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Loren Connors / Michael Vallera / Elliott Sharp - When The Moon Is New (LP)
Loren Connors / Michael Vallera / Elliott Sharp - When The Moon Is New (LP)Feeding Tube Records
¥5,952

実験ギター界の重鎮Loren ConnorsとElliott Sharp、そして新世代の音響探求者Michael Valleraによる、共同即興を実践し、ギターという楽器の輪郭を溶かし合いながら、ひとつの巨大な音響体を形成していく初共演ライブを収めた『When The Moon Is New』。Connorsのブルース由来の揺らぎ、Sharpの複雑なプラック、Valleraのテクスチャー的な音の層が、判別できないほど自然に絡み合い、音は個々の演奏ではなく集合体としての振る舞いを見せる。微細なノイズ、倍音の尾、擦過音が空間の奥行きを描き、広がりのある音響がゆっくりと立ち上がる。緊張と静けさが同時に存在し、3人が互いの動きを聴きながら音を置いていく慎重な姿勢が、演奏の密度を高めている。ギターの可能性を拡張してきた3人が、世代を越えて作り上げた抽象音響の記録。個々の声部が溶け合い、新しい第四の思考が生まれる瞬間を捉えた、現代即興ギターの重要作。

Stuart Dempster - Underground Overlays From The Cistern Chapel (2LP)
Stuart Dempster - Underground Overlays From The Cistern Chapel (2LP)Important Records
¥7,636

米女性実験音楽家重鎮であり先駆者、Pauline OliverosのDeep Listening Bandにも参加したアメリカの前衛的トロンボーン/ディジリドゥー奏者、即興演奏家、作曲家のStuart Dempsterが伝説のアルバム『Deep Listening』が録音されたのと同じ貯水槽で制作し、現代音楽系名門〈New Albion〉から発表した95年のアルバム『Underground Overlays From The Cistern Chapel』が〈Important Records〉から史上初のアナログ再発。力強く深い音色が響き渡るこの2枚組LPは、高い評価を得た『Deep Listening』のコンパニオンとして制作されたものであり、これまで録音された中で最も深いドローン・アルバムのひとつ。9本のトロンボーン、ディジュリドゥ、チベットの鐘が、200万ガロンもの巨大な貯水槽を、心を揺さぶり、癒すような濃密な音の残響で満たしています。

Glenn Branca - Symphonies #8/10 (The Mysteries) (CD)
Glenn Branca - Symphonies #8/10 (The Mysteries) (CD)ATAVISTIC
¥3,342

ニューヨーク・アヴァンギャルド、ノー・ウェーヴの巨星Glenn Brancaが1994年に録音した極限の音響交響曲集『Symphonies #8/10 (The Mysteries)』。「生」と「死」という根源的な問いをテーマに掲げ、8本のエレキギター、2本のベース、キーボード、ドラムス、そして2名の指揮者という異色の超大型アンサンブルによって繰り広げられる重厚なノイズ・レクイエム。マイクロチューニングが施された高低様々なギター群が一斉に鳴り響くことで、計算し尽くされた音階パターンと持続音が幾重にも交錯。ミニマルでありながら巨大な音塊となって押し寄せ、圧倒的な倍音のうねりと途切れることのない圧倒的なリズムが立ち現れる。Sonic Youthらに多大な影響を与えたギタリスティックなノイズの美学が、極めて精緻かつ破滅的なスケールで炸裂する圧巻の音像。不穏で攻撃的なカタルシスと、鎮魂歌としての厳かな静謐さが同居する唯一無二のオーケストレーション!

