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XEXA - Kissom (LP)XEXA - Kissom (LP)
XEXA - Kissom (LP)Príncipe
¥4,747

リスボンのアンダーグラウンド・シーンにおける新世代の旗手XEXAによる、幽玄なヴォーカルと実験的/アートポップの要素を併せ持った作品『Kissom』が〈Príncipe〉から登場。XEXAの声が全編にわたり浮遊感を与え、アンビエント的な空間処理と融合。電子的に作られた人工的な音の中に、柔らかい歌声や呼吸音、リズムの「揺れ」や「間」など人間らしい温度や身体的なリアリティが溶け込んで、ダンスには至らないが、緩やかなリズムと音の断片が織りなす独自のグルーヴを生み出している。クラブ・カルチャーとも接続しつつ、内省的世界にも深く入り込んだ作品。

Aoki Takamasa + Tujiko Noriko - 28 (LP+DL)Aoki Takamasa + Tujiko Noriko - 28 (LP+DL)
Aoki Takamasa + Tujiko Noriko - 28 (LP+DL)Keplar
¥4,756

青木孝允とツジコ・ノリコによるオリジナルは2005年リリースのコラボ・アルバム『28』。3年以上にわたる遠隔制作を経て完成した東京とパリをつなぐ音の往復書簡のような本作は、甘美な浮遊感のある日本語ボーカルと繊細なエレクトロニクス、ファンキーなビートが有機的に融合し、BjörkやMatmosを彷彿とさせる実験性とポップ感の絶妙なバランスの音響世界を展開。歌と電子音が対話するような構成で、親密さと距離感が同居する。クラシックなエレクトロニカの質感と、揺らぎのあるテクスチャーが心地よい、静かで夢見心地なアートポップの逸品。時代を経て聴くたびに新しい表情を見せる、繊細で私的な相思相愛の名コラボレーション。

Smerz - Big city life (LP)
Smerz - Big city life (LP)Escho
¥4,861

ノルウェーのインディ・シンセR&BデュオSmerzのセカンド『Big city life』が〈ESCHO〉より登場!クラブ寄りだった初期の路線を一歩引いて、より奇妙でパーソナルなR&B/DIYポップへと舵を切った意欲作。エクスペリメンタルなR&B的なハーモニー、チープなMIDI質感、ニューヨーク1980年代のアート感覚を思わせるプロダクションが特徴的で、本作ではテクスチャー重視のミニマルなポップ性に集中している。Stereolab風のダブや、“Bittersweet Symphony”を思わせるサンプリング・ポップ、“Imagine This”ではMantronixのような80sエレクトロへの目配せもあり、オタク的なリファレンスがさらりと溶け込んでいる。全体を通してSmerzらしいジャンル横断的な耳の鋭さと、肩の力が抜けた遊び心が共存した一枚。

ganavya - like the sky I've been too quiet (2LP)ganavya - like the sky I've been too quiet (2LP)
ganavya - like the sky I've been too quiet (2LP)Native Rebel Recordings
¥5,983

「現代音楽で最も魅力的なボーカリストの一人」と称される南アジアのヴォーカリスト、マルチ奏者、作曲家のGanavyaがShabaka Hutchings主宰の〈Native Rebel Recordings〉から最新スタジオ・アルバム『Like the sky I've been too quiet』をアナログ・リリース。Kofi Flexxx、Floating Points、Carlos Niño、Leafcutter John、そして、マーキュリー賞にノミネートされたベーシストのTom Herbertといった豪華ゲストが集結した一枚。Quincy JonesやWayne Shorter、Esperanza Spaldingなど、ビッグネームと仕事を共にしてきた要注目アーティストによる全13曲は、幽玄な声と溢れんばかりの魅力的なエネルギーに溢れたものとなっています。

Alpha Maid -  Is this a queue (LP)Alpha Maid -  Is this a queue (LP)
Alpha Maid - Is this a queue (LP)AD 93
¥4,667

