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Emahoy Tsege Mariam Gebru - Souvenirs (Gold Vinyl LP)Emahoy Tsege Mariam Gebru - Souvenirs (Gold Vinyl LP)
Emahoy Tsege Mariam Gebru - Souvenirs (Gold Vinyl LP)Mississippi Records
¥3,868
Meditationsでもベストセラーな1960年代から活動するエチオピアの修道女/ピアニスト/作曲家のEmahoy Tsege Mariam Gebru。Erik Satie等の西洋音楽とアフリカの大地の鼓動と瞑想が混ざり合った、女性版Dollar Brandと称したい伝説的な人物が残した初のヴォーカル・アルバムが登場。1977年から1985年にかけて、政治的な激動と混乱の中で作られた、深遠で深く感動的なホーム・カセット・レコーディング作品。ラジカセに向かって直接歌われ、その純粋なピアノが添えられた、知恵、喪失、服喪、追放の歌。アジスアベバの実家で暮らしていたときに書かれ、録音された内容で、愛するエチオピアを離れるときの心の痛み、1974年の革命とそれに続く祖国の赤色テロへの反省、そしてエルサレムへの将来の亡命の予感を歌う、生誕100周年盤!
Emahoy Tsege Mariam Gebru - Jerusalem (LP)Emahoy Tsege Mariam Gebru - Jerusalem (LP)
Emahoy Tsege Mariam Gebru - Jerusalem (LP)Mississippi Records
¥3,372

Meditationsでもベストセラーな1960年代から活動するエチオピアの女性ピアニスト、Tsege Mariam Gebruのナンと秘蔵初出音源がリリース!
Erik Satie, Debussyなどの西洋音楽のエッセンスとエチオピア教会音楽の悠久の歴史が物語る神聖美が邂逅し、アフリカの約束の大地の上にて魂の脈打つ鼓動と瞑想の響きが混ざり合った孤高の音楽であり、女性版Dollar Brandとも言える感動的なモダン・クラシカル。ピアノのみの純粋な音楽性とレトロな音質がたまりません。スピリチュアルな音源がお好きな方は当然マストですが、幅広い音楽ファンへとお薦めしたい果てなき霊性漂うマスターピース。

Glenn Gould - Bach: The Goldberg Variations (1981) (LP+Obi)
Glenn Gould - Bach: The Goldberg Variations (1981) (LP+Obi)ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
¥4,950

一家に一枚。グレン・グールドのバッハ解釈の到達点。
【完全生産限定盤】アナログ / グレン・グールド生誕90年・没後40年特別企画 / 日本独自企画
■1956年1月に発売され、若きグレン・グールドの名を一躍世界的なものにしたデビュー・アルバム「ゴールドベルク変奏曲」。そしてグールドが生涯を閉じる約1か月前、1982年9月に発売され、生前に発表された最後のアルバムも「ゴールドベルク変奏曲」。この作品は、まるで円環を閉じるようにグールドの生涯を縁取り、その独自の音楽を考える上で欠くことのできない音楽。グールドといえば、ゴールドベルク、そしてその逆も真なり。
■その重要作品の4種類の演奏を6枚のアナログ盤で復刻する特別企画の第4弾は、1981年4月から5月にかけて10日間を費やして録音された再録音。演奏時間は55年盤よりも13分長く51分を超え、各変奏のテンポの連関性が再定義され、あらゆる音符が吟味され尽くした究極の演奏です。2000年のDSDリマスター音源を、日本のソニーミュージック乃木坂スタジオでカッティング予定。米国初出盤IM 37779のゲートフォールド・ジャケを再現しています。

■アートワーク
米国初出盤のアートワーク・デザインを復刻(ゲートフォールドE式ジャケット)
■解説
米国初出盤ライナーノーツ:無署名[訳:宮澤淳一]
■180グラム重量盤
■国内カッティング
■国内プレス

《収録内容》
バッハ
ゴールドベルク変奏曲BWV 988

SIDE 1
1 アリア
2 第1変奏 1段鍵盤
3 第2変奏 1段鍵盤
4 第3変奏 同度のカノン、1段鍵盤
5 第4変奏 1段鍵盤
6 第5変奏 1段あるいは2段鍵盤
7 第6変奏 2度のカノン、1段鍵盤
8 第7変奏 1段あるいは2段鍵盤
9 第8変奏 2段鍵盤
10 第9変奏 3度のカノン、1段鍵盤
11 第10変奏 フゲッタ、1段鍵盤
12 第11変奏 2段鍵盤
13 第12変奏 4度の反行カノン
14 第13変奏 2段鍵盤
15 第14変奏 2段鍵盤
16 第15変奏 ト短調、5度の反行カノン、1段鍵盤

SIDE 2
17 第16変奏 序曲、1段鍵盤
18 第17変奏 2段鍵盤
19 第18変奏 6度のカノン、1段鍵盤
20 第19変奏 1段鍵盤
21 第20変奏 2段鍵盤
22 第21変奏 7度のカノン
23 第22変奏 アラ・ブレーヴェ、1段鍵盤
24 第23変奏 2段鍵盤
25 第24変奏 8度のカノン、1段鍵盤
26 第25変奏 2段鍵盤
27 第26変奏 2段鍵盤
28 第27変奏 9度のカノン、2段鍵盤
29 第28変奏 2段鍵盤
30 第29変奏 1段あるいは2段鍵盤
31 第30変奏 クオドリベット、1段鍵盤
32 アリア・ダ・カーポ

グレン・グールド(ピアノ)
[録音]
1981年4月22日~25日、5月12日~16日、29日
ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

[オリジナル・レコーディング]
[プロデューサー]グレン・グールド、サミュエル・H・カーター
[レコーディング・エンジニア]スタン・トンケル、ジョン・ジョンソン、レイ・ムーア、マーティン・グリーンブラット
[米国初出]1982年9月2日 IM 37779
[カッティング・エンジニア]堀内寿哉(乃木坂ソニー・ミュージックスタジオ)