平野 剛 Go Hirano - Corridor of Daylight (LP)平野 剛 Go Hirano - Corridor of Daylight (LP)
平野 剛 Go Hirano - Corridor of Daylight (LP)Black Editions
¥4,674
オリジナルは、東京アンダーグラウンド・ミュージックの一大聖地、[PSF Records]より2004年にCDで発表。かつて下北沢に居を構えていた名店、"フィルモア・レコード"を現在鎌倉にて運営する平野剛(Go Hirano)の3rdアルバム。自宅にて録音されたフィールド・レコーディング音源で構成されており、ピアノやピアニカ、ウィンドチャイム、パーカッション、ヴォイスの演奏のほか、6曲目、"Coral"にて、3作品でコラボレーションしている盟友とも言うべきカナダ・ケベックの作曲家、Roderick Zalaによるギターとエフェクトをフィーチャー。幻想的な風景を想起させてくれるピアノの嫋やかな響き、そして、華を添えるように点描されるウィンドチャイムやピアニカの淡い音色、全てが神々しく可憐な音場へと収束した奇跡的名演。数あるPSFのカタログの中でも屈指の一枚のヒトツ。初となるヴァイナル・エディションはボーナス・トラックも追加収録したデラックス・エディション。詳細なストーリーを記載したブックレット含むインサート2枚が付属。未体験の方はもちろん、CDで聴いた方も是非ヴァイナルで浴びてください!
Robert Ashley - Private Parts (CD)
Robert Ashley - Private Parts (CD)Lovely Music
¥2,876

米国現代音楽史にその名を刻む孤高の作曲家、Robert Ashleyが1977年に残した天上美ミニマル・ポエトリーな名盤!アルヴィン・ルシエ、デイヴィッド・バーマン、ゴードン・ムンマと共に伝説的エクスペリメンタル・ミュージック・コレクティブ、Sonic Arts Unionとしても活動したアシュリーのキャリアの中でも最も重要とされる名盤。1977年にミルズ・カレッジのCenter for Contemporary Musicでの録音で、Lovely Musicにも多くの作品を残している名演奏者、”Blue" Gene Tyrannyによるピアノやポリムーグ、クラビネットの澄み渡る調べに乗せて、Krishna Bhattのタブラが流暢に鳴り響き、アシュリーの霊性溢れるポエトリーが淡々と重ねられていく至極美しい天上ミニマル・ニューエイジ大傑作。

David Behrman - Leapday Night (CD)
David Behrman - Leapday Night (CD)Lovely Music
¥2,876

永遠の名盤。アメリカ実験音楽界の大御所、 David Behrmanのコンピューターを用いた作品。Rhys Chatham、Ben Neil、小杉武久の演奏する楽器の音をコンピューターでシンセサイズドし、角の取れた幻想的音響を展開する異例の傑作。「Wave Train」のようなコアな現代音楽ファンに受ける内容とは異なり、アンビエント~クラブミュージック好きにまで訴えかける内容です。

Richard -  Loving You To Death (LP)Richard -  Loving You To Death (LP)
Richard - Loving You To Death (LP)STROOM.tv
¥5,187

モントリオールを拠点に活動するRichard Wengerによるソロ・プロジェクトの〈Stroom〉からのデビュー作『Loving You To Death』。自らを傷つけ続けることで、そばにいる人をも傷つけてしまう誰かとの関係についての作品。制作当初は、憂鬱な小さなリフを引き延ばし、Morphageneを通して長大なアンビエントへと変形させる試みを続けていたそうですが、あまりにも多くのサウンド・デザインに囲まれた現在の音楽環境への違和感から、最終的にはあえて音を作り込みすぎず、録音されたものをそのまま受け入れ、バンドを組まずに一人で完結。その結果生まれたのは、洗練や技巧よりも、旋律の素朴さ、録音の生々しさ、そして感情そのものの揺らぎを前面に出した音楽。執着的な関係性とドラマティックな感情、不完全さを不器用な歌心で表現した、ベッドルーム・エクスペリメンタル・ポップ。

池田亮司 Ryoji Ikeda - music for percussion (LP)池田亮司 Ryoji Ikeda - music for percussion (LP)
池田亮司 Ryoji Ikeda - music for percussion (LP)The Vinyl factory
¥4,132