ロンドンを拠点に活動するアーティスト、Alpha Maidによる、粒子物理学への関心と社会への苛立ちを背景として、エレクトロニック、ポストパンク、グライム、インディーロックなど多様なジャンルが交錯するオルタナティヴなサウンドが印象的なデビュー・アルバム『Is This a Queue』が〈AD93〉より登場。一見するとキャッチーなメロディラインを持ちながらも、グリッチやノイズ、非線形な音響処理が散りばめられており、予測不可能な展開を見せる。サウンドの構築においては、ドラマーのValentina Magalettiや、ロンドンのシーンで活躍するCoby Sey、Ben Vinceといった豪華なゲストが参加。彼らとのコラボレーションにより、豊かで複雑なテクスチャーが加わっている。DIY精神に満ちたAlpha Maidの感情的なボーカルと、洗練されたプロダクションが融合した、現代のロンドン・アンダーグラウンド・シーンを象徴する意欲作。

Rat Heart - Dancin' In The Streets (2LP)
Rat Heart - Dancin' In The Streets (2LP)MODERN LOVE
¥6,189

Rat HeartことTom BoogizmによるUKアンダーグラウンドの感性を詰め込んだ、ローファイでエモーショナルな電子音楽作品『Dancin’ In The Streets』が〈Modern Love〉より登場。マンチェスター郊外の風景や記憶を音で描写するような、詩的で断片的なサウンドで、Voice ActorやCansu Kandemirら多彩なゲストを迎え、アンビエント、エクスペリメンタル、ソウル、UKベースが混ざり合う。独自の音楽世界は、MovietoneやDurutti Column、Dean Bluntの系譜に連なる、タイトル通りストリートで踊るような、切なさと自由が交錯するアウトサイダー・ブルーズ!

石橋英子 Eiko Ishibashi - The Dream My Bones Dream (LP)石橋英子 Eiko Ishibashi - The Dream My Bones Dream (LP)
石橋英子 Eiko Ishibashi - The Dream My Bones Dream (LP)Drag City
¥3,497
絶妙な音楽性と深い情感に満ちた音盤。星野源、突然段ボール、Ogre You Asshole、坂本慎太郎、Jim O'Rourkeなどなど、もはやアンダーグラウンド/コンテンポラリーな音楽の枠を超え、名だたるアーティストをサポートしてきた日本が誇る名SSWこと石橋英子。〈Drag City〉から発表した6枚目のソロ・アルバム『The Dream My Bones Dream』。ポップ・ミュージックの野心と陶酔を探求してきたこれまでの歌入りレコードとは一線を画す劇的な一作であり、自身の父親が亡くなった際の遺品整理で発見された、今まで生前にあまり触れられる事のなかったという、父親の子供時代の写真たちからインスパイアされたアルバム。ジム・オルークによるミックス。
Astrid Sonne - Great Doubt (ECO Color Vinyl LP)
Astrid Sonne - Great Doubt (ECO Color Vinyl LP)Escho
¥4,556

2024年度最高峰のアート・ポップ/モダン・クラシカル作品!デンマークの作曲家Astrid Sonneの3枚目のフル・アルバム『Great Doubt』が、IceageやLissなどのリリースも知られる同国のインディペンデント・シーンを代表する名門〈Escho〉から登場。高く評価されているそのディスコグラフィーを通して、電子楽器とアコースティック楽器の試みを通して、様々なムードを注意深く作り上げてきた人物。本作では、これらのスキルがより洗練された事で、今度は作曲者自身のボーカルが前面にはっきりと現れたものとなっています。

Mayo Thompson - Corky's Debt To His Father (LP+7")
Mayo Thompson - Corky's Debt To His Father (LP+7")DRAG CITY
¥3,842

Red Krayolaを率いたテキサス・サイケ・シーンの重鎮であり、70年代後半以降は、The RaincoatsやThe Monochrome Set、The Fall、Pere Ubuに至るまで、〈Rough Trade〉周辺のバンド作品にも顔を出して回ったレジェンド、Mayo Thompson。1969年に短命なレーベル〈Texas Revolution〉からリリースした鬼レアなアルバム『Corky's Debt To His Father』が〈Drag City〉よりリイシュー。若さ、セクシュアリティ、人間の坩堝を全くユニークな方法で表現した、その最高傑作の一つとしてキャリア全体を通して輝き続ける屈折的アート・ロック・アルバム!ボーナストラック入りの7インチ・シングル盤も付属。

Jim O'Rourke - Insignificance (LP)
Jim O'Rourke - Insignificance (LP)Drag City
¥3,663

未体験の方はこの機会にぜひ!シーンの枠組みを越えて多大なリスペクトを浴びる、我らが音の錬金術師、ジム・オルークが2001年に〈Drag City〉から発表したアルバム『Insignificance』が2025年リプレス。Jeff Tweedyに、Darin Gray、Ken Vandermark、Rob Mazurek、Tim Barnesら豪華面々を引き連れて作り上げたチェンバー/アート・ロックの名作!

