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〈Jahtari〉主宰者であるdisruptと、バルセロナを拠点とするアウトサイダー・トランペッターPablo Voltによるユニット、Alien Trackersのヘビー級ダブ・アルバム『Dubs from Vortex Beach』。本作は、架空のビーチを舞台にした12のダブ・トラックで構成され、レゲエ、ダブ、ダンスホールを核としつつ、リー・ペリーのスタジオ、ブラック・アークのようなソウルフルな温かさと、デジタルダンスホールの強力なインパクト、そして〈Jahtari〉特有のサイケデリックな未来派ダブが絶妙なバランスで融合されたユニークなテクスチャが魅力的。Voltのサイケデリックなトランペットが浮遊感を添え、ほっこりとしたビートと奇妙な音響が心地よく混ざり合う、異世界のビーチで聞いているような、幻想的で酩酊感のあるインストゥルメンタル・ダブ作品。

フランス・リヨンのレフトフィールド作家Warzouと、ジャマイカのダンスホール・コレクティブDUPPY GUNによるコラボレーション作品で、90年代の名リディム「Corduroy Riddim」を再解釈した最先端ダンスホール2枚組7インチ『AM026』。Warzouがジャマイカ・ポートモアにてDUPPY GUNのMC陣と現地制作、アップテンポで腰を揺らすグルーヴ感と、オートチューンを駆使した甘美な旋律が融合しており、デジタル・ダンスホールとベース・ミュージックの融合による、近未来感あふれるクラブ仕様ダンスホールに仕上がっている。Buddy Don、G Sudden、I Jahbar、RDL Shellahらがそれぞれ1曲ずつ参加し、渋くユニークな声が楽しめる。DUPPY GUNのカルト的エネルギーとWarzouのレフトフィールドの最前線の音楽的交差点。
オリジナルは1979年にリリースのBarrington Levyのキャリア初期を代表する名盤『Bounty Hunter』。ルーツ・レゲエから初期ダンスホールへとジャマイカ音楽が移行する過渡期を見事に捉えており、Channel Oneスタジオ録音、The Revolutionariesによる演奏とScientistのダブ・ミックスが、Levyの若々しくも憂いを帯びたヴォーカルを際立たせている。「Shaolin Temple」「Moonlight Lover」「Bounty Hunter」などの楽曲は、力強さとメロディアスさが共存する魅力に満ちており、このアルバムは、Barrington Levyのキャリアの礎となり、後のヒット作への布石となっただけでなく、ジャマイカ音楽の変革期を捉えた歴史的な記録としても高く評価されている。レゲエ・ファンはもちろん、ダンスホールのルーツを探る上でも欠かせない一枚となっている。

戦前のブルースから移民の音楽、南米のフォルクローレを始め、各地の骨董音楽を掘り起こす一大名所〈Death Is Not The End〉から新物件!レーベル10周年記念の一環として、2018年に〈NTS Radio〉で放送された音源を収録した、ミックステープ・スタイルのクリップ・セレクションが登場。ロンドンの音楽フェスティヴァルであるノッティングヒルカーニバルにて、1984年から88年にかけて演奏されたサウンドシステムのライブ録音から選ばれた秘蔵カセット音源の数々が満載!Jamdown RockersやSaxon、Java Nuclear Power、King Tubbysといったバラエティ豊かな面々による、ヒリヒリとした、焼きつく様なダンスホール・レゲエ・サウンドが味わえるカルトな逸品!