電子音楽とヴィジュアル・アートを横断し、音、光、物質、物理現象、数学的概念を極度に精密な構造へと変換してきた池田亮司と、ジュネーヴを拠点とする現代打楽器集団Eklektoによる共同作品。
1974年に設立されたEklektoは、打楽器という極めて物質的な音源の可能性を拡張しながら、現代作曲家やアーティストとの協働を続けてきたパーカッション・コレクティヴ。Alexandre Babel、Stéphane Garin、Lucas Genas、Dorian Frettoの4名が参加し、これまでに100作を超える新作を初演。電子的な信号や数学的構造を音楽へと変換してきた池田の思考と、金属や木、皮膜、振動といった物質そのものから音を引き出すEklekto。その交差において、音は単なる「演奏されるもの」ではなく、物質の振動として、そして空間そのものを変化させる現象として立ち上がります。極度に研ぎ澄まされた構造性と、打楽器が生み出す生々しい物理性が交錯する音響的探究。

池田亮司 Ryoji Ikeda - code name: A-Z (LP)池田亮司 Ryoji Ikeda - code name: A-Z (LP)
池田亮司 Ryoji Ikeda - code name: A-Z (LP)The Vinyl factory
¥5,589

10月下旬再入荷。池田亮司が、アメリカ軍によるモールス信号を着想源に制作した12インチ作品。アルファベットA–Zの26文字に対応する26種類の周波数を、それぞれひとつの音響単位として構成した、極限までミニマルな作品。
片面13本ずつ、計26本のロックド・グルーヴに刻まれるのは、それぞれ異なる周波数を持つサイン波。音は旋律やリズムへと発展することなく、針が同じ溝を繰り返し巡ることで永続的な反復へと変容。ひとつひとつの周波数が独立した音として聴こえる一方、それらを連続して再生することで、26の音がまるで無言の会話を交わしているかのような音響的な関係が顕在化。音楽を構成する要素を極限まで削ぎ落とし、周波数、反復、時間、そして情報そのものを音楽として提示する池田。
モールス信号という「情報を音へ変換するシステム」を出発点に、意味を持つ言語以前の、純粋な音響の差異へと還元していく試みともいえる内容。2017年、スイス・グシュタードで開催されたアート・フェスティヴァル〈Elevation〉における〈Test Pattern〉のサイト・スペシフィック・インスタレーションに合わせて制作された作品。限定500部

Fysiikka ja Kemia - Haulitorni (LP)
Fysiikka ja Kemia - Haulitorni (LP)Ultraääni Records
¥5,756

タンペレのDIYアングラ・シーンから突如出現し、デビュー作が即完売となった実験ジャズ・ユニットFysiikka ja Kemia(=物理と化学)による、ライヴ音源を収めた待望の2nd『Haulitorni』。自然科学や農村生活の無骨な単語を題名に冠し、両面各1曲の長大即興で構成された本作は、70年代スウェーデンのArbete & Fritidを彷彿とさせるフリー・インプロヴィゼーション、北欧フォークの記憶、ルーズなサイケデリック・ロックの脈動が融解し合う音像。会場となった歴史的建造物の響きと空気を吸い込み、音のテクスチャーが自然に変容していくまでじっくりと空間に身を委ねる静けさと忍耐強い展開が素晴らしい。タンペレ周辺で育まれてきたアンダーグラウンドな音楽の現在を伝える一枚。

Maxime Denuc - Club Imperiale (CD)Maxime Denuc - Club Imperiale (CD)
Maxime Denuc - Club Imperiale (CD)light-years
¥2,724