Wolfgang Pérez - Só Ouço (LP)Wolfgang Pérez - Só Ouço (LP)
Wolfgang Pérez - Só Ouço (LP)Hive Mind Records
¥4,439

ドイツ系スペイン人アーティスト、ウォルフガング・ペレスがリオ・デ・ジャネイロでの18か月におよぶ滞在と交流を経て完成させた、ブラジル音楽への深い愛情にあふれたアルバム『Só Ouço』。ジルベルト・ジルやトン・ゼー、ジョアン・ジルベルトといったブラジル音楽のレジェンドたちのエッセンスを、現代的でアートポップな感覚に落とし込んだ作品になっていて、ボサノヴァの柔らかさやサンバの律動に加えて、電子音の軽やかな介入や構造的にひねりのあるアレンジが加えられており、決して懐古的にはならず、むしろ、ジャンルにとらわれない柔軟な耳でブラジル音楽を解釈し直したような印象がある。シンプルで親しみやすいメロディに、リズムの遊びや曖昧にゆらぐハーモニーが折り重なり、どの曲も小さな旅のような印象。アルバムは、地元の若手プレイヤーたちとのジャムやセッションから生まれた楽曲で構成されており、まるでリオの空気をそのまま閉じ込めたような、軽やかで温かなグルーヴが心地いい。異国から来たペレスの視点が、逆にブラジル音楽の魅力を一層引き立てており、異文化的な距離感がむしろ音楽に瑞々しさを与えている。

The Growth Eternal - Live At Susan's (CS+DL)The Growth Eternal - Live At Susan's (CS+DL)
The Growth Eternal - Live At Susan's (CS+DL)Leaving Records
¥2,472
オクラホマ州タルサ出身、LA拠点のオルタナティヴR&Bの名手The Growth Eternalによるライブ・アルバムが、スピリチュアルなインディペンデント・シーンの聖地〈Leaving Records〉から登場。ゴスペル由来の霊性、ブラック・ミュージックの深い叡智、そして現代ジャズ的自由を宿すアプローチが、美しく洗練された音響の中で交錯。まるで自室に届く祝祭の残響のような、親密でありながらスケール感を持った実験的ソウル・ミュージック。表題が示す通り、どこか私的で温かな空間で録音されたような気配に満ちた作品です。
Andrea Burelli - Sonic Mystics for Poems (of Life and Death of a Phoenix) (LP)Andrea Burelli - Sonic Mystics for Poems (of Life and Death of a Phoenix) (LP)
Andrea Burelli - Sonic Mystics for Poems (of Life and Death of a Phoenix) (LP)Not On Label
¥4,796

Andrea Burelliによる、自身の人生や神話的なモチーフを重ね合わせながら、人生と死、再生の神秘を描くコンセプチュアルなセルフリリース・アルバム『Sonic Mystics for Poems (of Life and Death of a Phoenix)』。ベルリンの名門アンサンブル Solistenensemble Kaleidoskop の弦楽奏者たちによる深い響き、FMシンセやMoogベース、ミニマルなマシーンドラムといった電子音、地中海の民謡やクラシックの影響を感じさせる旋律やリズムが絡み合い、クラシック、電子音楽、地中海音楽の境界を越えていく。彼女の自由に変化する歌声は、時に神秘的に、時に素朴に、時間や空間を超えた世界を旅していく。「フェニックス」という架空の旅人を中心に据え、夢と現実、終わりと始まり、喪失と再生といったテーマをめぐる精神的な旅路を描いており、水を象徴として、地中海の文化的多様性、絵画や映像表現に通じる色彩感覚が詩や音楽に染み込んでいるよう。祈りのような気分に実験的な現代クラシックと地中海の伝統音楽、アンビエント電子音楽が交わる奥深い一枚。

