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Sarah Davachi - The Head As Form’d In The Crier’s Choir (2LP)Sarah Davachi - The Head As Form’d In The Crier’s Choir (2LP)
Sarah Davachi - The Head As Form’d In The Crier’s Choir (2LP)Late Music
¥5,343

拡張された演奏時間と、熟孝された和声構造を駆使して、音色と時間との密接な複雑性に焦点を当てた作品を作り続けているSarah Davachi。そんな彼女が自身のレーベル〈Late Music〉より2枚組の最新作『The Head as Form’d in the Crier’s Choir 』をリリースする!2022年から2024年の間に書かれた本作に収録されている7つの楽曲は、ギリシア神話に登場するオルフェウスに関する資料2つを用いて制作された。1922年に発表されたリルケの詩集『オルフェウスへのソネット』と、1607年に発表されたモンテヴェルディの初期バロックオペラ『オルフェオ』である。本作は、『Two Sisters』(2022年)と『Antiphonals』(2021年)を補完するような作品となっており、彼女のホームスタジオから生み出される、定形式な電子音響音楽作品と、ゆっくりとしたテンポの、ややオープン形式の室内楽作品とのギャップを埋める試みであったという。だが、この作品では、演奏ごとに新たな構造が提示され、その繰り返しによって、新たな構成とより深い意味への道筋が提示されていったのだった。

Laurel Halo -  Midnight Zone (Original Soundtrack to the Film by Julian Charrière) (LP)Laurel Halo -  Midnight Zone (Original Soundtrack to the Film by Julian Charrière) (LP)
Laurel Halo - Midnight Zone (Original Soundtrack to the Film by Julian Charrière) (LP)AWE
¥4,657

Laurel Halo が手がけた、映像作家ジュリアン・シャリエールのフィルム「Midnight Zone」のサウンドトラックで、深海へとゆっくり沈んでいくような感覚を音で描いた、静かで緊張感のあるエレクトロ・アコースティック作品。シンセサイザーの冷たい質感と、トランス・アコースティック・ピアノや弦楽器の有機的な響きが重なり合い、重力から解き放たれるような浮遊感と、深海の圧力に包まれるような緊張感が同時に存在する、不思議な音像。曲順は「Sunlight Zone」「Twilight Zone」「Abyss」「Hadal」と、海の深度をそのまま辿るように配置され、アルバム全体がひとつの下降の旅となっている。音は決して大きく主張しないが、その静けさの奥には確かなドラマが潜み、静寂の中に潜む動きをじっくり味わう、密度の高い一枚。

Ben Vince - Street Druid (LP)Ben Vince - Street Druid (LP)
Ben Vince - Street Druid (LP)AD 93
¥4,868

4月上旬再入荷。ロンドンのサックス奏者、プロデューサー Ben Vince が、サックス、電子音、生楽器を溶け合わせながら独自の都市的儀式音楽を描き出したアルバム『Street Druid』。サックスは旋律ではなく音の素材として扱われ、ロングトーンやブレス、加工された倍音が霧のように漂う。その周囲を、シンセの持続音、声の断片、ギターの残響、ミニマルなドラムマシンが有機的に絡み、さらに Moses Boyd の生ドラムが加わることで、抽象的な音像と身体性が同時に立ち上がる。エレクトロニック、アンビエント、UKジャズ、実験音楽が混ざり合うように、音のレイヤーが重なり合うことで、都市の夜をさまよう、寓話的なストリートのドルイドというイメージが音楽そのものから滲み出るかのよう。Ben Vince の探求が最も豊かに結晶した、都市の夜の濃密な儀式的サイケデリア!

V.A. - The Black Hill, The Glass Sky (CS)V.A. - The Black Hill, The Glass Sky (CS)
V.A. - The Black Hill, The Glass Sky (CS)Somewhere Press
¥3,393

美術史家Eloise Bennettのテキストに対する応答として制作された、儀式、声、神話、スコットランドの民間伝承、荒涼とした地形といったテーマが全編を貫く、アンビエント/アート系コンピレーション『The Black Hill, The Glass Sky』。中心にあるのは声で、囁き、祈り、風のように揺らぎ、時にボコーダーで歪められ、時にテープノイズに覆われ、あるいは裸の共鳴だけが残される。そこに、鐘、笛、ツィター、ハープ、チェロといった古風な楽器が重なり、霧に包まれた丘陵や石碑の前で鳴らされるような神秘的な空気をつくる。冬の静けさ、土地の記憶、儀式の残響を音として封じ込めた神話的世界。

