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Ton De Leeuw - The Electronic Works (2CD)Ton De Leeuw - The Electronic Works (2CD)
Ton De Leeuw - The Electronic Works (2CD)Dutch Oscillation Series
¥3,946

オランダ現代音楽の重要作曲家Ton de Leeuwが1956年から1982年にかけて残した電子音楽を、〈Dutch Oscillation Series〉の第1弾として地下室や研究機関に眠っていたテープを掘り起こし、丁寧に復元した初の本格的アーカイブ作品。電子音は空間を彫刻するように配置され、前後左右へ移動する四チャンネル作品では、粒子状の音が部屋の中を漂うような立体感が際立つ。初期電子音楽特有の生々しいテープの質感と、後年の精密なシンセシスが同じ作品内で共存し、時間の流れそのものを音で描くような静けさと緊張感がある。インド、インドネシア、日本など非西洋音楽文化を深く研究し、東洋と西洋の音楽思想を架橋する作曲家として高く評価されているTon de Leeuwらしく、持続音の扱いや間の取り方に独特の美学が滲み、電子音楽でありながら、どこか瞑想的な響きが漂う。未公開だった「Chronos」を含む全8作品を収録し、ラジオオラトリオから空間音響作品まで幅広く網羅した決定版。

Soichi Terada - Asakusa Light (CD)
Soichi Terada - Asakusa Light (CD)RUSH HOUR
¥2,965

ジャパニーズ・ディープ・ハウス・レジェンド、寺田創一による6年ぶりのリリースにして、フル・アルバムとしては実に25年以上ぶりに当たる超超注目なハウス・ミュージック・アルバムがオランダの大聖地〈Rush Hour〉から登場。1990年代から2000年代初頭にかけて自身のレーベル〈Far East Recording〉からリリースされた作品をHuneeのキュレーションでまとめた『Sounds From The Far East』をRush Hourよりリリースし、再び脚光を浴びることになった寺田氏。この反響と新たな関心へと後押しされ、スタジオに戻った彼が1年半を費やしてレコーディングした待望の最新作『Asakusa Light』。1990年代の作品と同じシンセサイザーとドラムマシンを使って制作されたこのアルバムは、寺田自身の完璧なバック・カタログだけでなく、Burrell BrothersやBen Cenac(Dream 2 Science、Sha-Lor)など、彼と同世代のアーティストたちの作品をも思い起こさせる、楽しくてカラフル、そして、何よりも人生を肯定するハウス・ミュージックのコレクションとして仕上がっています。「30年前の自分の気持ちを思い出そうとしたんだけど、やってみたら超難しくてね。」 「5年前の自分がどう思っていたかもわからないし、心の新陳代謝は思ったより早いようです。昔のMIDIデータを掘り起こしたり、昔の経験を思い出して作曲したりと、いろいろな方法を試しました。ラッシュアワーの力を借りて、30年前の自分が持っていた心の光のようなものを見つけました。見つけた心の光を『浅草ライト』というニックネームにしました。」

Turn On The Sunlight - Iseo (CD)Turn On The Sunlight - Iseo (CD)
Turn On The Sunlight - Iseo (CD)Music From Memory
¥2,967

マルチ奏者、作曲家、プロデューサーのJesse PetersonとLAの大人気パーカッショニストCarlos Niñoを中心とした音楽プロジェクト、Turn On The Sunlightによる、ロサンゼルス、東京、ロンドン、メキシコのサン・ミゲル・デ・アジェンデ、そしてハワイ・マウイ島など、世界各地で録音された素材を編み込んだレイアーが重なり合うアンビエント作品『Iseo』。Laraaji、Mia Doi Todd、Ko Ishikawa、Luis Pérez Ixoneztliなど、国境を越えた多数の音楽家が参加。シンセ、ギター、ツィター、フルート、尺八、声、環境音が柔らかく重なり、オーガニックで呼吸する音楽が生まれている。音は配置されるのではなく、時間の中で自然に沈殿し、混ざり合い、形を変えていく。中心曲「Medianoche En La Calle Aurora」は15分にわたり、光と影のあいだを漂うような静かな変化を描く長編。コミュニティの演奏が生む開放性が強く、個人の作品というより場としての音楽が広がる。静かで温かく、どこか神秘的な一枚。