Astrid Sonne -  Great Doubt EDITS (LP)Astrid Sonne -  Great Doubt EDITS (LP)
Astrid Sonne - Great Doubt EDITS (LP)Escho
¥5,458

アストリッド・ソネによる2024年の傑作『Great Doubt』を、交流のある気鋭アーティストたちが大胆に再解釈したリミックス/エディット集『Great Doubts Edits』。Conrad Pack、ML Buch、Blood Orange、Valentina Magaletti、Lolina、Smerz、Slauson Malone、HVADといった多彩な顔ぶれが、原曲の室内楽的な繊細さ、アートポップの親密さ、R&B的な温かさを、それぞれの視点から引き出している。インダストリアル・ダブの荒々しい解釈や、Autechreを思わせる12分超えの電子音響、ブライトで艶やかなソウル・ポップ、煌めくアンビエント・ポップ、歪んだ実験的R&B、ミニマルなビート・ポップなど、アプローチは実に多様。原曲の持つ静かな内省や切実な歌詞世界を尊重しつつも、時に大胆に逸脱し、聴き手に新しい解釈の余地を与えている。静謐で詩的なオリジナルを愛するリスナーにとっても、ダンス・フロア向けの再発見を求めるリスナーにとっても魅力的な、ソネの音楽世界を広げる一枚。

ML Buch -Skinned (LP)
ML Buch -Skinned (LP)ANYINES
¥4,784

今年待望のアナログ化が行われた、23年のアルバム『Suntub』が当店大ヒットを記録している、デンマークの作曲家、プロデューサー、歌手のML Buchによる、こちらも人気なデビュー・アルバム『Skinned』が、IngrateやBoli Group、Minais Bらも作品をリリースしている同国・コペンハーゲンのポスト・クラブ系先鋭レーベル〈Anyines〉より初アナログ化!前作からの壮大なギターワークによるキャッチーなメロディーを別次元へと引き上げた初のフル・アルバム。蛍光液体の如く耳に滑り込むような、固有のポップ・センスと、電子的アプローチ、その魅惑的なボーカルを巧みに溶け合わせつつ、デジタル時代の親密さの現実を表現した、先鋭的かつ至福なアート・ポップ/アンビエント・ポップ・アルバム。

V.A. - The Suzanne Langille Songbook (2CD)V.A. - The Suzanne Langille Songbook (2CD)
V.A. - The Suzanne Langille Songbook (2CD)Feeding Tube Records
¥2,447

スザンヌ・ランジルの音楽的遺産を讃える、豪華アーティスト32組によるトリビュート・アルバムが、アートと音楽の境界を自由に行き来する〈Feeding Tube Records〉よりCD2枚組で登場!ローレン・コナーズとのコラボで知られるランジルの歌は、ブルースとアートソングの融合、そして彼女特有の深みのある歌詞で長年にわたり多くのファンを魅了してきた。本作『The Suzanne Langille Songbook』では、ランジルの代表的な楽曲群を、多彩なアーティストたちが独自の解釈で再構築。喪失や憧れ、自然への愛をテーマにした深遠な歌詞と、引き潮のように、聴く者を静かに、しかし確実に引き込んでいくと言われるメロディが、蘇る。詩的で繊細な言葉が心に残り、どこか懐かしくも新しい、スザンヌ・ランジルの世界に浸れる一枚!!

石橋英子 Eiko Ishibashi - Imitation of Life (LP)石橋英子 Eiko Ishibashi - Imitation of Life (LP)
石橋英子 Eiko Ishibashi - Imitation of Life (LP)Drag City
¥3,146
星野源、突然段ボール、Ogre You Asshole、坂本慎太郎、Jim O'Rourkeなどなど、もはやアンダーグラウンド/コンテンポラリーな音楽の枠を超え、名だたるアーティストをサポートしてきた日本が誇る名SSWこと石橋英子。名手ジム・オルークによるプロデュースのもと〈Drag City〉から2012年に発表した作品『Imitation of Life』をストック。ピアノ、ヴィブラフォン、フルートに加え、同氏にとって初めてとなったナイロン弦ギターの演奏も披露しており、ドラマチックでありながらユーモラスなプログレ・ポップ・サウンドへとアレンジ。SFをテーマに、サウンドの多様性、歌詞の世界観、イマジネーションは広がり続け、アルバムの後半では衝撃的なインパクトを残す、大変秀逸な一枚!
Lily Mullen - Lily Mullen Is Here (LP)Lily Mullen - Lily Mullen Is Here (LP)
Lily Mullen - Lily Mullen Is Here (LP)Mississippi Records
¥3,432

