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Sun ElectricやGimmikのファンにも!Tommy Paslaski (Concave Reflection)、Ben Paulson (Kindtree)、Akeem Asani (Millia) からなるシカゴのトリオであり、これまでも〈UwU dust bath〉や〈NAFF〉といった各地の先鋭レーベルから作品を送り出してきた昨今要注目の大人気アクト、PurelinkがLAの大変素晴らしいエクスペリメンタル・レーベルである〈Peak Oil〉から送り出した2023年の傑作『Signs』を漸くストック出来ました!インティメイトなリキッド・アンビエンスや穏やかなグリッチ、コスミッシェなアトモスフィアが優しく聴き手を抱擁する珠玉のアンビエント・ダブ/イルビエント作品であり、昨年度のマスターピースの一つとしてレコメンドしたい珠玉の一枚です!
仏〈Ocora〉にも比肩しうる広範かつディープな世界各地の伝統音楽のカタログを持つスイスのローザンヌ近郊に拠点を置く、長い歴史を持つレーベル〈VDE/Gallo〉より、中央アフリカ共和国に暮らすアカ・ピグミー(Aka Pygmies)による伝統音楽を収録した、Patrick Kersaléによる1992年現地録音作。アルバムはアカ族の伝統的なポリフォニーを中心に構成、楽器には弓奏楽器、ハープ、打楽器が使用されている。狩猟、祝祭、子守唄など、生活と儀式に根ざした楽曲が収録されている中でも、圧巻は「Grande fête de divertissement」(大きな祝祭)と題されたトラックで、34分にわたる長編ポリフォニーでアカ族の音楽文化の深さを体感できる。音楽的にも人類学的にも非常に価値の高い民族音楽研究・フィールド録音の名盤。
オリジナルは実に10万円以上という激高値も記録した骨董級の自主盤!The Charlatansのメンバーであったことも知られるパーカッショニスト/ドラマーのTerry Wilsonも参加した、サンフランシスコの知られざるアヴァンギャルド・ジャズ・グループであり、70年代初頭に同地のシーンに登場したPygmy Unitが74年に残した唯一作『Signals From Earth』が、イタリア地下屈指のカルト・レーベル〈Holiday Records〉より奇跡の史上初アナログ再発。ネイティヴ・アメリカンのスピリットとフリー・インプロヴィゼーション、実験的な電子音楽、スピリチュアル・ジャズの幻のミッシング・リンクと言える、西海岸のアメリカン・ジャズでも極めて特異なDIY音楽!限定300部。


英国・ブリストルの4人組による実験的フォーク、ポストロック・バンドQuadeがロンドンの現行レフトフィールド/エクスペリメンタル・シーンにおける最大級の名所〈AD 93〉より待望の2ndアルバム『The Foel Tower』を発表。本作を制作するにあたって、バンドは、ウェールズの山の谷間にある古い石造りの納屋にこもった。渓谷は荒涼とし、風が吹きすさび、日照時間はほとんどなく、彼らは毎晩、パチパチと燃える焚き火の周りに身を寄せていた。このアルバムは、彼らが「社会から完全に取り残されたような感覚だった」と言う10日間のスナップショットであり、バンドがその時に経験していた感情や不安のすべてが、魔法のようにテープに収められている。まさにその瞬間にしか存在しなかったものが、アンビエント、ダブ、ポストロックの手法に、土俗的な要素を取り入れ、メランコリックであると同時にドリーミーであり、力強くパワフルであると同時に静かで優しげな一枚として結実している。
テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelにより、2004年にMoritz von Oswald自身によってリマスターされ発表されていたミニマル・テクノの傑出した普遍的名曲が、2025年リプレス。オリジナルは1993年にPlanet Eからリリース。

Madlibの別名義: Quasimotoが2005年にリリースしたセカンドアルバム"The Further Adventures of Lord Quas"、Quasimotoのイラストも手掛けるJeff Jank により、新たなアルバムカバーのアートワーク + 厚手のゲートフォールド仕様 + カラー盤レコードで、スペシャルな2LP盤が限定数量でリリース決定。当初、Stones Throwのオンラインストアのみでの販売で即完しておりましたが、限定数量にて日本にも流通が実現。お見逃しなく!

LA が生んだレジェンド:MADLIB、永遠にしてもはや幻のプロジェクト:Quasimoto 名義でリリースした2013年のアルバム”YESSIR WHATEVER”が、新たなシルバー・フォイル(銀箔)エディションで限定枚数のLPリリースが決定。メタリック・カラー盤+ジャケットのQuasimotoのイラストもオリジナル盤同様にステッカー仕様となっております。
ヒップホップからジャズ、ソウル、ワールド、ビートシーンまであらゆるシーンがその動向をチェックしている LA が生んだ真の鬼才 / 最重要プロデューサー:Madlib の別名義プロジェクトが Quasimoto。ソウル、ジャズ、ファンク、ディスコからレゲエ、ワールド、ライブラリー、、膨大なレコードコレ クションから奇想天外なサンプリングソースを大胆に活かして直感的に作られたMadlibのトラックが次々に展開、そこにQuasimotoと Madlib自身が絶妙のコンビネーションでスピーディーにラップを繰り広げる様はまさに圧巻!Madlibのワンアンドオンリーの世界観が生み出すこの極めつけのフィーリングは聴けば聴くほどにハマる! サンプリングによるストレートなヒップホップが持つ無限の可能性を改めて感じさせてくれる。更にマッドな世界観をいっそう際立たせるLAを代表するアーティスト:Jeff JankによるQuasimotoキャラクターのイラストも最高です。

幼少期からピアノを弾き、小学5年生の時にJ Dillaの音楽と出会い、16歳にはシングルを自主リリースという早いキャリアのスタートを切ったオレゴン州ポートランド拠点のミュージシャン、Graham Jonson。2017年にquickly, quicklyという名前で初登場。SoundCloudやYoutube、Redittなどのビート系のコーナーでファンを獲得し、その知名度を高めていった若干20歳のプロデューサーであり、初期の人気トラックには再生回数が1000万回を超えたものまで存在する彼の最新作カセット作品『Easy Listening』が〈Ghostly International〉より到着。自宅スタジオで60年代のサイケデリック・ソウルミュージックに没頭し、ドラムの音とテープのディケイが全てだった過ぎ去った時代を想像しながら作り上げた特異なサイケポップ作品!