先鋭的デュオPlapla Pinkyの一員であり、ブリュッセルを拠点に活動する電子音楽家Maxime Denucによる新作が、イタリアの現行電子音楽を牽引する巨星=Caterina Barbieriによる先鋭的レーベル〈Light-years〉より登場。イタリア・トスカーナ海岸のビーチを見下ろす場所にかつて存在したナイトクラブの名を冠した本作は、カトリック教会の宗教音楽と、1990年代初頭の熱狂的なダンスフロアが交差する架空の歴史を描いた作品で、MIDI制御によってパイプオルガンを精密に操り、聖堂の壮大な残響とトランス/テクノの反復構造を結びつけながら、聖と俗、建築と身体、記憶と時間の境界を溶解させる。
デュッセルドルフのSt. Antonius教会に通い、長期間にわたってオルガンの録音と実験を実施し、複数のマイクによって聖堂の音響空間そのものを立体的に捉え、コンクリートの壁に囲まれた残響没入体験を再現。
冒頭の「Hallucinogen」では、ShpongleのSimon Posfordによるサイケデリック・トランスの古典「LSD」の断片をパイプオルガンへと移し替え、微細な音のうねりと巨大な残響を融合。水面のきらめきのような連続音を生み出す「Atlantis」、バロック音楽とプログレッシヴ・トランスの類似性を探る「La Paloma」など、オルガンの音色と反復の技法を通して、ダンス・ミュージックの高揚感を新たな音響構造へと変換していきます。トランスやテクノをオルガンで演奏するという着想にとどまらず、宗教音楽が世俗の身体に与えてきた作用と、音・建築・場所が生み出す集団的な高揚を探究した、幻想的な一枚。

Maxime Denuc - Club Imperiale (2LP)Maxime Denuc - Club Imperiale (2LP)
Maxime Denuc - Club Imperiale (2LP)light-years
¥5,411

先鋭的デュオPlapla Pinkyの一員であり、ブリュッセルを拠点に活動する電子音楽家Maxime Denucによる新作が、イタリアの現行電子音楽を牽引する巨星=Caterina Barbieriによる先鋭的レーベル〈Light-years〉より登場。イタリア・トスカーナ海岸のビーチを見下ろす場所にかつて存在したナイトクラブの名を冠した本作は、カトリック教会の宗教音楽と、1990年代初頭の熱狂的なダンスフロアが交差する架空の歴史を描いた作品で、MIDI制御によってパイプオルガンを精密に操り、聖堂の壮大な残響とトランス/テクノの反復構造を結びつけながら、聖と俗、建築と身体、記憶と時間の境界を溶解させる。
デュッセルドルフのSt. Antonius教会に通い、長期間にわたってオルガンの録音と実験を実施し、複数のマイクによって聖堂の音響空間そのものを立体的に捉え、コンクリートの壁に囲まれた残響没入体験を再現。
冒頭の「Hallucinogen」では、ShpongleのSimon Posfordによるサイケデリック・トランスの古典「LSD」の断片をパイプオルガンへと移し替え、微細な音のうねりと巨大な残響を融合。水面のきらめきのような連続音を生み出す「Atlantis」、バロック音楽とプログレッシヴ・トランスの類似性を探る「La Paloma」など、オルガンの音色と反復の技法を通して、ダンス・ミュージックの高揚感を新たな音響構造へと変換していきます。トランスやテクノをオルガンで演奏するという着想にとどまらず、宗教音楽が世俗の身体に与えてきた作用と、音・建築・場所が生み出す集団的な高揚を探究した、幻想的な一枚。

CZN, Valentina Magaletti - Parallel Commutator (12")CZN, Valentina Magaletti - Parallel Commutator (12")
CZN, Valentina Magaletti - Parallel Commutator (12")Orator
¥3,558

MoinやHoly Tongueの活動でも絶大な支持を集める名ドラマーValentina Magalettiと、自ら金属打楽器を制作する彫刻家João Pais Filipe、プロデューサーLeon Marksによる打楽器音響プロジェクトCZNの最新12インチ『Parallel Commutator』。ユニット名「CZN」が自作銅鑼やシンバルの主原料である銅・亜鉛・ニッケルを意味する通り、電子音を一切排し、金属という物質の響きそのものを探求。中央アフリカやハイチの伝統的リズムを思わせる凶暴なポリリズミック打撃と、自作ガングが放つ重厚な倍音・振動が交錯する。旋律やビートの概念を塗り替えるトランス感満載の音響空間を立ち上げている。圧倒的な肉体性を持った、民族打撃音響や実験音響の深層!