ワイルドに、より自由に。オレゴン州北西部を拠点に活動するソングライター/詩人のLily Mullenによるデビュー・ソロ・アルバム『Lily Mullen Is Here』が、当店お馴染みの〈Mississippi Records〉よりアナログ・リリース。ダウン症を持って生まれたMullenは、障害者の権利や、様々な見過ごされた声の重要さを訴える熱心な活動家であり、The RaincoatsやThe Slitsの自己完結的な世界観に通じる、遊び心と音楽的な魔法に満ち溢れたアルバム。The Velvet UndergroundやThe Modern Loversを想起させるような実験精神溢れるロックやバラードから、Patti Smith、Nico、The Fallなどからの影響をヴォーカルと音楽で自然と彷彿させる楽曲まで、巧みな言葉遊びや宇宙的なテーマ、シュールレアリスト的な詩、親密で耽美な嘆きまでを内包した、独創的でユニークな声を聴かせるモダンで卓越したアート・ロックの傑作です。

Colin Self - respite ∞ levity for the nameless ghost in crisis (LP)Colin Self - respite ∞ levity for the nameless ghost in crisis (LP)
Colin Self - respite ∞ levity for the nameless ghost in crisis (LP)RVNG
¥3,765

不在の存在を称える、祈りと瞑想と追悼の歌。ブルックリンのエクスペリメンタル・シーンを代表する名門レーベルとして当店お馴染みの〈Rvng Intl.〉からの、実に6年ぶりとなるフルレングス作品が登場!Holly HerndonやMatmos、Rabit、Lyra Pramukといった面々ともコラボレーションしているベルリンとニューヨークを拠点に活動する作曲家/振付師Colin Selfの3枚目のアルバム『∞ levity for the nameless ghost in crisis』がアナログ・リリース。別世界的な美しさを醸す独特の歌唱スタイルで神秘的な声の実験を試み続けてきた要注意アーティストによる2枚目のLP作品。この6年の間にアーティストの人生を大きく変えた、数えきれないほどの友人や愛する人たちの死、そして、想像を絶する世界的な喪失。それら名も泣き霊たちに自身の声を届けるべく、ラテン語とポラリ語での歌唱に挑戦したColin Selfによる、刺激的な電子実験から高揚する声の瞬間までを捉えた音楽的瞑想に満ちた珠玉の一枚。

Luiza Lian - 7 Estrelas | quem arrancou o céu? (LP)Luiza Lian - 7 Estrelas | quem arrancou o céu? (LP)
Luiza Lian - 7 Estrelas | quem arrancou o céu? (LP)ZZK Records
¥3,564

ブエノスアイレスの地下パーティから生まれ、2008年に設立。10年以上にわたってラテンアメリカ音楽の最前線に立ち、古典的なリズムやフォークロアの伝統に未来的な(そして、しばしばエレクトリックな)スピンをかけるアーティストたちのための空間を切り拓いてきた要所〈ZZK Records〉からサンパウロのアーティスト、Luiza Lianの2023年作『7 Estrelas | quem arrancou o céu?』(7つの星、空を引き裂いたのは誰?)が待望のアナログ・リリース!!前作『Azul Moderno』が精神浄化を誘うものであったのに対し、今作は人間が持つダークサイドと対峙するようで、ノイズや電子音を重ねるだけでなく、声も自在に歪ませることでヴォーカルを拡張し、テクスチャー、フィルター、断片化されたビートが瞬間ごとに現れては消える、錯乱した要素の組み合わさった巨大な抽象的な映像のような内容。ソーシャル・メディアの使用によって私たちがいかに人生を歪めているかについて深く考えるとき、このアルバムは、意図的に誇張された歪みはこの人工的な状況をほとんど戯画的な方法で再現していると言えるかもしれない。ブラジル現地のインディー系音楽を扱う批評サイトでは、アナ・フランゴ・エレトリコ『Me Chama de Gato que Eu Sou Sua』などと並び、'23を代表する作品として評価の高い一枚!