Harold Budd - The Oak of the Golden Dreams (LP)
Harold Budd - The Oak of the Golden Dreams (LP)PAROLE
¥3,645

ハロルド・バッドの初期ミニマリズムとアンビエント音楽の重要な転換点を示す作品として知られる1970年作『The Oak of the Golden Dreams』が〈PAROLE〉より再発!カリフォルニア芸術大学で、伝説的なBuchlaモジュラー・シンセサイザーを用いてリアルタイムで録音されたこの作品は、バッドの初期の音楽的探求を象徴している。表題曲「The Oak of the Golden Dreams」は、変化しないドローンの上に、Buchlaを電気オルガンのように使用して即興的なモーダル演奏を展開しており、このアプローチは、テリー・ライリーやラ・モンテ・ヤングの作品と共鳴し、初期ミニマリズムの特徴を体現している。『The Oak of the Golden Dreams』は、ミニマリズムの黎明期における重要な記録であり、バッドの音楽的進化を理解する上で欠かせない作品で、彼の後の作品と比較することで、彼の音楽的旅路とその影響をより深く探求することができる一枚。

Anichy & Lyemn (12")
Anichy & Lyemn (12")FABRIQUE D’INSTRUMENTS
¥3,097

スイスの新興レーベル〈Fabrique d’Instruments〉から、現代音楽の最前線で活動する謎めいたデュオ、Anichy & Lyemnによるデビュー作。長く引き延ばされた旋律、消え入りそうな弦楽器の響き、遠くから聞こえる音色、そして使い古されたメロディの断片が焦点の中に入っては消えていき、聴くというより思い出す感覚に近い音世界を形づくる。その佇まいは、William Basinski『Disintegration Loops』や、The Caretaker、Gavin Bryarsを思わせるもので、極限まで削ぎ落とされた電子音、ゆっくりと変化する和声、カノン、反復するフレーズが、時間を緩やかに侵食する。ミニマルでありながら、同時にむしろ人肌の温度を感じるような柔らかさも漂い、微細な揺らぎや、遅れて入る声部の感情の余韻に耳を澄ませることで、音の奥に潜む情緒が静かに立ち上がる。

Catherine Lamb - point/wave (CD)
Catherine Lamb - point/wave (CD)Another Timbre
¥2,482

チリのギタリストCristián Alvearの依頼により作曲された、Catherine Lamb初のギター作品『Point/Wave』。環境音をマイクロトーナルな和音へ変換するSecondary Rainbow Synthesizerを用いた電子ドローンと、極めて静謐で均質なタッチのギターによる点描的フレーズが、長い時間軸の中でゆっくりと干渉し合う構造を持ち、音が前へ進むというより空間に滞留し続けるような独特の静けさと緊張感を保ち、倍音同士の微細な揺らぎが耳の奥で共鳴しながら、聴き手そのものを調律するかのように、知覚を変容させる。その音像は、幾何学的でありながらどこか有機的な、静かで強度のある現代音楽作品。

Eliane Radigue - Jetsun Mila (2CD)
Eliane Radigue - Jetsun Mila (2CD)Lovely Music
¥4,551

待望の再プレス!ドローンマスター、チベットと電子音楽を合一させたグルEliane Radigue(1932-)の1987年名作(オリジナルはカセット)が2CDで目出たく再発!ディープ過ぎる雲のようなドローンにチベタンベルが薄らと響く、彼女の他のどの作品よりも存在感のある音の雲が展開するチベット密教下最高のドローン。この直後にリリースされた「Mila’s Journey Inspired By A Dream」と同様にチベット仏教の聖者ミラレパの人生にインスパイアされた作品で、倍音を多く含んだアープ・シンセサイザーの密教持続音が全面に出された瞑想的ドローンの極地。二枚目は薄らと僧侶達の読経がドローンと交じる、深淵なる東洋精神世界へ誘う霊的持続音の嵐。チベット仏教や瞑想に興味がある方にも、是非体験していただきたい歴史的傑作です。

Rafael Toral - Violence of Discovery and Calm of Acceptance (CD)
Rafael Toral - Violence of Discovery and Calm of Acceptance (CD)Touch
¥3,137