Robin Carolan - Nosferatu (Original Motion Picture Soundtrack) (Oxblood Red Vinyl 2LP)Robin Carolan - Nosferatu (Original Motion Picture Soundtrack) (Oxblood Red Vinyl 2LP)
Robin Carolan - Nosferatu (Original Motion Picture Soundtrack) (Oxblood Red Vinyl 2LP)Sacred Bones Records
¥4,792

エセックス拠点のイギリス系アイルランド人映画音楽家にして、10年間にわたり、テン年代を代表するエクスペリメンタル聖地〈Tri Angle〉を率い、BjörkやVessel、Lyra Pramuk、serpentwithfeetといった面々とのコラボレーションを展開してきたRobin Carolan。『ザ・ノースマン』でのコラボレーションの成功に続き、アメリカの映画監督ロバート・エガースによる、F・W・ムルナウ監督映画『吸血鬼ノスフェラトゥ』(1992年)のリメイク版のサウンドトラックを制作。USインディ屈指の聖地としてお馴染みの〈Sacred Bones〉より2枚組アナログ・リリース決定!凍てつくようなアンビエンス、エピックな弦楽器たち、ホラー的なスケープを彩るクワイアを軸に、実験的なアプローチも随所に散りばめられた、映画サントラとして満点の一枚!

Emahoy Tsege Mariam Gebru - Spielt Eigen Kompositionen (LP)Emahoy Tsege Mariam Gebru - Spielt Eigen Kompositionen (LP)
Emahoy Tsege Mariam Gebru - Spielt Eigen Kompositionen (LP)Mississippi Records
¥3,158
再発盤も激レア化していた中で嬉しいリプレス!オリジナルは10万円近い高値で取引されたこともある鬼レアな一枚。1960年代から活動するエチオピアの女性ピアニストTsege Mariam Gebruの1stアルバムがミシシッピより公式再発!Erik Satie等の西洋音楽とアフリカの大地の鼓動と瞑想が混ざり合った、女性版Dollar Brandといった感じの素晴らしい内容。ピアノのみの純粋な音楽性とレトロな音質がたまりません。当時ドイツで僅かな枚数のみプレスされた貴重な音源。
Emahoy Tsege Mariam Gebru - Souvenirs (CS)Emahoy Tsege Mariam Gebru - Souvenirs (CS)
Emahoy Tsege Mariam Gebru - Souvenirs (CS)Mississippi Records
¥1,946
限定カセット版。Meditationsでもベストセラーな1960年代から活動するエチオピアの修道女/ピアニスト/作曲家のEmahoy Tsege Mariam Gebru。Erik Satie等の西洋音楽とアフリカの大地の鼓動と瞑想が混ざり合った、女性版Dollar Brandと称したい伝説的な人物が残した初のヴォーカル・アルバムがカセットで登場。1977年から1985年にかけて、政治的な激動と混乱の中で作られた、深遠で深く感動的なホーム・カセット・レコーディング作品。ラジカセに向かって直接歌われ、その純粋なピアノが添えられた、知恵、喪失、服喪、追放の歌。アジスアベバの実家で暮らしていたときに書かれ、録音された内容で、愛するエチオピアを離れるときの心の痛み、1974年の革命とそれに続く祖国の赤色テロへの反省、そしてエルサレムへの将来の亡命の予感を歌う、生誕100周年盤!
Piero Umiliani - Guerra E Distruzione (2LP)Piero Umiliani - Guerra E Distruzione (2LP)
Piero Umiliani - Guerra E Distruzione (2LP)Holy Basil Records
¥5,597

映画音楽作品のリイシューが相次ぎ、再絶賛ブームの流れが来ていたことで数年ほど前より読み直しの進んだイタリアの作曲家、Piero Umiliani (Black Sweatが再発した怪盤M. Zallaもこの人!)が、1972年の傑作ライブラリー作品『Guerra E Distruzione』の初のアナログ再発!オーセンティックなライブラリミュージックとして非常に高内容。緊張と微睡み、緩みと張り詰めたテンションが入り交じるように展開する作品。ライブラリ・ミュージックの醍醐味とも言える流麗なピアノとSEと楽音の中間を行く弦楽器、管楽器の交錯が極めてスリリングで楽しい内容です。リマスタリング仕様。限定500部。

Glenn Gould - Bach: The Goldberg Variations (1955) (LP+Obi)
Glenn Gould - Bach: The Goldberg Variations (1955) (LP+Obi)ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
¥4,950

グレン・グールドの偉大なる出発点が、57年ぶりに日本国内でモノラル・マスターからアナログ化。
【完全生産限定盤】アナログ / 180グラム重量盤仕様
■1956年1月に発売され、若きグレン・グールドの名を一躍世界的なものにしたデビュー・アルバム「ゴールドベルク変奏曲」。そしてグールドが生涯を閉じる約1か月前、1982年9月に発売され、生前に発表された最後のアルバムも「ゴールドベルク変奏曲」。この作品は、まるで円環を閉じるようにグールドの生涯を縁取り、その独自の音楽を考える上で欠くことのできない音楽。グールドといえば、ゴールドベルク、そしてその逆も真なり。
■その重要作品の4種類の演奏を6枚のアナログ盤で復刻する特別企画の第1弾は、1955年6月に4日間を費やして録音されたデビュー盤。史上最も成功を収めたクラシック音楽のアルバムであり、録音史のアイコン的存在でもあります。門外不出のオリジナル・モノラル・マスターから慎重にトランスファーされたハイレゾ音源をもとに、日本のソニーミュージック乃木坂スタジオでカッティング。

Side 1*
1 アリア
2 第1変奏 1段鍵盤
3 第2変奏 1段鍵盤
4 第3変奏 同度のカノン、1段鍵盤
5 第4変奏 1段鍵盤
6 第5変奏 1段あるいは2段鍵盤
7 第6変奏 2度のカノン、1段鍵盤
8 第7変奏 1段あるいは2段鍵盤
9 第8変奏 2段鍵盤
10 第9変奏 3度のカノン、1段鍵盤
11 第10変奏 フゲッタ、1段鍵盤
12 第11変奏 2段鍵盤
13 第12変奏 4度の反行カノン
14 第13変奏 2段鍵盤
15 第14変奏 2段鍵盤
16 第15変奏 ト短調、5度の反行カノン、1段鍵盤

