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2007年、イタリアの映画祭に招待された、ドイツが誇る革新的電子音楽デュオ、Mouse On Mars。主催者側より、バンドが自由に選んだ映画の中から新たなサウンドトラックの制作を依頼され、かねてより2人のお気に入りだった、ニュー・ジャーマン・シネマの代表格であるヴェルナー・ヘルツォークによる71年の架空のドキュメンタリー映画『FATA MORGANA』の新規サントラを作り上げながらも、監督側に認められずにお蔵入りとなってしまっていた幻の作品『Herzog Sessions』が待望のリリース!映画のオリジナルのサウンドトラックには、モーツァルトやレナード・コーエン、サード・イヤー・バンドによる楽曲やフィールド・レコーディングが収録されていた一方、バンドはギターやパーカッション、エレクトロニクス、マウスハープ、テープ、サンプラーなどを駆使して、自身らの拠点デュッセルドルフにて新たな劇伴を制作。エレアコ、フリージャズ、インプロなど様々なバックボーンを飲み込む彼らのセッション音源は、その場、その空間でのドキュメントとして基調な一枚であり、生物のように揺らめき動く電子音の饗宴は、現在の電子音楽を望見する上で重要な内容と言えるでしょう。


シカゴ・ハウスの創始者のひとりにして、ディープ・ハウスの精神そのものと言えるLarry Heard=Mr. Fingers。その最新アルバム『Leev Ur Mynd』が、自身のレーベル〈Alleviated Records〉からリリース。低く沈むキックと柔らかなパッドが重なり、深海のような静けさを持つグルーヴ、夜の都会を思わせる洗練されたムードを形成するジャズ/R&Bのニュアンスを含むコードワーク、宇宙的でアンビエントなサウンドデザインが溶け合う、成熟したMr. Fingersの現在地を示す2LPで、収録曲には、浮遊感のあるシンセが広がる「Enceladus 5」、タイトル曲「Leev Ur Mynd」のミスティックなグルーヴ、シンガーBriannaを迎えた温度感のあるボーカル曲など、深い没入感とソウルフルな質感が共存。ディープ・ハウスの歴史を更新し続けるレジェンドだからこそ提示できる、普遍的かつ新しい到達点。深淵なる平穏に満ちた、自室と宇宙を繋ぐマスターピース。
待望のアナログ再発!シカゴ~ディープなハウス界隈の名仕事の数々で知られる大重鎮ことLarry Heard (1960-)によるMr. Fingers。数々のブートが存在、UKのシカゴハウス・ライセンス・レーベルだった〈Jack Trax〉から1989年にリリースしていた世紀の傑作『Ammnesia』が奇跡の公式復刻!自身の〈Alleviated Records〉から約30年の時を超えて待望の再来。アシッド・ハウスからディープ・ハウスまで、卓越したダンス観から繰り出されるシカゴのヴァイブスはまさに金字塔レベルともいうべき。歴史的なハウス・クラシックが満載。リマスタリング仕様。これはMUSTです!!

2026年リプレス!ハウス・ミュージック界のマイルス・デイヴィス。シカゴ~ディープなハウス界隈の名仕事の数々で知られる大重鎮ことLarry Heard (1960-)によるMr. Fingers名義で24年振りのフルアルバムとなる2018年発表の名作。シカゴ・ディープ・ハウスのクラシックとしてあまりにも先駆的なダンス・サウンドのいつの時代でも普遍的な美しさを放っています。
ハウス・ミュージック界のマイルス・デイヴィス。シカゴ~ディープなハウス界隈の名仕事の数々で知られる大重鎮ことLarry Heard (1960-)によるMr. Fingers名義で22年振りに発表した2016年作。シカゴ・ディープ・ハウスのクラシックとしてあまりにも先駆的なダンス・サウンドのいつの時代でも普遍的な美しさを放っています。
Joy CrookesやOlivia Deanとの仕事も知られるプロデューサーのBarney ListerとヴォーカリストのKojo Degraft-Johnsonからなるモダン・ソウル・デュオ、MRCYによるデビュー・アルバムとなる『Volume 1』が〈Dead Oceans〉から登場。本作では、音楽の重みや堂々としたヴォーカル、別世界的なタッチを巧みに組み合わせることで、Marvin Gayeの音楽の普遍的な温かさと社会意識、 Anderson.PaakやSAULTにも通じる現代的な感性を融合させたソウルフルな自己表現を試みています。