Prince Jazzboによる1993年の隠れた名作『Goldmine』が〈333〉より初のアナログ再発。Mad Cobraのヴォーカルトラックをダブで再構築したデジタル・ダンスホール作品で、実験性と中毒性の高いビートが満載。オリジナルはジャマイカの〈Ujama〉からリリースされたが、全曲入り+ダブを収録した形はアメリカ盤CDだけだった。本作ではその“完全版”がダビーで奇妙、かつ極めて感染力のあるインスト集として蘇る。エンジニアにはJunior Chemist(Albert Thompson)と、マスタリング職人Spiderman(Delroy Thompson)も参加し、ドライでコンパクトな音像処理が、このアルバムの空気感を支えている。ジャマイカ産デジタル・ダブの奥深さとヤバさを知るには格好の一枚。ただの懐古的な再発ではなく、今の耳で聴いてこそ面白い、異形のレフトフィールド・デジタル・ダブ作品!レゲエ、ダブ好きだけでなく、エレクトロニカ、ベースミュージック、ローファイ好きまでおすすめ。
1970年代後半にルーツレゲエからダンスホールへの移行を促した重要人物Nkrumah Jah Thomasが自身のレーベル「Midnight Rock」の40周年を記念して2021年に制作した傑作コンピレーション『Midnight Rock's Secret Tapes LP』が〈Radiation Roots〉よりめでたくリイシュー!Jah Thomasは2000年代以降も精力的に活動し、Channel OneのRoots Radicsの曲をリメイクしたり、King Jammy'sやBlack Scorpio、Mixing Labなどのスタジオで新しい作品を制作している。本作では過去のテープから未発表の10曲を発掘し、オリジナルボーカルや新たなゲストを迎えた作品を作り直した。ルーツ・メッセンジャーのルチアーノやダンスホールの大御所スーパーキャット、甘い歌声のコートニー・メロディ、そしてJah Thomas本人も参加。さらに、ピンチャーズとジョジー・ウェールズのコラボ曲や、ブジュ・バントンが共同プロデュースしたトニー・カーティス、ゴースト、ミッチの曲も収録。ダンスホール好きにはたまらない豪華な顔ぶれが揃っている。
Gabor Lazar、Second Woman、Cam Deas & Jung An Tagen、Turning Torso辺りのファンも必聴です!その特異なサウンド・シグネチャーを示す、独自のレイヴ・グリッチ・テクノ~IDMサウンドや、エレクトロアコースティックを通過した実験的ガムラン音楽で知られる、ラディカルなコンピューター音楽を先導してきた鬼才Mark Fell。その息子であり、SND以降の父のサウンドを大胆に継承/アップデートし、〈Planet Mu〉や〈Boomkat Editions〉、〈Nyege Nyege Tapes〉などから先鋭的な電子音楽の数々を送り出すRian Treanorが、Rotherham Sight & Soundとタッグを組んで制作した24年度最新タイトル!父の設計したカスタム・ソフトウェア・シンセを用いて作り上げたフューチャリスティックで破壊的なエレクトロニック・アルバム。ミュータント・ダンスホールやラガ、インダストリアル、フットワーク、レイヴ、ポリリズムといった多様な要素を参照しつつ、新しい形でのクラブミュージックの解体を模索するような傑作盤!

戦前のブルースから移民の音楽、南米のフォルクローレを始め、各地の骨董音楽を掘り起こす一大名所〈Death Is Not The End〉からは、レーベル10周年記念を祝し、〈NTS Radio〉でホストしているDINTE番組から選りすぐりの音源をカセットに収録したアルバム『Skateland Soundtapes, 1980-1986』が堂々リリース。1980年代前半から中期/後期のダンスホール時代の黄金期にジャマイカ・キングストンの最も有名なローラースケートリンク〈Halfway Tree〉で開催された伝説的なセッションの様子を収めた一本!当時の空気感を真空パックした様な、ヒリヒリとしたダンスホール・レゲエが満載!限定プレス。

Equiknoxx、Duppy Gunとのコラボレーションでも知られる米ミネソタ州ツインシティーズを拠点とするサウンドシステム・デュオ Feel Free Hi Fiの初のフルアルバムが、メンバーであるShawn Reedが運営するレーベル<Digital Sting>からリリース!全8曲収録の本作は全編インストのみで、インダストリアル・ダブや変態的ダンスホールはそのままに、環境音やシネマティック・サウンドを探求しており、ダークでヘヴィでパーカッシブなこれまでのFeel Free Hi Fiサウンドや美学を集大成するかのような素晴らしい内容!〈DIGITAL STING〉から発表されるアートワークはどれも最高で、両面シルクスクリーン印刷、手書きのラベルにステッカー、所有欲をくすぐられる盤でもあります。






戦前のブルースから移民の音楽、南米のフォルクローレを始め、各地の骨董音楽を掘り起こす一大名所〈Death Is Not The End〉から最新物件!1980年代後半から1990年代半ばにかけての英国・マンチェスターのストリート・ソウル・シーンのサウンドシステム・テープからの抜粋を集めたミックステープ作品。1988年から1996年まで、マンチェスター南部と中心部のダンスやブルース・パーティーでライブを行ったBroadway、Stereo Dan、Soul ControlなどのサウンドのDIYカセット・レコーディングをフィーチャーしています。

活躍するケビン・トムソンことOrigin Oneによる最新EP!!
ノッティンガムを拠点にプロデューサー/エンジニア/ソングライター/DJとして多方面で活躍するケビン・トムソンことOrigin Oneが最新EP「Step In Time」をリリース!
ゲストにはグライムMC/詩人のRider Shafique、〈Tru Thoughts〉のNadia Latoya (MELONYX)他を迎え入れている。このリリースは、パンデミックの影響を受けたミュージシャンを支援するためのプログラム、Help Musicians UKから資金提供を受けて実現した200枚限定でのヴァイナル・リリースとなる。
ダブステップ〜ラバーズ・ロック〜ダンスホールを横断、それぞれの楽曲のインスト・バージョンも収録したDJフレンドリーな一枚!