Side 2*
17 第16変奏 序曲、1段鍵盤
18 第17変奏 2段鍵盤
19 第18変奏 6度のカノン、1段鍵盤
20 第19変奏 1段鍵盤
21 第20変奏 2段鍵盤
22 第21変奏 7度のカノン
23 第22変奏 アラ・ブレーヴェ、1段鍵盤
24 第23変奏 2段鍵盤
25 第24変奏 8度のカノン、1段鍵盤
26 第25変奏 2段鍵盤
27 第26変奏 2段鍵盤
28 第27変奏 9度のカノン、2段鍵盤
29 第28変奏 2段鍵盤
30 第29変奏 1段あるいは2段鍵盤
31 第30変奏 クオドリベット、1段鍵盤
32 アリア・ダ・カーポ

*LPのSide 2は、第16変奏(序曲)からですが、レーベル面の表示は、米国初出盤以来1980年代に至るまで採用されていた盤面表示「Variations No. 17 through 30」を踏襲しています。

グレン・グールド(ピアノ)

[オリジナル・レコーディング]
[録音]1955年6月10日、14日~16日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ(モノラル)
[プロデューサー]ハワード・H・スコット
[米国初出]1956年1月3日、ML5060

[リイッシュー・プロデューサー(アナログ・トランスファー、DSDリマスター)]
アンドレアス・K・マイヤー
[カッティング・エンジニア]
堀内寿哉(乃木坂ソニー・ミュージックスタジオ)
180グラム重量盤仕様

Louis Cole - nothing (Clear/Black Marbled Vinyl 2LP)Louis Cole - nothing (Clear/Black Marbled Vinyl 2LP)
Louis Cole - nothing (Clear/Black Marbled Vinyl 2LP)Brainfeeder
¥5,815

超人ルイス・コールが3年連続となる〈Brainfeeder〉から
最新アルバムをリリース!!今作は世界有数のポップ&ジャズオーケストラである、メトロポール・オーケストラとの共演作!!グラミー賞にノミネートした「Let It Happen」のオーケストラ・バージョンも収録!

ルイス・コールの勢いが止まらない!ロサンゼルスの超人ルイス・コールが3年連続で〈Brainfeeder〉からリリースするアルバムの最新作『nothing』は、世界有数のポップ&ジャズオーケストラである、メトロポール・オーケストラとの共演作。

レッチリ、サンダーキャット、クインシー・ジョーンズ、フライング・ロータスなどから絶賛されていたルイス・コールは、2018年に〈Brainfeeder〉から『Time』をリリースしたことで、一気に注目を集める。超絶タイトなスーパードラマーというだけでなく、複数の楽器を操り自宅でレコーディング&撮影を行い、ミックスやビデオ編集も自分ひとりで完結させるDIY精神は世界的にも高く評価された。2022年の『Quality Over Opinion』からは「Let It Happen」が第65グラミー賞にノミネート、翌年にはアルバムも第66回グラミー賞でノミネートを果たしている。さらにここ数年は自身のビッグバンドやノウワーで来日しただけでなく、サンダーキャットのバンドでの来日、フジロック’23のホワイトステージで2日目のトリ、NHK Eテレ「天才てれびくん」へのまさかの出演など、話題を振りまき続ける最注目のアーティストという立ち位置で今作のリリースとなっている。

今作で奏でられる音楽は、彼がこれまでに手掛けたどの作品よりも大きく、大胆で、広がりがある。これはジャズである。クラシック音楽でもある。ファンクでもある。シンセやループも聴ける。バンド演奏や、もちろん生ドラムも聴ける。フルオーケストラの演奏もある。非常に簡潔な曲もある。10分をはるかに超える曲もある。ルイスにとって、ジャズとは常にあらゆる期待から解き放たれる場所であり、メトロポール・オーケストラとジュールズ・バックリーと共演した『nothing』において、彼はそれを音楽で体現している。

メトロポール・オーケストラは、ジャズのビッグバンドとクラシックの交響楽団が融合した、オランダの超有名オーケストラだ。参加作がグラミー賞に24回ノミネート、そのうち見事4回受賞している。1945年創設、エラ・フィッツジェラルド、ディジー・ガレスピー、パット・メセニー、ハービー・ハンコック、エルヴィス・コステロ、イヴァン・リンスなどのレジェンド達と共演。近年は首席指揮者ジュールズ・バックリーの指揮で、スナーキー・パピー、ジェイコブ・コリアーとの共演作がグラミー賞を受賞。さらにロバート・グラスパー、グレゴリー・ポーター、コーリー・ウォンなどの新世代のスターとも積極的に共演してきた。

ルイス・コールとは2021年から、ジュールズ・バックリーの指揮で何度となく共演。ライブではルイスに倣って皆がガイコツ・スーツを着るのが定番となっており、今作のジャケットでもその写真が使われている。

今作のリリースは驚くべきことだ。なぜならほぼ最後の最後まで、『nothing』は実のところアルバムではなかったからである。それはコラボレーションであり、一連のコンサートであり、ふたつの世界のクロスオーバーだった。ルイスはこうした機会を長年にわたって待ち望んでいた。父親がクラシック音楽の大ファンだったため、彼は子どもの頃、そうした音楽をたくさん吸収していた。

オーケストラとのプロジェクトに取り組むとすぐに、彼は作曲に“熱中”した。完成した録音は17トラック、1時間以上に及んだ。ルイスが探し求めていたものは非常に明確だった。その課題とは、深く感情を揺さぶる音楽を作ることであり、同時にシンプルでまっすぐなものにすることだった。

完成した17トラックは、ほとんどが新曲。すべての作曲・アレンジ・ミックス・マスタリングはルイス本人が行っている。オーケストレーションもすべてに携わり、内8曲は自分ひとりでオーケストレーションを完結させた。

外部のアレンジャーと仕事をするという選択肢は決してなかった。「結果に満足するためにはそれしかなかった。これは僕の純粋なヴィジョンなんだ。それは他の誰のものとも混ざることがない」

