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ナイジェリア人パーカッショニスト、Gasper Lawalが1980年に自主レーベルである〈CAP〉から放った衝撃的デビュー作『Ajomasé』が名門〈Strut〉より遂に正規再発。Stephen StillsやFunkadelic、Vangelisら数々の巨匠と共演し研ぎ澄まされた感覚を、自作楽器や緻密な多重録音で結晶させた唯一無二の作品です。アフロ・リズムの深みと実験性を兼ね備え、当時John Peelらによるラジオ・プレイをきっかけに国際的評価を獲得した歴史的名盤。第四世界的サイケデリア、底流に流れるファンクネス、西アフリカ的霊性と多彩なリズム、エスノ・エクスペリメンタル的前衛精神までもが交錯するジャンル越境の傑作。オリジナル・テープからのリマスタリング仕様。

イタリアの電子音楽家Caterina Barbieriと、ノルウェーのサックス奏者Bendik Giskeによる初の共同名義作『At Source』。Barbieriのモジュラー・シンセと、Giskeの身体そのものを楽器化するかのような拡張サックス奏法が純粋な対話として記録されたミニマルなアンビエント作品。ふたりの関係は2019年の共演から始まり、ICA Milanoでのレジデンシーやライブを経て深化。Barbieriの幾何学的なアルペジオと、Giskeの息づかい、キー音、摩擦音まで含む生々しいサックスが音が生まれる瞬間を探るように交差する。宇宙的スケールと親密な身体性が同居するサウンドスケープは、Barbieriの近年の作品群とも、Giskeのソロ作とも異なる第三の領域を切り開く充実作。

クラシックの世界的大名門〈Deutsche Grammophon〉にも在籍するポーランド出身のピアニストHania Raniによる最新アルバム『Ghosts』が英国の現代ジャズの聖地〈Gondwana Records〉よりリリース。ドキュメンタリー映画『On Giacometti』のサウンドトラックを手がけたスイスの山中にある古いサナトリウムでの短い滞在からインスピレーションを得て制作された作品。Patrick WatsonやÓlafur Arnalds、Duncan Bellamy (Portico Quartet)といった豪華面々が参加した作品であり、Kate BushやNils Frahmを彷彿とさせるスペクタルな内容のアンビエント・ポップ/モダン・クラシカル傑作!

レーベルオーナーである大人気トランペット奏者、Matthew Halsallも参加!豊穣な音楽文化を抱える英国・リーズを拠点とする14人編成のジャズ・アンサンブル、Ancient Infinity Orchestraによる〈Gondwana Records〉からのデビュー・アルバム『River of Light』がリリース。アリス・コルトレーンやフォラオ・サンダースのスピリチュアル・ジャズ、ワールド・ミュージック、エレクトロニカ、現代アートや建築の影響までも取り込んだ独自のサウンドと、北欧スタイルの現代ジャズ・サウンドを融合させた極上のラインナップを収録した、2023年のUK現代ジャズ・シーンを代表する大傑作!


アゼルバイジャンやマルティニークなどの神秘的な音楽からスイスの地下音楽、フランスの電化ライまで、各地の辺境的な音楽を掘り起こすだけでなく、Altin GunやDon Melody Clubなど現代のアウトナショナルな傑出した才能も紹介してきたスイスの名門〈Les Disques Bongo Joe〉から要注目物件!発売当時グラミー賞にもノミネートされ、第4世界アンビエント・ジャズのパイオニアことJon HassellやCharlie Hadenも愛聴したという、中米・グアテマラの知られざるブラスバンドが1974年に残したカルト録音が24年度史上初のアナログ・リイシュー!グアテマラのサン・ルーカス・トリマンという高地マヤの山村で、宗教的、社会的な地元の行事で演奏を行っていたブラスバンドによる幻の音源を収録。葬送曲やポピュラーソングが独特の伸びやかなハーモニーとリズム、珍しい楽器の組み合わせで演奏されており、西洋の音階が許容するよりも自由なリズム構造と幅広い音程を好む、高地マヤの演奏スタイルに由来する極めて特異な音楽作品となっています!

