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4月上旬再入荷。1950年代ニューヨークで活動しながら、当時はほとんど知られることのなかったシンガーソングライターConnie Converse。彼女が1954年に漫画家Gene Deitchの自宅キッチンで録音した音源をまとめ、失われた天才の発掘として2009年にリリースされた『How Sad, How Lovely』が未発表音源を含むエクスパンデッド・エディションとしてボーナス7インチ付属で再発!ギター一本と声だけの極めてミニマルな構成にも関わらず、ベッドルーム・フォークの先駆けのような親密さと静けさがあり、時代を超えて届くような、淡々とした語り口が心に刺さる。自由・孤独・逃避・愛をテーマにしながら、どこかユーモラスで皮肉も効いた歌詞世界、キッチン録音のざらついた粗さが逆に生々しく、先駆性と孤独の美しさが宿る。Converseはその後30年以上消息不明となり、消えたシンガーソングライターの存在を世界に知らしめた深い余韻を残すアーカイヴ。

3月20日発売。ロサンゼルス拠点のアーティスト Olive Ardizoni によるプロジェクト Green-House の、自然と人間のあいだに広がる境界の風景を音で描き出すようなアンビエント作品『Hinterlands』。柔らかなシンセのレイヤー、風や水の気配を思わせるフィールドレコーディング、そしてミニマルで有機的なフレーズが溶け合い、耳を澄ませば、静かな自然界の呼吸がゆっくりと広がっていく。「Hinterlands(辺境)」というタイトルの通り、電子音と自然音がほどよく混ざり合う様は、どこか現実と非現実のあいだにいるよう。植物音楽や環境音楽の系譜に連なりながらも、Green-House ならではの温かさと優しいユーモアが息づく一本。

LAのハープ奏者Nailah Hunterと、テルミン奏者Aliaによる、Harold Buddの名作『The Pavilion of Dreams』の再解釈作品。2024年11月にロサンゼルスで行われた〈Leaving Records〉主催の野外コンサート「Listen to Music Outside in the Daylight Under a Tree」のために構想され、黄金色の自然光の中で生まれた音楽が、その空気まで一緒に封じ込められている。柔らかく波打つハープの余韻と、空中に線を描くようなテルミンの揺らぎが重なり、Harold Buddの透明なミニマリズムを受け継ぎつつ、より自然の呼吸に近い有機的な質感は、柔らかな光の中に溶けるアンビエント・ドリーム。

LAアンダーグラウンドの精神的支柱Carlos Niñoが、詩人Saul Williamsを迎えて制作した、長尺2曲収録のカセット作品。両曲とも約15分に及ぶスピリチュアル・ジャズ、ネイチャー・ミュージックの探求で、ギター、ドラム、サックス、シンセ、パーカッション、そしてSaul Williamsの存在感ある声が有機的に絡み合う。Nate Mercereau、Aaron Shaw、Maia the Artiste、Aztlan Unearthed、Leon Mobleyなど、Carlos Niño周辺の重要ミュージシャンが多数参加した、彼の世界観を濃密に体験できる作品。映像作品のようなシネマティックな構成の、自然・宇宙・人間の世界をつなぐ生命力に満ちた対話。

テープループとエディット技法を駆使し、Instagramで10万人近いフォロワーを持つアーティストBlankFor.msことTyler Gilmoreの待望のフル・アルバムが〈Leaving Records〉から登場。本作は、ジャズの初期経験やハウス、ドラムンベースへの愛情を背景に、テープループの不完全な循環性を時間の瞑想のメタファーとして扱うコンセプトで構築。テープの揺らぎや劣化をそのまま活かしたローファイな質感で、ピアノの断片、環境音、ノイズ、微細なビートが重なり、霧の中で記憶を拾い集めるような曖昧な音世界を形成する。抽象的ミニマルハウスとフォギーなアンビエンスが断片的にも関わらず強い物語性を生んでいる、印象に残る一枚。

