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Ambient / Minimal / Drone

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John Carroll Kirby - My Garden (LP)
John Carroll Kirby - My Garden (LP)Stones Throw
¥4,353

2018年のデビュー以来、コンスタントに傑作を繰り出してきましたが、ニューエイジな天の河原を渡りに渡ったカセット作品での〈Leaving Records〉を経て、遂に〈Stones Throw〉からデビューした2020年作がヴァイナル再プレス!Blood OrangeやSolange、Shabazz Palacesといった大物たちのコラボレーターとしても知られるLAの要注目プロデューサー/キーボーディスト、John Carroll Kirbyの最新アルバム!ステイホームな家の庭の景色も瞬く間に別次元へとアップデート、これは爆音で浴びるべきです。ジョン・ハッセルの第四世界〜細野ワールド全開だったデビューLP、ヤソス回帰な天上ニューエイジな18年カセット、静謐なモダン・クラシカル風味の昨年のミニLPと、作品ごとに違った世界観を展開してきた同氏ですが、録音からプロデュース、作曲の全てを自身で手がけた本作では、Alice ColtraneからCarlos Niño、Jamael Deanまでも一手に繋げつつ、テン年代以降なニューエイジ的エッセンスも取り入れながら、スピリチュアル/ソウル・ジャズの新時代を切り拓きまくった超大作。この人のファーストを初めて聴いたときの衝撃を思い起こしますが、壮絶にアンビリーバブルで刺激的です。

Dewa Alit & Gamelan Salukat - Baur Bentur (LP+DL)
Dewa Alit & Gamelan Salukat - Baur Bentur (LP+DL)Black Truffle
¥4,989

バリの革新的作曲家Dewa Alitが率いるGamelan Salukatによる最新作。Dewa Alit自身が設計した11音階の独自調律のガムラン楽器群と、インドネシア出身のピアニストSri Hanuragaを迎え、ガムランとピアノが衝突しながらも一体化していくダイナミックな構造。金属的な倍音が渦を巻くガムランの層に、ピアノの打鍵が切り込むことで生まれるポリリズムは、アコースティックでありながら電子音楽のような鋭さを持つ。高速反復やミュート奏法が生む異常に精密で推進力のあるリズムの塊、そしてガムラン特有の揺らぎが共存し、聴くほどに迷宮へ引き込まれる。安易なクロスオーバーではなく、異なる調律とリズム体系がぶつかり合うことで生まれる新しい音響による先鋭的なリズム・サイケデリア!

The Orb - COW / Chill Out World! (LP+DL)The Orb - COW / Chill Out World! (LP+DL)
The Orb - COW / Chill Out World! (LP+DL)Kompakt
¥4,597

ピンク・フロイド、KLFへの至高のアンサー…
ジ・オーブのキャリア史上最もアンビエントな傑作!
キャリア通算16作目となる2016年の名作が、2025年リプレス。

Thomas Fehlmann - Gute Luft (2LP+DL)
Thomas Fehlmann - Gute Luft (2LP+DL)Kompakt
¥4,884

ベルリン市民の1日を24時間ドキュメントしたTVプログラム24h Berlinのサウンドトラック用に制作された楽曲を中心にまとめられたベルリン・アンビエントダブ作品。コンパクトの創始者、ウォルフガング・フォイトや、ベーシック・チャンネルのモーリッツオ共にドイツのミニマルテクノシーンに多大な影響を及ぼしながら今なお現役で活動を続けるテクノ界のカリスマ、トーマス・フェルナンの最新アルバムが完成。ベルリンの日常を切り取るドキュメンタリーフィルムのサウンドトラックとして制作された本作は正にテクノミュージックが生活に溶け込むベルリンという街を彩るウォームフルで美しく、ダビーなアンビエントテクノアルバム。

The Orb - Okie Dokie It´s The Orb On Kompakt (2LP+DL)The Orb - Okie Dokie It´s The Orb On Kompakt (2LP+DL)
The Orb - Okie Dokie It´s The Orb On Kompakt (2LP+DL)Kompakt
¥5,196

2025年リプレス。アシッド・ハウス、テクノ、ダブ、レゲエ、アンビエント、プログレッシヴ・ロック、ヒップホップを飲み込んだ独自のサウンドを展開するジ・オーブ(=アレックス・パターソン)の通算8枚目のニュー・アルバム。

