MUSIC
6954 products

Hu VibrationalことAdam Rudolphによる、時空を超えるスピリチュアルな音世界!アフリカ、インド、中東など多様な音楽の血脈を、ジャズやヒップホップ、エレクトロニカと有機的に結びつけた作風で、土を感じさせるパーカッションを核にしながら、星空の下での儀式のような広がりと現代的なミスティシズムが同居している。本作ではルドルフがキーボードや親指ピアノ、笛、弦楽器、打楽器など驚くほど多彩な楽器を演奏し、そこに世界各地の名手が音色を重ねている。ノルウェーの音響ギタリストEivind Aarset、モロッコのパーカッショニストBrahim Fribgane、インド古典のシタール奏者Neel Murgaiやタブラ奏者Sameer Gupta、長年の盟友ドラマーHamid Drakeらが参加しており、彼らの音はルドルフのソニック・マンダラの中で有機的に絡み合い、層を成していく。即興性と構築美が共存し、ゆったりとしたグルーヴの中で音が呼吸しながら変化してゆき、ときにジャズ的なインタープレイ、ときに瞑想的な反復、ときにトライバルな熱気がみられるが、すべてが時空をテーマに溶け合うようで、まるで過去と未来が同じ一点で脈打っているような感覚をもたらす作品。

Salamanda、Tristan Arpによるリワークも収録!シンガポール生まれ、ロンドン在住のプロデューサー、Yingtuitiveによるパーソナルなデビュー作『Letters To Self 寫情書』。クラシック・ピアノの訓練を受け、東南アジアの伝統音楽と電子音響、ディアスポラ的視点を織り交ぜた音楽は、内省的で感情豊か。シンガポールとイギリスでのフィールド録音、ピアノによる即興演奏、ガムランにインスパイアされた響き、映画のサンプル、繊細なエレクトロニクスが、アンビエント、エーテルな音像へと昇華されている。「このアルバムの音楽の瞬間すべてが、私自身への手紙」と語る通り、ホームシック、アイデンティティの揺らぎ、喧騒の中での静けさをテーマに、自分自身との対話を音で描き出している。

Panda DubとAdi Shankaraによるエキゾチックな雰囲気をまとったフレンチ・ダブの現在形を描き出す最新12インチ『Essaouira EP』が〈Dubatriation Records〉より登場。本作はふたりの共同セッションで生まれた音源を、今回のリリースに向けて再構築したもの。Panda Dubらしいオリエンタルな旋律やエスニックなサンプル使い、そしてキャッチーなリズム感。それに対してAdi Shankaraは、ざらついた質感や催眠的なサウンドスケープで応答する。どちらも異なるアプローチながら、静謐で深淵なダブへのまなざしは共通している。霊性と没入感を持ち合わせたトラックたちは、単なるダンス・トラックでも、懐古趣味のダブでもなく、いまこの時代の内省的な旅路を描く音楽。夜にヘッドフォンで静かに耳を澄ませたくなる、遠くから響いてくるような、でもどこまでもパーソナルなダブ・サウンド。