Laraaji御大の今ではレアな3作、Lotus Collage (78)、Unicorns in Paradise (81)、Connecting the Inner Healer (83)がそれぞれカセットになり、3CSボックス仕様の再発。
作品の一部がベスト盤に入ったりしていましたが、元の尺でそのまま再発されるのは今回がはじめてとの事。Laraajiシンボルなチターで空へのお迎えを誘う"Lotus Collage"、角からしっぽまで白の幻想がなびく"Unicorns in Paradise"、また心落ち着かせる瞑想のひとときを掴んだ"Connecting the Inner Healer"には、82年の自主作"Rhythm and Blues"からの曲も入ってます。どれも人智の感覚、音楽の地平線をとうに離れた静けさの波。
ワールドスタンダード 鈴木惣一朗氏もフェイバリットに挙げる一枚(!) Jacob Collierとも共演しているLA出身のエクスペリメンタル/ジャズ・ベーシストであり、オルタナティヴ・ポップ・デュオ、Pratleyの一員としても知られるSam Wilkesの2019年発表の 人気作がカセットから登場。
大きな話題を呼んだ前作「Wilkes」のリリース直後の18年11月に行われたライブ音源から構成されたアルバムで、"Today"、"Run"、"Descending"といった前作からの3曲に加え、Joe HendersonやAlice Coltraneといったレジェンドたちの楽曲を収録。上品さの中に抜群のダイナミズムを秘めながら淡々と練り上げる新世代ジャズの新境地的音世界。ニューエイジから音響派、スムース・ジャズ、サイケデリックまでも大胆&越境的に横断しつつそのどれでもない異質なサウンズへと昇華しています。

待望のリプレスです!Meditationsベストセラー!2018年に自主プレスとして当初限定50部のみでリリースされていた大人気作!ジャズ・トリオ、Ingaのリーダーとしても知られ、サイケデリックやアウトサイダー、メディテーティヴと評される自由でユニークなサウンドを営んできたLAのサックス奏者のSam Gendelと、同地のベーシストSam Wilkesのコラボレーションよる、ジョン・ハッセルの第四世界にも通じるアヴァンギャルド・ジャズ作品がLeaving Recordsより登場です!一聴してドープ極まりない音楽の渦の中へとただただ吸い込まれます。洗練されたジャズ・マインドを、西海岸らしい自由な気風溢れるユニークで実験的なサウンドへと落とし込み、瞑想的ですらある独特の響きへと昇華した自信作。絶妙な塩梅にくぐもった音像が尚更聴き手を気持ちよくさせます。一推し!

Flying Lotus主宰の〈Brainfeeder〉にも作品を残しているだけでなく、「モダン・ニューエイジ」の提唱者として近年のリバイバルを牽引してきたMatthewdavid率いるLAの大名門〈Leaving Records〉より注目タイトルを漸くストック!Sam GendelやAna Roxanneとも並び、昨今のLAのインディペンデントなシーンを代表するアクトとして注目を集めるノンバイナリーのミュージシャンOlive Ardizoniによるソロ・プロジェクトGreen-Houseの最新作『A Host For All Kinds of Life』がアナログ・リリース。〈Leaving〉レーベルメイトのDiva Dompé、Ami Dang、Nailah Hunterといった鬼才たちとはニューエイジ/アンビエント・グループ、"Galdre Visions"でも活動を共にしている人気作家!「植物のためのアンビエント」作品というコンセプトが話題を呼んだ前々作以来、卓越したアンビエント作品を送り出してきましたが、今作はより瞑想的かつピースフルな仕上がりのコスミッシェ・アンビエント絶品に!まさにミニチュアサイズのTangerine Dreamの様でもあり、耽美で愛らしく、幅広い音楽好きにオススメできる一枚です。

フォーキー・サイケデリックバンド、ERIC'S TRIPのベーシストとしてカナダ音楽のアンダーグラウンドの寵児として知られるようになったカナダ・モンクトン出身のSSW、Julie Doironのソロデビュー作として1996年に彼女自身のレーベル<Sappy Records>からリリースされていた『Broken Girl』がこのたび大名門<Numero>からリイシュー!!本アルバムは、ERIC'S TRIPでの活動がほのめかすに過ぎなかったJulie Doironのソングライター、パフォーマーとしての才能を明確に示すターニングポイントとなっており、痛切なまでに美しく、繊細なギターの弾き語りと最小限のアレンジの上に歌われる静かに囁くような声、シンプルかつダークなサウンドはによる本作は、カナダ人ソロ・アーティストとしての重要性という点で、レナード・コーエンと同格の評価を即座に獲得した名作!