Mikkel Metal - Rebuild (12")
Mikkel Metal - Rebuild (12")ECHOCORD
¥3,311

デンマークのプロデューサー Mikkel Metal によるダブ・テクノの深さと、よりメロディックで構造的なテクノの側面が交差する12インチ『Rebuild』。長年の〈Kompakt〉周辺での活動で培われた、沈み込むような低域と霧のような残響処理はそのままに、ビートやテクスチャを組み替えながら新しい方向性を提示している。トラックはどれも、重心の低いキック、深く揺れるダブ処理、ミニマルな反復を軸にしつつ、メロディやパッドが静かに浮かび上がる構造。硬質なテクノの推進力と、アンビエント的な空間の広がりが同居し、音数は少ないが、その分ひとつひとつの音が立体的で、時間の流れとともにじわじわと変化していく。深さと静かな緊張感”が凝縮された一枚。

Amelia Cuni - Melopea (LP+DL)
Amelia Cuni - Melopea (LP+DL)Black Truffle
¥5,063

テリー・ライリーとのコラボで知られる、2024年に惜しくも亡くなったイタリア出身の名歌手アメリア・クーニの声を中心に据えた作品。インドの伝統的な声楽ドゥルパドの探求と現代実験音楽が見事に融合しており、A面の「Melopea」では、ベルリンでの録音をもとに、ヴァイオリニストのシルビア・タロッツィとチェリストのデボラ・ウォーカーが、クーニの歌声と重ね合わせながら、伝統のドローン音から解き放たれた不安定で複雑な響きを紡ぎ出す。まるで音の細かな倍音を追い求めるように、ゆったりとしたグリッサンドと繊細な音程操作が織り成す歌唱は瞑想的で、聴く者を静かな深みへと誘う。「Bhoop-Murchana」では、ソプラノサックス奏者のヴェルナー・デュランドとチェリストのアンセア・キャディが、クーニが歌うラーガの構成音を丁寧に選び、新たな旋法を探求しており、彼らの純度の高い音色と浮遊感のある長い響きは、クーニの声やタンプーラの繊細な音と溶け合い、まるで温泉につかるかのよう。パンデミックの時期に非同期で行われたコラボレーションから生まれたこの作品は、クーニの芸術への敬意を表すとともに、初めて彼女の世界に触れる人にとっても理想的な入門盤となっている。

石橋英子 Eiko Ishibashi - For McCoy (LP)
石橋英子 Eiko Ishibashi - For McCoy (LP)Black Truffle
¥4,466

〈Unseen Worlds〉やKara-Lis Coverdale、Visible Cloaks、Joseph Shabasonから第四世界/ニューエイジ/アンビエント系リスナーにもレコメンドしたい一枚です!星野源、突然段ボール、Ogre You Asshole、坂本慎太郎、Jim O'Rourkeなどなど、もはやアンダーグラウンド/コンテンポラリーな音楽の枠を超え、名だたるアーティストをサポートしてきた日本が誇る名SSWこと石橋英子。アメリカの刑事/法廷ドラマ『ロー&オーダー』のキャラクターであるJack McCoy(演じたのは俳優Sam Waterston)へと捧げる最新アルバムが、オーレン・アンバーチ主将率いる豪州の実験/前衛音楽の聖地こと〈Black Truffle〉から登場!!!!!! ミュージック・コンクレートのテクニックから〈ECM〉を感じさせるコンテンポラリーかつ静謐なジャズの美学、滋養豊かなシンセサイザーのレイヤー、そして、ポップスから得たヒントまでもが彼女の自宅スタジオで混ぜ合わされた没入度MAXの天上なモダン・クラシカル・アンビエント/インプロヴィゼーション作!ジム・オルーク氏がミックスを担当。

Salamanda - Music To Watch Seeds Grow By 008: Salamanda (Basil)  (CS)Salamanda - Music To Watch Seeds Grow By 008: Salamanda (Basil)  (CS)
Salamanda - Music To Watch Seeds Grow By 008: Salamanda (Basil) (CS)Music to Watch Seeds Grow By
¥2,964

