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オーストラリアのDJ、プロデューサーであり、熱心なディガーであるAndrásとInstant Petersonがコンパイルした、1980年代から90年代のオーストラリア・ニュージーランドの知られざるアヴァン・ポップやアウトサイダー・エレクトロニックミュージックを掘り起こしたコンピレーション・アルバム『Midnite Spares』。地元のアーカイブ、古書店、私的なコレクションなどを時間をかけて丹念に探し回ったもので、Maria KozicやPhilip Brophy、David Chesworthなど、当時の実験的なアーティストたちの貴重な音源が並び、DIY精神とローカルな美学が光る。ジャンルはニュー・ウェイヴ、シンセ・ポップ、ダブ、エクスペリメンタルなど多岐にわたり、非メインストリームで魅力的なサウンドが詰まっている。オーストラリア・ニュージーランドの音楽史の裏側に光を当てる、知的で刺激的なコンピレーション。
〈Aloha Got Soul〉が長年リイシューしてきたハワイアンAOR/ソウルの精神を受け継ぎつつ、現代の若手アーティストによる、いまのハワイの空気をそのまま閉じ込めた、ジャンル横断型のフレッシュなコンピレーション『Mix Plate 2025』。レゲエ、R&B、ポップ、ネオソウルが自然に混ざり合うハワイらしいクロスオーバー感に、どの曲も柔らかいメロディと心地よいグルーヴがあり、〈Aloha Got Soul〉の美学であるハワイアンAORの心地よさが現代的にアップデートされている。カラパナへのトリビュート曲など、ローカル文化への敬意も盛り込まれた、ハワイへの愛にあふれた一枚。


1966年から69年のサイケデリック東京をテーマに、日本のグループ・サウンズからガレージ・ロックのレア音源を集めたコンピレーション。ビートルズ以降の日本で巻き起こった グループ・サウンズ・ムーブメントの中でも、特に ガレージ、サイケ、R&Bに傾倒した荒々しい側面を切り取った内容で、The Mops、The Spiders、The Golden Cups など当時の重要バンドが残したワイルドで粗削りなトラックを一枚に凝縮。ファズギターが唸り、R&Bカバーが暴走し、録音の荒さすらエネルギーに変わる。そんな10代の衝動がそのまま封じ込められたような内容で、60年代日本の熱気と混沌を体感できる貴重な記録。ポップなGSの表舞台とは異なる、アンダーグラウンドでしか生まれ得なかった東京サイケの生々しい瞬間が詰まった一枚。


Folkways Recordsで数々の作品を手掛けた音楽収集/民族研究家、David Blair Stifflerによる名仕事。場所はフィリピン北部ルソン島のアウロラ州と、ヌエヴァ・エシハ。フィリピンではイスラム教徒"モロ"がキリスト系からの抑圧に耐えきれず、70年から独立闘争を掲げて過激な活動を開始。この録音当時もその激下に置かれていた頃で、録音した音源もその過激派に没収され、ここに収録されているのはその必至に逃げ延びた際に残ったカセットからの音源との事です...
しかしそこに残っていた音源はどれも素晴らしく、自然的で素朴。生活に根付いた音や、部族のコーラスの味わいは音楽の普遍的な喜びや楽しみ、力強さを再認識させてくれます。音源採取の秘話を除いてもこの有機的な愛情溢れる音を聴けばただただ虜にさせられてしまいます。当時Folkwaysから出版されるはずだったものですが今にして漸く日の目を見る事になりました...Numeroの丁寧な資料写真も見物。




独自の審美眼で埋もれた音楽を掘り起こすフランス出身の音楽キュレーターCharles Bals選曲・編集による、女性ヴォーカルを軸にした幻想的でメロウなアメリカ産フォークロック/AOR/ソウル・コンピ『Neon Castle』が〈Smiling C〉より登場!透明感ある歌声とスライドギター、フレットレスベース、ドラムマシンが織りなす80年代的な浮遊感。牧歌的な温かさと神秘的な幻想性が同居し、まるで映画のワンシーンのような音楽世界を描く。Charles Balsのキュレーション作の延長線上にありながら、その中でも特に物語性の強い一枚。
仏〈Ocora〉にも比肩しうる広範かつディープな世界各地の伝統音楽のカタログを持つスイスのローザンヌ近郊に拠点を置く、長い歴史を持つレーベル〈VDE/Gallo〉より、ニジェール北部アザワグ地方に暮らすトゥアレグ族の音楽文化を記録したフィールド録音作品。遊牧民としての生活に根ざした音楽は、一弦フィドル、アンザドやフルート、打楽器などの素朴で力強い楽器によって奏でられ、女性たちの合唱や詩の朗唱、子どもたちの歌声が交錯することで、共同体の多様な声が響き合う。旋律は反復的で呪術的な雰囲気を持ち、ハンドクラップや声と鮮やかなレイヤーを形成する。録音を包み込むような静寂の深さが印象的。風や動物の声などの環境音も含まれた録音も相まって、聴く者はまるで現地に立ち会っているかのような錯覚を覚える、トゥアレグ族の精神世界と音の美学を体感できる貴重な記録。

