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1896 results
Kirk Barley - Lux (LP)Kirk Barley - Lux (LP)
Kirk Barley - Lux (LP)Odda Recordings
¥4,045

イギリス・ヨークシャーを拠点に活動する音楽家、Kirk Barleyの新作『Lux』が〈Odda Recordings〉より登場!本作は霧がかかるヨークシャーの風景とともに紡がれた、静かで瞑想的なサウンドスケープで、前作『Marionette』の延長線上にありながらも、より抽象的で夢のような響きを持っている。『Marionette』ではフィールド録音のリアルな音が空間を彩っていたが、『Lux』ではBarleyの楽器演奏とサウンドデザインが前面に出ており、短いサンプルや特殊な調律法を用いたトラック群が、どこか異世界的な調和感を生み出している。特に「Vita」「Sprite」「Descendent」といった楽曲では、聴き慣れない音階が浮かび上がり、不思議な感覚に包まれる。構造としてはミニマルだが、音の配置やタイミングのズレが微細に仕組まれていて、ゆるやかにうねるメロディと解決しないリズムが、時間と空間の感覚をじわりと歪めていく。音の粒子ひとつひとつが、光と影の間を漂いながら、聴き手の感覚をそっと撹乱するような作風。クラシカルな静けさと現代的な音響実験が交錯する、音のランドスケープ作品として、深く繊細な魅力を放っている。静かな雨の降る朝にどうぞ。

Rivet - Peck Glamour (LP)Rivet - Peck Glamour (LP)
Rivet - Peck Glamour (LP)Editions Mego
¥4,352

かつてスウェーデンのアンダーグラウンド・シーンで注目を集め、インダストリアル・テクノから実験的なサウンドへと歩みを進め、2020年にはEditions Megoから『On Feather and Wire』をリリースして話題を呼んだRivet(Mika Hallbäck)によるニューアルバム『Peck Glamour』が〈Editions Mego〉より登場!Rivetは『On Feather and Wire』をリリース後、レーベル主宰者Peter Rehbergと最愛の愛犬Liloを相次いで失い、喪失感を色濃く反映させた前作『L+P-2』を2023年に発表。そして今作『Peck Glamour』では、再びEditions Megoに戻り、喪失と向き合いながらも前を向こうとするポジティブなエネルギーに満ちた音楽へと昇華されている。ジャンルや機材にとらわれない自由な制作スタイルのなかでも、彼はサンプリングに強いこだわりを持っており、そのざらつきや偶然性が本作にも色濃く表れている。YouTubeの語学レッスンやフィールド録音、マリンバのカバー、インターネットの音源などを縦横無尽に取り込み、テクノ、インダストリアル、ポップ、パンク、そしてスンゲリのようなリズムまでをも織り交ぜた音世界を展開。いい意味で“こじらせた”音作りといえ、聴くたびに新たな要素を感じさせるセンスは見事。痛みと再生、混沌と希望が同居する、人間的でどこか美しい音の旅という趣きがあり、クロージング・タイトル「We left before we came」では、ダブルベースと環境音が重なり合い、まるで映画のラストシーンのような余韻を残す充実の一枚!

Annea Lockwood - On Fractured Ground / Skin Resonance (LP+DL)Annea Lockwood - On Fractured Ground / Skin Resonance (LP+DL)
Annea Lockwood - On Fractured Ground / Skin Resonance (LP+DL)Black Truffle
¥4,767

85歳になってもなお、鋭くラディカルな実験音楽を生み出し続ける実験音楽界のレジェンド、Annea Lockwoodの新作『On Fractured Ground / Skin Resonance』が〈Black Truffle〉から登場!A面の「On Fractured Ground」は、北アイルランド・ベルファストに点在する“ピース・ライン”(カトリックとプロテスタントの住民を分断する壁)を録音素材にした作品。ロックウッドはその壁を手や石、葉などで叩き、あたかも巨大な打楽器のように扱いながら、壁そのものの響きを引き出している。政治的な暴力の歴史を背景にしながらも、作品自体は静かで瞑想的な音の連なりに仕上がっており、ミニマルで繊細な音響彫刻のような趣がある。B面の「Skin Resonance」は、オーストラリアの作曲家/パーカッショニスト、ヴァネッサ・トムリンソンとの共作。バスドラムという一見シンプルな楽器を、「動物の皮、木、金属」として捉え直し、その物質性と音の共鳴を徹底的に探求する内容。奏者自身の声も交えながら、音と身体、記憶や感覚との関係性を掘り下げている。