岡田拓郎にとって、国内外のメディアやリスナーから高い評価を受けた『Konoma』以降、初となるフィジカルリリースとなる。本作は、TOKYO DESIGN STUDIO New Balanceが手がけた新型フットウェア「MT2 」のキャンペーンのために制作された。キャンペーンムービーは、New Balance T-HOUSEのオウンドメディアで公開されている。
A面「Still Water」は、池田抄英(Flute)を迎え、フォーキーかつアフロミュージックの要素を取り入れながら、音数を極限まで削ぎ落としたミニマルなアンサンブルによって構成されている。即興演奏をもとに録音された演奏はアナログテープに収められ、静かな水面のように移ろう音の揺らぎと豊かな余白が感じられる。
B面「Dohman Sehman」は、ヴィンテージファンクのムードを出発点としながら、日本の民謡や歌謡曲にも通じる旋律感覚とフォークロアな響きを織り交ぜた楽曲。松丸契(Alto Sax)、カツマル・メイ(Tenor Sax)、香田悠真(Wurlitzer / Farfisa)、小西佑果(Bass)、海老原颯(Drums)ら気鋭のミュージシャンが参加。ダブの手法を想起させる空間的なミックスと重厚なリズムセクションが生み出す、力強いグルーヴが印象的な楽曲となっている。
静謐な余白を湛えた「Still Water」と、力強いグルーヴを内包した「Dohman Sehman」。対照的な二つの楽曲を通じて、『Konoma』以降の岡田拓郎の創作の広がりを感じさせる作品となっている。
10月下旬再入荷。なんとあのジムオルーク氏もラジオで紹介していたスウェーデンの電子音楽家Ragnar Grippeが、Terry RileyやSun Ra、Steve Reichの作品をも擁する音楽遺産級のミニマル宝庫Shandarからリリースしたミュージック・コンクレート~ポスト・モダン・クラシカルの大名盤、「Sand」がなんとこの度40年ぶりのヴァイナル再発です!
数々のアンビエント作家やミニマル音楽の意匠を受け継いだ20世紀最後のミニマリスト、Ragnar Grippeの世紀の作品がようやく21世紀にも日の目を見ました。元々はクラシック畑のチェロ奏者で、70年代初期にパリにて、Pierre SchaefferやPierre Henryにて創設された、当時の電子音楽の最先端を走ったGroupe de Recherches Musicales(GRM)にて学び、同じ頃交友を持ったLuc Ferrariから知識と機材を譲り受け、実験音楽スタジオl’Atelier de la Libération Musicale(ALM)を創設。本作は、インド出身の抽象画家、Viswanadhan Veluの作品に多大にインスパイアを受けて制作された一枚で、テープデッキ2台とギターにオルガン、カスタネットなどで構成される豊かな音色は没入感たっぷり。流れをわたる重厚なドローンの波に、おもちゃの楽隊が船を浮かべ、夢幻の空へと誘う極上インナートリップ体験。澄んだテクスチャーと童心に返る創造的な音世界に心ときめくこと間違いなしです。

ほぼ無名ながらフジロック・フェスティバル2025への出演で日本のオーディエンスにも強烈な印象を残したニューヨーク拠点の4人組、YHWH Nailgun(ヤハウェ・ネイルガン)が、名門〈4AD〉移籍第1弾作品となるアルバム『Magazine』をリリース。
YHWH Nailgun(ヤハウェ・ネイルガン)は、ザック・ボルゾーン(vo)、サム・ピカード(ds)を中心に2020年に結成。その後、サグイヴ・ローゼンストック(g)、ジャック・トビアス(key)が加わり現在の4人体制となった。
彼らの音楽はしばしばノイズ、パンク、フリージャズ、インダストリアル、エクスペリメンタルといった言葉で語られる。しかし、そのいずれのジャンルにも完全には属さない。激しくぶつかり合うリズム、切り裂くようなギター、異様な存在感を放つシンセサイザー、そして獣の咆哮にも祈りにも聴こえるザック・ボルゾーンのヴォーカル。YHWH Nailgun(ヤハウェ・ネイルガン)はジャンルを横断するバンドというよりも、むしろ音楽を定義しようとするあらゆる試みそのものを拒絶する存在として注目を集めてきた。
2025年に発表されたデビュー・アルバム『45 Pounds』は、その圧倒的な緊張感と破壊力によって各国メディアから高い評価を獲得。ニューヨーク・アンダーグラウンド・シーンにおける最重要新世代のひとつとして認識されるきっかけとなった。そして今回、コクトー・ツインズ、ピクシーズ、ボン・イヴェール、ビッグ・シーフらを擁してきた〈4AD〉への加入によって、その活動は新たな局面を迎えることになる。
『Magazine』は全10曲ながら収録時間わずか11分という異例の作品だ。しかし、この11分という長さは単なる実験的なアイデアではない。アルバムはオープニング曲「Ghost of Love」のフェードインから始まり、まるでどこかで鳴り続けている音の断片を偶然切り取ったかのような感覚を生み出す。バンドは本作を、始まりと終わりが存在する従来のアルバムというよりも、終わりなく続く音楽世界の一部分として捉えている。
そのサウンドは前作以上に研ぎ澄まされている。サム・ピカードによる無駄を削ぎ落としたドラム、サグイヴ・ローゼンストックの剥き出しのプロダクション、空襲警報を思わせるジャック・トビアスのシンセサイザー。そして何より印象的なのは、これまでリヴァーブやディレイの奥に隠されていたザック・ボルゾーンのヴォーカルが、かつてないほど明瞭に前面へ押し出されていることだ。
血、蛇、神、悪魔といった宗教的かつ象徴的なイメージに満ちたリリックは、これまで以上に鮮烈な存在感を放つ。YHWHというバンド名自体、ヘブライ語における神の固有名に由来しており、その神秘的な世界観は『Magazine』においてさらに深く掘り下げられている。
YHWH Nailgunは、自らの音楽を何かへの反発やカウンターとして捉えてはいない。流行への迎合も拒絶もせず、ただ直感と即興から生まれる一瞬の閃きを追い求める。彼らが築こうとしているのはジャンルではなく、自律したひとつの世界そのものだ。『Magazine』は、その独自の創造世界をさらに先鋭化させた作品として、多くのリスナーに衝撃を与えることになるだろう。

