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尺八とコンピュータで呼応する、新潟の親子が交わした「時間と音」の記録を巡る福島家の電子音響ダイアリー。
1990年代に佐渡での村松流尺八との出会いをきっかけに尺八奏者として演奏・即興を始めた福島麗秋。その彼の息子であり、リアルタイムなコンピュータ処理によって奏者との対話的かつ未知なる電子音響の可能性を探求する福島諭。今作は新潟の父と子からなる親子ユニットの記録として綴られた初の<アルバム>作品。深い息遣いをみせる身体的な尺八の演奏をコンピュータで分解・加工処理で即時応答し、現在に過去を進行形で重ね、未だ見ぬ新たなる音像を多層的に創出していく。過去と現在、身体と機械、分解と構築、間と動作、作曲と即興。相反するふたつの事象/現象を行き交い、やがてその境界線で根を張り、まるで艶やかで柔らかな花びらが開花するように、電子音響レイヤードは凛と美しく、未来へと眩しい輝きを放っているかのようである。
+ 初版限定300部
+ ライナーノーツ:三輪眞弘
+ コメント:長嶋りかこ
+ カバー写真:吉原悠博(吉原写真館)
数々の名峰が並び立つイタリアン・ライブラリーの中にあって最高峰とされる一枚!イタリアの名ライブラリー・レーベルの一つ〈Edipan〉よりリリースされていた巨匠作曲家Remigio DucrosとArawak、Jason Blackとしても知られるLuciano Simonciniによる1977年作『America Amore Amaro』が再発!1970年代中期のアメリカの若者文化への音楽的オマージュを、ファンクやブレイクビーツにイタリア独自のサウンドを融合して表現した一枚で、タイトなドラム、トリップ感あるフルート、ファンキーなフェンダーローズやワウギター、重いベースラインなどが満載。Daniela Casaがワウギターやコズミックなファズを弾いているとも言われている。スペイシーで極上のイタリアン・ライブラリー・サウンドを楽しめる逸品!

UKダブの新鋭Remy Solarによる初の長編ソロ作品『Heavy Terrain』。彼が長年携わってきたサウンドシステム文化の延長線上にありながら、より実験的で内省的な方向へ踏み込んだ意欲作。Lee “Scratch” Perry、Augustus Pablo、The Disciples、Digital Mystikzらからの影響を土台に、ダブの深い残響と電子音の探求を融合させた前衛ダブで、世界各地のリズムや音を吸収した音のロードムービー。タイトル通り、砂漠、都市、夜の湿度、霧の高地など、曲ごとに異なる土地が音で描かれ、聴き手は重く、深く、変化し続けるサウンドを旅することになる。湿度を帯びた重低音、硬質でストイックなドラム、ドローンの持続音、きらめく電子音が有機的に絡み合う。静かな熱と緊張感があり、心地よさと不穏さが同時に押し寄せる、伝統的なダブの精神を継ぎつつ、現代的な音響実験へと踏み出した一枚。

シカゴを拠点に活動するギタリストのMatt Goldと、トランペット奏者・プロデューサーのWill Millerの二人によるコラボ作『Horizon』が〈INTERNATIONAL ANTHEM〉より登場!穏やかな湖畔の午後のような、陽光に包まれた美しく深い音世界を描き出すような音楽で、60〜70年代のブラジル音楽への共通の愛情を出発点に、アコースティックギターを中心に据えたセッションから始まり、やがてシンセや弦、管楽器を交えた豊かなオーケストレーションへと拡張していく。柔らかくも緻密に編み上げられたサウンドは、アンビエント、ジャズ、クラシカル、フォークが自然に溶け合い、叙情と実験精神が絶妙なバランスで共存している。沈黙や静寂を音楽に取り込むように音の余韻や間を大事にして、感情を繊細に伝える感性、温かく開けた音の中に、儚さや距離感が滲んでいるようなメランコリア。ブラジル音楽を「素材」ではなく「精神性」として捉え、現代のシカゴの音響感覚で翻訳し直したような作品で、ブラジル音楽への地続きのオマージュであり、静かで深い共鳴が感じられる。夕暮れの水面に差し込む光がゆらめく、一瞬のきらめきを留めようとするような美しくも儚い音楽。2