Brian EnoやRobert Fripp、またSonic YouthやMy Bloody Valentineからインスパイアされた音響ドローン・ギター・サウンド!90年代には「最も才能豊かで革新的なギタリストの一人」と称され、そして、Sonic Youthのメンバーたちにも愛されたポルトガルの一大音響作家、Rafael Toralが英国Touchより2001年にリリースしていたフィードバック・ドローンの超傑作。

Eliane Radigue -  Trilogie de la Mort (3CD)Eliane Radigue -  Trilogie de la Mort (3CD)
Eliane Radigue - Trilogie de la Mort (3CD)XI RECORDS
¥5,467

Eliane Radigueの最高傑作と称される三時間におよぶ電子音響の大作『Trilogie de la Mort(死の三部作)』。本作は、ドローン、ミニマル・ミュージックの金字塔ともいえる作品であり、チベットの死生観に基づき、生と死、そして死後の再生までを主題にした深い瞑想のような音の旅。三部構成で、第一部「Kyema」は『チベット死者の書』の六つの中間状態を音で描写。第二部「Kailasha」はヒマラヤの聖山カイラス山を巡る想像上の巡礼を描き、第三部「Koumé」では死の最も深い地点へと潜り込み、そこで再び生の火花が灯る──死は誕生へと転じる、という循環的な世界観を静かに提示している。ラディーグはこの作品を8年かけてアナログ機器のみで丁寧に制作。最初はただのハム音にしか聴こえなくても、深く耳を傾けると、そこには豊かな倍音、音の揺らぎ、感情の移ろいがあり、まるでオーケストラやバグパイプが幽かな哀歌を奏でているようにも感じられる。ゆっくりとしか変化しない音の流れは、日常のスピードを緩め、聴く者の時間感覚そのものを変容させる。耳で聴くのではなく、時間とともに存在する音楽であり、精神的・哲学的な深みと芸術的な緻密さを兼ね備えた唯一無二の音響体験となっている。

Eliane Radigue - Opus 17 (2CD)Eliane Radigue - Opus 17 (2CD)
Eliane Radigue - Opus 17 (2CD)Important Records
¥4,194

これがRadigue史に残された最後のフィードバック音源!70年制作の未発表作品、大きな転換点とされる傑作Opus 17が待望の初CD化!
1970年にヴェルデロンヌで開催されたインスタレーションの為の作品で、この同じ年に自作シンセの第1号を完成させ、濃厚ドローンへの道へと歩んで行きます…ただごーっと鳴っているというよりも、霊的な存在感が研ぎすまされ、音それぞれが浮かび上がって独立行動するような迫力があり、後のシンセ期と生楽器演奏に繋がる芯がありつつ、フィードバックでこその荒い太さが素晴らしい仕上がりです。彼女の技術が惜しみなく注ぎ込まれた全5編を収録。

Eliane Radigue - Songs Of Milarepa (2CD)
Eliane Radigue - Songs Of Milarepa (2CD)Lovely Music
¥4,524

ドローンマスター、チベットと電子音楽を合一させたグルEliane Radigueによる、11世紀のチベット仏教の聖者であり詩人であるミラレパに捧げた、魂の奥底に語りかけてくるような響きの涅槃を示した霊的チベット・ドローン大名作『Songs Of Milarepa』。ARPシンセによる極めて緩やかな周波数変調と音色の変化を特徴とする持続音と、この瞑想的な持続音をバックに、ラマ僧クンガ・リンポチェによるチベット語の朗読と、米国の実験音楽家ロバート・アシュリーによる英訳詩の朗読が絡み合い、電子音響と精神世界が融合した稀有な世界を描き出す。1983年と1987年の録音を収めた本作はRadigue自身の精神的探求が色濃く反映されており、ドローン/ミニマル音楽の文脈にありながら、宗教的・哲学的な深みを持ち、聴く者の意識を内面深くへと導く霊的ドローンの金字塔!