Oren Ambarchi - Cooked (CD)Oren Ambarchi - Cooked (CD)
Oren Ambarchi - Cooked (CD)Drag City
¥4,246

Oren Ambarchiによる、傑作『Shebang』の精密なオールスター・セッションの系譜を継ぐ最新ソロLP『Cooked』が登場!石橋英子、Joe Talia、Johan Berthlingをはじめ、オーストラリア、ドイツ、日本、スウェーデンから豪華異能プレイヤーが集結。彼のキャリアに脈々と流れる型破りで無邪気な探求心とユーモアを、ソロ作品の核心へと大胆に持ち込んだ重要作。Oren特有の煌めくレスリー・ギターや繊細なアコースティック楽器、笙の響きが交錯する中、突如現れる怪しい合成音声や極めて複雑なデジタル・シンセ・ソロ、70年代エレクトリック・マイルスを彷彿とさせる浮遊感あふれるリズム、さらにはシュールな口笛までもが目眩くレイヤー。全盛期の10ccをも思わせる緻密極まりないスタジオ・プロダクションでありながら、重苦しさを一切感じさせない直感的かつ軽快なスウィング感を放っている。現代音楽、ジャズ、エレクトロニクス、アヴァンギャルドが縦横無尽に交差する、軽やかでいて極めてスリリングな音響スペクタクル。

OM - Conference of the Birds (CD)OM - Conference of the Birds (CD)
OM - Conference of the Birds (CD)Drag City
¥2,433

カルト的な人気を誇るドゥーム・ロック・バンドSleepの元メンバーAl CisnerosとChris HakiusからなるデュオOMが、2006年に発表したセカンド・アルバム『Conference of the Birds』。各面に約15分超の大曲を1曲ずつ配したダイナミックな構成を持ち、前作のへヴィネスを踏襲しつつも、より呪術的な世界観へと踏み込んでいる。ベースとドラムという極限まで削ぎ落とされた最小限の編成から、マントラのように繰り返される低音リフと静かな単音唱法、そして繊細なドラミングが独特の重圧感と緊張感を創出。エチオピア音楽やクラウトロックの要素を内包したメディテーティヴなアプローチから、重厚なフィードバックとともに解き放たれるヘヴィなうねりまで、ミニマルな展開の中に深い精神性を宿したヘヴィ・サイケデリック、ドローンの名盤。

OM - Variations on a Theme (CD)OM - Variations on a Theme (CD)
OM - Variations on a Theme (CD)Drag City
¥2,433

Sleepのリズム隊だったAl CisnerosとChris HakiusによるOMの2005年デビュー作『Variations on a Theme』。 編成はベース、ドラム、声のみという極端なミニマリズムが逆に、音の重さと精神性を極限まで研ぎ澄ませている。21分に及ぶ「On the Mountain at Dawn」をはじめ、各曲は長尺の反復を軸に構築され、歪んだベースが祈りのリズムのように上下する振動を生み出す。低域はただ重いだけでなく、身体の奥に直接響くような感触を持ち、Chris Hakiusのドラムは一定のテンポを保ちながら微細に揺れ、ベースの波に呼吸のような推進力を与えている。声はメロディを歌うというより、マントラとして配置され、巨大な低域の波の中に精神的な指標のように浮かぶ。Sleep の遺伝子を受け継ぎながら、OMが独自の精神性と低域美学を確立した出発点。

Rafael Toral - Sound Mind Sound Body (2025 CD Edition)
Rafael Toral - Sound Mind Sound Body (2025 CD Edition)Drag City
¥2,433

2025年リマスター仕様、ボーナストラック付属!Rashad Beckerによるマスタリングにて30周年記念エディションとしてヴァイナル再発!ボーナストラック付属。Brian EnoやRobert Frippからインスパイアされた音響ドローン・ギター・サウンド!90年代には「最も才能豊かで革新的なギタリストの一人」と称され、そして、Sonic Youthのメンバーたちにも愛されたポルトガルの一大音響作家、Rafael Toralが同国のAnAnAnAより1994年にリリースし、ジム・オルーク氏の名音響レーベル、Moikaiからも再発されているファースト・アルバム名作。