6月中旬再入荷(納期変更となりました)。Mei Semones参加!シカゴを拠点に活動するギタリストのMatt Goldと、トランペット奏者・プロデューサーのWill Millerの二人によるコラボ作『Horizon』が〈INTERNATIONAL ANTHEM〉より登場!穏やかな湖畔の午後のような、陽光に包まれた美しく深い音世界を描き出すような音楽で、60〜70年代のブラジル音楽への共通の愛情を出発点に、アコースティックギターを中心に据えたセッションから始まり、やがてシンセや弦、管楽器を交えた豊かなオーケストレーションへと拡張していく。柔らかくも緻密に編み上げられたサウンドは、アンビエント、ジャズ、クラシカル、フォークが自然に溶け合い、叙情と実験精神が絶妙なバランスで共存している。沈黙や静寂を音楽に取り込むように音の余韻や間を大事にして、感情を繊細に伝える感性、温かく開けた音の中に、儚さや距離感が滲んでいるようなメランコリア。ブラジル音楽を「素材」ではなく「精神性」として捉え、現代のシカゴの音響感覚で翻訳し直したような作品で、ブラジル音楽への地続きのオマージュであり、静かで深い共鳴が感じられる。夕暮れの水面に差し込む光がゆらめく、一瞬のきらめきを留めようとするような美しくも儚い音楽。


現代のソウル・ジャズとベッドルーム・ビート、シンセ・セレナーデ、黄昏のソナタが織り成す、繊細な輝きを放つシンフォニー。デビュー・シングル「Escalator」では、〈BBC〉の Gilles Petersonにも「勝者」と大絶賛されたシカゴの現代ジャズ集団、Resavoirが2019年に同地の現代ジャズ名門International Anthemから送り出した初のセルフタイトル・フルレングス・アルバム。エレガントなオーケストレーションのローファイ・ジャズ・インストゥルメンタルな組曲、ジョン・ハッセルやジャスティン・ウォルターのようなミニマリズムとテクスチュラリズムへの叙情的な親和性を備えてた全9曲収録しています。
ブダペストのマルチメディア・アーティストRéti Virágが、同じくブダペストを拠点とする〈Blue Sun〉のよりダークで実験的、そして内省的な音楽的ビジョンを提示する新ラインBlue Seriesの第1弾として発表する最新作『Peremidő』。ハンガリー語で「境界の時間」を意味するタイトルの通り、夜明けから月明かりまでの移ろいを6つのアンビエント小品で描き出す。空気のようなテクスチャーがゆっくりと構造的思考に移り変わり、パーカッションが前面に出てくるにつれて、穏やかな無秩序や予期せぬ音が表面化してゆく。自然を抽象化したような、冷たさよりも湿度と体温を感じさせる音像で、東欧アンビエント特有の陰影と詩情が静かに滲む。曲名にはすべて現地の動植物の民俗名が使われ、幼少期に川辺で過ごした時間の記憶がモチーフ。都市のノイズから離れた、静かなエスケープ・ゾーンのような音楽が丁寧に紡がれている。

7月下旬入荷予定。LAのシンガーソングライターDanny Garciaのソロ名義Reverend Baronによるアコースティック・インストゥルメンタル作品。父から祖父へと受け継がれ、自身の手に渡った一本のメキシコ製ナイロン弦ギターを携え、LA、メキシコシティ、ネブラスカを旅しながら紡いだ11曲を収録。録音にはほぼこの一本のギターのみが使用されており、その枯れた温かみのあるトーンが作品のアイデンティティとなっており、メキシコの伝統的ギターワークとアメリカーナの静けさが自然に混ざり合う。どの曲も短いスケッチのように風景が立ち上がり、歌がないことでかえって旅の記憶や土地の空気がそのまま音に染み込んでいるような親密さがある。山火事でスタジオを失った後に生まれた作品という背景もあり、音には語らない物語のような深い陰影が漂う。ニックドレイクにも通じるような、一本の古いギターが繋ぐ、一冊の旅日記のようなアルバム。
うっすらと漂う愛、幾重にも重なったノスタルジアが極上のムードを生み出す一枚!プロ・スケーターとしても活動し、マルチ奏者、エンジニア、プロデューサーとしても音楽的にその才能を発揮してきたDanny Garciaによるソロ・プロジェクト、Reverend Baronのアルバムが、〈Karma Chief Records〉よりアナログ・リリース。ベッドルーム・ソウルからサーフ・ロック、ローファイ、サイケデリック、フォーク・ミュージックまでもアコースティック風味にブレンドした珠玉の音盤に仕上がっています!