Eliane Radigue - Blank Forms 10 : Alien Roots (Book)Eliane Radigue - Blank Forms 10 : Alien Roots (Book)
Eliane Radigue - Blank Forms 10 : Alien Roots (Book)Blank Forms Editions
¥4,774

フランスの電子音楽家エリアーヌ・ラディーグの創作の核心に迫るアンソロジー書籍が〈Blank Forms Editions〉より刊行。彼女の初期作品に焦点を当て、磁気テープやアナログ・シンセを用いた独自の作曲技法を丁寧に掘り下げている。インタビュー、論考、未発表資料を通じて、静寂や持続、微細な変化を重視した音楽を追求し、従来の形式から距離を置いた彼女の音響美学と精神的探求が浮き彫りになる内容で、本書では、彼女の哲学的背景や仏教との関わりも紹介され、音楽と精神性の関係が深く考察されている。収録されたテキストは、音楽批評家、作曲家、研究者による多角的な視点から構成され、彼女の音楽がどのように生まれ、どのように聴かれるべきかを問い直す貴重な資料となっている。

Rai Tateishi - Presence (LP)
Rai Tateishi - Presence (LP)NAKID
¥4,979

鼓童の元メンバーであり、現在はWATARAやANTIBODIES Collective、goatなどのメンバーとして活動する篠笛奏者・立石雷による初のソロ・アルバム『Presence』が〈NAKID〉よりリリース!本作は伝統楽器の限界を軽やかに飛び越え、Jon HassellやPhewあたりとも共鳴するような、幻覚的かつミニマルな即興演奏の世界を描いている。笛を「吹く」という行為を超え、音の精霊と対話するようなアニミスティックなアプローチが全編に息づいている。使用されるのは、日本の篠笛や尺八に加えて、タイやラオスのケーン(口琴)やアイルランドのフルートといった様々な国の笛たち。これらを即興で操りながら、リングモジュレーターやディレイといったエフェクトも控えめに活用し、音の輪郭を滑らかにしつつも、どこか呪術的な空間を立ち上げる。全て一発録りという録音もおそらくいい作用をもたらしており、ミニマルかつ肉体的な演奏が、最初から最後まで張り詰めた集中力を保ち、まさに唯一無二の存在感を放っている。録音は日野浩志郎が担当し、マスタリングは名匠ラシャド・ベッカーが手掛けた万全仕様!

Tomonao Koshikawa - Nebula (CS+DL)Tomonao Koshikawa - Nebula (CS+DL)
Tomonao Koshikawa - Nebula (CS+DL)ato.archives
¥2,000

〈Kankyo Records〉にもモダン・アンビエントの結晶的作品を残す実験音響作家──Yama Yuki主宰のもと、Marginal ConsortやEast Bionic Symphoniaでの活動も知られる前衛音楽家、多田正美や前衛劇団〈パパ・タラフマラ〉で音楽を指揮した環境音楽の名手・菅谷昌弘といった作家の貴重なカセットフォーマットの新譜まで手掛けてきた、現行国内最高峰の音響系カセット・レーベル〈ato.archives〉のタイトルが一挙到着!1975年に小杉武久に師事し、伝説的即興音楽グループEast Bionic Symphoniaに参加。現在はMarginal Consortのメンバーとしても活動、実験音楽、ジャズ、ロック、インド古典音楽、さらに観世流能楽の謡を演奏するTomonao Koshikawaによる、ato.archivesからのデビュー作『Footprint』に続く、2作目のソロ作品。カセットテープというフォーマットの柔らかい質感と、彼の繊細な音響処理が重なり、宇宙空間の広がりと微細な光の粒子が漂うようなサウンド。50年にわたる探究の成果。

 

 

Akhira Sano - Fading (CS+DL)Akhira Sano - Fading (CS+DL)
Akhira Sano - Fading (CS+DL)ato.archives
¥2,000

日本の現代環境音楽の牙城〈Kankyo Records〉にもモダン・アンビエントの結晶的作品を残す実験音響作家──Yama Yuki主宰のもと、Marginal ConsortやEast Bionic Symphoniaでの活動も知られる前衛音楽家、多田正美や前衛劇団〈パパ・タラフマラ〉で音楽を指揮した環境音楽の名手・菅谷昌弘といった作家の貴重なカセットフォーマットの新譜まで手掛けてきた、現行国内最高峰の音響系カセット・レーベル〈ato.archives〉のタイトルが一挙到着! 今回はなんと、Sun Arawの〈Sun Ark Records〉や前衛/実験音楽老舗〈Important Records〉のカセット部門〈Cassauna〉、Taylor Deupree主宰の音響系聖地〈12k〉を始め、世界各地の名レーベルを練り歩き、ニューエイジ・リバイバル以降の国産モダン・アンビエントの名品の数々を残す東京の電子音楽家/ペインターのAkhira Sanoによる最新カセット作品! 電子音の粒子や微細なノイズ、淡いメロディの断片がゆっくりと浮かんでは消えていく、静謐で内省的なアンビエント作品で、デジタルの冷たさと有機的な温度が同居する音のレイヤーは、深夜の静けさや記憶の残響を思わせ、聴くほどに細部の美しさが立ち上がる逸品。

