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人気作が待望のリプレス!〈ANIMALS DANCING〉のレジデントであり、〈Music From Memory〉のダンス部門〈Second Circle〉からも登場していたメルボルンのTornado WallaceとドイツのシンガーソングライターAlias Errorからなる要注目ユニットa.s.o.による〈Low Lying Records〉からのセルフタイトル・デビュー・アルバムを漸くストック!これまでの3枚のシングルでのテーマを統合したものであり、印象的な芸術的飛躍を遂げた大変グレートなアンビエント・ポップ&ダンス・アルバム!
5月下旬再入荷。桃源郷的バレアリック/アンビエント・リスナーなら要チェックの一枚!〈Constellation Tatsu〉や〈Good Morning Tapes〉〈Not Not Fun〉といった人気レーベルからの作品も知られる、音楽/芸術一家で生まれ育ったジョージアのマルチメディア・アーティストにして個人的にもイチオシな"Saphileaum"による最新作『Exploring Together』が意外にも〈Mule Musiq〉から登場!バレアリック・ヴァイブスからフィールド・レコーディング・ゾーン、トロピカルなダウンビート、トライバルなパーカッション、トランス的なサウンド、バラフォンのハミングといった多様な要素を盛り込んだ、幻想的な第四世界ポスト・ハウス・ミュージックを展開した文句無しの内容です!!!!!
〈Music From Memory〉の名コンピ『Heisei no oto: Japanese Left-Field Pop From the CD Age (1989-1996) 』にもピックされるなど、近年再評価が進展し、世界的なカルト・アングラ・ディーヴァとして20年代に君臨する女性ミュージシャン、POiSON GiRL FRiEND。
1992年に〈ビクター〉の〈エンドルフィン〉レーベルから発表したメジャー・デビュー記念のミニ・アルバム『Melting Moment』が〈Sad Disco〉より史上初アナログ再発!
スミスやジャングル・ポップを愛好。東京生まれ、幼少期はブラジル・リオデジャネイロで過ごし、フランスの運営するスクールでフランス語を学び、ボサノバ、シャンソン、カンツォーネなどを聴きながら育った女性アーティストにして、フランソワーズ・アルディなどの名前も引き合いに出される魅惑のロリータ・ボイスで異彩を放ったnOrikOによるソロ・ユニット。
その名は、「傷心の吟遊詩人」と呼ばれた名作家Momus (4AD, CreationRecords)が1987年に発表した2ndアルバム『The Poison Boyfriend』に由来するものであり、Momusも来日時のインタビューで絶賛している。CMJK、斎藤ネコ、大津真、磯貝健といった豪華面々が参加。メリー・ホプキンの「THOSE WERE THE DAYS」、ジェーン・バーキン「QUOI」とカバー2曲を収録しており、後者はフランスの巨匠であるセルジュ・ゲンスブールに捧げられたものとなっている。
オープニングの「HARDLY EVER SMILE (without you)」は、91年に自主レーベルの〈Psycho Planet〉からリリースしたミニ・アルバム収録曲のアンビエント・アコースティック風のセルフ・リメイク版。『Heisei No Oto』に続く形で、〈Music From Memory〉から同作にも収録された日本のテクノ・アーティスト、Dream Dolphin(奇遇なことにこちらもNORIKO)の編集盤『Gaia: Selected Ambient & Downtempo Works(1996-2003)』も組まれるなど、オブスキュアな日本の音楽の90年代リバイバルが進展する中で、絶対に見落とせない一枚!
ライナーノーツは、Sad Discoから'22年に再発したシャーリー・カーン『Say Goodbye』に続いて、柴崎祐二が担当。
おじまさいりのソロプロジェクト《くまちゃんシール》のアルバム完成。透き通ったヴォイスが浮遊してぐるぐる回る無重力サウンドワールド、その真の魅力は奥に宿る胆力の強さ。Le MakeupとTakaoの全面サポートのもと、代表作ができました!
おじまさいりはCASIOトルコ温泉、neco眠る、Emerald Four等々のインディーバンドで活動してきたヴォーカリスト/キーボーディスト/ソングライターで、2013年にソロ活動を始め、2017年に《Hoge Tapes》でカセットデビュー。この『くまちゃんシール』は、彼女にとって初のCD/LPアルバムであり、全曲おじまが作曲・プロデュースし、Le MakeupとTakaoのサポートを得て作り込んだ楽曲群は大きな発展と飛躍を遂げている。
おじまの個性であるDIYな音を軸に、Le Makeupのヴィヴィッドでカラフルなギターとサウンドメイク、Takaoのアンビエントポップシンセとキーボードが刺繍され、素地のロウファイさと精妙なハイファイさが躍動的に重なった音の層を堪能できる。全11曲中10曲でLe Makeupがミキシングを行い、「CHINA珊都異知」はTakaoが担当。おじまの音楽的アイデンティティの中心は透明感のある声で、インスト曲「カヌーで火を焚く」を除くすべての曲でそのヴォイスが使われているが、歌詞のある曲は半分のみ。アルバム全体で彼女のワードレス・ヴォイスがメロディやテクスチャーの要素として使われている。
『くまちゃんシール』はテクノやアンビエントやニューエイジ・リバイバルのフィルターを通したベッドルーム・ポップと呼べるかもしれないが、終盤に収録された四つ打ちリズムに歪んだ音が被さったお宅ディスコ「羹(あつもの)」、英のブレンダ・レイを少し思わせるドゥーワップ風味の似非レゲエ「TINYCELL」という2曲に、お約束を逸脱してしまうおじまの世界観が披露されている。
日本を拠点に活動するヴォーカリスト/ソングライター/プロデューサー、NTsKi(エヌ・ティー・エス・ケー・アイ)のセカンド・アルバム完成。
米Orange Milkと共同リリースした1stアルバム『Orca(オルカ)』(2021年)はデビュー期からの音楽的変遷とヴァリエーションのショーケース、コンピレーションの性格が強かったが、この『Calla(カーラ)』は、はじめからフル・アルバムとして制作されたトータル・プロダクション。アルバム収録曲は『Orca』収録の「Lan Se」の共作者である英プロデューサー、Dan Shuttのデモが元になっており、ミキシングは『Orca』と同じくThe Anticipation Illicit Tsuboi が行った。
『Calla(カーラ)』は、彼女の幼少期からのごく個人的な体験と記憶のかけらを、音に、作曲に、歌に、編曲に、細かく丁寧に転写していくことでひとつの世界を「結晶」のように出現させる。『カーラ』は、そのゆったりとしたテンポ、練られたアレンジ、耳をひくメロディーが混合し、爽やかで魅力的で肯定的、ノスタルジーの切なさ、メランコリーの感覚に裏打ちされた音楽的声明となっている。内省的なこのアルバムは、自己のエクストリームさを主張し続けることよりも、アオシスのような憩いを共有することの意味を無言で提案している。ここに収録された曲は、温かく輝き、優しくきらめき、喚起的でエモーショナルな、簡潔で愛らしい珠玉の作品集だ。
装丁画はShusaku Yoshikawaが撮影した写真を元にEllen Thomasが描いたもの。
本作のLP版はCO2排出量ゼロ/100%循環リサイクルできる画期的な新素材<BioVinyl™>を使った世界で最初のリリースロットの1枚になります。新素材で製造コストが少し高くなり価格に反映することになってしまいますが、どうか恒久使用を目指しご理解・ご支援お願いいたします。