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Blaze Foleyの初期音源を収めたリイシュー盤『Sittin' by the Road』が〈Lost Art Records〉より登場。1970年代半ば、ジョージア州のツリーハウス時代に自宅のリール・トゥ・リールで録音された12曲を収録。シンプルで力強いフォーク・カントリーの原点が詰まった、彼の素朴な魅力を伝える貴重な記録。ローファイでありながら情感豊かな歌声とギターが響く、アメリカン・ルーツ音楽の原点を感じさせる一枚。
イギリスのフォーク歌手シャーリー・コリンズが22歳のとき、1958年春に録音した伝統的なフォークソングをシンプルかつ誠実なスタイルで歌ったデビュー・アルバム、『Sweet England』が〈Moved By Sound〉より再発。彼女は当時、民俗音楽研究家アラン・ローマックスと共に暮らしながら、編集助手として彼の書籍やフィールド録音に関わっていた。録音はローマックスとピーター・ケネディによって、ロンドンのベルサイズ・パークにあるピーターの自宅スタジオで2日間にわたり行われた。本作では、彼女の朴訥とした歌声と最低限の伴奏が、古くから口伝で伝えられてきたイングランドのバラッドや労働歌、恋愛歌のもつ静かな力を際立たせている。シャーリー自身にとって、これらの伝承歌は音楽的・感情的に深く響く存在であり、このアルバムは、人生をかけて探求していくことになる「イギリス民謡」という大きな旅の「最初のおぼつかない一歩」だったという。伝統的な歌のよさが伝わってくる一枚。
ザンビア音楽の伝説的アーキヴィストにしてシンガー/ギタリスト、Alick Nkhata (1922-1978)による幻の音源が〈Mississippi Records〉より奇跡のアナログ・リイシュー!滑らかなスライド・ギターによるカントリー・ブルース、ビッグバンド・ポップ、鉄壁のヴォーカル・ハーモニーが交錯し、ベンバ族をはじめとするアフリカの伝統的リズムと旋律を現代へと橋渡しする見事なサウンド・スケープ。失業や家族、鉱山と都市、自由への希求などのテーマを深く抱えながらも、楽曲は蜂蜜のようなヨーデルやトラッド・ポップ、エレクトロニクスを交えた実験性に満ち、芳醇でありながら鋭利な魅力を放っています。〈NTS Radio〉のJamal Khadarによるライナーノーツ、未公開写真や歌詞、翻訳を収めた豪華ブックレット(12ページ)が付属。
Jess Sah Biの幻のゴスペルアルバム『Jesus-Christ Ne Deçoit Pas』がついに再発!!1980年代に西アフリカでカントリー・アメリカーナを広めた伝説のデュオ、Jess Sah Bi & Peter One。その片割れであるJessが、1991年に発表していたソロのゴスペル作品『Jesus-Christ Ne Deçoit Pas(イエス・キリストは失望させない)』が、長らく埋もれていたマスターテープの発掘を経て、アフリカ音楽の偉大な再発レーベル〈Awesome Tapes From Africa〉より登場!このアルバムは、彼が病に倒れ、回復した経験を通して“神への感謝”を音楽で表現した作品で、現地の牧師のつてで集められたアメリカ人ミュージシャンたちが、Jessの歌にそっと寄り添うようにアコースティック・ギターやキーボードを加え、全体は非常にミニマルで温かみのあるフォーク・ゴスペルに仕上がっている。派手なコーラスや大きな展開はなく、むしろその簡素さが、Jessの語りかけるようなフランス語/グロ語の歌声や、繊細に爪弾かれるギターの響きに、自然と耳を傾けさせる、スピリチュアルで深みのある内容になっている。西アフリカの精神性とアメリカ南部の空気が静かに交差する、素朴で深遠な祈りの音楽!!

元々は2015年にBandcampでデジタルリリースされていたCharlie Megiraのラストアルバム『Boom Chaka Boom Boom』が大名門〈Numero〉より初のヴァイナル・リイシュー!!本作は、彼のキャリアを締めくくる自己反省的な作品で、故郷ベト・シェアン・バレーを離れ、新たな仲間と共に作り上げた。ゴス、サウンド・コラージュ、グランジ、ダークウェーブといったスタイルを探求した15年のキャリアを経て、彼の原点である「サーフ・ノワール」に回帰しており、リバーブがかったギターやサーフ・ロックの疾走感はそのままに、影のあるメロディやゴシック的な雰囲気が入り込んでいる。カントリー・ブルースや不穏なアンビエント、イタリア西部劇風のギターが入り混じる広大なサウンド・パレットを展開。「At The Rasco」や「The Death Dance of the Busty Lifeguard」といった代表曲は、ビートニク風のボンゴリズムを加えた新たな解釈で蘇る。「Smile Now Cry Later」では、「俺たちはすべてを愛に捧げた/他にやることなんてなかった」と歌い、彼の音楽人生の終焉にふさわしいメッセージを残している。