Celer + Forest Management - Landmarks (Remastered) (LP)
Celer + Forest Management - Landmarks (Remastered) (LP)Constellation Tatsu
¥3,538

ナンと2000万ストリーミング再生されたというしー辰屈指の人気作がリプレス&LP化!Meditationsでも大大大ベストセラーだった、Will Long名義での良好アンビエント x ハウス作品も知られる東京在住のCelerとシカゴのForest Managementという2人のアンビエント作家が、2018年にオークランドのニューエイジ/アンビエントの聖地〈Constellation Tatsu〉から発表した作品『Landmarks』が待望のカセット/アナログ再発!Paul Therouxの小説『The Mosquito Coast』と、Peter Weirによる 1986 年の同作品の映画化にインスピレーションを得た珠玉のアンビエント/ドローンを全14曲収録。

Weston Olencki - Broadsides (LP)Weston Olencki - Broadsides (LP)
Weston Olencki - Broadsides (LP)Outside Time
¥4,748

アメリカ出身でドイツ在住のマルチ奏者・作曲家 Weston Olenckiによる、バンジョーを中心としたエクスペリメンタル・フォーク作『Broadsides』。2023年にOlenckiが故郷サウスカロライナからウェストバージニア、ミシシッピ川流域へと南部を巡った旅のフィールド録音、収集した楽器や工芸品、そして各地に根づく伝統音楽との出会いを素材にして生まれたもので、水の音、虫の羽音、列車の轟音、コミュニティに息づく古い歌などが、バンジョー、ハーモニカ、オートハープ、カセットプレイヤー、振動モーターといった楽器・装置と組み合わされ、多層的な音響へと再構成されている。バンジョーの持つ鋭いアタックや倍音が長いドローンへと変質し、フィールド録音のざらつきや環境音が層を成して漂う、アメリカ南部の風景を抽象化したようなサウンド。伝統音楽の旋律が時折浮かび上がる一方で、機械的なモーター音やノイズがそれを侵食し、郷愁と前衛性が同時に存在する独特の世界。

Armand Hammer & The Alchemist - Mercy (LP)Armand Hammer & The Alchemist - Mercy (LP)
Armand Hammer & The Alchemist - Mercy (LP)Backwoodz Studioz/Rhymesayers Entertainment
¥5,698

2021年作『Haram』から4年、billy woodsとELUCIDによるArmand Hammer とThe Alchemist が再び手を組んだ新作『Mercy』がbilly woods 主宰のレーベル〈Backwoodz Studioz/Rhymesayers Entertainment〉より登場!前作同様、The Alchemist が従来のソウルやジャズをサンプリングして太いビートを組み立てるビートスタイルから外れても、Armand Hammer の複雑で比喩的・断片的なラップの響き方に寄り添った音作りは今作も健在で、その延長上に、現実と寓話、日常と未来予測が入り混じったような抽象的で鋭いテーマ性がうかがえる作品となっている。今作もEarl Sweatshirt、Quelle Chris、Cleo Reed、Pink Siifu、Kapwani、Silkaなど、多彩な顔ぶれがゲスト参加しており、Armand Hammer の言語による実験と Alchemist のプロダクションと交わって、重層的で寓話的なヒップホップ宇宙が広がっている。