韓国・ソウルを拠点に活動するデュオSalamandaが、植物にまつわる大人気シリーズMusic To Watch Seeds Grow Byに登場。第8弾となる本作は窓辺のバジルの一日を描いた、ミニマルで親密なアンビエント。水滴の落ちる音、時計の針のような反復、植物のゆっくりとした脈動を思わせるビート。Salamanda特有の柔らかい電子音と、生活の延長にあるような小さな音の粒子が重なり、光合成や吸水のスピードに同期したような、独自のタイムレスな感覚が光る。Salamandaの二人が実際に自宅で育てているバジルから着想を得たという背景もあってか、バジルの周囲で起こる小さな出来事を音で描写しつつ、「バジルは自分が食べられる運命を知っているのか?」という哲学的な問いも作品の奥に潜み、穏やかで可愛らしいだけでなく、どこかファンタジーと深い思索が同居する奥深い魅力も併せ持っている。単なるBGMとしてのアンビエントではない、つい忘れてしまう、植物という隣人との静かな対話ともいうべき一本。今回も種、付いてます。

Stardust Multiplier - Convergence (LP)Stardust Multiplier - Convergence (LP)
Stardust Multiplier - Convergence (LP)Personal Affair
¥5,497

デトロイト出身の作曲家でありドラマーのEric Hoegemeyerによるソロ名義Stardust Multiplierの最新作『Convergence』。ガラスマリンバ、フルート、アナログシンセを中心に構成された本作は、儀式的な静けさと、身体の奥に染み込むような深い共鳴を持つアンビエント。制作背景には、Hoegemeyerが経験した重い病気と長期入院があり、病室で聴こえる機械音や環境音、聴覚が再調整されていく感覚がそのまま音楽の構造に反映され、極めてミニマルで、微細な変化が大きな意味を持つサウンドへと結晶している。ガラスマリンバの硬質な響き、フルートの息遣い、アナログシンセの柔らかな音が重なり、自然音と電子音の境界が曖昧になるような音像が広がる。旋律は霧の中からゆっくりと立ち上がり、朝の儀式”のような静謐さと、回復のプロセスを思わせる解放が同居している。深い呼吸を取り戻すような、静かで力強い一枚。

Old Saw - Country Tropics (LP)Old Saw - Country Tropics (LP)
Old Saw - Country Tropics (LP)Lobby Art Editions
¥4,776

7月中旬入荷予定。人気作が五周年記念版として待望のリプレスです!ヴァーモントのマルチ奏者Henry Birdseyを中心とするOld Sawによる、アメリカ北東部の風景をそのまま音にしたような名作『Country Tropics』。ペダルスチール、バンジョー、フィドル、パイプオルガンなど、伝統的なアメリカーナやフォークを象徴する楽器群を使いながら、響きは完全にアンビエント、ドローン。音はゆっくりと沈み込み、乾いた草原の匂い、夕暮れの湿った空気、古い納屋の木材のきしみまで感じられそうな質感。Stars of the Lidや75 Dollar Billのファンにも強く響きそうな静謐な広がりがある、農村アンビエントともいうべき独自の世界観。風景を音響へと翻訳するかのような、アメリカーナの新しい地平を切り拓いた、孤独で美しいアンビエント・ドキュメント。

V.A. - Pop Ambient 2026 (LP+DL)V.A. - Pop Ambient 2026 (LP+DL)
V.A. - Pop Ambient 2026 (LP+DL)Kompakt
¥4,466

〈Kompakt〉が毎年送り出す名物シリーズ「Pop Ambient」の最新作。Wolfgang Voigt(GAS)によるキュレーションで、2026年版はMicå、Pass Into Silence、Morgen Wurde feat. Tetsuroh Konishiなど、日本勢の存在感も大きいラインナップ。ビートレスのシンセ・レイヤーがゆっくりと揺れ、ポストクラシカルな質感のストリングスや淡いメロディが霧のように立ち上がる、純度の高いアンビエントが中心。Micåの緻密な音響、Pass Into Silenceの静謐なドローン、そしてトランペットが溶け込むMorgen Wurdeの楽曲など、透明度の高い音響美がアルバム全体を貫く。瞑想的でありながら、曲ごとに微細なドラマが潜む構成は「Pop Ambient」シリーズならではの魅力。

V.A. - Artificial Intelligence (LP+DL)V.A. - Artificial Intelligence (LP+DL)
V.A. - Artificial Intelligence (LP+DL)WARP
¥4,400

エレクトロニック・ミュージック史における最重要コンピ『Artificial Intelligence』が30年ぶりにヴァイナル・リイシュー!!エイフェックス・ツイン、オウテカ、リッチー・ホウティン、アレックス・ピーターソンらの貴重な初期音源を収録!!