ミシガン州アナーバー出身、ニューヨークのブルックリンをベースに活動し、バークリー音楽大学でジャズを中心にギター演奏を学んだというSSW、Mei Semonesは日本人の母を持ち、これまでもリリックや曲名に日本語を取り入れた作品をリリースしており、日本でも大人気だが、ジョン・ローズボロとの名曲「三月の水」カバーや、昨年リリースのEP『KABUTOMUSHI』でも話題となった彼女の待望のフル・アルバム『Animaru』がついにリリース!インディー・ロック、ボサノヴァ、ジャズ、チェンバー・ポップを融合させた音楽性はそのままに、彼女の音楽が本来持っているロマンスや柔らかな感情を呼び起こすだけに留まらず、アコースティック・ギターの素朴な響きにメイのヴォーカル心地よく乗っているかと思えばふとした瞬間に、ストリングスと複雑なギターのリズムが織り成すオーケストラのうねりへと変化するような、より奥深い表現へと積極的に音楽的な挑戦を試みた一枚!
【※カセットテープにのみライヴ音源追加収録!】ミステリアスなビジュアルと、東洋と西洋を掛け合わせた摩訶不思議な音楽で、今世界中の早耳ファンがこぞって話題にし、フォロワー数を急速に伸ばしている注目の3ピース・バンド、グラス・ビームス。 東洋と西洋を融合し、歴史と未来を織り交ぜる。バンドが作品に込めるこのメッセージは、生楽器とエレクトロニカを通したプリズムとなって、時代や場所の概念を超越したエキゾチックなサウンドを生み出し、魅惑的で神秘的な世界を作り上げている。
メルボルンを拠点とするグラス・ビームスは、ラジャン・シルヴァを中心に結成された。結成の背景には、1970年代後半にインドからメルボルンに移住してきた父親にラジャンの思いと、幼少期の思い出があるという。2002年にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われた、ビートルズの故ジョージ・ハリソンへのトリビュート公演『Concert for George』のDVDを父親と見た記憶の中で、インドの伝説的シタール奏者ラヴィ・シャンカールと娘のアヌーシュカが、西洋のアイコンであるエリック・クラプトン、ポール・マッカートニー、ELOのジェフ・リンと共演した姿が目に焼きついていた。彼の幅広い音楽背景は、父親のレコード・コレクションにも由来している。B.B.キングやマディ・ウォーターズといった正統派ブルースとともに、ボリウッドを代表するアーシャ・ボースルやマンゲシュカルなどを聴いて育ち、R.D.バーマン、アナンダ・シャンカール、カルヤンジ・アナンジといったインド人アーティストによって開拓された、西洋の音楽スタイルと伝統的なインド音楽の融合に惹かれていった。
無国籍感溢れるエキゾチック・サイケデリアの世界観を作り上げた彼らは、2021年にリリースされたデビューEP『Mirage』をリリース。SNSとストリーミング、口コミを通じて話題となり、瞬く間に音楽ファンの間で噂が広がっていった。デビュー作のいきなりの成功で招待されたフェスティバルでは、『Mirage』EPの収録曲と、20分の未発表曲を披露。その未発表曲の初期段階のパフォーマンス映像が、何百万回もの再生回数を記録し、熱狂的なファンを急速に増やした。2023年のツアーを終えた彼らは、その20分の楽曲をレコーディングするために自宅スタジオに戻り、完成した作品は『Mahal』と名付けられた。
ブート・キャンプ・クリックからの第2の刺客としてデビューしたレジェンダリーなヒップホップ・ユニット、スミフン・ウェッスンが1995年にリリースしたヒップホップ史に残る名盤であり、“Bucktown”、“Wrekonize”、“Sound Bwoy Bureill”等々の名曲を生んだ説明不要のヒップホップ・クラシックなアルバム『Dah Shinin'』が完全限定生産のカセットで復刻! オリジナルにボーナストラックを追加した全18曲を収録!
ブラック・ムーンの“Black Smif-N-Wessun”や“U Da Man”でフィーチャーされ名を知らしめた2MC=テック&スティール。勢いをそのままに、ブラック・ムーンのDJでもあるビートマイナーズのイヴィル・ディー&MR.ウォルト、さらにベイビー・ポールやリッチ・ブラックも集結した、ファーストにして90sの決定的名盤『Dah Shinin'』が完全限定生産のカセットで復刻! ロイ・エアーズからインスパイアされたアートワークの通り、引き続きジャズやファンクの浮遊感のあるサンプリングを主体としながらも、よりザラつき深化したビートマイナーズの重低音がシャープ&ロウに、スモーキー&メロウに染み渡る! デビュー・シングル“Bucktown”/“Let’s Git It On”を筆頭に、“Wrekonize”、“Sound Bwoy Bureill”などの煙たいクラシックを連発!リリース当時のオリジナルCD/カセットの全16曲に2曲のボーナス・トラックを追加した全18曲収録のファン垂涎なブツ!