限定カラー・ヴァイナル仕様。Lee Hazlewoodプロデュースによる大ヒット曲”The Fool”(1956)でも知られているロカビリー歌手/ギタリストのSanford Clarkが65年から67年にかけて録音、フェニックスの〈Ramco〉レーベルのシングル・シリーズとして発表された68年の超激レアなLP作品「They Call Me Country」。ナッシュビルのカントリー・ポップをスルーし、ベーカーズフィールドのアウトロー・サウンドを大いに取り入れることで大変独特な世界観を築き上げた、カントリー・ミュージックの第3世代の失われた傑作ともいうべきマスターピース。

〈Numero Group〉からは、Joyce StreetやMona Lunsford、Judy Brackinといった知られざる女性カントリー歌姫に焦点を当てた優れたコンピレーション盤が登場。数十年前にカントリー・ミュージックの著名番組である『グランド・オール・オプリ』に出演しながらもスーパースターの地位を獲得出来なかった候補者や、スターダムを登り詰めていたかもしれない見落とされた/忘れられた才能にフォーカスした大変グレートなショーケース・アルバム!
主婦として、そして、歌手として、家庭とスタジオを行き来し、〈Reena〉や〈Sonobeat〉〈Revelation〉〈Arc〉といった当時の新進のカントリー・レーベルたちに珠玉のトラックを提供したミシシッピのシンガー、Joyce Streetによる10年間のメロディーをコンパイルした編集盤『Tied Down』が〈Numero Group〉から登場。Bobbie GentryやLorretta Lynn、Jeannie C. Rileyといったホンキートンクの天使たちのエネルギーにも負けず劣らずな極上のカントリー・ソングを全14曲収録しています。
自国のソウル、ゴスペル、ファンクにとどまらず、ニューエイジ・ミュージック始祖ヤソスや日本からは原マスミまで、世界各地のオブスキュアなサウンドを掘り起こしてきた米国の大名門〈Numero〉から新物件!2016年にリリースされた、知られざる自主盤カントリー・ロックを紐解いた画期的一枚『Cosmic American Music』の続編として、同レーベルの人気シリーズ『Wayfaring Strangers』から最新弾が登場です。コンピレーションに定評のあるここの作品としてもまた捻くれた内容。60年代後半の西海岸フォーク・ロックに根ざしながら、ヒッピー時代の政治的な争いが漂白された郊外で残された、「イーグルスの飛躍」と称されるトゥワンギーなファルセットを満載した激ヤバな編集盤!オールドスタイルなゲートフォールド・チップオン・ジャケット仕様。

ナッシュビルを拠点とするカントリー歌手EMILY NENNIによる長年廃盤となっていた2018年の傑作『HELL OF A WOMAN』が〈Soul Step Records〉よりセカンド・プレス。ネオンライトが夜空に明るく輝き、ペダル・スチール・ギターのアメリカーナと郷愁が遠くどこまでも響き渡る、煙が立ち込めるナッシュビルの酒場を懐かしむ人々のために作られたような暖かなレコードであり、タイムレスかつ珠玉の内容。幅広い音楽好きにレコメンドできる一枚です!
ポートランド出身のミュージシャン、Brian Mumfordによるソロプロジェクト、Dragging an Ox through Waterが2008年に発表した作品であり、後にYellow SwansのPete Swansonのレーベルである〈Freedom To Spend〉や日本の名インディ・レーベル〈Sweet Dreams Press〉からもCD盤がプレスされた名作!インダストリアルやノイズ、パンクへの偏愛を詰め込んだ、アウトサイダーな雰囲気が全編に漂う、脱線的でアングラなカントリー・ミュージックの傑作!
IceageやLiss、Astrid Sonneらのリリースも知られる、デンマークのインディペンデント・シーンを代表する名門〈Escho〉からコペンハーゲンのシンガーソングライター/プロデューサーのFineによるデビュー・アルバム『Rocky Top Ballads』が登場です。Fineの声を中心に、ギター、ドラム、サンプル、シンセサイザーが織り交ぜられ、カントリーとフォークの両方の雰囲気とエレクトロニックの世界が根底に感じられる、珠玉で素晴らしい仕上がりに。美しいウィスパー・ヴォーカルとドラマティックかつオーセンティックなフォーク、例えばヴァシュティ・バニヤン、ニック・ドレイクなどの影響を感じさせるような、楽曲面でも秀逸な内容。現代におけるフォークとはと問われた際にまず差し出したい逸品です!
コズミック、アシッド、バレアリック・フォークまで聴きどころ満点!80年代半ばよりシェフィールドの元祖ハウスの若手としてキャリアを始動。英国の地下シーンでカルト的な人気を博す名イベント〈Electric Chair〉の主催者であり、Gilles Petersonの〈Worldwide FM〉でも番組をホスト、日本では〈DOMMUNE〉でもプレイしているベテランDJ/プロモーターのLuke Unaがコンパイルした最新コンピレーション・アルバム『Everything Above The Sky』がダブルパック仕様でアナログ・リリース!Stephen Whynott、Sylvain Kassap、Otis G. Johnsonといった面々による、美しくオーセンティックな、時代を経ても風化しないフォーク・ミュージックが収められた素晴らしいコンピレーション作品!現在のオルタナ・フォークを俯瞰する意味でも過去の美しい音楽を望見する意味でも重要作と言える内容となっています。
オリジナル盤はナンと10万円以上もの高値を付けたこともある骨董的一枚が史上初リイシュー!ヒッピー運動が70年代の平和でゆったりとした感覚を発見し始めた頃にオハイオ州チリコシーで産み落とされた、Sandy Harlessによる宇宙的なアメリカン・ミュージックの73年傑作LP『Songs』が〈Numero Group〉から奇跡のアナログ再発!水槽で魚を飼育する事業から得た資金で作り上げたという本作。山岳民俗のフォークロア、アメリカの田舎のロック、田園的なカントリーまでを巧みに織り交ぜたアパラチア地方のルーツを体現した幻の名作です!幅広い音楽好きの方にレコメンドします!