エイフェックス・ツイン、オウテカ、スクエアプッシャー、ボーズ・オブ・カナダ、フライング・ロータス、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーら、先鋭的アーティストを数多く輩出し、衝撃的なMVやアートワークといったクリエイティブの分野においても音楽史に計り知れない功績を刻み続けているレーベル、〈Warp Records〉が30年前にリリースした伝説的コンピレーション『Artificial Intelligence』をリイシュー!
1992年にリリースされたこのコンピレーションは、エイフェックス・ツインのザ・ダイス・マン(The Dice Man)名義、オウテカ、リッチー・ホウティンのアップ!(UP!)名義、B12のミュージコロジー(Musicology)名義、アレックス・ピーターソン(ジ・オーブ)とジミー・コーティ(The KLF)などの初期の貴重なトラックを収録している。
本作は〈Warp Records〉の1992年から1994年にかけてリリースされた"Artificial Intelligence"シリーズの最初の作品で、シリーズからは続いてエイフェックス・ツインのポリゴンウィンドウ名義の『Surfing On Sine Waves』、 ブラック・ドッグ・プロダクションズの『Bytes』、B12の『Electro-Soma』、リッチー・ホウティンのF.U.S.E名義の『Dimension Intrusion』、スピーディJの『Ginger』、オウテカの『Incunabula』、そして『Artificial Intelligence II』がリリースされた。
ゲートフォールドスリーブはデザイナーズ・リパブリックによって再構築され、Ten Eight Seven MasteringのBeau Thomasによって、クラシックなブラック・ワックスでカットされている。

<Tracklist>
01.The Dice Man - Polygon Window
02.Musicology - Telefone 529
03.Autechre - Crystal
04.I.A.O - The Clan
05.Speedy J - De-Orbit
06.Musicology - Premonition
07.UP! - Spiritual High
08.Autechre - The Egg
09.Dr Alex Paterson - Loving You Live

f.ampism -  The Vertical Luminous (LP)f.ampism -  The Vertical Luminous (LP)
f.ampism - The Vertical Luminous (LP)Hive Mind Records
¥4,989

英国ブライトンのサウンド、ヴィジュアル・アーティスト Paul Wilsonによるプロジェクトf.ampismのサイケデリック・ニューエイジ〜エクスペリメンタル作品『The Vertical Luminous』。全13曲の短い断片が連なりながら、シンセの揺らぎ、テープ質感のノイズ、ファウンドサウンドを用いたミュージック・コンクレート的手法が結びつき、静謐さと奇妙な好奇心が同居する独自の音世界を形づくっている。曲名に象徴されるように、月、光、身体、幻視といったイメージが音の中で立ち上がり、万華鏡のように表情を変えながら聴き手を包み込む。サイケデリックな質感を持ちながら、1〜3分台のコンパクトな構成がテンポよく移り変わり、抽象的でありながらどこか有機的で親しみやすくもある絶妙なバランス感。光の粒子が立ち昇るようなサウンドに漂う一枚。

Gramm - personal rock (2LP+DL)Gramm - personal rock (2LP+DL)
Gramm - personal rock (2LP+DL)Faitiche
¥5,346

Jan JelinekがGramm名義でクリック〜マイクロハウスを制作していた90年代末に、リスニングにフォーカスした作品として制作された『Personal Rock』が、本人主宰レーベルFaiticheよりオリジナル・アートワーク仕様で20年の時を経て、ついにヴァイナル復刻。クリック音や微細なノイズ、細かく刻まれたサンプルが緻密にレイヤーされ、静けさの中で絶えず揺れ動く粒子の音楽が展開される。メロディを前面に押し出すのではなく、音の質感そのものが表情をつくり、反復の中で少しずつ変化していく構造は、Jelinekが、より抽象的で内省的な方向へ踏み込んだ作品であり、後の代表作「Loop-Finding Jazz Records」に通じる美学の原点ともいえる。深夜の静けさや都市の空気を思わせる繊細な緊張感が全編に漂い、20年以上経った今でも色褪せない魅力を放つ大名盤。

Mark Templeton - Standing on a Hummingbird [2026 Remaster] (LP)Mark Templeton - Standing on a Hummingbird [2026 Remaster] (LP)
Mark Templeton - Standing on a Hummingbird [2026 Remaster] (LP)KEPLAR
¥4,744