ジュールズ・バックリー指揮のメトロポール・オーケストラは、このプロジェクトの理想的なパートナーであった。このアンサンブルは、50人編成のオーケストラ、ルイスのバンド、そして彼の長年のクリエイティブ・パートナーであるジェネヴィーヴ・アルターディなどのゲスト・スターが参加するツアーを行い、ヨーロッパ各地で全日程が満員となった。いくつかのヴォーカルの再録音と楽器の重ね録りを除き、『nothing』で聴けるのはこの恍惚的なライブからの抜粋である。

今作に収録されるテイクには、2021年のスタジオセッション、2022年のノースシージャズフェスティバル、2023年のドイツとアムステルダムでのライブ録音などが使われている。ルイスによれば、これらの録音から一番良いテイクを自分で選んでミックスするために、60人以上いるオーケストラとバンドの音を全て聴いて確認したとのことだ。

ルイスにとってはミキシングの段階が仕事のハイライトだった。彼はまるまる9か月かけて最良のテイクを選び、オーケストラのパートが本当に輝くまで音響のバランスとフリーケンシーを調整した。「ミキシングが終わったときは悲しかったよ」と彼は笑う。「自分のソロ曲をミキシングしていると、曲に魔法の粉が必要だと感じることがある。 でも、オーケストラ全体と自分のリズムセクションをミキシングしていると、人間的なエネルギーが溢れてくる! 魔法を加える必要はない。魔法はずっとそこにあるんだ」。

そのリズムセクションとヴォーカルで、いつもの仲間が参加している。ノウワーなどでも一緒に演奏しているジェネヴィーヴ・アルターディ、サム・ウィルクス、ジェイコブ・マン、ライ・シスルスウェイティー、ペドロ・マーティン、フェンサンタなどだ。

彼らが参加する「Life」「High Five」などはノウワーの曲のようでもあり、さらにルイスの既存曲「Let It Happen」「Shallow Laughter」「Bitches」もオーケストラ・バージョンとして新しく生まれ変わっている。またライブで演奏していた「Who Cares」も初めてアルバムに収録された。

アルバム全体としてはこれまでのルイスの音楽世界をメトロポール・オーケストラがさらに拡張させた内容であり、いつも以上に美しく、いつも以上にカオスになっていると言えるだろう。アルバムの開幕を告げる「Ludovici Cole Est Frigus」では、ルイスはドイツのヴッパータール・シュタットハレで、大ホールにある巨大なオルガンを自ら弾いて荘厳な世界を創り出し——すぐに「Things Will Fall Apart」でタイト・ポップ・ファンクへ漕ぎ出していく。ルイスの過去作でシンセなどで表現されていたカオスなハーモニーが、メトロポール・オーケストラによって表現される瞬間は圧巻の一言。まさに、これぞルイスが語る「魔法」そのものだろう!

Emahoy Tsege Mariam Gebru - Emahoy Tsege Mariam Gebru (LP)Emahoy Tsege Mariam Gebru - Emahoy Tsege Mariam Gebru (LP)
Emahoy Tsege Mariam Gebru - Emahoy Tsege Mariam Gebru (LP)Mississippi Records
¥3,296

2016年に発表後、入手困難でレア化していた中で嬉しいリプレス!Meditationsでもベストセラーな1960年代から活動するエチオピアの女性ピアニスト、Tsege Mariam Gebruの1960年代の秘蔵音源。
Erik Satie, Debussyなどの西洋音楽のエッセンスとエチオピア教会音楽の悠久の歴史が物語る神聖美が邂逅し、アフリカの約束の大地の上にて魂の脈打つ鼓動と瞑想の響きが混ざり合った孤高の音楽であり、女性版Dollar Brandとも言える感動的なモダン・クラシカル。ピアノのみの純粋な音楽性とレトロな音質がたまりません。スピリチュアルな音源がお好きな方は当然マストですが、幅広い音楽ファンへとお薦めしたい果てなき霊性漂うマスターピース。

Arvo Pärt - Für Alina (LP)
Arvo Pärt - Für Alina (LP)Mississippi Records
¥2,848

名門Mississippiの審美眼により、バルトの神聖な空気を引き連れるエストニアのコンテンポラリー・クラシカルの化身、Arvo Partの1999年にECMよりリリースされていた名作「Alina」が、CD盤には収録されていなかったボーナス1曲を追加してヴァイナル化。CDの音質とは異なり、楽器の響きが非常にリアルでCDをお持ちの方にも是非。
ピアノが持ちうる静謐と、余白を塗らないためのシンプルな室内楽。感嘆があるかもしれない、風景を見るかもしれない、ですがそれを押し付けることもなく最小限の編成で音が、或いは楽器が鳴らされている喜びがあります。生命の祝福へ。そして静謐の壁にかけておく絵画や家具のように、違和感のない美の響きを。瞑想にも読書にも、あらゆる場面で活躍してくれる、正に一家に一枚的内容。

Emahoy Tsege Mariam Gebru - Spielt Eigen Kompositionen (CD)
Emahoy Tsege Mariam Gebru - Spielt Eigen Kompositionen (CD)Mississippi Records
¥1,862
再発盤も激レア化していた中で嬉しいリプレス!オリジナルは10万円近い高値で取引されたこともある鬼レアな一枚。1960年代から活動するエチオピアの女性ピアニストTsege Mariam Gebruの1stアルバムがミシシッピより公式再発!Erik Satie等の西洋音楽とアフリカの大地の鼓動と瞑想が混ざり合った、女性版Dollar Brandといった感じの素晴らしい内容。ピアノのみの純粋な音楽性とレトロな音質がたまりません。当時ドイツで僅かな枚数のみプレスされた貴重な音源。
Louis Cole - nothing (White Vinyl 2LP+DL+Obi)Louis Cole - nothing (White Vinyl 2LP+DL+Obi)
Louis Cole - nothing (White Vinyl 2LP+DL+Obi)Brainfeeder
¥6,129

超人ルイス・コールが3年連続となる〈Brainfeeder〉から
最新アルバムをリリース!!今作は世界有数のポップ&ジャズオーケストラである、メトロポール・オーケストラとの共演作!!グラミー賞にノミネートした「Let It Happen」のオーケストラ・バージョンも収録!