長らく廃盤であったトラル初期の重要作品が嬉しい再発!イーノのアンビエント作品を爪弾くJohn Faheyのごとく、美麗で優しい極上アンビエント・ドローン。彼が実際に影響を受けている通り、My Bloody Valentineを感じる人もいるでしょう。ゆっくりと動くノスタルジックな音色は懐かしいフィルム写真の情景を心に浮かばせるかのようであります。たとえ雑多な街角にいても、自然の中へと還るような、そんな穏やかで優しい気持ちになる響きです。私たち生きとし生けるものの原風景というと大げさかもしれませんが、私はそのようにすら感じます。まさにタイムレスな一枚。

Rafael Toral - Traveling Light (CD)
Rafael Toral - Traveling Light (CD)Drag City
¥2,433

ポルトガルの電子音楽家 Rafael Toral 待望のニューアルバム『Traveling Light』が〈Drag City〉より登場。前作『Spectral Evolution』でのギターへ回帰しつつ自作エレクトロニクスと融合する試みをさらに推し進めており、本作ではなんとジャズ・スタンダードを題材としている。「Easy Living」「Body and Soul」「My Funny Valentine」「God Bless the Child」など、20世紀前半を代表する6曲が、ギター、ベース、自作エレクトロニクス、改造テルミンを組み合わせた仮想オーケストラのようなサウンドによって、楽曲が幽玄なドローンや電子的な鳥のさえずりのような音へと姿を変えており、旋律や和声によって原曲の影が残りながらも、オルガンのような持続音やテルミンのうねりに包まれて、どこか宗教音楽や初期電子音楽を思わせる響きとなっている。さらに各曲には管楽器奏者が一人ずつゲスト参加し、クラリネット、テナーサックス、フリューゲルホルン、フルートが登場。伝統的なジャズの親しみやすさと、Toralならではの抽象的な音響が重なり合う傑作。

Papa M - Live From A Shark Cage (CD)Papa M - Live From A Shark Cage (CD)
Papa M - Live From A Shark Cage (CD)Drag City
¥2,458

SLINTやTORTOISEのギタリスト兼マルチ・インストゥルメンタリスト、David Pajoのソロ名義Papa Mでの1999年リリースの〈DRAG CITY〉からのファースト・アルバムである『Live From A Shark Cage』。Shark Cage』が入荷できました!本作は、ジョン・フェイヒーやウィル・オールダムとの活動を思い起こさせる、軽快で内省的なポストロック・アルバムで、反復されるギターによるアルペジオ、緩やかに流れていくメロディーは色褪せない魅力に溢れている。素朴で、世の中の流れたから隔絶されたところで静かに爪弾かれるような音楽は、氾濫する情報に翻弄されがちな今だからこそ響くものがあるかもしれない。

Gastr del Sol - We Have Dozens of Titles (2CD)Gastr del Sol - We Have Dozens of Titles (2CD)
Gastr del Sol - We Have Dozens of Titles (2CD)Drag City
¥4,281
未聴の方はこの機会にぜひご入門ください!解散から実に25年近くを経て、米国を代表する伝説的ポスト・ロック・バンドことGastr del Solが彼らのアーカイヴを紐解き、1993年から1998年にかけてのジャンルを超えた活動へのオルタナティブな見解を網羅したベスト盤的『We Have Dozens Of Titles』が大名門インディ・レーベル〈Drag City〉よりアナログで登場。これまで未収録だったスタジオ・レコーディングと、美しく捉えられた未発表ライヴ・パフォーマンスが、彼らの持ち味であった流動性への広々とした頌歌を形成したものとなっています。
Actress - Radical Frame (CD)Actress - Radical Frame (CD)
Actress - Radical Frame (CD)Ninja Tune
¥2,420

マーキュリー賞にもノミネートされる英国電子音楽の異端児、ActressことDarren Cunninghamが放つ最新作『Radical Frame』。デビュー作『Hazyville』から18年、DJ、プロデューサー、画家、作家、作曲家として多彩な表現を追求してきた彼の創造性が、ひとつの頂点へと結実した作品だ。

Actressはこれまで10作以上のアルバムを通じ、断片化されたビート、抽象的な電子音、ダンスフロアの熱量を再構築した独自の音響世界を築き上げてきた。本作でも、壊れたリズムの短いスケッチ、微細なサウンドの拡大解釈、異空間へと屈折するテクノ/エレクトロニック・ミュージックが展開される。

アルバムの核となる先行シングル「Overchord」では、ミニマルでありながら圧倒的な存在感を放つ音像を提示。さらにCASISDEADを迎えた「Live By You」や、プレストン出身のアーティストRainy Millerとの共演など、新たな響きとの出会いも作品に深みを与えている。