カナダのサウンドアーティストMark Templetonが2007年に発表したデビュー作が、〈Keplar〉のリバイバル・シリーズで初のアナログ化。ギターやバンジョー、アコーディオンといったアコースティック楽器の手触りをそのまま残しながら、微細な加工とレイヤー処理で抽象的な風景へと変換していく彼の代表的スタイルがすでに完成しており、Giuseppe Ielasiによる新リマスターも、音のざらつきや空気の揺れをより鮮明に浮かび上がらせ、彼の音楽が持つ触覚的アンビエントの魅力をさらに際立たせている。ポスト・グリッチの繊細さ、ドローンの持続感、エレクトロアコースティックの構築美が溶け合い、静けさの中に豊かな表情が宿る。夜の部屋で小さな灯りのそばで聞きたい繊細な音楽。

Siavash Amini -  Till human voices wake us (LP)Siavash Amini -  Till human voices wake us (LP)
Siavash Amini - Till human voices wake us (LP)Umor-Rex
¥5,693

イランのテヘランを拠点とする作曲家Siavash Aminiが2014年に発表した代表作『Till Human Voices Wake Us』が、〈Umor Rex〉によるリマスターを経て限定150枚の初アナログ化。T.S.エリオットの詩を核に据え、アルバム全体がこの詩の持つ内省、孤独、現実への目覚めというテーマを音像化したもので、ギターの残響、冷たいシンセ、深いドローンが重なり合う詩的なダーク・アンビエンスの名品。静寂と緊張がゆっくりと入れ替わる10の楽章は、Aminiが単なるアンビエント・アーティストではなく、音で叙事詩を書く作家であることを示している。テヘランの憂鬱と、エリオットが描いた『人間の声が私たちを目覚めさせるまで』という時間の止まったような終わりなき内省の風景。

Christina Kubisch -  TUNING (LP)Christina Kubisch -  TUNING (LP)
Christina Kubisch - TUNING (LP)Faitiche
¥5,896

ドイツのサウンドアーティスト Christina Kubisch が、電磁波・共鳴・周波数の調律をテーマに制作した作品『TUNING』。彼女の代表的手法である電磁誘導ヘッドフォンを使い、都市空間や電子機器が発する、人間が普段気づかない隠れた音の世界を採取し、それを音楽的な構造へと再編成している。電車の架線、照明、ATM、セキュリティゲートなどの電磁音は、ノイズではなく、ゆっくりと変化するドローンとして調律され、静けさの中に緊張と美しさが同居する独特の音空間を生み出す。フィールドレコーディング、ミニマル、音響芸術の境界を超えて、都市の裏側に潜むもうひとつの音の層を可視化するような一枚。

Ruth Maine - Found Keys (LP+DL)Ruth Maine - Found Keys (LP+DL)
Ruth Maine - Found Keys (LP+DL)SONIC PIECES
¥4,567

アメリカの作曲家・ピアニスト Ruth Maine によるデビュー・アルバム『Found Keys』。20年以上の演奏・作曲のキャリアを持つ彼女が、初めて自身の作品を録音・公開することを決意した非常にパーソナルなアルバムであり、静けさと親密さに満ちた16曲の短いピアノ作品が収録されている。ピアノの旋律はシンプルながらも反復を通じて微細に変化し、各曲は2〜3分ほどの長さでありながらも深みを持ち、自然に囲まれた環境で録音されたことによって環境音や空間の響きが自然に取り込まれていることも相まって、アンビエント、ネオクラシカルの要素が溶け合った音響世界が展開されている。時代を超越したような穏やかさと、古くからの友人のような温もりを感じさせる、音楽というよりも、記憶や感情の断片をそっと鍵盤に乗せたようなスケッチ集。静かな時間に寄り添う一枚として、深く心に響く作品。

Eddie Marcon - Carpet Of Fallen Leaves (2LP)Eddie Marcon - Carpet Of Fallen Leaves (2LP)
Eddie Marcon - Carpet Of Fallen Leaves (2LP)Morr Music
¥5,868

サイケデリックを纏ったアシッドフォーク・デュオ、ゑでぃまぁこん。yumbo、Andersens、Minna Miteruなど、〈Morr Music〉からリリースされた他の日本人アーティストに続き、ゑでぃまぁこんの22年にわたる活動の歴史から、美しい日本語の語感と壊れやすくも豊かなメロディーを持つ楽曲を集めたコンピレーション『Carpet Of Fallen Leaves 』が2枚組アナログで登場!中核となる、ゑでゐ(ギター、オルガン、ヴォーカル)、柔流まぁこん(ベース)に加え、立川洋二郎(ドラムス)、影山知子(ヴィブラフォン)、水谷靖久(フルート)、朝倉まどか(ヴォーカル)、Ztom Motoyama(ペダル・スティール)が加わっている。バンドのアンサンブルはどこまでも静かでドリーミーだが、どこか民話や寓話にまつわるおそろしさのような感覚も帯びていて、緩やかな暖かさと軽いアシッド感が最高のサイケデリックと心地良さを運ぶ、アシッド・マジカル・フォークが素晴らしい。幻想的でイマジネーション溢れる歌世界が詰まってます!!