ルイス・コールの勢いが止まらない!ロサンゼルスの超人ルイス・コールが3年連続で〈Brainfeeder〉からリリースするアルバムの最新作『nothing』は、世界有数のポップ&ジャズオーケストラである、メトロポール・オーケストラとの共演作。

レッチリ、サンダーキャット、クインシー・ジョーンズ、フライング・ロータスなどから絶賛されていたルイス・コールは、2018年に〈Brainfeeder〉から『Time』をリリースしたことで、一気に注目を集める。超絶タイトなスーパードラマーというだけでなく、複数の楽器を操り自宅でレコーディング&撮影を行い、ミックスやビデオ編集も自分ひとりで完結させるDIY精神は世界的にも高く評価された。2022年の『Quality Over Opinion』からは「Let It Happen」が第65グラミー賞にノミネート、翌年にはアルバムも第66回グラミー賞でノミネートを果たしている。さらにここ数年は自身のビッグバンドやノウワーで来日しただけでなく、サンダーキャットのバンドでの来日、フジロック’23のホワイトステージで2日目のトリ、NHK Eテレ「天才てれびくん」へのまさかの出演など、話題を振りまき続ける最注目のアーティストという立ち位置で今作のリリースとなっている。

今作で奏でられる音楽は、彼がこれまでに手掛けたどの作品よりも大きく、大胆で、広がりがある。これはジャズである。クラシック音楽でもある。ファンクでもある。シンセやループも聴ける。バンド演奏や、もちろん生ドラムも聴ける。フルオーケストラの演奏もある。非常に簡潔な曲もある。10分をはるかに超える曲もある。ルイスにとって、ジャズとは常にあらゆる期待から解き放たれる場所であり、メトロポール・オーケストラとジュールズ・バックリーと共演した『nothing』において、彼はそれを音楽で体現している。

メトロポール・オーケストラは、ジャズのビッグバンドとクラシックの交響楽団が融合した、オランダの超有名オーケストラだ。参加作がグラミー賞に24回ノミネート、そのうち見事4回受賞している。1945年創設、エラ・フィッツジェラルド、ディジー・ガレスピー、パット・メセニー、ハービー・ハンコック、エルヴィス・コステロ、イヴァン・リンスなどのレジェンド達と共演。近年は首席指揮者ジュールズ・バックリーの指揮で、スナーキー・パピー、ジェイコブ・コリアーとの共演作がグラミー賞を受賞。さらにロバート・グラスパー、グレゴリー・ポーター、コーリー・ウォンなどの新世代のスターとも積極的に共演してきた。

ルイス・コールとは2021年から、ジュールズ・バックリーの指揮で何度となく共演。ライブではルイスに倣って皆がガイコツ・スーツを着るのが定番となっており、今作のジャケットでもその写真が使われている。

今作のリリースは驚くべきことだ。なぜならほぼ最後の最後まで、『nothing』は実のところアルバムではなかったからである。それはコラボレーションであり、一連のコンサートであり、ふたつの世界のクロスオーバーだった。ルイスはこうした機会を長年にわたって待ち望んでいた。父親がクラシック音楽の大ファンだったため、彼は子どもの頃、そうした音楽をたくさん吸収していた。

オーケストラとのプロジェクトに取り組むとすぐに、彼は作曲に“熱中”した。完成した録音は17トラック、1時間以上に及んだ。ルイスが探し求めていたものは非常に明確だった。その課題とは、深く感情を揺さぶる音楽を作ることであり、同時にシンプルでまっすぐなものにすることだった。

完成した17トラックは、ほとんどが新曲。すべての作曲・アレンジ・ミックス・マスタリングはルイス本人が行っている。オーケストレーションもすべてに携わり、内8曲は自分ひとりでオーケストレーションを完結させた。

外部のアレンジャーと仕事をするという選択肢は決してなかった。「結果に満足するためにはそれしかなかった。これは僕の純粋なヴィジョンなんだ。それは他の誰のものとも混ざることがない」

ジュールズ・バックリー指揮のメトロポール・オーケストラは、このプロジェクトの理想的なパートナーであった。このアンサンブルは、50人編成のオーケストラ、ルイスのバンド、そして彼の長年のクリエイティブ・パートナーであるジェネヴィーヴ・アルターディなどのゲスト・スターが参加するツアーを行い、ヨーロッパ各地で全日程が満員となった。いくつかのヴォーカルの再録音と楽器の重ね録りを除き、『nothing』で聴けるのはこの恍惚的なライブからの抜粋である。

今作に収録されるテイクには、2021年のスタジオセッション、2022年のノースシージャズフェスティバル、2023年のドイツとアムステルダムでのライブ録音などが使われている。ルイスによれば、これらの録音から一番良いテイクを自分で選んでミックスするために、60人以上いるオーケストラとバンドの音を全て聴いて確認したとのことだ。

ルイスにとってはミキシングの段階が仕事のハイライトだった。彼はまるまる9か月かけて最良のテイクを選び、オーケストラのパートが本当に輝くまで音響のバランスとフリーケンシーを調整した。「ミキシングが終わったときは悲しかったよ」と彼は笑う。「自分のソロ曲をミキシングしていると、曲に魔法の粉が必要だと感じることがある。 でも、オーケストラ全体と自分のリズムセクションをミキシングしていると、人間的なエネルギーが溢れてくる! 魔法を加える必要はない。魔法はずっとそこにあるんだ」。

そのリズムセクションとヴォーカルで、いつもの仲間が参加している。ノウワーなどでも一緒に演奏しているジェネヴィーヴ・アルターディ、サム・ウィルクス、ジェイコブ・マン、ライ・シスルスウェイティー、ペドロ・マーティン、フェンサンタなどだ。

彼らが参加する「Life」「High Five」などはノウワーの曲のようでもあり、さらにルイスの既存曲「Let It Happen」「Shallow Laughter」「Bitches」もオーケストラ・バージョンとして新しく生まれ変わっている。またライブで演奏していた「Who Cares」も初めてアルバムに収録された。

アルバム全体としてはこれまでのルイスの音楽世界をメトロポール・オーケストラがさらに拡張させた内容であり、いつも以上に美しく、いつも以上にカオスになっていると言えるだろう。アルバムの開幕を告げる「Ludovici Cole Est Frigus」では、ルイスはドイツのヴッパータール・シュタットハレで、大ホールにある巨大なオルガンを自ら弾いて荘厳な世界を創り出し——すぐに「Things Will Fall Apart」でタイト・ポップ・ファンクへ漕ぎ出していく。ルイスの過去作でシンセなどで表現されていたカオスなハーモニーが、メトロポール・オーケストラによって表現される瞬間は圧巻の一言。まさに、これぞルイスが語る「魔法」そのものだろう!