HTRKが20年以上にわたり築いてきた楽曲群を、現代を代表する重要アーティストたちが再解釈したカバー/リワーク集『String of Hearts (Songs of HTRK)』。HTRK がこれまでほとんど行ってこなかった公式リワーク集で、Loraine James、NWAQ、Perila、Coby Sey、Liars、Kali Malone & Stephen O’Malley、Sharon Van Etten など、ジャンルも背景も異なるアーティストが集まり、原曲の繊細な陰影を尊重しながらも、時に微妙にずらし、時に大胆に解体。アンビエント、エレクトロニック、ドリームポップ、アメリカーナ、ノイズが自然に交差し、原曲の冷たさと温かさが、別の角度から照らされる。全体として、深夜の部屋でひっそりと聴きたくなるような、静かな没入感に満ちた一本。

限定100部のカセット版入荷です。各所で即完売となっていた人気盤です、お見逃しなく!ニューエイジ・ファンにも推薦!サックス、チェロ、ピアノ、フルートを中心に繰り広げられる親密で優美なコスミッシェ・アンビエント・ジャズ・サウンド。ポートランドの「偉大なブラックミュージック」の最高の実践者、The Cosmic Tones Research Trioが、母なる地球へと捧げる音楽『All is Sound』が〈Mississippi Records〉よりアナログで登場。ゴスペルやブルースのルーツやスピリチュアル・ジャズの要素も内包した、癒しと瞑想に捧げる、真摯で宇宙的なレコードに仕上がっています。

サハラ砂漠以南のオブスキュアな音楽からご当地の知られざる現行アクトまでを紹介してきた、現代でも屈指の発掘レーベル〈Sahel Sounds〉から2018年に発表されていた、西サハラ地域全域で収集したアンビエント解釈可能なフィールド・レコーディング楽曲を収めた画期的ミックステープ作品『Field Recordings from the Sahel』をストック。砂漠のオアシスで人知れず残された声から、深夜のラジオ放送、地方の村落での祈りの呼びかけ、ニジェール川を流れる川船の音まで、レコードに収録される機会の少ない、見過ごされた至福の音楽へのオマージュに満ちた逸品。

ポルトガルの電子音楽家によるプロジェクトPersonal Systemによる、海沿いの夜をテーマにした『Transcoastal Night Drive』。柔らかいシンセの揺らぎと、夜景の光を思わせる淡いフレーズが重なり、深夜の海岸線をゆっくりと走る静かなムードを描き出す。昔どこかで見た景色のような既視感がほのかに漂い、過去の残像と現在の夜景がゆるやかに重なり合う。色褪せた映像を思わせる柔らかな音像に、バレアリックな開放感が自然に溶け合い、時間が少しゆっくり流れるような心地よさを生んでいる。「Last Gas Station Before the Horizon」「Blurred Streetlights」「In the Midnight Breeze」など、曲名がそのまま情景を喚起し、夕暮れから深夜へと移り変わる海辺の空気が丁寧に描かれる。都会の喧騒から離れた夜の海沿いの静けさとエアポケット的な感覚をそのまま閉じ込めたようなチルアウト作品。

