のデータを学習して画像を生成するため、オリジナリティが低い、あるいは、AIは短時間で大量の画像を生成できるため、希少性が低い、あるいはAIには感情がないから芸術性が低いなどといった様々な意見がある。AIアートは大量生産される「ジャンクアート」のようなものだろうか? AIアートは「アートに似て非なるもの」だろうか? AIアートは、従来の芸術の概念をどのように変えるのか、人間の創造性をどのように拡張するのか、また、そもそもAI生成画像はアートなのか、制作者は一体誰なのか、著作権はどこにあるのか等々という議論が続いている。
秋田昌美
*テキストの一部はGemini (Google)とのチャットを参考にしています。
A Part of Text by AI-assisted with Gemini (Google).

版元完売。徹底したアヒンサーを提唱実践、「ノイズ」の枠を超越したオルタナティヴな表現を試み続けるジャパノイズ伝説、Merzbow。イタリアの〈Urashima〉からデラックス・木製ボックスセットをリリース。ハンドナンバリング入り、限定99部。

版元完売。徹底したアヒンサーを提唱実践、「ノイズ」の枠を超越したオルタナティヴな表現を試み続けるジャパノイズ伝説、Merzbow。イタリアの〈Urashima〉からデラックス・木製ボックスセットをリリース。ハンドナンバリング入り、限定99部。

版元完売。徹底したアヒンサーを提唱実践、「ノイズ」の枠を超越したオルタナティヴな表現を試み続けるジャパノイズ伝説、Merzbow。イタリアの〈Urashima〉からデラックス・木製ボックスセットをリリース。ハンドナンバリング入り、限定99部。

Merzbowこと秋田昌美とドイツ・ケルンを拠点とするSeyfried A. Hatterことlicht‑ungとのコラボレーションによる10インチ・リミテッド・エディション作品『Merzlicht』が登場。サイケデリックでミニマルなノイズ・エクスカーション。licht‑ung による抽象的な静音と、Merzbow の強烈なノイズ爆発が対比を成しつつ融合。licht‑ung によるヴァイオリンやノイズの繊細な重層構築から、途中でMerzbowが本性を現すような爆発的ノイズへ切り替わるドラマティックな展開が印象的。双方のテクスチャを共存させる興味深いコラボレーション。限定100部につきお見逃しなく!

シーンの枠組みを越えて多大なリスペクトを浴びる、我らが音の錬金術師、ジム・オルークによるカイル・アームストロング監督作品『HANDS THAT BIND』の豪華サウンドトラックがUSインディ名門〈Drag City〉よりアナログ・リリース!広々とした大空の風景へと溶け込み、突然深い(そして不透明な)感情の海へと流れ込みながら、やがて冷ややかな全知全能へと広がっていきます。広大なミニマル・ロック・サウンドスケープ・アルバム!
限定30部ブラックヴァイナル仕様、ナンバリング入り。ドイツのインディペンデントレーベル〈Frei zum Abriss Kollektiv (FZAK)〉による、Merzbowこと秋田昌美の9インチ・ラテカット盤『Magpie』。本作は、Merzbowの新たな音響探求の一例であると同時に、レース・カット盤というアート的フォーマクリア・ヴァイナルは20枚限定というコレクターズアイテム。2024年録音という最新作にも関わらず、Merzbowの伝統的な深淵なノイズ美学を継承しつつ、秋田の自宅スタジオ「Munemihouse」で録音・ミックスの行われた、手作業ならではのぬくもりと物理的存在感を併せ持つ一枚。

「音楽ではないものを音楽として楽しむ」という観点から、ノイズを他のジャンルと同様の音楽的手段として昇華させている日本のノイズ・アートの最重要人物Merzbowこと秋田昌美の『Hatonal』が、スウェーデンの実験音楽プラットフォーム〈Blod〉と、スペインのレーベル〈Industrial Complexx〉から共同リリース。秋田昌美の音響的進化とスタイルの力強さが表れた、フィードバックと歪みに満ちたカオティックなノイズ作品となっており、電気的インパルス、金属的ノイズ、膨張する不協和音によって構成された、強烈な2トラックを収録している。限定100部、お見逃しなく!

実験的コレクティヴSplitter Orchesterの一員であり、〈Editions Mego〉や〈Black Truffle〉などからの傑出した作品で知られる昨今要注目の豪州出身の女性作家Julia Reidyと、数々の実験的グループやユニットに参加するイタリア出身のパーカッショニストAndrea Belfiによるコラボアルバムが〈Marionette〉よりアナログで登場!オーストラリアとイタリアという、それぞ!地球の反対側の出身地という背景の違いがありつつも、共に長年ベルリンで活動を行ってきたミュージシャン同士による初のコラボレーション作品。土着的な美しさとポスト・ミニマリズム、現代ジャズ的な力強さの三位一体による、叙情的で優美なポスト・ロックの傑作。両者のアプローチには多くの共通点があり、作曲の正確さとエレクトロアコースティック的な厳密さを、即興の自由、リズムの脈動の即効性、そして、叙情的な感性と融合させています。 Joe Taliaがマスタリング&ミックスを担当、Noel Summervilleによるカッティング仕様と盤質も万全!