シカゴを拠点に活動するWhitney Johnson、Lia Kohl、Macie Stewartの三人が、長年の即興実践と深い聴取の感覚をもとに紡ぎ上げた『BODY SOUND』。音が生まれる瞬間の親密さと、空間が持つ固有の気配をそのまま封じ込めたような作品で、ヴィオラ、チェロ、ヴァイオリン、声は、ただ重なるのではなく、録音された場所の空気、光、温度と結びつきながら、ゆっくりと形を変えていく。スタジオ、教会、フェス会場のパブ。異なる空間で生まれた即興の断片は、アナログテープの物理的な操作によって再び編み直され、時間の層が折り重なるような独特の深みを帯びる。テープは単に質感を与えるためではなく、もうひとつの即興として機能し、音の流れを揺らし、歪め、再配置していく。そこに立ち上がるのは、フォークの素朴さ、ドローンの持続、実験音楽の自由さが自然に溶け合った、どこかの土地に伝わる古い音楽のような気配。深く、静かで、時にざらつき、時に広がり、言葉よりも先に、音と空間と身体がひとつの呼吸で動くような、内側にある静かな場所へとそっと触れる作品になっている。

この50年間で最も影響力のある作曲家だ。 - ブライアン・イーノ
(数量限定/日本語帯付き/解説書封入)ジョン・ハッセルの『Music Is Invisible』は、「Pentimento Trilogy」を締めくくる第3作であり、彼が生前最後に行ったライヴ・パフォーマンスを収録した特別な作品である。2015年5月23日にロンドンのSt John at Hackney教会で行われた、Rリック・コックス、ジョン・フォン・ゼーゲルンとのトリオ演奏を、ジェフ・ロナが緻密な編集・ミックスによって再構築し、単なるライヴ盤の枠を超えた音響作品へと昇華している。
2018年の『Listening To Pictures』、2020年の『Seeing Through Sound』に続く本作では、両作に登場したテーマ、モチーフ、リフが半即興的な演奏の中に姿を現す。Pentimentoとは、絵画の上から塗り重ねられた過去のイメージや筆跡が浮かび上がる現象を指す言葉。ハッセルはこの概念を音楽に応用し、過去のライヴやリハーサルの録音を素材として新たな演奏を重ねたり、ループや編集によって別の楽曲へと変容させてきた。その手法には、ジャマイカのダブにおける「ヴァージョン」文化や、テオ・マセロによるマイルス・デイヴィスの大胆なテープ編集からの影響も色濃く反映されている。
『Music Is Invisible』もまた、過去の演奏をサウンドベッドとして活用し、編集、サンプリング、オーバーダビングを施すことで、ライヴとスタジオの境界を曖昧にしている。アルバム・タイトルは、ハッセルが『Seeing Through Sound』制作時に考えていた候補のひとつであり、ライナーノーツには彼自身による「On The Invisibility Of Music」を収録。
アートワークには、彼の親友マティ・クラーワインによる1976年の絵画『Leh C'est Beau』を使用。リック・コックス、ジョン・フォン・ゼーゲルや、長年のエンジニア、アルノー・メルシエらの協力のもと完成された本作は、ハッセルが追求した「見えない音楽」の思想を受け継ぐ、静かで壮大なラスト・ステートメントである。
ジョン・ハッセル
ジョン・ハッセルは、2021年6月26日、84歳で逝去した。彼は生涯を通じて創造した、音楽とアートにおける多大な影響力を持つ遺産を残した。
トランペット奏者、作曲家、そして音楽的コンセプトの探求者であった彼は、20世紀の芸術と音楽における極めて広範な領域を結びつけた、まるで至る所に居合わせるカメレオンのような存在だった。