神戸の音楽家TSUDIO STUDIOによるアンビエント・プロジェクト微風ゾーンによる作品『The West』。大阪の西側に広がる建築物や風景から着想を得て制作、各曲は特定の建築空間をイメージして構成されており、静かなシンセのレイヤーや淡いメロディが、街の中に潜む静寂や空気を丁寧に描き出している。実在の地名を思わせるタイトルが並び、都市を歩きながら感じる光や影、空間の質感がそのまま音に変換されたような、場所性の強い作品となっている。ポスト・ニューエイジ的な柔らかい音の広がりと現代アンビエントらしい透明感のある響きが心地よい、音による地理的・情緒的な旅。

〈Kankyo Records〉にもモダン・アンビエントの結晶的作品を残す実験音響作家──Yama Yuki主宰のもと、Marginal ConsortやEast Bionic Symphoniaでの活動も知られる前衛音楽家、多田正美や前衛劇団〈パパ・タラフマラ〉で音楽を指揮した環境音楽の名手・菅谷昌弘といった作家の貴重なカセットフォーマットの新譜まで手掛けてきた、現行国内最高峰の音響系カセット・レーベル〈ato.archives〉のタイトルが一挙到着!本作は、尺八奏者であると同時に有機米農家でもあり、自然との関わりをそのまま演奏の根幹に置くKatsuya Nonakaによる純粋な尺八作品。収録曲をすべて古典本曲で構成、使用した尺八はすべて自身が制作した地無し尺八で、竹の自然な形を生かした豊かな倍音と個性ある響きが、曲ごとに異なる表情と深い余韻を生み出している。

〈Kankyo Records〉にもモダン・アンビエントの結晶的作品を残す実験音響作家──Yama Yuki主宰のもと、Marginal ConsortやEast Bionic Symphoniaでの活動も知られる前衛音楽家、多田正美や前衛劇団〈パパ・タラフマラ〉で音楽を指揮した環境音楽の名手・菅谷昌弘といった作家の貴重なカセットフォーマットの新譜まで手掛けてきた、現行国内最高峰の音響系カセット・レーベル〈ato.archives〉のタイトルが一挙到着!1975年に小杉武久に師事し、伝説的即興音楽グループEast Bionic Symphoniaに参加。現在はMarginal Consortのメンバーとしても活動、実験音楽、ジャズ、ロック、インド古典音楽、さらに観世流能楽の謡を演奏するTomonao Koshikawaによる、ato.archivesからのデビュー作『Footprint』に続く、2作目のソロ作品。カセットテープというフォーマットの柔らかい質感と、彼の繊細な音響処理が重なり、宇宙空間の広がりと微細な光の粒子が漂うようなサウンド。50年にわたる探究の成果。

日本の現代環境音楽の牙城〈Kankyo Records〉にもモダン・アンビエントの結晶的作品を残す実験音響作家──Yama Yuki主宰のもと、Marginal ConsortやEast Bionic Symphoniaでの活動も知られる前衛音楽家、多田正美や前衛劇団〈パパ・タラフマラ〉で音楽を指揮した環境音楽の名手・菅谷昌弘といった作家の貴重なカセットフォーマットの新譜まで手掛けてきた、現行国内最高峰の音響系カセット・レーベル〈ato.archives〉のタイトルが一挙到着! 今回はなんと、Sun Arawの〈Sun Ark Records〉や前衛/実験音楽老舗〈Important Records〉のカセット部門〈Cassauna〉、Taylor Deupree主宰の音響系聖地〈12k〉を始め、世界各地の名レーベルを練り歩き、ニューエイジ・リバイバル以降の国産モダン・アンビエントの名品の数々を残す東京の電子音楽家/ペインターのAkhira Sanoによる最新カセット作品! 電子音の粒子や微細なノイズ、淡いメロディの断片がゆっくりと浮かんでは消えていく、静謐で内省的なアンビエント作品で、デジタルの冷たさと有機的な温度が同居する音のレイヤーは、深夜の静けさや記憶の残響を思わせ、聴くほどに細部の美しさが立ち上がる逸品。