X-Cetra - Summer 2000 (Clear Pink Vinyl LP)
X-Cetra - Summer 2000 (Clear Pink Vinyl LP)Numero Group
¥4,152

当店お馴染みの〈Numero〉から超強力物件!10年代初頭~中盤の地下カセット/ローファイ・エクスペリメンタル/ヒプナゴジック・ポップ界隈からCHICKLETTEやR U REALの姿が頭をよぎります...ミレニアル世代に捧ぐ、超スイートなスリープオーバーコア。2000年代初頭に、ジェシカ、エイデン、ジャネット、メアリーの4人娘が結成した、知られざるプレティーン・ポップ・グループ、X-Cetraによる幻の自主盤作品であり、2000年にCDrとして残されたオリジナルは入手不可能とも思われる傑作『Stardust』が『Summer 2000』と改題して奇跡のアナログ再発!まるで、ゼロ年代に迷い込んだThe Shaggsのような、アウトサイダーで狂った音源。自宅で焼いたCDrに詰め込まれたヘロイン中毒気味のトリップホップからR&B、ユーロファンク、幼き日の失恋の体験までもが練り込まれた、前代未聞で無比のカルト・キッズ・ミュージック超名作にして、プロト・ヒプナゴジック・ポップとも言うべき一枚です。

Memotone - Fever of the World (LP)Memotone - Fever of the World (LP)
Memotone - Fever of the World (LP)Soda Gong
¥4,076

アンビエント・ジャズ・ファンにも是非!〈Sähkö Recordings〉と〈The Trilogy Tapes〉からのリリースに続く形で、現行エクスペリメンタル・シーンの重要角と言える、英国拠点のマルチ奏者Will Yatesによるソロ・プロジェクトMemotoneが〈Soda Gong〉より最新アルバムを発表。柔らかい電子音と弦楽器の緩やかなアンビエンス、ジョン・ハッセルの第四世界の香りが交錯する微睡みの一枚。静かなヴァイオリンの旋律を基調としながら、交錯する電子音が幽玄でアヴァンギャルドなスケープを展開していく様子が大変優美です。Giuseppe Ielasiによるマスタリング仕様。限定300部。

SG - For Lovers Only / Rain Suite (LP)SG - For Lovers Only / Rain Suite (LP)
SG - For Lovers Only / Rain Suite (LP)Faitiche
¥4,073

ソ連生まれ→カリフォルニア育ち→ベルリン在住の電子音楽家重鎮であり、〈~scape〉や〈Kranky〉〈Senufo Editions〉といった名門からのリリースでも知られるAndrew Pekler。Jan Jelinek主宰の〈Faitiche〉 から"SG"名義でリリースした傑作アルバム。作品全体を通して、ロマンチックなムードからメランコリーなムードまでを横断し、エフェクターや雨音の録音を駆使して、時に寂しげな雰囲気を高めています。名匠Giuseppe Ielasiによるマスタリング仕様。

Jan Jelinek - Kosmischer Pitch (LP)Jan Jelinek - Kosmischer Pitch (LP)
Jan Jelinek - Kosmischer Pitch (LP)Faitiche
¥4,365

至上の傑作『Loop-Finding-Jazz-Records』でもお馴染み、ミニマルな電子音楽を数多く輩出するドイツの重鎮プロデューサーJan Jelinekが、2005 年に〈~scape〉から最初にリリースしたアルバムであり、長らくデジタルダウンロードのみで提供されていた貴重な作品『Kosmischer Pitch』が、待望のアナログ再発!同時期に制作されていた貴重な未発表曲を2曲追加収録。70年代にドイツの先駆者たちが残したクラウトロックとコスミッシェ・ムジークのDNAとスピリットを一身に受けた、孤高のトランス感覚に溢れた反復による、可聴性の限界に漂うヴァリエーションを堪能出来る、亡霊のようでありつつも、幽玄で至福な美しさを備えた、ゼロ年代エクスペリメンタル/電子音楽でも稀有な名作。Giuseppe Ielasiによるリマスタリング仕様。