彼は第二次世界大戦後のテネシー州メンフィスで、ジューク・ジョイントやブルース・パーティーに通いながら育った。シュトックハウゼンのもとで学び、カンのメンバーとなるホルガー・シューカイやイルミン・シュミットと交流を深めた。
テリー・ライリーと親交を結び、歴史的録音「In C」に参加したこと。
ラ・モンテ・ヤングとマリアン・ザジーラによる「Theatre Of Eternal Music」の一員となった。
パンディット・プラン・ナートからラーガの指導を受けた。
最初の作品ではデヴィッド・ローゼンブームやナナ・ヴァスコンセロスと共演した。
ブライアン・イーノとのコラボレーション。
トーキング・ヘッズの『Remain In Light』への参加。
アーティスト、マティ・クラレンとの生涯にわたる友情。
ファラフィナ、ライ・クーダー、レスリー・ウィナー、ファン・アトキンス、モリッツ・フォン・オズワルド、ピーター・ガブリエル、デヴィッド・シルヴィアン、ビョークなど、数多くのアーティストとの録音。
さらに映画音楽、演劇作品、オペラ、児童書(!)まで、その活動範囲は果てしなく広がっている。そして彼の成し遂げた功績の全貌が本格的に評価され始めたのは、実は近年になってからのことだった。
〈Ndeya〉は、ジョン・ハッセル自身が〈Warp Records〉と共同で、自身の音楽を発表する拠点として設立したレーベルである。
これまでNdeyaからは、Pentimentoシリーズの2作品——『Listening To Pictures』(2018年)と『Seeing Through Sound』(2020年)——がリリースされている。これらは真のオーター(作家性を持つ表現者)による見事な集大成である。
さらに、オリジナル・テープからリマスターされたデビュー・アルバム『Vernal Equinox』の待望の再発や、自身の音楽について書いた文章をまとめた限定版コレクション『Atmospherics』も発表された。
現在、Jonがこの世を去った後も、〈Ndeya〉はハッセルの遺族と協力しながら、彼の音楽的遺産を未来へ残していくため、複数のアーカイブ・プロジェクトを進行させている。
彼の作品群を辿れば、彼のトランペットは幻視的な存在へと変化している。それは言語を超越したものだ。聴いたことがないのに、奇妙なほど馴染み深い。
それは熱帯の鳥たちが広がる樹冠であり、異国の言葉で歌われる女性の嘆きであり、羽音を立てる昆虫であり、砂丘の向こうから響くベドウィンの角笛であり、遠くから聞こえる列車の汽笛であり、金星にいるChet Bakerなのだ。
- Resident Advisor
10月下旬再入荷。アート・ロックやフリー・ジャズ、現代音楽を横断し唯一無二の異彩を放ってきたギタリスト、ソングライターのWendy Eisenbergによる、過去5年間の様々な試行錯誤と自己対峙を経て、ブルックリン移住後に親しい仲間たちと自宅でじっくり録音を重ねたセルフタイトル・アルバム。これまでの技術的な実験から一歩引き、150年以上にわたり脈々と受け継がれてきたフォーク・ギターの素朴で独特な言語を真っ向から受容。Trevor DunnやRyan Sawyerらによるしなやかなリズム体と、Mari Rubioが手掛けるペダル・スチールやストリングスの可憐な装飾が優しく寄り添い、詩的で少しミステリアスなフォーク・ソングに情感豊かなテクスチャーを与えている。アヴァンギャルドな探求心と伝統的なソングライティングの美徳が見事に融和した、温かいグラデーションが聴く者を深く包み込んでいく一枚。