ブラック・ブリティッシュ・アヴァンギャルドの系譜を更新し続けるActress。その謎めいた美学と革新的な電子音響表現が凝縮された『Radical Frame』は、クラブ・ミュージック、現代音楽、サウンド・アートの境界を超えて響く、唯一無二の傑作である。

Jon Hassell - The Pentimento Trilogy (3CD)Jon Hassell - The Pentimento Trilogy (3CD)
Jon Hassell - The Pentimento Trilogy (3CD)Ndeya
¥5,500

この50年間で最も影響力のある作曲家だ。 - ブライアン・イーノ

国内流通仕様盤3CD (解説書封入/28ページ英語ブックレット/ハードカバー仕様)3部作全ての作品を収録した3枚組CD。

Listening To Pictures (Pentimento Volume One)
第四世界の思想、電子音響、民族音楽の要素を融合し、長年培った革新的な音楽世界を再構築。絵画的なテクニックをプロダクション・アレンジメントに反映させたペンティメント・シリーズ第1作。

Seeing Through Sound (Pentimento Volume Two)
ペンティメント・シリーズ第2作。多彩なミュージシャンとの協働による反復するリズムと変容する音響が、時間感覚を揺さぶる幻想的で没入感あふれるサウンドスケープを描く。

Music Is Invisible (Pentimento Volume Three)
ジョン・ハッセル最後のライヴ録音を元に再構築したシリーズ完結作。即興、過去の音源、電子音響を融合し、「見えない音楽」を追求した彼の創造性と遺産を刻むラスト・ステートメント。

ジョン・ハッセルの『Music Is Invisible』は、「Pentimento Trilogy」を締めくくる第3作であり、彼が生前最後に行ったライヴ・パフォーマンスを収録した特別な作品である。2015年5月23日にロンドンのSt John at Hackney教会で行われた、Rリック・コックス、ジョン・フォン・ゼーゲルンとのトリオ演奏を、ジェフ・ロナが緻密な編集・ミックスによって再構築し、単なるライヴ盤の枠を超えた音響作品へと昇華している。

2018年の『Listening To Pictures』、2020年の『Seeing Through Sound』に続く本作では、両作に登場したテーマ、モチーフ、リフが半即興的な演奏の中に姿を現す。Pentimentoとは、絵画の上から塗り重ねられた過去のイメージや筆跡が浮かび上がる現象を指す言葉。ハッセルはこの概念を音楽に応用し、過去のライヴやリハーサルの録音を素材として新たな演奏を重ねたり、ループや編集によって別の楽曲へと変容させてきた。その手法には、ジャマイカのダブにおける「ヴァージョン」文化や、テオ・マセロによるマイルス・デイヴィスの大胆なテープ編集からの影響も色濃く反映されている。

『Music Is Invisible』もまた、過去の演奏をサウンドベッドとして活用し、編集、サンプリング、オーバーダビングを施すことで、ライヴとスタジオの境界を曖昧にしている。アルバム・タイトルは、ハッセルが『Seeing Through Sound』制作時に考えていた候補のひとつであり、ライナーノーツには彼自身による「On The Invisibility Of Music」を収録。

アートワークには、彼の親友マティ・クラーワインによる1976年の絵画『Leh C'est Beau』を使用。リック・コックス、ジョン・フォン・ゼーゲルや、長年のエンジニア、アルノー・メルシエらの協力のもと完成された本作は、ハッセルが追求した「見えない音楽」の思想を受け継ぐ、静かで壮大なラスト・ステートメントである。

ジョン・ハッセル

ジョン・ハッセルは、2021年6月26日、84歳で逝去した。彼は生涯を通じて創造した、音楽とアートにおける多大な影響力を持つ遺産を残した。

トランペット奏者、作曲家、そして音楽的コンセプトの探求者であった彼は、20世紀の芸術と音楽における極めて広範な領域を結びつけた、まるで至る所に居合わせるカメレオンのような存在だった。