グレアム・ジョンソンによるベッドルーム・サイケ・ポップ・プロジェクト、quickly, quicklyのニューアルバムが、オレゴン州ポートランドにある地下スタジオ、ケントン・サウンドから到着!Phil Elverumの予測不可能なヴォーカル・メロディとサウンド・デザイン、Dijonの生の感情、Nick Drakeの時を超えたリズム感にインスピレイションを受けて生み出されたという本作だが、心地よいノイズで彩られたフォークアルバムはハイファイでありながら家庭的で、温かみとウィットと不協和音を伴って日常生活の輪郭を描くようなリアリティある内容。現代のベッドルームミュージックと1960年代の音楽が融合したような雰囲気がクセになりそう。

〈Pitchfork〉でも8.1となかなかの好スコアを獲得!!! 幼少期からピアノを弾き、小学5年生の時にJディラの音楽と出会い、16歳にはシングルを自主リリースという早いキャリアのスタートを切ったオレゴン州ポートランド拠点のミュージシャン、Graham Jonson。2017年にquickly, quicklyという名前で初登場、SoundCloudやYoutube、Redittなどのビート系のコーナーでファンを獲得し、その知名度を高めていった若干20歳のプロデューサーであり、人気の初期トラックの中では再生回数が1000万回を超えたものまで存在している彼の待望の新作が名門〈Ghostly International〉から登場。20歳の今の自身の評価によると「今ようやく本気になったばかり」という期待の作家によるニュー・アルバム!!! 自身のプロジェクトでは、ソングライター、ボーカリスト、アレンジャーとしての役目を全て一人で担当。ドラムからキーボード、ギターまでほぼ全てを演奏しつつ、そのサウンドはジャズからヒップホップ、R&B、サイケ・ポップにまでも跨っていますが、ジャンルにも全くとらわれない奔放で自由な音楽スタイルを示唆した一作に!LAに移住して間もない頃に録音された楽曲では、心地よくクールに、不安と無関心、距離と欲望の間を脆さと内省を孕んだ歌詞によってナビゲート。ベッドルームでローファイなヴァイブスのなかで上質でメロウなフィーリングが息づく傑作!

ロサンゼルス近郊のイングルウッドを拠点に活動するピアニスト/詩人/シンガーソングライター、Qur’an Shaheed によるフルアルバム『Pulse』は、クラシックと現代ピアノの訓練を土台に、ネオ・ソウル、即興、実験音楽の要素を自由に織り交ぜた意欲作。母はピアノ教師で、父はスティーヴィー・ワンダーやマーヴィン・ゲイの音楽監督を勤めたという音楽一家に育ち、幼少から厳しいピアノの訓練を受けた彼女が、本作ではより大胆に、直感と詩的な抽象性に身を委ねている。プロデューサーのSpencer Hartlingのテープループや即興的なエフェクト処理がアルバムに魔法のような質感を加え、Maia Harper のフルートやハープも幻想的な空気も相まって、アンビエントを基調にしながら、夢のように浮遊するジャズ的なヴォーカルとリリカルな詞世界が展開され、形式と感情、訓練と即興の境界線をゆくようなサウンドを構築。自分自身との対話の中で生まれたような、パーソナルな音楽宇宙を描いている。
エチオピア・アディスアベバの活気あふれるナイトライフシーンから生まれたサイケデリック・フォーク・グループ、"QWANQWA"による24年の最新アルバム『QWANQWA Live』をストックしました。伝統の技法に、独自の実験精神のスピンを加えた本作は、渦巻くマシンコ(1弦のバイオリン)や、ワウワウ・バイオリン、ベースのクラール・グルーヴ、ヤギ皮のケベロ・ビートのヘビー・リフ、黄金期のエチオ歌謡を想起させる魅惑的なリード・ヴォーカルによる、晴れやかで祝祭的なサウンドが珠玉な、エチオピアのルーツ・ミュージックのモダンで斬新な解釈に溢れた傑作。


昨今の異常音楽視点からも激推しな屈折的ミニマル・ウェイヴが満載の怪盤!阿木譲氏主宰の関西アンダーグラウンドの伝説的レーベル〈Vanity Records〉に残された関西実験音楽シーンの重要なドキュメントにして唯一のLP作品『R.N.A.O Meets P.O.P.O』でも知られる名ユニット、R.N.A. Organism。長い間お蔵入りとなっていた恐るべき楽曲群を収めた幻の作品『Unaffected Mixes plus』が、EP-4の佐藤薫主宰の〈φonon 〉(フォノン)から奇跡のアナログ・リリース。後にEP-4となる佐藤氏がプロデュースを手掛けた作品でありながら、極端すぎるという理由でレーベルからリリースを却下されていた作品のオリジナルミックスが保存されたカセットテープが発掘され、実に40数年を経て登場。ダビーなベース、かき回されるギター・サウンド、跳躍するリズム・ボックス、おしゃべりなボーカルと謎めいた効果音などによって織りなされる幻覚的な音楽の旅。