Fred Frith - Guitar Solos / Fifty (2LP)Fred Frith - Guitar Solos / Fifty (2LP)
Fred Frith - Guitar Solos / Fifty (2LP)Week-End Records
¥6,892
特異な音楽的人物であると同時に、音楽的な生涯の集合体と呼べる伝説的インプロヴァイザー/マルチ奏者であり、英国を代表する前衛的バンドHenry Cowの創設メンバーでもあるFred Frith。現代音楽とロックの境界で50年以上に渡り活動を展開し、John CageやEarle Brownの伝統を受け継いだこわれものの様なアヴァンギャルド・ミュージックを展開してきた彼が1974年に残したアルバム『Guitar Solos』と2024年最新作となるアルバム『Fifty』をカップリングした新しいソロ・ギター作品が要注意レーベル〈Week-End Records〉から登場!まったく異なるサウンドでありながら親しみのあるユニークなギター演奏を核とした作品であり、それぞれ50年の時を超えた作品同士が鮮やかなグラデーションを生み出したものとなっています。
GAS (CD)GAS (CD)
GAS (CD)Kompakt
¥2,229

ドイツのエレクトロニック・シーンを長年に渡って牽引してきた名門〈Kompakt〉からは、そのボスであるWolfgang Voigtの大人気名義”GAS”の最初のセルフタイトル・アルバムがアナログ・リイシュー。1996年に聖地〈Mille Plateaux〉から最初にリリースされて以来、オリジナルの形では入手出来ないでいた本作が、Wolfgang Voigtの最も謎めいた、奇抜なプロジェクトのデビュー・フルレングスとしてこの度完全復刻リリース。90年代中盤の、ダブ・テクノの全盛期で産み落とされた、果てしなく広大であり瞑想的な力に満ちた、チルアウト・ミュージックの極点と呼ぶべきアンビエント名作!

Gas - Der Lange Marsch (2LP+DL)Gas - Der Lange Marsch (2LP+DL)
Gas - Der Lange Marsch (2LP+DL)Kompakt
¥5,564

大名門〈KOMPAKT〉主宰、Wolfgang Voigtによる大人気アンビエント・プロジェクト、GASが〈Kompakt〉からリリースした2021年の「Der Lange Marsch」がヴァイナル再発!ドイツの森林を彷彿とさせる幻想的で重厚なアンビエント・サウンドにより、ベーシック・チャンネルやエイフェックス・ツイン等と共にヨーロッハのテクノ・サウント黎明期に生み出された音場を包み込む傑作ダブ/アンビエント。

Konrad Sprenger - Set (LP)
Konrad Sprenger - Set (LP)Black Truffle
¥4,767

ドイツ・ベルリンのミステリアスな作曲家、プロデューサー、楽器製作者であるJörg Hillerの変名であるKonrad Sprengerによる最新アルバムが〈Black Truffle〉からアナログ・リリース。多作なコラボレーターであるSprengerは、Ellen Fullman (彼女と素晴らしくエキセントリックな歌のアルバム 『Ort』をレコーディングしている)やLa Monte YoungやPauline Oliveros、Alvin Lucierのもとで学んだアメリカのヴィジュアル・アーティスト/前衛的作曲家のArnold Dreyblattなど、アメリカのミニマリズムのアイコンと幅広く協力し、彼らの音楽を自身の完璧にキュレーションされたレーベル〈Choose〉からリリースしている事でも知られています。LPの2面には、長年のコラボレーターであり、〈Black Truffle〉のボスことOren Ambarchiもゲスト出演。Sprengerのさまざまな作品の要素を、作曲家と謎めいた Ensemble Risonanze Moderneによって演奏し、非常に伝染力のある遊び心のある叙事詩にまとめた内容となっています。