Joy CrookesやOlivia Deanとの仕事も知られるプロデューサーのBarney ListerとヴォーカリストのKojo Degraft-Johnsonからなるモダン・ソウル・デュオ、MRCYによる最新アルバム『VOLUME 2』が、インディ系大名門〈Dead Oceans〉からアナウンス。Kojoの恍惚としたボーカルとBarneyの見事なアナログ・プロダクションを融合させた、息ぴったりな24年のデビューリリース『VOLUME 1』をさらに洗練。テーマ性に立脚し、紛れもなくより現代的。愛、自己発見、癒しを探求する素晴らしいコレクション。


Yama Yuki氏主宰の東京のサウンド・アート系新鋭カセット・レーベル〈ato.archives〉から大変グレートなカセット作品が登場!美術家として活動しているImaoこと今尾拓真氏が展開している不定形即興集団=M集会 (Mshukai)による初めてのアルバムとなる『Yama no Kawa』をストックしました!
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M集会は美術家として作品を発表するImao(今尾 拓真)、パーカッショニストのペダルを中心として、不定形に活動する即興グループです。このグループは野球場や押入れの中など、普段演奏には使われない場所で、その場所に対して遊び心をもって反応し、演奏するという活動を行っています。
今回の作品は滋賀県甲賀の川の源流に機材を持ち込み、焚き火を焚きながら演奏した記録と、その演奏の記録を聴きながら金沢のImaoのスタジオを開け放って演奏した様子や、道路を隔ててImaoとペダルの二人が対話をするように演奏した様子を記録しています。なお、この作品はM集会のファースト・アルバムになります。
(ato.archives)
UKのプロデューサーMuによる、神話性と90年代ダンス・ポップが奇妙に交差した異形の12インチ。古代のエネルギーを古いDAWでチャネリングするかのように、EnigmaやDeep Forestを思わせる神秘的な声ネタと、90sダンスの快楽性が独特のバランスで溶け合う。「Flesh」は、電子的な鐘の音と僧侶の詠唱のような声が重なり、儀式音楽のようなスピリチュアルな高揚感を生む。続く「Kingdom」は、古代神殿の残響とシンセ・ポップの軽やかさが同居する奇妙な浮遊感が魅力。全体を貫くのは、時空のねじれたような、懐かしいのに新しく、神話的なのにポップ。20世紀のニューエイジの亡霊が、21世紀のダンスフロアで受肉したかのような、呪術的ポップの最前線。

ニューヨークのレーベル〈OST〉から登場した、ロシア出身のプロデューサーmu tateによるアルバム『life of mu』。個人的な記憶と物語を綴る私的なサウンド・ジャーナルのような作品で、友人たちによる語りが3つ挿入され、環境音、映画的サンプル、ローファイなビートが夢の断片のように浮かんでは消える。Ben Bondyを迎えた「memory of a memory」では、アンビエントの霧の中からギターと声が滲み出し、後半にはエモーショナルなノイズの高まりが訪れる。アンビエントの静けさに、IDM的なリズムやエレクトロニカの温度がそっと差し込まれる、DIYな美学と日記のような語りの親密さを併せ持った一枚。
ラトビア/ロンドンを拠点にするmu tate、音響作家のNEXCYIA、そしてExzald S名義で活動するSarah Foulquiereらによる『Labège』が〈Good Morning Tapes〉からヴァイナルで登場。フランス・トゥールーズ郊外の街Labègeでレーベル主導のレジデンスを行い、南仏のゆったりとした時間の流れに身を委ねながら制作された。即興演奏や直感的なサンプリング、家庭的な空間での制作プロセスを通じて、儚くも穏やかな楽曲が綴られている。音響的には、フィールドレコーディングや抽象的なサウンド加工、断片的なリズムが組み合わさり、柔らかく触感的なサウンドスケープが展開。ふわりと漂うような空間の中に、深いサブベースとささやくような声が浮かび上がる。官能的とも言えるアンビエンスと90年代的な感覚が交差する、甘美でエモーショナルなサウンドトリップ。静謐ななかにも現代的なエッジがある一枚。