Éliane Radigue - Asymptote Versatile (1963-64) (CD)Éliane Radigue - Asymptote Versatile (1963-64) (CD)
Éliane Radigue - Asymptote Versatile (1963-64) (CD)Amgen
¥3,321
Xavier Charles、Angharad Daviesらも参加!ドローンマスター、チベットと電子音楽を合一させたグルEliane Radigue(1932-)が1963〜64年に記した未発表スコアが、長い歳月を経てついに蘇生。Rhodri Daviesのプロデュースにより、〈Huddersfield Contemporary Music Festival 2023〉で初演された、コンテンポラリー/ミニマ・ドローン歴史的録音。フィボナッチ数列をもとに描かれたグラフィック・スコアは、弦、管、ハープ、ギターらによって解釈され、電子機材を用いずとも、その代名詞である深遠な持続音が現前。音の層はわずかな揺らぎと螺旋を内包しながら広がり、静謐と宇宙的な拡張を同時に体験させるかの如し。後年の〈Occam〉シリーズを予見する萌芽にして、祈りのような集中を喚起するラディーグ芸術の源泉的傑作。
Stephen O'Malley -  Spheres Collapser (LP)
Stephen O'Malley - Spheres Collapser (LP)Xkatedral
¥3,947

Sunn O))) の共同創設者Stephen O’Malleyによる、パイプオルガン作品『Spheres Collapser』が〈XKatedral〉より登場。本作は2つの長尺パイプオルガン曲で構成されており、O’Malley が演奏し、Kali Malone、Puce Maryも参加。録音にはスイス・ローザンヌのÉglise Saint‑Françoisにある歴史的オルガンが使用されており、スイスの名工Johann Jakob Scherrerによる18世紀のバロックオルガンを核として、19世紀のイギリスのWalker & Sonsと、現代のスイスの名門Orgelbau Kuhnによる大規模な増築、改修を経た、3つの時代の音色が統合された巨大な複合オルガンの音響が楽しめる。2つの楽章はどちらも長尺ながら、微細な倍音の揺れ、空気の震え、残響の変化が絶えず移ろい続け、時間感覚をゆっくりと溶かしていく。音は決して劇的に動かないが、わずかな変化が巨大な空間全体に波紋のように広がり、聴く者を深い集中へと導く。

Rod Modell - Frequencies In The Fog (Dirty Grey Vinyl LP)
Rod Modell - Frequencies In The Fog (Dirty Grey Vinyl LP)13 (SILENTES)
¥5,764

3月上旬発送します。限定100部ナンバリング入り、カラーヴァイナル仕様。DeepChord、Echospaceの中心人物たるRod Modellによる最新アンビエント作品『Frequencies In The Fog』。Pt.1 と Pt.2 の2曲構成で、パッドを中心としたミニマルな音の軌跡、控えめに配置された電子音の粒子、ゆっくりと深く包み込む低音が持続的に重なり合う。逆再生処理された判別しにくい声の残響や、停滞する静寂と円環的な動きが交互に現れ、厚い霧の層の奥から現実の風景が断片的に浮かび上がっては消えていくよう。Rod Modellらしい深海のような音響と環境音の抽象化が研ぎ澄まされた一枚。

Rod Modell - Grotto of The Sun (Dirty Yellow Vinyl LP)
Rod Modell - Grotto of The Sun (Dirty Yellow Vinyl LP)13 (SILENTES)
¥5,764

3月上旬発送します。限定100部ナンバリング入り、カラーヴァイナル仕様。DeepChord、Echospaceの中心人物たるRod Modellによる洞窟の奥深くを進むようなディープ・アンビエント作品『Grotto of the Sun』。Pt.1 と Pt.2 の2曲構成で、水が滴る音やせせらぎのような揺らぎ、低く深い脈動、ざわめき・きしみ・風のようなノイズに突然差し込む光のような明るい音の層が折り重なり、抽象的でありながら強い情緒とドラマ性を帯びたサウンドスケープが展開する。音は一見静かで瞑想的だが、実際には細部まで緻密に作り込まれており、Rod Modellらしい深海的アンビエントが、洞窟というモチーフを得てさらに濃密になったような一枚。

Rod Modell - Frequencies In The Fog (CD)
Rod Modell - Frequencies In The Fog (CD)13 (SILENTES)
¥2,642

3月中旬再入荷。DeepChord、Echospaceの中心人物たるRod Modellによる最新アンビエント作品『Frequencies In The Fog』。Pt.1 と Pt.2 の2曲構成で、パッドを中心としたミニマルな音の軌跡、控えめに配置された電子音の粒子、ゆっくりと深く包み込む低音が持続的に重なり合う。逆再生処理された判別しにくい声の残響や、停滞する静寂と円環的な動きが交互に現れ、厚い霧の層の奥から現実の風景が断片的に浮かび上がっては消えていくよう。Rod Modellらしい深海のような音響と環境音の抽象化が研ぎ澄まされた一枚。

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