Emahoy Tsege Mariam Gebru - Emahoy Tsege Mariam Gebru (CD)Emahoy Tsege Mariam Gebru - Emahoy Tsege Mariam Gebru (CD)
Emahoy Tsege Mariam Gebru - Emahoy Tsege Mariam Gebru (CD)Mississippi Records
¥1,923

2016年に発表後、入手困難でレア化していた中で嬉しいリプレス!Meditationsでもベストセラーな1960年代から活動するエチオピアの女性ピアニスト、Tsege Mariam Gebruの1960年代の秘蔵音源。
Erik Satie, Debussyなどの西洋音楽のエッセンスとエチオピア教会音楽の悠久の歴史が物語る神聖美が邂逅し、アフリカの約束の大地の上にて魂の脈打つ鼓動と瞑想の響きが混ざり合った孤高の音楽であり、女性版Dollar Brandとも言える感動的なモダン・クラシカル。ピアノのみの純粋な音楽性とレトロな音質がたまりません。スピリチュアルな音源がお好きな方は当然マストですが、幅広い音楽ファンへとお薦めしたい果てなき霊性漂うマスターピース。

久米大作 Daisaku Kume - その男、凶暴につき (LP)久米大作 Daisaku Kume - その男、凶暴につき (LP)
久米大作 Daisaku Kume - その男、凶暴につき (LP)We Release Whatever The Fuck We Want
¥4,648

なんと、まさかのたけし映画からリイシュー案件到来です!お見逃しなく。1989年に公開された北野武初監督映画『その男、凶暴につき』のサウンドトラックにして、T-SquareやPrismでのキーボーディストとしての活動からソロ作品でのオブスキュアなニューエイジ仕事も知られる久米大作の手がけた傑作が〈WRWTFWW Records〉より公式アナログ再発。エリック・サティの家具の音楽の見事な再解釈的なアプローチとメランコリックなスムース・ジャズのアイロニー、現代西洋のモダンな空気までを叙情的にミックスしたミステリアスでエレガントな怪盤!リマスタリング仕様。限定500部。

近藤伸子 プレイズ J.S.バッハ 〜音楽の捧げもの〜 (CD)
近藤伸子 プレイズ J.S.バッハ 〜音楽の捧げもの〜 (CD)ALM RECORDS
¥2,750

演奏の至難さから、ピアノによる演奏機会は極めて少ない晩年の傑作<音楽の捧げもの>6声のリチェルカーレ(二つの演奏を収録)。

レコード芸術 特選盤
音楽現代 推薦盤

感情と理性。過去と現在―
相反する要素を高度に統合し研ぎ澄まされた音楽世界を創りだすピアニスト、近藤伸子の弾く味わいゆたかなバッハ。アルトゥール・シュナーベルコンクールで1位なし第2位、ブゾーニ国際コンクールなどへの入賞を経て国際的な活躍の場を広げ、新作初演やシュトックハウゼン作品をはじめとする現代音楽演奏にも積極的に取り組んできた一方で、近藤の活動にはいつもバッハが存在した。
このCDに収められたのは、2014年のリサイタルでも取り上げられ、各方面から絶賛を集めた6作品。それぞれにまったく異なる様式を内包する6作品を、近藤は作品の理念そのままに、感情と理性の高度な統合によって昇華する。ピアノならではの、そして現代ならではの切り口から響く、唯一無二、孤高のバッハ。

[1]-[2] 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
Fantasia
Fuga

[3]-[4] 幻想曲とフーガ イ短調 BWV904
Fantasia
Fuga

[5]-[6] 3声・6声のリチェルカーレ 〜音楽の捧げもの BWV1079
Ricercar a 3
Ricercar a 6

[7]-[12] 最愛の兄の旅立ちに寄せるカプリッチョ 変ロ長調 BWV992
1. Arioso. Adagio
2.
3. Adagiosissimo
4.
5. Aria di Postiglione. Allegro poco
6. Fuga all’imitatione di Posta

[13]-[16] 4つのデュエット BWV802-805
Duetto I e-moll BWV802
Duetto II F-dur BWV803
Duetto III G-dur BWV804
Duetto IV a-moll BWV805

[17]-[19] イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
1.
2. Andante
3. Presto

[20] 6声のリチェルカーレ 〜音楽の捧げもの BWV1079(ボーナストラック)

〈録音〉彩の国さいたま芸術劇場 2014年8月20-21日
〈解説〉久保田慶一、近藤伸子


近藤伸子
東京藝術大学器楽科大学院博士課程修了。シュトックハウゼンのピアノ曲に関する論文と演奏で博士号取得。文化放送音楽賞受賞。1986〜88年ドイツ学術交流会(DAAD)奨学生としてベルリン芸術大学へ留学、最優秀の成績で卒業。A. シュナーベルコンクールで1位なしの第2位、受賞コンサートでの演奏は「ターゲス・シュピーゲル」紙で絶賛される。ブゾーニ国際コンクール入賞。1990年ウィリアム・カペル国際ピアノコンクールでナンシー・ミラー記念賞を受賞。ベルリン交響楽団、シンフォニーオーケストラ・ベルリン、ハイドン・オーケストラ(イタリア)、東京交響楽団、東京藝大オーケストラ他多数のオーケストラと共演。 現代曲や新作初演にも意欲的に取り組み、「サントリー芸術財団サマーフェスティバル」「東京の夏音楽祭」他に出演。1993年にはリサイタルシリーズ「20世紀のピアノ曲」を開始。また、 近年はJ. S. バッハの作品も集中的に取りあげ、 特に2000年および2005年の「平均律クラヴィーア曲集第I・II巻」全曲によるリサイタルは高い評価を得た。またCD「J.S.バッハ トッカータ 全曲」「新ウィーン楽派 ピアノ作品集」「近藤伸子 プレイズ J.S.バッハ」(『レコード芸術』特選盤)をリリース、好評を博している。2014年、第69回文化庁芸術祭優秀賞受賞。2017年4月より1年間、国立音楽大学長期国外研修員としてベルリンに滞在、ベートーヴェンのピアノ作品を中心に研究を行なう。現在、国立音楽大学教授。