ニルヴァーナ以降のグランジやローファイなインディロックが花咲く90年代の過渡期にサイケデリックでタイムレスなサザン・カリフォルニアのグルーヴを追求したサーフ・カントリー・バンドの真骨頂。緩やかな時間が流れるスローライフな西海岸の世界を味わい深く表現したソフトロック・イノヴェーションと、炭酸が淡く弾けるような哀愁のサウンド。9曲の未発表曲を収録。オリジナル・テープからのリマスター。ゲートフォールド仕様。Sam Sweetによるライナーノーツ付属。PavementやHomeshakeが好きな方にも是非!

はっぴいえんどやTin Pan Alley、YMOでの活動を始め、日本のロックからオルタナティヴな音楽、テクノポップからアンビエントまで幅広く活動してきた細野晴臣の名作!疲れた心の処方箋!1973年にリリースされた細野氏の初となるスタジオ・アルバムがヴァイナル・リイシュー!
はっぴいえんどからの盟友、鈴木茂、松任谷正隆、林立夫ら豪華メンバーがレコーディングに参加。後のエキゾティック志向やアンビエント系の作品とも違う、パーソナルな生活感覚が反映された内省的な楽曲も多く収録。フォーク調のゆったりとした楽曲から、陽気なカントリー・ロック・サウンドまでも行き交います。この季節、A4「終わりの季節」はより彩りを増して聞こえますね。一生涯通して聴ける、マスターピースの風格漂う大名盤。
●「エイプリル・フール」でキャリアをスタートさせ、「はっぴいえんど」 や「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」での活動のほか、楽曲 提供・プロデュース・映画音楽など幅広いフィールドで活躍し続ける世界的アーティスト・細野晴臣。
●初のソロアルバム「HOSONO HOUSE」が発売された1973年から半世紀となる今年、50周年記念盤としてオリジナルの仕様を完全再現。歌詞カードや内袋等当時のデザインを忠実に再現し、重量盤LPレコードでよみがえります。
●本作は埼玉県狭山市の通称・アメリカ村の自宅に機材を持ち込み、当時の日本では画期的なホーム・レコーディングで制作された 作品。演奏には、のちに細野と共に「キャラメル・ママ」~「ティン・パ ン・アレー」へと発展する鈴木茂(はっぴいえんど)、松任谷正隆、林立夫が参加しており、今なお世代を超えた支持を集める名盤です。
●第65回グラミー賞にて「年間最優秀アルバム賞」ほかを受賞したハリー・スタイルズのソロアルバム「Harry‘s House」のタイトルは、この「HOSONO HOUSE」が由来となっていることがハリー本人の口から語られており、国内外のアーティストにもファンが多い記念碑的作品のリイシュー盤となります。
トラックリスト:
<Side A>
1. ろっかばいまいべいびい
2. 僕は一寸
3. CHOO-CHOOガタゴト
4. 終りの季節
5. 冬越え
<Side B>
1. パーティー
2. 福は内 鬼は外
3. 住所不定無職低収入
4. 恋は桃色
5. 薔薇と野獣
6. 相合傘(インストルメンタル)

1965年のヒット曲「Elusive Butterfly」でも知られるシンガーソングライターであり、かつて、チャールズ・ブコウスキーの遊び仲間として、その小説の登場キャラクターにも影響を与えた人物でもあるBob Lind。自身も作家として活躍し、数々の小説や戯曲を執筆。タブロイド紙の〈Weekly World News〉のスタッフ・ライターも長く務めたことも知られる彼が1971年に発表した希少なアルバム『Since There Were Circles』。1960、70年代の音楽にフォーカスした〈Superior Viaduct〉のサブ・レーベル〈Antarctica Starts Here〉よりヴァイナル再発。Doug Dillard、Gene Clark、Bernie Leadon、そして、伝説的セッション・ベーシストのCarol Kayeといったカントリー・ロック・シーンで最も有名なアーティストたちとスタジオ入りして作り上げた傑作であり、批評的には好評であったものの、売れ行きは芳しくなく歴史の隅に埋もれていた一枚。フォーク・ポップス時代の作品よりも、遥かにダークで内省的な作風となっています。歌詞ブックレットが付属。