彼は第二次世界大戦後のテネシー州メンフィスで、ジューク・ジョイントやブルース・パーティーに通いながら育った。シュトックハウゼンのもとで学び、カンのメンバーとなるホルガー・シューカイやイルミン・シュミットと交流を深めた。
テリー・ライリーと親交を結び、歴史的録音「In C」に参加したこと。
ラ・モンテ・ヤングとマリアン・ザジーラによる「Theatre Of Eternal Music」の一員となった。
パンディット・プラン・ナートからラーガの指導を受けた。
最初の作品ではデヴィッド・ローゼンブームやナナ・ヴァスコンセロスと共演した。
ブライアン・イーノとのコラボレーション。
トーキング・ヘッズの『Remain In Light』への参加。
アーティスト、マティ・クラレンとの生涯にわたる友情。
ファラフィナ、ライ・クーダー、レスリー・ウィナー、ファン・アトキンス、モリッツ・フォン・オズワルド、ピーター・ガブリエル、デヴィッド・シルヴィアン、ビョークなど、数多くのアーティストとの録音。

さらに映画音楽、演劇作品、オペラ、児童書(!)まで、その活動範囲は果てしなく広がっている。そして彼の成し遂げた功績の全貌が本格的に評価され始めたのは、実は近年になってからのことだった。

〈Ndeya〉は、ジョン・ハッセル自身が〈Warp Records〉と共同で、自身の音楽を発表する拠点として設立したレーベルである。

これまでNdeyaからは、Pentimentoシリーズの2作品——『Listening To Pictures』(2018年)と『Seeing Through Sound』(2020年)——がリリースされている。これらは真のオーター(作家性を持つ表現者)による見事な集大成である。

さらに、オリジナル・テープからリマスターされたデビュー・アルバム『Vernal Equinox』の待望の再発や、自身の音楽について書いた文章をまとめた限定版コレクション『Atmospherics』も発表された。

現在、Jonがこの世を去った後も、〈Ndeya〉はハッセルの遺族と協力しながら、彼の音楽的遺産を未来へ残していくため、複数のアーカイブ・プロジェクトを進行させている。

彼の作品群を辿れば、彼のトランペットは幻視的な存在へと変化している。それは言語を超越したものだ。聴いたことがないのに、奇妙なほど馴染み深い。

それは熱帯の鳥たちが広がる樹冠であり、異国の言葉で歌われる女性の嘆きであり、羽音を立てる昆虫であり、砂丘の向こうから響くベドウィンの角笛であり、遠くから聞こえる列車の汽笛であり、金星にいるChet Bakerなのだ。
 - Resident Advisor

Allison de Groot & Rich Ruth (CD)Allison de Groot & Rich Ruth (CD)
Allison de Groot & Rich Ruth (CD)Western Vinyl
¥1,946

11月上旬再入荷。カナダのオールドタイム・バンジョー奏者Allison de Grootと、〈Third Man Records〉等からのリリースで知られるナッシュビルの実験的プロデューサーRich Ruthによるコラボレーション。当初のソロ制作から約1年におよぶセッションを経て共同作へと昇華、ディレイやルーパーを施したバンジョーが刻む繰り返しのミニマルなフレーズは、クラウトロック的な力強い推進力を獲得。そこに重厚なシンセサイザーやシネマティックなバイオリン、空間を押し広げるペダル・スティールが重なり合う。無機質な電子音やヴィブラフォンと、野鳥の鳴き声やラジオの断片といった有機的な素朴さが混ざり合い、大地に根ざした温かみと広大な宇宙感覚が同居するサイケデリックな音響世界を構築している。アメリカン・トラッドの伝統的な手触りと、スピリチュアル・ジャズやアンビエントの実験精神が見事に溶け込んだ、新しい共有空間。

Merzbow - Vapor Hoof (CD)Merzbow - Vapor Hoof (CD)
Merzbow - Vapor Hoof (CD)Etherworld
¥2,810

MerzbowことMasami Akitaが2026年5月に自宅スタジオで制作した最新ノイズ作品『Vapor Hoof』が、〈Etherworld〉より30年振りに登場。従来の高密度ノイズの壁というより、電子的な破片、金属的なテクスチャ、低域のうねりが層を成しながら周期的に変形していく構造的ノイズで、パルスが歪み、反復が微細に揺れ続けることで、抽象的でありながら身体的な振動を伴う独特の運動感が生まれている。フィードバックの揺らぎや擦過音がミュージック・コンクレート的に配置され、音素材そのものの変化が前面に出る。近年のMerzbowに見られるリズムの影のような残響もわずかに感じられ、完全抽象のノイズでありながら、どこかグルーヴの気配が漂うのが印象的。