アート・ロックやフリー・ジャズ、現代音楽を横断し唯一無二の異彩を放ってきたギタリスト、ソングライターのWendy Eisenbergによる、過去5年間の様々な試行錯誤と自己対峙を経て、ブルックリン移住後に親しい仲間たちと自宅でじっくり録音を重ねたセルフタイトル・アルバム。これまでの技術的な実験から一歩引き、150年以上にわたり脈々と受け継がれてきたフォーク・ギターの素朴で独特な言語を真っ向から受容。Trevor DunnやRyan Sawyerらによるしなやかなリズム体と、Mari Rubioが手掛けるペダル・スチールやストリングスの可憐な装飾が優しく寄り添い、詩的で少しミステリアスなフォーク・ソングに情感豊かなテクスチャーを与えている。アヴァンギャルドな探求心と伝統的なソングライティングの美徳が見事に融和した、温かいグラデーションが聴く者を深く包み込んでいく一枚。

10月中旬再入荷。当店でも長年ベストセラーでもお馴染み現行ドローン界隈でも最高峰の名作家!Maria w Hornと共にカルト名門〈XKatedral〉を主宰。〈Hallow Ground〉や〈Total Black〉〈iDEAL Recorings〉といった重要レーベルから傑出したタイトルを発表してきたストックホルム在住の女性ミニマリスト、Kali Maloneの最新アルバム『All Life Long』が、Stephen O'Malley運営の名レーベル〈Ideologic Organ〉よりアナウンス!2020年から2023年にかけて作曲されたパイプ・オルガン、合唱団、金管五重奏のための音楽集!2019年の画期的なアルバム『The Sacrificial Code』以来となるオルガンのための作品や、Macadam Ensemble & Anima Brassによる声と金管のための作品など、反復と変奏の間の常に変化する緊張感の中で煮えたぎる圧巻の全12曲を収録。Stephan Mathieuの手により〈Schwebung Mastering〉にてマスタリング。Matt Coltonがカッティングを担当。Stephen O’Malleyによるカヴァーフォトを採用と万全の布陣です!8ページのブックレット付属。

10月下旬再入荷。新曲が追加され2025年エディションで登場です。ミニマリズムの極地とも言うべき、天上へと昇るオルガン・ドローンの真髄的大傑作!Hallow GroundやXKatedral、Total Blackといったアンダーグラウンドの深遠とも言えるレーベルから作品をリリースしてきたスウェーデン・ストックホルム在住の女性ミニマリスト、Kali Maloneが2019年にiDEAL Recordingsから発表していた傑作が、Stephen O'Malley主宰の〈Ideologic Organ〉より待望のリプレス!今作には、長年の友人でありコラボレーターでもある傑出した名作家Ellen Arkbroもパフォーマーとして参加。Pauline Oliverosの霊が宿ったような神聖かつ瞑想的なオルガン・ドローンの鳴りと心洗われるミニマルな響きが生み出す至高の音世界はまさに唯一無二。虚空に一人取り残されたような侘しさにも包まれる圧倒的にエモーショナルなサウンドには呑み込まれるばかりです。これぞ、神聖なるドローンの清流。手放しで称賛したい一枚!Rashad Beckerに手によるマスタリングで、音質も万全。

10月下旬入荷予定。BonoboやBat For Lashes、Mica Leviを始め、数々のビッグネームと共演している英国のチェリストであり作曲家、Lucy Railtonによるソロ・チェロ作品として初のリリースとなる40分の作品『Blue Veil』がStephen O'Malley主宰の〈Ideologic Organ〉よりリリース!!パリのサン・テスプリ教会で録音された本作は、8つの楽章からなり、レイルトンが長年関心を寄せてきた微分音と和声の知覚を探求している。レイルトンが遊び心たっぷりに「シング・アロング・ミュージック」と呼ぶ、「一緒に聴く」という能動的なリスニング・モードで、チェロの中で持続し、最後にはレイルトンの一瞬の存在に溶け込んでいくような、心と音との即時的な出会いのための空間を開くような内容。キャサリン・ラムやエレン・アークブロの音楽、マリアンヌ・アマッハーやモートン・フェルドマンなどの作品の解釈の実践に影響を受けながら生まれた作品。プロデュースにKali Malone & Stephen O’Malleyという布陣も最強です。