アフロビートへの共通の愛で結ばれたミュージシャンと作曲家の集団であり、サイケデリック・ロック、ハード・ファンク、ソウル、ジャズ、東アフリカ音楽などを取り入れた作品をリリースしている、2012年にテルアビブで結成された12人のメンバーからなるHoodna Orchestraと、ジャズ、ラテン、ファンク、ソウルを伝統的なエチオピアの音階とリズムに融合させたエチオ・ジャズの生みの親Mulatu Astatkeのコラボアルバムが<Batov Records>よりリリース!Hoodna Orchestraによるムラトゥへのラブコールによって実現し、2023年3月にレコーディングされた本作は、ムラトゥのヴィブラフォンによる特徴的なサウンドを、現代的な新しいリズムの激しい方向へと導く、いわばターボチャージャー付きのエチオ・ジャズとでも言うべき音楽性!硬質でありながら荘厳、ソウルフルで高揚感のある作品に仕上がっている。

アフロビートへの共通の愛で結ばれたミュージシャンと作曲家の集団であり、サイケデリック・ロック、ハード・ファンク、ソウル、ジャズ、東アフリカ音楽などを取り入れた作品をリリースしている、2012年にテルアビブで結成された12人のメンバーからなるHoodna Orchestraと、ジャズ、ラテン、ファンク、ソウルを伝統的なエチオピアの音階とリズムに融合させたエチオ・ジャズの生みの親Mulatu Astatkeのコラボアルバムが<Batov Records>よりリリース!Hoodna Orchestraによるムラトゥへのラブコールによって実現し、2023年3月にレコーディングされた本作は、ムラトゥのヴィブラフォンによる特徴的なサウンドを、現代的な新しいリズムの激しい方向へと導く、いわばターボチャージャー付きのエチオ・ジャズとでも言うべき音楽性!硬質でありながら荘厳、ソウルフルで高揚感のある作品に仕上がっている。
2009年発表の名作がリプレス!偉大なエチオピアン・グルーヴの創始者にしてヴィブラフォンをはじめとするマルチ・インストゥルメンタリスト、ムラトゥ・アスタトゥケとStones Throw/Now Againからのリリースでも知られるエクスペリメンタル・ファンク・バンド、The Heliocentricsによるコラボレーション・アルバム。サイケ、アフロ、オリエンタルな東洋的サウンドを通底にしたビートに、エチオピアの伝統的な民謡のメロディー、5音階のアレンジ、古代コプト教会の音楽の要素をうまく融合させたエチオピア・ジャズ・サウンドが融合した傑作。
エチオ・ジャズの父、Mulatu Astatkeが1974年に残した歴史的名盤『Ethio Jazz』。ペンタトニックによるエチオピアの伝統旋律と、アメリカで学んだジャズ、ソウル、ラテンの語法を奇跡的なバランスで融合した、エチオ・ジャズの決定的作品。代表曲「Yekermo Saw」「Gubelye」をはじめ、妖艶なヴィブラフォン、スモーキーなローズ、複雑に絡むポリリズムが生むグルーヴは唯一無二。哀愁と黒さが同居するメロディは、異国のブルーノートとも呼ばれる深い情緒を帯びている。アフリカ音楽とジャズの交差点に立つ、世界の音楽史に残るマスターピース!