Ricardo Villalobos & Mohammad Reza Mortazavi - Swamp (Ricardo Villalobos Version) (12")Ricardo Villalobos & Mohammad Reza Mortazavi - Swamp (Ricardo Villalobos Version) (12")
Ricardo Villalobos & Mohammad Reza Mortazavi - Swamp (Ricardo Villalobos Version) (12")Latency
¥3,289

人気作リプレスです!イランの打楽器奏者Mohammad Reza Mortazaviが生み出した原曲「Swamp」を、ミニマル・テクノの巨匠Ricardo Villalobosが24分超の長尺ミニマルへと再構築した12インチ。ペルシャ伝統打楽器トンバクの超高速ポリリズムと、Villalobos特有のしなやかな低域グルーヴが交差する、文化と身体性が溶け合う異色のコラボレーション。原曲はわずか4分弱のパーカッション曲だが、Villalobosはその粒立ちの強い打撃音を素材に、伸び縮みするような反復や微細な揺らぎを加えながら、じわじわと沈み込むようなミニマルへと拡張。音が少しずつ変質し続ける長尺構造は、グルーブとしての没入感と、実験音楽としての緊張感を同時に生み出している。トンバクの倍音やアタックを電子音のパーツとして再定義するかのような、あまりにも深い音の沼。

goat & Ricardo Villalobos - Without References / Cindy Van Acker (Ricardo Villalobos Variations) (12")goat & Ricardo Villalobos - Without References / Cindy Van Acker (Ricardo Villalobos Variations) (12")
goat & Ricardo Villalobos - Without References / Cindy Van Acker (Ricardo Villalobos Variations) (12")Latency
¥3,289

人気作リプレスです!日野浩志郎率いるリズム・アンサンブルgoatが、スイスの振付家Cindy Van Ackerの舞台作品「Without References」のために制作した楽曲を、ミニマル・テクノの巨匠Ricardo Villalobosが再構築した12インチ。原曲「Orin」「Factory」の構造的なリズムを素材に、Villalobosが独自の長尺ミニマリズムへと変換。goatの打楽器主体の非音階的パターンは、Villalobosの手によってより流動的なグルーヴへと変貌し、低域のうねりと微細な揺らぎが持続する催眠的なサウンドへと深化する。「Factory」では同じ素材から2つのヴァリエーションを展開し、乾いたパーカッションが際立つミックスと、深い没入を生むクラブ仕様のミックスが対照的に並ぶ。goatの禁欲的な構造美が、Villalobosという快楽的なカオスを通過することで、別の生命体へと進化する刺激的なコラボレーション!

goat - Without References / Cindy Van Acker (LP)goat - Without References / Cindy Van Acker (LP)
goat - Without References / Cindy Van Acker (LP)Latency
¥4,745

日野浩志郎率いるリズム・アンサンブルgoatが、スイスの振付家Cindy Van Ackerの舞台作品「Without References」のために制作したスコアを収録した一枚。金属打楽器やガムラン、ベル、チェロの擦過音など、音階よりも拍・反復・空間を中心に構築されたミニマルな音楽。録音は日野自身が担当し、ミックスに西川文章、マスタリングにRashad Beckerを迎えた万全の布陣。サックス不在の特殊編成で制作された本作は、goatの通常のポリリズム路線とは異なる、打楽器のみで組み上げた純度の高い構造美が際立つ。反復するパターンが徐々にズレ、干渉し、空間そのものがリズムを帯びていくような感覚は、舞台芸術とミニマル・ミュージックの交差点。徹底したストイシズムが限界を超えたときに現れる、沈黙よりも雄弁なリズムの宇宙。

ML Buch - Suntub (2LP)
ML Buch - Suntub (2LP)15 love
¥5,946

2026年リプレス!かなり凄い内容です。昨年度、年間ベストに選んだ方も多いでしょう。デンマークの作曲家、ML Buchが自身のレーベルと思われる〈15 love〉より2023年にデジタル・リリースしていた2枚目のアルバムにして、昨年各所で話題を呼んだ大変素晴らしい作品が、今年度遂にアナログ化されました!明らかに逸していると言えるほどに鮮やかなギター。エレキギターとレイヤーされたヴォーカルの領域にさらに踏み込む事で、新しい楽器表現を模索した、これぞ、20年代標準と言いたい破格のネオ・サイケデリア/ドリーム・ポップ名作!