Chaos In The CBD - A Deeper Life (CD)
Chaos In The CBD - A Deeper Life (CD)IN DUST WE TRUST
¥3,134

ニュージーランド出身、現在はロンドンを拠点に活動する兄弟デュオ Chaos In The CBD の待望のデビュー・アルバム。ジャズ、アンビエント、R&B、バレアリック、ソウルフル・ハウスの影響を受けた、スピリチュアルで多層的なディープ・ハウス作品で、大ヒットEP『Midnight In Peckham』で見せたムーディな世界観を引き継ぎながら、今作では初めてライブ楽器やヴォーカルとのコラボレーションも導入している。BlazeのJosh Milan、Stephanie Cooke、Lee Pearson Jr.、さらにUKグライムのNovelistまでがゲスト参加しており、90年代ハウスの美学やクラブ文化への深い敬意を根底に持ちながらも、同時に海、砂、森、鳥、魚という自然との共生をテーマとした帰郷と郷愁の音楽でもある。「ニュージーランドは、バレアリック的な感覚があるけれど、パーティじゃなく自然に包まれているという意味だ」と語る彼らの音は、まさにビーチからアフターパーティ、深夜のクラブまでを流れるサウンドトラック。

NPLGNN -  BABYLON INNA 'A CAPA MI (CD)NPLGNN -  BABYLON INNA 'A CAPA MI (CD)
NPLGNN - BABYLON INNA 'A CAPA MI (CD)G10000000
¥2,754

ナポリ拠点のプロデューサーNPLGNNによる、ローカルなストリート感覚と実験的ベース・ミュージックの文脈が自然に交差する、最新作『BABYLON INNA ’A CAPA MI』。ロウ・テクノ、ステッパーズ、ダンスホール、ポスト・インダストリアルが混ざり合い、荒く削れた低域とざらついた質感が全編を貫く。反復の中で細かな変化が続くことで、都市の圧力、夜のざわめき、サイレンの残響といったナポリの音風景が抽象化されて立ち上がるかのよう。ビートは直線的ではなく、圧力と質感で前へ進むタイプ。金属的なノイズや壊れかけたスピーカーのような歪みが、むしろ作品の美学として機能している。身体性の強いステッパーズ的な重心と、ブレイクスの跳ねる感覚が同居し、クラブの強度を持ちながら、リスニングでも音響的な細部を楽しめる構造になっている。ナポリの地下ダンスの現在形を示すと同時に、UK、ベルリン周辺の実験的ベース・ミュージックとも共振する一枚。

Bruno Berle - Sem Fronteiras (CD)Bruno Berle - Sem Fronteiras (CD)
Bruno Berle - Sem Fronteiras (CD)FAR OUT RECORDINGS
¥2,495

ブラジル・マセイオ出身のシンガーソングライター、Bruno Berleがロンドン、サンパウロ、ミナスジェライス、ドイツ、マセイオを巡りながら制作した、柔らかい歌声と透明な音像で描いた現代ブラジル音楽の重要作『Sem Fronteiras』。アコースティック・ギター、控えめなシンセ、軽いパーカッションが水彩画のように薄いレイヤーで重なり、どの曲も朝の窓を開けた瞬間のようにすがすがしい。ギターのアルペジオが静かに煌めき、朝の光をそのまま音にしたような柔らかいトラックに、低いテンションのビートと淡いメロディが穏やかに揺れる。MPB、インディ・フォーク、ソフト・ポップが透明な質感で自然に溶け合い、Bruno Berleの詩的な世界観が静かに広がる、現行ブラジル音楽の中でも特に繊細で美しい作品。

Comatonse.000 - Comatonse.000.R3 (CD)Comatonse.000 - Comatonse.000.R3 (CD)
Comatonse.000 - Comatonse.000.R3 (CD)Comatonse Recordings
¥2,398
CelerことWill LongとのアンビエントxハウスなコラボCDは弊店でもメガ・ヒットでおなじみです。90年代、ニューヨークのトランスセクシュアル系クラブで活躍し、現在日本を拠点に活動しながら世界中を飛び回り、ハウス・ミュージックを切り口にアーティスティックな音楽展開を続けるカリスマDJ、Terre Thaemlitz(=DJ Sprinkles)。Social Material名義で発表された『Class/Consciousness』を含む、これまでのComatonse.000関連のリリースを全てまとめた編集盤CDが自身の〈Comatonse Recordings〉から登場。NYロフトのクラシック"Raw Through a Straw" Bill LaswellやMixmaster Morrisなどのプロデューサーをも魅了した重低音アンビエントな"Tranquilizer"といったナンバーを収録したもので、”Consciousness”がデジタルで提供されるのは今回が初。テーリ氏自身の手によるカスタム・パッケージ仕様。新聞紙に印刷した4x4パネル・ポスター(472mm x 472mm)インサートが付属。
視聴-comatonse.000 comatonse.000.r3(Excerpt 1)