オリジナルは1997年に〈Sterilized Decay〉からリリースされたMatthew BowerとMerzbowこと秋田昌美による強烈なコラボ作が、リマスター&新装ジャケットで〈No Holiday〉より再登場。数千キロ離れた場所で制作されたこの作品では、Bowerの送った音源を秋田が加工・再構築し、50分にわたる圧倒的なノイズの奔流が繰り広げられる。90年代における両者の活動を総括し、かつ再構成するかのような内容になっている。全音源はBowerと秋田昌美によるもので、今回のアートワークはMaggie Siebertが手がけている。
かつて巨大なボックスセット『Merzbox』の一部としてリリースされていた音源『Red Magnesia Pink』が、今回初めて単体作品として〈No Holiday〉よりリイシュー!1995年録音の本作は、90年代絶頂期の作品で、濡れたような質感のノイズや金属的な音が渦巻く、サイケデリックで凶暴な電子音の嵐が展開される。今回の再発では、同時期に制作された未発表のボーナストラック2曲も追加収録されている。
かつて巨大なボックスセット『Merzbox』の一部としてリリースされていた音源『Red Magnesia Pink』が、今回初めて単体作品として〈No Holiday〉よりリイシュー!1995年録音の本作は、90年代絶頂期の作品で、濡れたような質感のノイズや金属的な音が渦巻く、サイケデリックで凶暴な電子音の嵐が展開される。今回の再発では、同時期に制作された未発表のボーナストラック2曲も追加収録されている。

限定250部、ナンバリング入り。クレア・ラウジーが米シカゴ名門〈Thrill Jockey〉からリリースした、アンビエント、ドローンや実験音楽とインディー・ロックを横断する傑作『sentiment』のリミックス・アルバム『sentiment remix』が登場!本作は単なるリミックス集というより、原作アルバムの“拡張”や“共同作業”としての側面が強い作品。ルーセイ本人も「もしこれらがオリジナルとして記憶されてもかまわない」と語るほど、各曲が独立した新しい表現として成立している。リミキサーには、モア・イーズ、パトリック・シロイシ、アンドリュー・ウェザーズなど彼女と縁の深いアーティストが集い、それぞれ自由に曲を選び再構築。それぞれのリワークは、原曲の親密さや静けさを尊重しつつも、新たな音響世界を描き出している。グリッチノイズ、ジャズ、R&B、アンビエントが自然に交差し、クレア・ラウジーの音楽世界をさらに奥行きのあるものにしている。『sentiment』の別視点としても、彼女の“もう一つの新作”としても聴ける濃密な1枚。
今年待望のアナログ化が行われた、23年のアルバム『Suntub』が当店大ヒットを記録している、デンマークの作曲家、プロデューサー、歌手のML Buchによる、こちらも人気なデビュー・アルバム『Skinned』が、IngrateやBoli Group、Minais Bらも作品をリリースしている同国・コペンハーゲンのポスト・クラブ系先鋭レーベル〈Anyines〉より初アナログ化!前作からの壮大なギターワークによるキャッチーなメロディーを別次元へと引き上げた初のフル・アルバム。蛍光液体の如く耳に滑り込むような、固有のポップ・センスと、電子的アプローチ、その魅惑的なボーカルを巧みに溶け合わせつつ、デジタル時代の親密さの現実を表現した、先鋭的かつ至福なアート・ポップ/アンビエント・ポップ・アルバム。
Merzbowこと秋田昌美が1996年に録音した、彼の広大なディスコグラフィの中でもあまり知られていない一作『The Prosperity Of Vice, The Misfortune Of Virtue』。マルキ・ド・サドの小説に着想を得た演劇『悪徳の栄え/美徳の不幸』のためのサウンドトラックとして制作され、彼が映画や舞台の音楽に取り組んでいた1990年代の一端を示す作品でもある。ノイズの壁のような音から、空間的でリズミカルな構成まで、彼の音響世界を粒子レベルで解体し、普段は全体に飲み込まれてしまうような細部の表現に焦点を当てたような内容で、もともとは限定流通で出されたレア音源が、リマスター&未発表トラック1曲を追加してこの度めでたくリイシュー!彼のもう一つの顔が垣間見える貴重な記録。