ZULI - Lambda (LP)ZULI - Lambda (LP)
ZULI - Lambda (LP)Subtext Recordings
¥4,685

EmptysetやMIRA新伝統、Aho Ssan、Rắn Cạp Đuôi、Roly Porterといった世界各地の実に強力な面々による、電子音楽の先端を切り拓く画期的な作品群を送り出し、近年明らかにその最盛期をさらに更新している〈Subtext Recordings〉からの最新作。厚みを増すカイロのアンダーグラウンド・エレクトロニック・シーンの中心を担う存在であり、Lee Gamble主宰の〈UIQ〉やイタリアの尖鋭〈Haunter Records〉、〈Boomkat Editions〉などから傑出した作品を放ってきたエジプトのポスト・クラブ/デコンストラクテッド・クラブ名手、Zuliによる24年作のLP盤が遂に登場。コラボレーターとしてMICHAELBRAILEY、Coby Sey、そして、同じくエジプトの実験的アーティストであるAbdullah Miniawyといった豪華ゲストが参加。アンビエントやトリップホップ、インダストリアル・ミュージック、シンフォニックノイズの境界に火を付けるような、鮮やかであり魂を探求する力強さに満ちた多色反射的なエピックコラージュ作品。

Crack Cloud - Red Mile (Blue Vinyl LP)
Crack Cloud - Red Mile (Blue Vinyl LP)Jagjaguwar
¥3,521

カナダの要注目アート・パンク・バンド、Crack Cloudによる2024年の最新アルバム『Red Mile』が、USインディ名門〈Jagjaguwar〉からアナログ・リリース。主にカリフォルニア州ジョシュア・ツリーの郊外とアルバータ州カルガリーで録音された最新作。グラム・ロックを軸に、ネオ・サイケデリア、ニューウェイヴ、インディ・ロック、アート・ロックを横断したエクレクティックなサウンドと、独特の威風に満ちた雰囲気がマッチした、コンシャスで内省的ながら、力強くユーモアに溢れる傑作アート・パンク・アルバム!

The High Llamas - Hey Panda (LP)The High Llamas - Hey Panda (LP)
The High Llamas - Hey Panda (LP)DRAG CITY
¥3,654

8月下旬再入荷。現代のチェンバー/バロック・ポップの金字塔的存在としてお馴染み、1992年ロンドン発のSean O'Hagan率いるThe High Llamasによる、前作から実に8年ぶりとなった11枚目のスタジオ・アルバム『Hey Panda』が、USインディ名門〈Drag City〉よりアナログ・リリース。Bonnie "Prince" BillyやFryarsといった豪華コラボレーターも参加した久々の最新作!その固有の魅力である陽気な暖かさとメロウネス、サイケデリア、ピースフルな雰囲気が存分に発揮された、ソウルフルで珠玉のアート・ポップ作品!

Diamanda Galas - Diamanda Galas in Concert (CD)Diamanda Galas - Diamanda Galas in Concert (CD)
Diamanda Galas - Diamanda Galas in Concert (CD)Intravenal Sound Operations
¥2,968

アメリカの前衛的ミュージシャン、SSW、ヴィジュアル・アーティストであるDiamanda Galásが、2017 年にシカゴの〈Thalia Hall〉とシアトルの〈Neptune Theatre〉で行わった公演から厳選した録音を収録したコンサート作品『Diamanda Galas in Concert』を発表。レンベーティカ、ソウル、ランチェーラ、カントリー、フリージャズなどの様々な領域を横断。ピアノと彼女の並外れた声の表現力のすべてを注ぎ込み、時間、伝統、様式の慣習という心地よい古色をはぎ取り、歌の生きた心である生々しい人間の感情を露わにして表現した強烈なライブ・アルバム!見捨てられ、追放され、堕落した人々のための歌に、ハードボイルドなラブソングまで素晴らしい内容です!

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