Limpe Fuchs / Mark Fell - Dessogia / Queetch / Fauch (3LP)Limpe Fuchs / Mark Fell - Dessogia / Queetch / Fauch (3LP)
Limpe Fuchs / Mark Fell - Dessogia / Queetch / Fauch (3LP)Black Truffle
¥7,689

現代音楽の2人の偉大な異端者による予想外の大きな声明。Nurse With Wound list常連であり、フリージャズやクラウトロック、儀式を結びつけた夫・Paul Fuchsらとの前衛即興デュオ”Anima”などでも傑出した作品を残すドイツ・ミュンヘン出身の女性音楽家Limpe Fuchsと、〈Editions Mego〉や〈Mille Plateaux〉〈Raster-Noton〉などからの作品を通じて、長年に渡り多くの聴衆を魅了してきたレイヴ・グリッチ・テクノ/IDMのベテランにして、クラブ・ミュージックの名残をアルゴリズム的などもりに変えた、爽快で厳格な作品で知られるラディカルなコンピューター・ミュージックの提唱者Mark Fell。カナダ・ウィニペグで開催されたフェスティバル〈send + receive〉にて、Limpe Fuchsが初めて Mark Fellの音楽を聴いたことから交流が始まり、ドイツのペータースキルヒェンにあるFuchsの自宅を訪れた際に行った、まさかの初コラボレーション音源を収めた要注目作品『Dessogia / Queetch / Fauch』が〈Black Truffle〉より登場!あらゆる種類の金属や木、皮の打楽器、自作楽器、伝統的な楽器までがあらゆる方法で鳴らされ、叩かれているだけでなく、竹笛、ヴィオラ、特有の自在な発声も聞こえてくるFuchsのアコースティック主体の即興演奏と、特徴的な泡立つピッチのパーカッシヴなポップスから抽象的なデジタルノイズまで、幅広い演奏で自分自身の可能性を広げるFellというそれぞれ対極にあるであろう両者が、古典的な音楽手法と最先端のテクノロジーを大胆に融合させることで、全く独自の音の世界を生み出しています。

Alvin Curran - Fiori Chiari, Fiori Oscuri (LP)Alvin Curran - Fiori Chiari, Fiori Oscuri (LP)
Alvin Curran - Fiori Chiari, Fiori Oscuri (LP)Black Truffle
¥4,103

オリジナルは$300以上の値を付ける激レア盤!AMMやGruppo di Improvvisazione Nuova Consonanzaと並び、世界初の実験音楽家コレクティヴのひとつであるMEVことMusica Elettronica Vivaをフレドリック・ジェフスキー達とともに66年結成、半世紀以上にも及ぶキャリアを誇る、現代の実験音楽界において最も重要な作曲家であるAlvin Curranが、Roberto LaneriやGiacinto Scelsiらとともに運営していた短命なレーベル〈Ananda〉から78年にリリースしていた名作が初となるアナログ・リイシュー!『Songs and Views from the Magnetic Garden』(1975年)、『The Works』(1980年)、『Canti Illuminati』(1982年)といったタイトルに続く、1970年代から1980年代初頭にかけてアルヴィン・カランが発表した4つのソロ・レコーディング・シリーズの第2弾に当たる作品で、ミラノの交差点をイメージし、75年の4月に〈RCA Italiana Studios〉に録音されたアルバム。フィールド・レコーディングと、シンセサイザー、様々なアコースティック楽器、声による演奏を組み合わせ、ゆったりとしたテンポで夢の様なシークエンスへとアレンジした傑作。リマスター・オーディオ仕様。Alvin CurranとFrancis Plagneによる新規ライナーノーツが付属。

Andrea Belfi & Jules Reidy - dessus oben alto up (LP)Andrea Belfi & Jules Reidy - dessus oben alto up (LP)
Andrea Belfi & Jules Reidy - dessus oben alto up (LP)Marionette
¥3,989