Trio SR9 - Déjà Vu (LP+DL)Trio SR9 - Déjà Vu (LP+DL)
Trio SR9 - Déjà Vu (LP+DL)No Format!
¥3,449
フランス、リヨン国立高等音楽院出身のクラシック・パーカッショニスト(ポール・シャンガルニエ、ニコラ・クーザン、アレクサンドル・エスペレ)によるTRIO SR9の最新作。マリンバなどのオーケストラ・パーカッションを中心に、中国の銅鑼やグラスハープ、クリスタルガラスや廃品回収で集められた廃材楽器等迄を利用し、リアーナ、ビリー・アイリッシュ、アリアナ・グランデ、ラナ・デル・レイ、フランク・オーシャン、ファレル・ウィリアムスといったアメリカのアーティストたちの世界的なヒット曲の数々を再構築した意欲作。
Hilary Woods - Acts of Light (Translucent Red Color Vinyl LP)
Hilary Woods - Acts of Light (Translucent Red Color Vinyl LP)Sacred Bones Records
¥3,345
Deathprod、Sarah Davachi、David Darling、Antonina Nowackaなどのファンにもレコメンド!1996年から2003年にかけてはインディ・ロック・バンド"JJ72"のベース奏者として活動していたアイルランド・ダブリン出身のミュージシャンであり、現在はソロ・アーティストとして〈Boomkat Editions〉や〈Sacred Bones Records〉から作品を展開してきたHilary Woodsによる最新アルバム『Acts of Light』がアナログ・リリース。コントラバスで演奏される9つの忍び寄る哀歌。2020年から2022年にかけてアイルライド西海岸とダブリンの間で制作。フィールド・レコーディング、そして月明かりに照らされた森に嘆き悲しむケルトの亡霊のような荘厳な合唱隊を織り込んだ幻想的かつアトモスフェリックなネオクラシカルフォーク/ドローン大傑作!
Emahoy Tsege Mariam Gebru - Jerusalem (CD)Emahoy Tsege Mariam Gebru - Jerusalem (CD)
Emahoy Tsege Mariam Gebru - Jerusalem (CD)Mississippi Records
¥1,810
Meditationsでもベストセラーな1960年代から活動するエチオピアの女性ピアニスト、Tsege Mariam Gebruのナンと秘蔵初出音源がリリース!
Erik Satie, Debussyなどの西洋音楽のエッセンスとエチオピア教会音楽の悠久の歴史が物語る神聖美が邂逅し、アフリカの約束の大地の上にて魂の脈打つ鼓動と瞑想の響きが混ざり合った孤高の音楽であり、女性版Dollar Brandとも言える感動的なモダン・クラシカル。ピアノのみの純粋な音楽性とレトロな音質がたまりません。スピリチュアルな音源がお好きな方は当然マストですが、幅広い音楽ファンへとお薦めしたい果てなき霊性漂うマスターピース。
Clara Rockmore - Theremin (LP)Clara Rockmore - Theremin (LP)
Clara Rockmore - Theremin (LP)Mississippi Records
¥2,987
リトアニア出身のテルミン奏者Clara Rockmore(1911-1998) の永遠の名盤が〈Mississippi Records〉より再発リリース!!幼少期にはヴァイオリンの天才であり、5歳でサンクトペテルブルク音楽院に入門し、入門を認められた最年少の記録を残すものの不運なことに、幼少期の栄養失調による骨の障害で、10年来のヴァイオリンを断念。1921年、ロシア革命の難民として家族とともにニューヨークに渡り、最初の電子楽器のひとつであるテルミンを発明したLev Termen教授と出会い、最も高名なテルミン奏者になることとなった。本作は、様々なクラシック曲をテルミンで見事に演奏し、姉のNadia Reisenbergがピアノで伴奏した1977年のアルバム。楽器に触れることなく、高度な技術と感情を込めラフマニノフ、チャイコフスキー、ストラヴィンスキー、ラヴェルなどの曲を華麗に演奏し、聴衆を驚かせた。当時、電子音楽の最先端であり、このレコードを共同でプロデュースしたシンセサイザーの創始者でもあるRobert Moogをはじめとする世代の革新者たちに大きな刺激を与えた歴史的にも非常に重要な作品!!160g高音質盤&チップオンジャケット仕様。ライナーノーツ、オリジナルのDELOSゲートフォールドアートワークを再現した12x24の両面ポスター付属。
"Blue" Gene Tyranny - Out Of The Blue (LP+DL)
"Blue" Gene Tyranny - Out Of The Blue (LP+DL)Unseen Worlds
¥3,064
待望の再プレス!USの前衛音楽大名門Lovely Musicに残された数々の名作やThe Stooges作品への参加でも知られ、グラミー賞にもノミネートされている作曲家/ピアニストの"Blue" Gene Tyrannyが、1978年に発表したアート・ポップ/プログレッシヴ・ポップ不朽の名作がナンと40周年記念エディションとなってUnseen Worldsから復刻です!Laurie Anderson、David Behrman、John Cage、Peter Gordon、Robert Ashleyといった巨星たちの作品でも演奏してきた名手のファースト・アルバム!本作では、Maggi PayneやPeter Gordon、Steve Bartek始め豪華メンツがサポート。サックスやフルート、クラリネット、バスーン、ソプラノ・ボーカル、ピアノ、ムーグ・シンセなどを交え、室内楽の香りを香らせながらも、ゴスペルやフュージョン、民族音楽、瞑想的な要素を取り込み、ピースとサイケデリアとシュールをも合一させた孤高の傑作。もともとは現代音楽畑の作品ですが、耽美な女性ボーカルやポップ・フィーリングの明快な親しみやすい演奏を基調としていて、肩の力を抜いて聴けますよ。これは未来永劫引き継がれるべきマスターピースです。リマスタリング仕様&オリジナルのアートワークをフィーチャー。Dubplates & Masteringでのヴァイナル・カット。4パネル・インサート付属。
Le Concert Des Oiseaux: La Reveuse 鳥たちのコンサート - ラ・レヴーズ (CD)
Le Concert Des Oiseaux: La Reveuse 鳥たちのコンサート - ラ・レヴーズ (CD)Harmonia Mundi
¥3,064
鳥類や動物に興味ある音楽ファンに超オススメ。
作曲家たちが鳥と競う音楽会

