Sub Rosa
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1938年モロッコのサレに生まれ、ラバト音楽院(モロッコ)で音楽を学んだ後、1962年にパリに移りMax Deutschに師事した電子音楽作曲家Ahmed Essyadの作品セレクション『Moroccan Electroacoustic Music 1972-74』がSUB ROSA名シリーズ「EARLY ELECTRONIC SERIES」よりリリース!モロッコの先住民、ベルベル民族の伝統音楽をインスピレーションの源としたというエレクトロニック・ミュージックは、エキゾチックやスピリチュアルといった言葉では表現しきれないもので、「東洋と西洋を融合させることではなく、前衛音楽というヨーロッパ中心主義の枠組みの外に、もうひとつの現代性が存在しうる想像上の空間を開くこと」が重要と本人が語る通り、奇妙で独創的な作品!






廃盤デッドストック。エチオピア帝国最後の皇帝、ハイレ・セラシエ1世がまだ在位していた1971年にRagnar Johnsonによって録音され、翌72年に民族音楽名門Lyrichordからリリースされていたあまりにもディープな音源2タイトルが、大ボリューム2LPで再発。
帝国主義時代に唯一本格的な植民地化を防ぎ、70以上の言語と200以上の方言が存在し、エチオピアで独自に発展したエチオピア正教とイスラム教を信仰し、1年が13か月からなるグレゴリオ暦とは異なる独自のエチオピア暦を使用し、と、混沌と異文化感満載のエチオピアだけあってか、音楽スタイルも多様で、使われている楽器も見たことのないようなものばかり!この録音には首都アディスアベバの都会の音楽(というにはあまりにストレンジですが)や、西はスーダン国境付近、北はダナキル砂漠、南はケニア国境付近の録音まで、幅広く収録されています。
しかし、そういった多様性にも関わらず、収録されている音源に寄せ集め的な感は全くなく、ひたすらディープに土着的で、同時に非常に洗練されており、不思議な統一感をもって聴くことができます。おそらくこれは、超越的なものと繋がるという音楽のもっとも大事な部分が完全に生きているためでしょう。エチオピア、底が知れません。民族音楽好きな方はもちろん、すべてのディープな音楽好きに。




プロジェクト期間中、彼は50以上の異なる民族を訪れ、数百の録音を実施し、このアルバムでは、さまざまな少数民族のユニークなゴングミュージックを厳選して紹介しています。
東南アジアの大陸部(ベトナム中央高原、カンボジア北東部)の音楽と、海洋部の東南アジア(フィリピン・ルソン島、ボルネオ島、スラウェシ島、インドネシア・フローレス諸島)の音楽である「群島」の音楽の2つに大別し焦点を当てています。