実験的コレクティヴSplitter Orchesterの一員であり、〈Editions Mego〉や〈Black Truffle〉などからの傑出した作品で知られる昨今要注目の豪州出身の女性作家Julia Reidyと、数々の実験的グループやユニットに参加するイタリア出身のパーカッショニストAndrea Belfiによるコラボアルバムが〈Marionette〉よりアナログで登場!オーストラリアとイタリアという、それぞ!地球の反対側の出身地という背景の違いがありつつも、共に長年ベルリンで活動を行ってきたミュージシャン同士による初のコラボレーション作品。土着的な美しさとポスト・ミニマリズム、現代ジャズ的な力強さの三位一体による、叙情的で優美なポスト・ロックの傑作。両者のアプローチには多くの共通点があり、作曲の正確さとエレクトロアコースティック的な厳密さを、即興の自由、リズムの脈動の即効性、そして、叙情的な感性と融合させています。 Joe Taliaがマスタリング&ミックスを担当、Noel Summervilleによるカッティング仕様と盤質も万全!

William Basinski - September 23rd (CD)William Basinski - September 23rd (CD)
William Basinski - September 23rd (CD)Temporary Residence Ltd.
¥1,953

John CageやSteve Reich、Brian Enoといった前衛的なヒーローたちの命脈やテープ・ミュージックの伝統を継承し、イージーリスニング〜ファッショナブルになるずっと前のミューザックまであらゆるものをサンプリング、スロウでメランコリックな倍音を通じてスクリュー・ミュージックやヴェイパーウェイヴさえも予言してきたパイオニアにして、アンビエント史に名を残すであろうNYの伝説的ドローン作家、William Basinski。 1982年9月にニューヨーク・ブルックリンのダンボ地区にあった彼の最初のロフトで録音された初期の伝説的な作品『September 23rd』が〈Temporary Residence Ltd.〉からリリース。非常にインスピレーションを与える、影響力のあるカタログとなった作品の初期のエントリーとして最近発掘された音源であり、70年代半ばにバシンスキーが高校時代に作曲したピアノ曲をもとにしたまったく特異な作品となっています。

Sissy Spacek - Entrance (CD)Sissy Spacek - Entrance (CD)
Sissy Spacek - Entrance (CD)Shelter Press
¥2,298

活動26年目を迎えるロサンゼルスを拠点に活動する変幻自在のエクスペリメンタル・プロジェクト、Sissy Spacekの新作『Entrance』が大名門〈Shelter Press〉より登場!1990年代のアメリカン・ノイズとグラインドコアの結びついた文脈から生まれたSissy Spacekは幾多の変遷を経てノイズの極限にフリー・インプロヴィゼーションやミュジーク・コンクレートへの繊細で洗練された探求を是としている。本作では中核メンバーであるJohn WieseとCharlie Mummaが、Tim Barnes、Marco Fusinato、Aaron Hemphill、Brad Laner、Katsura Mouri、C Spencer Yehに加え、ドイツの代表的なエレクトロニック・ノイズ集団P16.D4のRalf Wehowskyから提供された生の素材を加工し4つのテープ作品として再構築している。これらのテープ・コンポジションは、没入感のある崇高で、抽象化された、奇妙で先鋭的なサウンドスケープで、現代におけるミュージック・コンクレートをディープに掘り下げた内容!

Judith Hamann - Aunes (LP+DL)Judith Hamann - Aunes (LP+DL)
Judith Hamann - Aunes (LP+DL)Shelter Press
¥3,713

James RushfordにSam Dunscombeという盟友と共に弦楽アンサンブルGolden Furを率いて、オーストリアの現代音楽作曲家のKlaus Langともコラボレーションを行っていた豪州の実験的チェロ奏者/作曲家/演奏家であり、〈Black Truffle〉や〈Blank Forms Editions〉、〈Another Timbre〉などの名門にも傑出した作品を残すJudith Hamannの最新アルバムが〈Shelter Press〉よりアナログ・リリース。数年に渡って様々な国で録音された6つの作品を収録。以前のリリースでも聞かれたコラージュ技法と拡張されたサウンド・パレットをさらに発展させた『Aunes』。シンセサイザーやオルガン、声などを、Hamannによるチェロの目映いほどに純粋であり包み込むような音色とともに織り込んでいます。Joe Taliaによるミックス&Stephan Mathieuが〈Schnittstelle〉にてマスタリングを担当という鉄壁の布陣で送る内容。