視聴-comatonse.000 comatonse.000.r3(Excerpt 2)

視聴-comatonse.000 comatonse.000.r3(Excerpt 3)

視聴-comatonse.000 comatonse.000.r3(Excerpt 4)

視聴-comatonse.000 comatonse.000.r3(Excerpt 5)

視聴-comatonse.000 comatonse.000.r3(Excerpt 6)

視聴-comatonse.000 comatonse.000.r3(Excerpt 7)

視聴-comatonse.000 comatonse.000.r3(Excerpt 8)
DJ Sprinkles - Queerifications & Ruins - Collected Remixes By DJ Sprinkles Expanded Edition (クィア化とその残骸)(2013) (3CD)DJ Sprinkles - Queerifications & Ruins - Collected Remixes By DJ Sprinkles Expanded Edition (クィア化とその残骸)(2013) (3CD)
DJ Sprinkles - Queerifications & Ruins - Collected Remixes By DJ Sprinkles Expanded Edition (クィア化とその残骸)(2013) (3CD)Comatonse Recordings
¥3,929

クィアリフィケーションズ&ルインズ(クィア化とその残骸)~DJスプリンクルズによるリミックス集
2013年にMule Musiqから2枚組CDとして最初にリリースされた、非常に収集価値のあるコンピレーション。現在はアップデートされ、約4時間に及ぶ21曲のリミックスが収録された3枚組CDセットに拡張されています。Sprinkles自身のComatonse Recordingsから自主リリースされた「Queerifications & Ruins: Collected Remixes by DJ Sprinkles Expanded Edition」には、2006年から2017年の間にDJ Sprinklesが制作したリミックスの大部分が収録されています。

世界中で絶賛された傑作アルバム「midtown 120 blues」、自身のアイデアソースとなった90年代初頭の貴重なアーリー・ハウス・トラックを満載したDJミックス作品「Where Dancefloors Stand Still」のリリース、ヨーロッパ・ツアー&パノラマ・バーでのDJプレイと現在精力的に活動する川崎在住の世界が認めるアーティスト、テーリ・テムリッツのプロジェクト、DJスプリンクルスのリミックス作品集がリリース!本作で初披露となるリミックス作品や初CD化音源満載の意欲作!

Zeitkratzer with Terre Thaemlitz - Deproduction Live (2CD)
Zeitkratzer with Terre Thaemlitz - Deproduction Live (2CD)Comatonse Recordings
¥2,948

数々の著名作家と共演したり楽曲を演奏したり、ノイズ~現代音マニアを奮い立たせるドイツの実験音楽グループZeitkratzerと、ハウス・ミュージックを切り口にアーティスティックな音楽展開を続けるカリスマDJ、Terre Thaemlitz(=DJ Sprinkles)がベルリンで2018年に催されたフェスティバルの〈MaerzMusik〉で行なったライブ音源を収録したCD作品が登場!実験音楽の分野で高い評価を誇る2組によるコラボレーション!『Deproduction』からの楽曲をアコースティックの室内楽器でアレンジして演奏したもので、2019年発表の2枚組CD作品となります。4x4パネルの新聞紙ポスターが付属。

視聴-Admit It's Killing You (And Leave) (Sound/Reading for Gay Porn) (Live Version)
視聴-Names Have Been Changed (Sound/Reading for Incest Porn) (Live Version)

Koen Holtkamp - Nightlife (CD)Koen Holtkamp - Nightlife (CD)
Koen Holtkamp - Nightlife (CD)Western Vinyl
¥1,946