Panasonic - Muuntaja / Murtaja (12")
Panasonic - Muuntaja / Murtaja (12")Sähkö Recordings
¥2,968

1994年発表の、Mika Vainio & Ilpo VäisänenによるSami Salo在籍時のPanasonic名義の最初期作品。北欧の実験音楽大国フィンランド・ヘルシンキ地下で生まれた冷徹かつ実験的な電子音響の記録であり、ミニマル・テクノ・シーンへ多大な影響を与えた荒涼とした内容。

Astrid Sonne - Great Doubt (LP)
Astrid Sonne - Great Doubt (LP)Escho
¥4,673

2026年リプレス!アート・ポップ/モダン・クラシカル作品の最高峰!デンマークの作曲家Astrid Sonneの3枚目のフル・アルバム『Great Doubt』が、IceageやLissなどのリリースも知られる同国のインディペンデント・シーンを代表する名門〈Escho〉から登場。高く評価されているそのディスコグラフィーを通して、電子楽器とアコースティック楽器の試みを通して、様々なムードを注意深く作り上げてきた人物。本作では、これらのスキルがより洗練された事で、今度は作曲者自身のボーカルが前面にはっきりと現れたものとなっています。

幾何学模様 - クモヨ島 (LP)
幾何学模様 - クモヨ島 (LP)Guruguru Brain
¥5,183

まるで70年代からタイムスリップしてきたような風貌の5人組、幾何学模様。
これまで10年に渡って海外を中心に活動し、クルアンビンやキング・ギザード&ザ・リザード・ウィザードといった現在のインディーシーンの先頭を走るアーティストたちとも親交が深く、世界各国でソールドアウト公演を連発、先日にはフジロック2022への出演も発表され話題となっている。
そんな彼らが前作『Masana Temples』からおよそ4年ぶりの新作『クモヨ島 (Kumoyo Island)』を自身のレーベル〈Guruguru Brain〉からリリース。
レコーディングは、彼らが活動初期に使っていた浅草橋のツバメスタジオにて行こなわれた。ロックダウンやパンデミックによるツアー活動停止の間の拠点としてアムステルダムを選んでいた彼らは、下町もしくは故郷の町の古い繁華街に帰ってきたことで、自由な感覚が再燃したのを感じたという。東京に滞在していたおよそ1ヶ月半の間、これまでストックしていたアイデアの断片を洗い出し、それらをスタジオで構築することにより本作を完成させたのだ。
まるで60年代のプログレッシヴロックのような壮大なオープニングから一転、「モ、ナ~カ、ナカナカノ」と語感の心地よさにフォーカスしたようなユニークな歌詞を耳元でささやく冒頭曲「Monaka」や、クルアンビンを彷彿とさせるワウギターが、コロコロ転がるリズムの上で軽やかに舞う「Dancing Blue」。
ジェットコースターに乗って時空を駆け抜けていくような前半と、ビートルズの「Tomorrow Never Knows」を思わせるサイケデリックな後半、その落差が圧巻の「Cardboard Pile」や、擦り切れたテープを再生しているようなローファイチューン「Gomugomu」、ボーズ・オブ・カナダへ愛が炸裂したかのような「Daydream Soda」、変拍子とギターリフの絡みが麻薬的にループする「Field of Tiger Lilies」など、曲ごとに全く異なるアプローチをしていながらどの曲も幾何学模様としか言いようのない、強烈なオリジナリティを放っている。
美しいアンビエントソング「Maison Silk Road」の余韻とともに、アルバムは幕を閉じる。
『クモヨ島』と名付けられた本作『Kumoyo Island』は、帰国の途に着く彼らが上空から垣間見た、雲越しの島国、日本の姿にインスパイアされて付けたのだろうか。真意のほどは直接本人たちに確かめる他ないが、世界中どこにいても「オルタナティブ」であることを貫いてきた彼らにしか到達し得ない地平が、ここには広がっている。