Nina Garcia - Bye Bye Bird (LP)Nina Garcia - Bye Bye Bird (LP)
Nina Garcia - Bye Bye Bird (LP)Ideologic Organ
¥3,658

サーストン・ムーアも絶賛。Mariachiの名で10年間コンサート活動を行ってきた、ノイズギターの卓越的アクト、Nina Garciaによる2枚目のソロ・アルバムとなる2025年作が、Stephen O'Malley主宰の〈Ideologic Organ〉から登場!2015年以来、即興音楽とノイズの中間に位置するエレキギターを中心に研究と創作を行ってきた注目の女性作家による最新リリース。何の見せかけもデモンストレーションもないこのアルバムは、明暗法、メロディー、生々しい感情が魅力的に融合。この一連のバリエーションでは、非常に間近で見られる大量のノイズ、生成されるメロディーの喚起、稜線上のフィードバック、独特の脈動、そしてより良い日が来ることを暗示するようなハーモニックバーストへと聴き手を誘います。 Stephan Mathieuにより〈Schwebung〉にてマスタリング&Andreas Kauffeltが〈Schnittstelle〉でカッティングと盤質も万全!

William Tyler - Time Indefinite (Stripe Vinyl 2LP)William Tyler - Time Indefinite (Stripe Vinyl 2LP)
William Tyler - Time Indefinite (Stripe Vinyl 2LP)Psychic Hotline
¥4,989

LambchopやSilver Jewsといった名グループと何年も練習やツアーを共にしていた米国の名ギタリスト/作曲家William Tyler。2020年の名作アルバム『New Vanitas』より5年ぶり、待望の新作をリリース。アメリカン・プリミティヴやブルースなどの要素を中核としながら、米国中西部の雄大な自然美とランドスケープを想起させる、微睡みと郷愁に満ちたドローン・ギター・サウンドがゆったりと展開していく傑作。

Marina Herlop - Nekkuja (LP)Marina Herlop - Nekkuja (LP)
Marina Herlop - Nekkuja (LP)PAN
¥3,658

BjorkやOPNのファンにも!ベルリンのエクスペリメンタル・シーンの一大聖地〈PAN〉からリリースした傑作であり、Deconstructed Club〜フォークトロニカ以降の声の実験を試みた22年作『Pripyat』でも高い評価を得たスペインのシンガー、ピアニストのMarina Herlopの23年のアルバム『Nekkuja』が待望のアナログ化!本作を「内なる光を探し求め、それを肯定する方法である」と自身が説明している通り、ハーロップの最も暖かく甘い感情が表出。ミュージック・コンクレート以降の実験電子音響から、ハープを導入したことによってリリシズムを獲得した、アヴァンギャルドな音響加工やフィールドレコーディングを持ち味としつつもポピュラー・ミュージック的な完成度を獲得した名作。

Charlie Megira & The Bet She' an Valley Hillbillies - Boom Chaka Boom Boom (Maroon Vinyl LP)Charlie Megira & The Bet She' an Valley Hillbillies - Boom Chaka Boom Boom (Maroon Vinyl LP)
Charlie Megira & The Bet She' an Valley Hillbillies - Boom Chaka Boom Boom (Maroon Vinyl LP)Numero Group
¥3,998

元々は2015年にBandcampでデジタルリリースされていたCharlie Megiraのラストアルバム『Boom Chaka Boom Boom』が大名門〈Numero〉より初のヴァイナル・リイシュー!!本作は、彼のキャリアを締めくくる自己反省的な作品で、故郷ベト・シェアン・バレーを離れ、新たな仲間と共に作り上げた。ゴス、サウンド・コラージュ、グランジ、ダークウェーブといったスタイルを探求した15年のキャリアを経て、彼の原点である「サーフ・ノワール」に回帰しており、リバーブがかったギターやサーフ・ロックの疾走感はそのままに、影のあるメロディやゴシック的な雰囲気が入り込んでいる。カントリー・ブルースや不穏なアンビエント、イタリア西部劇風のギターが入り混じる広大なサウンド・パレットを展開。「At The Rasco」や「The Death Dance of the Busty Lifeguard」といった代表曲は、ビートニク風のボンゴリズムを加えた新たな解釈で蘇る。「Smile Now Cry Later」では、「俺たちはすべてを愛に捧げた/他にやることなんてなかった」と歌い、彼の音楽人生の終焉にふさわしいメッセージを残している。