10月下旬入荷。Mountainsの片翼として知られるKoen Holtkampによる、ブルックリンからハドソン・バレーの自然環境へ移住したことを契機に生まれた、静けさと観察のための実験室内楽作品『Nightlife』。深夜のセッションを中心に制作され、モジュラー・シンセの実験から派生した電子的撥弦楽器のような物理モデリング音を核にしながら、Greg Fox(ドラム)、Matt Bauder(サックス/フルート)、Ben Vida(シンセ・ベース)らの生演奏がしっかりとした身体性とリズムを与えている。電子音の質感は繊細だが、演奏の呼吸が作品の中心にあり、ドラムの推進力、サックスやフルートの柔らかな揺らぎ、電子的撥弦音の微細なニュアンスが同じ空間で交差し、アンサンブルのようでありながら、各音が独立したレイヤーとして配置される多層的な音場が広がる。レイヤーは薄いのに奥行きが深く、静けさの中で音がゆっくりと動き続ける、夜の時間特有の集中と観察の感覚がそのまま音楽として立ち上がる。実験音響の精度と生楽器の演奏感が自然に溶け合う、空間と質感への意識が研ぎ澄まされた作品。

Karate Boogaloo - Access All Areas (CD)
Karate Boogaloo - Access All Areas (CD)Colemine Records
¥1,946

10月下旬入荷予定。メルボルンのインスト・ファンク集団Karate Boogalooによる、20年近く磨き続けてきたミニマル・ファンクの美学を純度高く結晶させた最新作『Access All Areas』。俳句のように簡潔をテーマに、ひとつのアイデアを極限まで研ぎ澄ませた楽曲が並び、録音方法も余計な装飾を徹底的に排除し、シンプル。ギター、オルガン、ベース、ドラムの輪郭が驚くほどくっきりと浮かび上がる。乾いたドラムの間、粘りのあるベースライン、構造そのものを形づくるギターのリフ、控えめながらグルーヴに柔らかい層を与えるオルガン。どの曲もひとつのフレーズを完璧に仕上げるという姿勢が貫かれている。短く、強く、覚えやすい曲が連続し、アルバム全体が軽やかでありながら深い。The MetersやBooker T & The MG’sの伝統を継承しつつ、現代的なミニマル感覚で再構築した引き算のファンクの到達点。

Marshall Allen - New Dawn (CD)Marshall Allen - New Dawn (CD)
Marshall Allen - New Dawn (CD)WEEK-END RECORDS
¥3,084

1958年以来のサン・ラー・アーケストラのメンバーであり、1995年からはバンドのリーダーを務めるマーシャル・アレンは今年で御歳100歳を迎え、ナンと初のソロ・デビュー・アルバム『New Dawn』をリリース!!伝説のジャズ・ミュージシャン、ドン・チェリーの継娘である比類なきネネ・チェリー、80年代からサン・ラーの研究所でアレンとも共同生活を送っていたアーケストラのサックス奏者ノエル・スコットをはじめアーケストラを支えてきたベテランたち、フィラデルフィアの綺羅星のようなジャズ・スターたちに支えられて制作された本作は、ジャズの伝統を横断し、スピリチュアリティを深く掘り下げるというサン・ラーの哲学と彼の土星の教えから大きな影響を受けながらも、アレンが彼自身の声として、スウィングし、未来に向かって反射し、止まる気配を見せないことを告げている。彼の伝説的なキャリアに終止符を打つのではなく、新たな始まりを告げるかのよう。全体を通してリラックスしながら仲間との演奏を楽しんでいるような、豊かで温かなハートウォーミングな雰囲気が心地いいですね。

Motohiko Hamase 濱瀬元彦 - Reminiscence (CD)
Motohiko Hamase 濱瀬元彦 - Reminiscence (CD)Studio Mule
¥2,897

濱瀬元彦による至高の名作。権利関係で再発の難しかった一作!亜蘭知子の「色彩感覚」や、Pierre Barouhの「Le Pollen」、宮本典子「Vivid」などへの参加でも知られ、1970年代よりベーシストとしてジャズ・シーンの第一線で活躍、音楽理論家としても名高い本邦のジャズ・ベーシスト、濱瀬元彦の1986年の傑作が再録!オリジナル盤はこちらも高騰を続けるレア盤として知られておりました!ライヒ譲りのクリスタル・トーン澄み渡るミニマリズムに、ジャズのエッセンスなどを基調にしつつ、原作の空気感を損なうことなく、よりいっそう広がりのあるクリアな音風景へと昇華。クラシック!

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