鳥は人類が音楽を始めるはるか昔からさえずっていました。人間が計算し考え抜いた完璧な音楽を作る間に、鳥は妙なる調べを自然に繰り出します。
作曲家たちは自然現象やある種の騒音を表現する試みをしてきましたが、鳥のさえずりは世界中で音楽化され、それぞれが工夫を見せています。ルネサンス、バロックはもとより、サン=サーンス、ラヴェル、ブリテンらの近代手法による鳥描写も楽しめます。
さらにヴァンサン・ブショがサン=サーンス作品をもじって作った『絶滅危惧種の謝肉祭』が聴きもの。古典組曲の様式であまり親しみのない動物たちを描き、最後『人類』で閉めているのも意味深長でいろいろ考えさせられます。ブックレットはフルカラーで各種鳥類や動物の詳細な説明もあり愛蔵したくなる美しさです。
ラ・レヴーズはフローランス・ボルトンとバンジャマン・ペローにより2004年に創設された古楽器団体。17~18世紀作品が中心ですが、音楽と時事問題を組み合わせたテーマで作品を構成し話題となっています。

【収録情報】
1. パーセル:鳥への前奏曲~『妖精の女王』より
2. ファン・エイク:イギリスのナイチンゲール~『笛の楽園』より
3. テオドール・シュヴァルツコップ:ナイチンゲールとカッコウの模倣によるソナタ:アレグロ/ジーグ
4. F.クープラン/ラ・レヴーズ編:恋のナイチンゲール~『クラヴサン曲集 第3巻』より
5. ジャン=バティスト・ブセ/ラ・レヴーズ編:どうして、甘いナイチンゲール~『エール第14巻』より
6. モンテクレール:さえずり~2本のフルートのためのコンセール第5番
7. F.クープラン/ラ・レヴーズ編:嘆くホオジロ~『クラヴサン曲集 第3巻』より
8. コレット:カッコウ
9. サン=サーンス/ヴァンサン・ブショ編:森の奥のカッコウ~『動物の謝肉祭』より
10. ブリテン/ヴァンサン・ブショ編:カッコウ~『金曜の午後』より
11. ラモー/ヴァンサン・ブショ編:雌鶏
12. サン=サーンス/ヴァンサン・ブショ編:雌鶏と雄鶏~『動物の謝肉祭』より
13. ラヴェル/ヴァンサン・ブショ編:女王の陶器人形レドロネット~『マ・メール・ロワ』より
14. ヴァンサン・ブショ:絶滅危惧種の謝肉祭
前奏曲:センザンコウの悲しみ
アルマンド:ジャワスローロリス
クーラント:昔の家禽ドードー
間奏曲:レソミラ63
サラバンド:白フクロウと黒フクロウ
ガヴォット:インドガビアル(ワニ)
間奏曲:レソミラ92
ヴァルス・ツイスト:ナマコ
ジーグ:人類、その進化
Clara Rockmore - Lost Theremin Album (LP)Clara Rockmore - Lost Theremin Album (LP)
Clara Rockmore - Lost Theremin Album (LP)Mississippi Records
¥2,699
リトアニア出身のテルミン奏者Clara Rockmore(1911-1998) の秘蔵音源集が〈Mississippi Records〉よりヴァイナル・リリース!!幼少期にはヴァイオリンの天才であり、5歳でサンクトペテルブルク音楽院に入門し、入門を認められた最年少の記録を残すものの不運なことに、幼少期の栄養失調による骨の障害で、10年来のヴァイオリンを断念。1921年、ロシア革命の難民として家族とともにニューヨークに渡り、最初の電子楽器のひとつであるテルミンを発明したLev Termen教授と出会い、最も高名なテルミン奏者になることとなった。本作は、姉のNadia Reisenbergのピアノを従えてバッハ、ショパン、シューベルト、ガーシュインなどの曲を中心に、数曲でチェロとのアンサンブルも収録。 ヴァイオリンやチェロ、そして人の声が混ざり合ったように聴こえる、Clara Rockmoreの操るテルミンは比類なき芸術作品!!Clara Rockmore、Nadia Reisenberg、Robert Moogなどのインタビュー、写真、考察を掲載した8ページのブックレットが付属。
Steve Reich - Music for 18 Musicians (CD)
Steve Reich - Music for 18 Musicians (CD)LSO Live
¥2,515
4月来日のコリン・カリー・グループ
日本で15年ぶりの実演となる公演曲目
「18人の音楽家のための音楽」最新録音!
”鮮烈な”トランス体験!!

ライヒが認めるパーカッショニスト、コリン・カリー。カリーが、自身結成したコリン・カリー・グループを率いて、ライヒの≪18人の音楽家のための音楽≫を録音しました。ビートルズで有名なアビイ・ロード・スタジオでの録音です。2006年、ライヒの≪ドラミング≫を演奏するために結成されたのがこのコリン・カリー・グループ。ライヒも認めるその正確さとグルーヴ感はますます研ぎ澄まされています。
2023年4月には、来日してこの≪18人の音楽家のための音楽≫ほかを披露する予定。少しずつ変容しながら繰り返され重なり合い、シンクロし、またずれてゆくリズムが織りなす、”鮮烈な”トランス状態をぜひ、実感してください!

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