10月下旬再入荷。INA-GRMのディレクターとしても知られる電子音響作家Kassel Jaeger が、〈Shelter Press〉からリリースする最新作。タイトルの『Sub Re』はラテン語で「物質の下」を意味し、音の素材そのものの下層に潜む力学や気配を探るというコンセプトが貫かれている。ヴェネツィア・ビエンナーレやシオン・サウンド・ビエンナーレで発表された作品を発展させた楽曲も収録し、近年の活動を総括するような内容だ。フィールド録音、電子音、アコースティック楽器の断片が出自を失ったまま重なり合い、濃密な音塊とほとんど無音に近い空間が波のように交互に押し寄せる。低域のうねりや微細な粒子のざわめきが、海底の圧や巨大な構造物の影を思わせるスケール感を生み出し、聴き手を物質の下へと引きずり込むような深い没入を誘う。GRMの系譜を継ぎながら、静謐な〈Shelter Press〉の美学とも響き合う、現代電子音響の最前線。

INA-GRMのディレクターとしても知られる電子音響作家Kassel Jaeger が、〈Shelter Press〉からリリースする最新作。タイトルの『Sub Re』はラテン語で「物質の下」を意味し、音の素材そのものの下層に潜む力学や気配を探るというコンセプトが貫かれている。ヴェネツィア・ビエンナーレやシオン・サウンド・ビエンナーレで発表された作品を発展させた楽曲も収録し、近年の活動を総括するような内容だ。フィールド録音、電子音、アコースティック楽器の断片が出自を失ったまま重なり合い、濃密な音塊とほとんど無音に近い空間が波のように交互に押し寄せる。低域のうねりや微細な粒子のざわめきが、海底の圧や巨大な構造物の影を思わせるスケール感を生み出し、聴き手を物質の下へと引きずり込むような深い没入を誘う。GRMの系譜を継ぎながら、静謐な〈Shelter Press〉の美学とも響き合う、現代電子音響の最前線。

シーンの枠組みを越えて多大なリスペクトを浴びてきた我らがジム・オルークの2020年名作が待望のリプレス。石橋英子(ピアノ)、波多野敦子(ヴァイオリン、ヴィオラ)、Eivind Lonning(トランペット)を迎えたアンサンブル編成となっており、自身の若き頃と、名声を得たのちという30年もの時を超えた、2度に渡るGRMへの訪問からインスパイアを得た壮大な一作。散文的なインプロヴィゼーションと、徹底したミニマリズムを土台に、フィールド・レコーディング素材やエレクトロニックなテクスチャーの構築美の妙を見せつけながら、果てしなく予測不可能なゾーンへと突入した35分13秒。驚異的なバランスで抑えられ、整えられた音場ですが、このような静寂のなかに在っても決して内に秘めた熱を失うことがありません。
ダイナミック・レンジが広範であるため、リスナーは適宜ボリュームを調整する必要があるとのこと。これは絶対にお見逃し無く!!
〈Editions Mego〉と〈INA GRM〉がコンテンポラリーな電子音楽へとフォーカスした新シリーズ〈Portraits GRM〉を始動!BonoboやBat For Lashes、Mica Leviを始め、数々のビッグネームと共演している英国のチェリスト&作曲家、Lucy Railton、そして、〈Spectrum Spools〉や〈NNA〉からの作品やMatmosの諸作への参加でも知られるボルチモア出身のシンセシスト、Max Eilbacher の2名によるスプリットLPが登場!!
Lucy Railton側は〈INA-GRM〉から委託され、マルチチャンネル・テープと生演奏のチェロのための楽曲として制作した楽曲を収録。GRMの19年6月に行われたマルチフォニック・コンサート・シリーズにおいて、フランソワ・ベイルが開発した音響システムとして知られる「アクースモニウム」の中で初演。Railton自身が演奏したチェロのライブ・レコーディングと、GRMのスタジオにて19年4月に録音されたサージ・シンセサイザー、アイスランドのスカールホルト教会にて17年に録音されたオルガンなどのマテリアルを、GRM及びベルリンの自身のスタジオで18年11月から19年にかけてミックス/生成した楽曲。Max Eilbacher側は18年の11月~19年の3月にかけてボルチモアで、また、18年の9月にフランスでレコーディングされた音源を収録。これらは、パリで19年に催された「Présences électronique festival」のために制作されたものとなっており、19年の8月に8チャンネルからステレオにミックス。〈RVNG〉在籍の女性アクト、Ka Bairdがフルートで参加、Max EilbacherによるテキストをAlexander MoskosとMiriam Salaymehがリーディングを担当。Giuseppe Ielasiによるマスタリング。これはかなり激ヤバ、大変高内容の一枚!!! 絶対にお見逃し無く!!