Will Long -  Long Trax 5 (3LP)Will Long -  Long Trax 5 (3LP)
Will Long - Long Trax 5 (3LP)Will Long
¥4,567

7月上旬入荷予定。Will Longが継続してきたディープ・ハウス・シリーズ最新作『Long Trax 5』。ローズ、シンセ、リズムマシン、スペースエコー、スプリングリバーブなど、すべてハードウェアのみで制作された6曲を収録し、シリーズの核であるアナログの温度感と長い時間軸の反復がさらに深化した一枚。本作には3名の新しいナレーターが参加し、Long Traxシリーズの特徴である 社会性・思想性を帯びた語りが、ミニマルなビートの上に静かに重ねられていく。音は極限まで削ぎ落とされ、ローズの柔らかなコードと深いキックがゆっくりと揺れ続ける。Celer名義での作品で培われた余白の感覚が、ここではハウスのフォーマットの中で自然に息づき、アンビエント的な空気とモノトーンのディープ・ハウスが交差し、瞑想的で内省的なグルーヴが全編を貫く。限定200部。

Will Long - Acid Devil (2x12")Will Long - Acid Devil (2x12")
Will Long - Acid Devil (2x12")Will Long
¥3,457

7月下旬入荷予定。2024年に〈Comatose〉からリリースされた2枚組アルバム『Acid Trax』に続き、Will Longが再びアシッド・ハウスへと深く切り込む最新作『Acid Devil』。今作は808と改造303のみで制作された、徹底したアシッド・ミニマリズム。シカゴで確立されたクラシックなアシッド・フォーマットを踏襲しながら、よりストイックで鋭い表現へと踏み込んだ一枚。200枚限定。マスタリングはStephan Mathieuが担当し、アシッドラインのうねりと808の重心をクリアに引き出している。

Celer - Poulaine (CD)Celer - Poulaine (CD)
Celer - Poulaine (CD)ROOM40
¥1,964

2009年にCDrでひっそりと発表され、長らく入手困難となっていたCelerの初期代表作『Poulaine』が、〈Room40〉によってついに再発。14世紀写本展のために制作されたという特異な背景を持ち、13点の写本に対応する13のアンビエント小品で構成されるコンセプチュアルな作品。制作は2007〜2009年、Will LongとDanielle Baquetがバックパックに機材を詰め込み、移動しながら録音したフィールド録音、チェロ、ヴァイオリン、ピアノ、テープループ、油絵へのコンタクトマイク録音など、多彩な素材が重ねられている。左右チャンネルの反転やリバース処理など、Celerらしいアナログ的な揺らぎの操作が施され、柔らかなドローンが生まれている。音はどれも淡く、儚く、繊細。Celer特有の夢と現実のあいだにある音響詩。

Turn On The Sunlight - Iseo (LP)
Turn On The Sunlight - Iseo (LP)Music From Memory
¥4,961

6月下旬入荷予定。マルチ奏者、作曲家、プロデューサーのJesse PetersonとLAの大人気パーカッショニストCarlos Niñoを中心とした音楽プロジェクト、Turn On The Sunlightによる、ロサンゼルス、東京、ロンドン、メキシコのサン・ミゲル・デ・アジェンデ、そしてハワイ・マウイ島など、世界各地で録音された素材を編み込んだレイアーが重なり合うアンビエント作品『Iseo』。Laraaji、Mia Doi Todd、Ko Ishikawa、Luis Pérez Ixoneztliなど、国境を越えた多数の音楽家が参加。シンセ、ギター、ツィター、フルート、尺八、声、環境音が柔らかく重なり、オーガニックで呼吸する音楽が生まれている。音は配置されるのではなく、時間の中で自然に沈殿し、混ざり合い、形を変えていく。中心曲「Medianoche En La Calle Aurora」は15分にわたり、光と影のあいだを漂うような静かな変化を描く長編。コミュニティの演奏が生む開放性が強く、個人の作品というより場としての音楽が広がる。静かで温かく、どこか神秘的な一枚。

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