アフロ・レアグルーヴ入門に最適!数々の名コンピの編纂でも知られる名門発掘レーベル〈Strut〉が、2001年に初めて発表した画期的編集盤であり、ナイジェリアの豊穣な音楽シーンを紐解いた歴史的なショーケース『Nigeria 70』の決定版ヴァイナルが二十五周年記念版で登場!アフロビートの帝王Fela Kutiや、同国のポピュラー音楽"ジュジュ"伝説King Sunny Ade、アフロ・ファンク/サイケの金字塔として君臨するThe Funkeesに至るまで、70年代のナイジェリアのラゴス・シーンのアフロ・ファンクやアフロ・ジャズのタイムレスの魅力を後世へと伝え続けるマスターピース!
N.Y.パンクはオーバーグラウンドへと達することなく、その熱気は地下へと向かった。後にNO WAVEと呼ばれることとなる潮流を画期的な明晰さで捉えたブライアン・イーノ、プロデュースのコンピ『NO NEW YORK』が<LILITH>よりヴァイナル・リイシュー!!かの坂本龍一も「ロックのアルバムでいちばん好き」と言っていた当コンピは、アート・リンゼイのDNA、ジェイムズ・チャンスのコントーションズ、リディア・ランチのティーンエイジ・ジーザス・アンド・ザ・ジャークス、マーク・カニンガムのマーズというとんでもないバンドが集まった必聴不可避の一枚!1978年という瞬間を、直感と衝動だけで切り取ったような伝説のコンピレーション!すべてのオルタナティヴサウンドの源流とも言える究極の音をぜひ!

1992年に大阪のレコード店<ソレイユ>が運営していたレーベルより発表されていた、ジャパニーズノイズ重鎮が集結したコンピレーションが、インダストリアル/ノイズ名門〈Cold Spring〉からヴァイナルリリース!限定250部カラーヴァイナル仕様。MERZBOW, C.C.C.C., SOLMANIA, DISLOCATION, MONDE BRUITS, MASONNA, VIOLENT ONSEN GEISHA, and INCAPACITANTS.
日本の老舗テクノレーベル・TRANSONIC RECORDSが1999年に密かにリリースしていた、レーベル史上最も謎めいたフリークアウト・アシッドハウス・コンピレーションアルバムの続編を突如としてドロップ!
収録アーティストは、DOMMUNEで大絶賛されたアシッド・フュージョンバンドSTAR MINEを率いる菊地雅晃、存在自体が幻のアシッドノイズアーティストACIDWHITEHOUSE、ジェフ・ミルズの楽器デザインも手がけるなど多彩な活動をする、ロンドン在住のトラックメイカーYuri Suzuki、00年代以降の神トラックメイカーCHERRYBOY FUNCTION、90年初頭より活動を続けるテクノレジェンドSigh Society (PC-8、ex INTERFERON)、実機でのライブアクトでパソコン音楽クラブなど新しい世代からの信頼も厚いAcidGelge、独自の音響美学を誇るQUEER NATIONS、新生TRANSONICのコンピにまさかのハードコアレイヴトラックで参加したMUTRON、完全MIDI&DIN SYNCジャムセッションテクノユニット・アシッド田宮三四郎、前作より唯一の参加、ベースエンペラーの異名を持つベテランkuknacke、関西アンダーグラウンドの重鎮バンドでありながら、近年はアシッドハウスのアルバムをリリースしているNASCA CARの癖が有り過ぎる計11組。
1999年にリリースされた前作は、TRANSONIC史上最も謎めいたフリークアウト・アシッドハウス・コンピレーションアルバムと評され、現在は中古市場で5桁の最高値を記録している。その謎のアルバムの続編が26年の時を経て突如出現し、更に謎が謎を呼ぶ事になるだろう。
01.Skylark on 303 / Masaaki Kikuchi
02.The Acid Coming / ACIDWHITEHOUSE
03.Sevnwn / Yuri Suzuki
04.Got Drunk / CHERRYBOY FUNCTION
05.Freq Out / Sigh Society
06.Screaming Bassline (distortional addict) / AcidGelge
07.GROTTO / QUEER NATIONS
08.Cut the Midrange Drop the Acieeed Bass / MUTRON
09.BOWWOW / ACID TAMIYA 346
10.Victim Kid / kuknacke
11.Do It / NASCA CAR
■TRANSONIC RECORDS(トランソニック・レコーズ)■
1994年、プロデューサー、DJの永田一直により設立されたテクノレーベル。
2004年までの10年間で100タイトル以上のCD、アナログをリリース。
ダンスミュージックとしてのテクノだけではなく、アンビエント、モンド、ラウンジ、ドラムンベース、ダブ、ハウスなど様々なクラブミュージックをリリースしていたが、
どれもがオリジナリティー溢れる、ストレンジなトラックで支持を集めた。
2004年に活動を休止。
2007年からはDE DE MOUSEやCHERRYBOY FUNCTION、日本の環境音楽のレジェンド、INOYAMALANDなどをリリースしていたExT Recordings(エックスティー・レコーディングス)に活動を引き継ぐが、近年の国内外での再評価、多数のライセンス依頼、バックカタログの高騰を受け、2023年より新生TRANSONIC RECORDSとして、再び活動を行う事となった。
2024年には復活第一弾アルバム『TRANSONIC COMPACT DISC 01』2025年には『TRANSONIC COMPACT DISC 02』、『TRANSONIC COMPACT DISC 03』をリリース。
新旧のトラックメイカー達が集結し、新しい時代のテクノレーベルとして復活を遂げ、唯一無二の世界観を発振し続けている。