10月下旬再入荷。トム・ウェイツ、アダム・ドライバー、ケイト・ブランシェットらも出演の、映画『Father Mother Sister Brother』へのサウンドトラック。本作は映画監督ジム・ジャームッシュと音楽家Anikaのコラボレーション作品で、もともと音楽への造詣が深く、自身もバンドSQÜRLのメンバーとして活動するジム・ジャームッシュも音楽制作に直接関与。Anikaとの共同名義でクレジットされており、作曲・演奏・プロデュースの面で両者が協働しており、 彼の詩的な感性とAnikaのミニマルな音響スタイルが融合し、映画の世界観を支える静謐で幻想的な音楽を生み出している。曲目には「Spooky」「Disorder」「The Lake」「Twins」「Emptiness」など、映画の情景を反映したタイトルが並び、Kaleidoskop弦楽四重奏団との共演によるジャクソン・ブラウンの「These Days」のカバーも収録。ジャームッシュ作品らしい静かな余韻と、アニカの音響的探求が交差する、映画と音楽の境界を越えた芸術的なサウンドトラックとなっている。

ミュージック・コンクレート創始者、ピエール・シェフェールによって設立されたフランス音楽研究グループ〈INA-GRM〉の最重要人物にして、Aphex TwinやAutechre、Keith Fullerton Whitmanにも影響を与えた仏の電子音楽家Bernard Parmegiani。69年にLPリリースされた激レア・アルバム「Violostries / Bidule En Ré / Capture Éphémère」より”Violostries”、そして、同アルバムに収録された”Capture Éphémère”の88年ステレオ・リミックス版、72年度発表「Chronos」に収録されていた”La
Roue Ferris”の3曲をコンパイルした電子音楽好き必携の特大編集盤!1965年4月にフランスの“Royan Festival”にて、Devy ErlihとBernard Parmegianiによって初演及び録音された作品であり、作曲家/演奏者と楽器/オーケストラの同時対話として提示される、幾つかの音楽研究の方向性の交差点を表すという”Violostries”(1963年〜64年)、パリの〈Maison de la Radio〉のStudio 105にて67年5月に初演、録音したにも関わらず存在し続ける存在し続ける「時間の経過と共に循環するノイズ」である”Capture Éphémère”(1967年に作曲、88年版)、マントンの”Festival des chantiers navals”にて71年8月26日に初演、観覧車を回転させることで、そのレゾナンスと融合して、そのバリエーションをどこまでも永続させ、一定の軸を中心に定期的に進化する動きをスケッチするという”La Roue Ferris” (1971年)の3作品を収録。Rashad Beckerによって〈Dubplates & Mastering〉にてカッティング。Stephen O'Malleyによるレイアウト。やはりクオリティは折り紙付きです!

ロンドン拠点のダブルベーシスト、作曲家のTom Wheatleyが手がけた、Giulio Bertelli監督の映画『AGON』のオリジナル・サウンドトラックが〈PAN〉より登場。映画『AGON』は、架空のオリンピック「LUDOJ 2024」を舞台に、柔道・フェンシング・射撃の3競技に挑む女性アスリートを描く作品で、観客のいないスタジオで競技が行われ、音と映像のすべての層を記録するという設定のもと、スポーツの政治性、身体性、テクノロジーとの関係が浮かび上がる。Wheatleyの付けた音楽は、スコアは、身体の動きそのものを音に変換するというコンセプトで制作された、極めて実験的なもので、各競技と楽器の身体性を対応させるという独自の手法で構築されている。柔道=パーカッション、フェンシング=チェロ、射撃=サックス。それぞれの楽器が競技の動きや緊張を表現し、音が動作の痕跡として立ち上がるような構造になっている。生演奏の信号をスタジオで極端に加工し、金属音、呼吸、擦過音、衝突音が抽象化されて、音楽と効果音の中間にある音響空間が広がる。静寂もまた重要な要素で、観客のいないスタジオの空気そのものが音楽の一部として機能するかのよう。映画音楽でありながら、実験音響・ミニマル・現代音楽の領域に踏み込んだ一枚。
