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マンチェスター地下シーンのキープレイヤー、Henzoがついに完成させた初のフルアルバム『The Poems We Write For Ourselves』が〈Sneaker Social Club〉から登場。ダンスフロアのラフな衝動と精密なサウンドデザインがせめぎ合っており、ダンスホールやデンボウ、UKガラージ、潰れたエレクトロ、ハーフステップ・ベースといった要素が入り混じり、湿気を帯びたネオン色のリズムに彩られたマンチェスター夜のエネルギーをそのまま詰め込んだ決定版的作品となっている。「Worm Grunting」では北アイルランドのMC・Embyが参加し、スモーキーなフロウを披露。そのほか、繊細なミニマリズムからヘビーな2ステップ、壊れたゲットーテック、エレクトロ・ダブまで、緻密に計算されたリズムと質感が交差していく。タフで無駄のないサウンドプロダクションと、ずらしたリズム・パターンのセンスは、Two Shell、Facta & K-Lone、Hesaitix、Paperclip Minimiserらとも共鳴しつつ、あくまで彼独自のもの。クラブミュージックの文脈にいながら、リスニング的な繊細さもあり、独自の実験精神でその枠を押し広げるような一枚になっている。Henzoがこれまでの道のりで磨き上げた、緻密かつ野心的なベース・ミュージック。静かな時間の積み重ねが花開いたような趣きがある。

UKのベテラン音職人 OM UNIT(a.k.a. Jim Coles)と、東ロンドンを拠点に〈Baroque Sunburst〉を主宰するプロデューサーSoreab によるコラボレーションEP『Pressure 3D』が登場!本作は両者の多彩なバックグラウンドとエレクトロニック・ミュージックに対する探究心が交差し、硬質なリズム感と深い音響処理が共存する、クラブ仕様ながらも極めて探究的な作品になっている。ブレイクビーツ/ダブ/テクノ/ベースといったジャンルを土台にしながら、それらの境界を濃密に溶かして再構築する意欲作。音の重みと繊細さ、土臭さと洗練が絶妙に共存しており、ベースミュージック以降のクラブ・ミュージックの可能性を再提示する、聴き応えたっぷりの一枚。クラブの身体性とリスニング的な豊かさ、その両方を持ち合わせており、深夜のヘッドフォンリスニングにも耐える好内容!