Duma - Duma (LP)Duma - Duma (LP)
Duma - Duma (LP)Nyege Nyege Tapes
¥3,245

各所で話題をさらった劇薬!ナイロビのアンダーグラウンド・メタル・シーンで長年活動してきた名アクトにして、Martin Khanja (Lord Spikeheart)とSam Karuguから構成されるケニアのグラインドコア・バンド、Dumaが、東アフリカ・ウガンダ拠点の先鋭的音楽フェスティバル/レーベル〈Nyege Nyege Tapes〉より、世界デビュー作として2020年に発表した名作。
ダンス x エクスペリメンタルを軸に尖鋭的な音楽をキュレーションしてきた名フェスティバル〈CTM〉にも出演。現地の言語では「闇」を意味するというその名を忠実に反映した、ダークサイドに根ざすエクストリーム・サウンドとアウトサイダー的なエネルギーを大放出、これは滅茶苦茶面白いです!〈Dubplates&Mastering〉でのマスタリング&カッティング。発売当時は即完売だったので、この機会を絶対にお見逃しなく!

HTRK - Rhinestones (Haunted Blue Vinyl LP)HTRK - Rhinestones (Haunted Blue Vinyl LP)
HTRK - Rhinestones (Haunted Blue Vinyl LP)Ghostly International
¥4,117

心許す者、皆死んでいった。数々の傑作を送り出したオーストラリア発の名実験デュオ”HTRK” (=Hate Rock)。現在は、Jonnine StandishとNigel Yangのデュオ編成で活動する彼らの21年度5thアルバムが、ブルックリンの名門エクスペリメンタル・レーベル〈Ghostly International〉より待望のリプレス。麻薬的で夜行性のレンズを通して歪められたこのアルバムは、張りつめた美しさと長くなる影が織りなす謎めいたゴシック的カントリー・ミュージックも呼べる名作。

K. Yoshimatsu - Fossil Cocoon: The Music of K. Yoshimatsu (LP)K. Yoshimatsu - Fossil Cocoon: The Music of K. Yoshimatsu (LP)
K. Yoshimatsu - Fossil Cocoon: The Music of K. Yoshimatsu (LP)Phantom Limb
¥4,564

今年度最大級の編集盤リリース案件!完売必至につき、絶対にお見逃しなく。甲府在住の大学生だった音楽家の鎌田忠主宰のもと、1980年から1985年にかけて200タイトルを優に超える膨大な作品を送り出した幻の〈DD. Records〉。近年オブスキュア方面などから掘り起こされているこのレーベルからJumaやSetuna、K. Yoshimatuなど複数の名義でカセット作品を残している、山口市出身・広島在住の現役の映像作家・K. Yoshimatsu (吉松幸四郎)。その画期的なキャリアを紐解いた回顧録的コンピレーション・アルバム『Fossil Cocoon: The Music of K. Yoshimatsu』がブライトンの〈Phantom Limb〉より奇跡のアナログ・リリース。1980年から1985年にかけての猛烈に多作だった時期に、吉松は数年間で約40枚ものアルバムを作曲/録音/リリース。「オルタナティブ・ミュージック・シーンを記録するために行われた最も素晴らしいDIYの取り組み」と評されたこともある〈DD. Records〉の、カルト的であり、比類のないほどに豊かなカタログを作り上げる事に貢献した彼の膨大なディスコグラフィから選りすぐられた本作には、セピアに褪せた幻覚的な和レアリック・ニューエイジ"Violet"や幻想的なコスミッシェ・アンビエント"Poplar"など珠玉のトラックの数々を収録。和ンダーグラウンドの最後の秘境の一角と言えるでしょう。和レアリック、インダストリアル、ミニマルウェイヴ、ローファイ、アウトサイダー音楽に惹かれる全ての方マストです!

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