Ø - Olento (2LP)Ø - Olento (2LP)
Ø - Olento (2LP)Sähkö Recordings
¥4,996

静穏の中で徐々に爆発していく圧倒的な鋼鉄のファンクネス。1996年にリリースされていた、エクスペリメンタル・エレクトロニック/アブストラクト・ミュージック史に残る傑作が遂にヴァイナル復刻!2017年に棄世されたフィンランド電子音楽の巨星であり、Pan Sonicでの活動も広く知られる鋼鉄の漢、Mika VainioがØ名義の2作目として発表、廃盤となっていたミニマル/エクスペリメンタルの傑作が2LPでリイシュー!エクスペリメンタル・エレクトロニック・ミュージック史に於ける完全性溢れるクラシック・アルバム。硬質なテクスチャーの中へと類稀なる実験性とミニマリズムを落とし込み、極限まで洗練させたサウンド・アート/ミニマル・エレクトロニック作品。これは是非ヴァイナルでご体感ください!

Victoria Mingot - God Spill (12")Victoria Mingot - God Spill (12")
Victoria Mingot - God Spill (12")5 Gate Temple
¥4,845

NYC出身で現在はEUを拠点に活動するアーティストVictoria Mingotが、クラシカル・ギターの即興とノイズ、ドローンを重ねて作り上げた、壊れたフォークの美学を体現する最新作『God Spill』。粗く録られたギターの響き、不安定に揺れるペダルループ、薄いヒスノイズが折り重なる、構造よりも瞬間の感触が中心の音楽。指が弦をこする音、ループ、ドローンの濁りが日記の走り書きのように連なり、即興の断片が積み重なる私的な記録のような質感を生む。時折にじむ声は歌というより気配として現れ、内省的で神秘的なアコースティック・エクスペリメンタルとなっている。曖昧さと壊れた美しさを静かに結晶させた一枚。 

Ø & Mika Vainio - Metri (2LP)Ø & Mika Vainio - Metri (2LP)
Ø & Mika Vainio - Metri (2LP)Sähkö Recordings
¥4,996

Pan Sonicの一員としてフィンランドの実験音楽シーンを牽引しつつ、尖端的なエレクトロニクスの旗手として一時代を作り上げた、今は亡き鋼鉄の漢Mika Vainio。20年代の今も尚カルト的な人気を誇る変名のØとして94年にリリースしたCD作品が、30年越しにアナログ・リイシュー。その牙城であった同国地下音楽の一大名門〈Sähkö Recordings〉に残された異端のミニマル・テクノ傑作!白と黒しか存在しないモノトーンの世界観やディレイを巧みに使用したサイケデリックなエレクトロニクス等、テクノでも実験音楽でもない独自の音楽性を十二分に発現させた内容で、A4には盟友Ilpo Vaisanenとの共作も収録されています。マスタリング&カッティングを手掛けるのは名匠Rashad Becker。

ML Buch - Suntub (CD)
ML Buch - Suntub (CD)15 love
¥3,465

かなり凄い内容です。デンマークの作曲家、ML Buchが自身のレーベルと思われる〈15 love〉より2023年にデジタル・リリースしていた2枚目のアルバムにして、昨年各所で話題を呼んだ大変素晴らしい作品が、今年度遂にアナログ化されました!明らかに逸していると言えるほどに鮮やかなギター。エレキギターとレイヤーされたヴォーカルの領域にさらに踏み込む事で、新しい楽器表現を模索した、これぞ、20年代標準と言いたい破格のネオ・サイケデリア/ドリーム・ポップ名作!

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