うっすらと漂う愛、幾重にも重なったノスタルジアが極上のムードを生み出す一枚!プロ・スケーターとしても活動し、マルチ奏者、エンジニア、プロデューサーとしても音楽的にその才能を発揮してきたDanny Garciaによるソロ・プロジェクト、Reverend Baronのアルバムが、〈Karma Chief Records〉よりアナログ・リリース。ベッドルーム・ソウルからサーフ・ロック、ローファイ、サイケデリック、フォーク・ミュージックまでもアコースティック風味にブレンドした珠玉の音盤に仕上がっています!
プロ・スケーターとしても活動し、マルチ奏者、エンジニア、プロデューサーとしても音楽的にその才能を発揮してきたDanny Garciaによるソロ・プロジェクト、Reverend Baron。2019年にデジタル・リリースしていたアルバム『Overpass Boy』が、当店お馴染みのモダン・ソウル名門〈Karma Chief Records〉よりアナログ化!ロサンゼルスのさまざまな場所で録音され、若い放浪者の物語を描いた、観察と憧憬の穏やかな流れの様なアルバムであり、ソウルとドゥーワップの断片が重なり合ったハーモニーの中に現れる特異なパーカッション&グルーヴはイーストロサンゼルスでしか生まれない花と言うべきでしょう。
「内なる黙示録」であり、「精神的にも音響的にも、自由な新たなレベル」に到達することを宣言した今年度最重要格の傑作。漆黒でアノマリーなエクストリーム・ミュージックの極限的存在としてこの6年間君臨してきた異能、Lingua Ignotaが、その装いを脱ぎ捨て最新名義Reverend Kristin Michael Hayterを始動。自主レーベルである〈Perpetual Flame Ministries〉より自身の作品としては5枚目のアルバムとなる2023年作『Saved!』をアナログ・リリース。これは新たなゾーンを開拓してしまったか、驚異的な内容です・・・過去のアメリカの宗教音楽に、南部のゴスペル、ロック以前のさまざまな系統のフォークやカントリーからにインスピレーションを得たというアルバム。必要最小限の楽器編成となっており、絶望的な哀愁と腐敗した香りを醸すアコースティック・ギターとピアノ、そして、自身のシンボルマークと言える地獄、はたまた魔界からの声による、辺境的で屈折したアウトサイダー・バラッドを織り上げていく、異次元の音楽。



ジョージア出身の電子音楽家 Rezo Glonti による、過去の記憶や風景を音の断片として再構築する Recollections シリーズの続編となる7インチ作品『Recollections V–VI』。短いフォーマットながら、彼の音楽が持つ透明感のあるアンビエント、繊細なエレクトロアコースティック、微細なノイズの揺らぎが凝縮されており、フィールド録音のような自然なテクスチャーと、柔らかく重なる電子音が静かに呼応し、過去の風景がぼんやりと浮かび上がるような感覚を生む。大きな展開はなく、音の粒子がゆっくりと漂うだけだが、その余白こそが作品の魅力で、聴くほどに深い内省へと沈み込んでいく。小さくも豊かなアンビエント作品。



Tapes & Lukidによるロンドン拠点の大人気コラボ・ユニットにして、スカジーなレイヴ・ドリーム・チームこと”Rezzett”が5月に自主リリースした傑作EP『Puddings』を漸くストック出来ました!独特の酩酊感と彼らならではのエッジが詰め込まれたロングフォームなサイケデリック・ミニマル”Plum Duff”や、フリーキーな展開が堪らない催眠的インダストリアル”Sticky Toffee”、初期のAphex Twinを想起させる”Spotted Dick”など、全編ローファイでアヴァンギャルドなテイスト抜群の内容!

7月中旬入荷予定。東京拠点のプロデューサーRGLが、自身の音楽性のもう一つの側面を提示したカセット作品『Untitled』。ローファイ・ハウスやアナログ質感のダンス・トラックで知られる彼だが、本作ではビートのあるトラックと抽象的なアンビエント、ドローン が同じ地平で並ぶ。全8曲は、アナログ的なざらつきや微細なノイズが空気の中に漂うような、質感そのものを聴かせる構造が中心。ビートのある曲では、ローファイ・ハウスの温度感を保ちながらも輪郭が柔らかく、深夜の街を歩くような静かなグルーヴが続く。一方で「IV〜VI」ではビートが消え、音の粒子がゆっくりと浮遊する。都市の夜、遠くのネオンの光、そんな情景が自然と浮かぶような、RGLの質感への鋭い感覚を味わえる一本。
テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。オリジナルは2002年に発表されていたRhythm & Soundのカタログ7番が待望の2025年リプレス!独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelによる、唯一無二な孤高の音響空間。CD未収録なので、CD所有の方にも是非!
