Editions Mego
7 products




2001年リリースのHaswellのCD『Live Salvage 1997->2000』(MEGO 012)、1998年のHeckerのデビュー作『IT ISO161975』(MEGO 014)以来、Mego/Editions Megoとの長い関わりを持つRussell HaswellとFlorian Heckerの新作が登場。本作はクセナキスによって開発され視覚入力から音を生成するコンピューター音楽システムであるUPICシステムを唯一の楽器としてさらに探求しており、クセナキスの生誕100周年を記念して2023年にベルリンで開催されたX100フェスティバルで、8チャンネルのライヴ・ディフュージョンとして演奏された「UPIC DIFFUSION SESSION #23」を2チャンネル・エディットしたものが収録されている。全体を通して、周波数クラスターは非常に珍しい方法で動き、変形し、一見シンプルに始まったサウンドは感覚の変容をもたらすような共感覚的な手触りの音となる。驚くほどの身体性と聴き応えのある作品!



伝説的ポスト・パンク・バンド、WireのメンバーであるGraham Lewisの娘であり、自身もその父に負けず劣らず、傑出した電子音楽作品の数々で現代のアンダーグラウンド・シーンを震撼させ続けてきたスウェーデンの鬼才Klara Lewis。先日〈The Trilogy Tapes〉からリリースしたYuki Tsujiiとのコラボカセットに続く最新作が早くも自身が長年の拠点としてきた〈Editions Mego〉から登場。長年の友人でありメンターであった〈Mego〉旧レーベルボスの故Peter Rehbergへの追悼とオマージュという主題を持った作品。アブストラクトなノイズが全編を覆いつつ、コラージュされるクワイアとダンス・ミュージック的なビート、鎮静のアンビエンスがどこまでも美しく響き渡る、鎮魂のノイズ/エレクトロニクス大傑作!マスタリングはStephan Mathieuが担当&Andreas Kauffeltの手による〈Schnittstelle〉でのカッティング仕様と盤質も万全。限定500部。

〈Resident Adviser〉の「15 East African Artists You Need To Hear」にも選出!東アフリカは、ケニア・ナイロビ出身の要注意なサウンド・アーティスト/プロデューサー、Joseph KamaruことKMRUが、現代実験電子音楽の大名所〈Editions Mego〉から発表していた名作がリプレス。まさにフィールド・レコーディング・テクニックと電子アンビエンスの奇跡的なミックス!ついうっとりとさせられる耽美に抑制されたサウンドスケープ、限りなく素晴らしいです。今年の3月にカナダ・ケベック州モントリオールへと旅し、コロナ禍で国境が閉鎖されたことでナイロビへと帰国していた最中に制作された一枚。環境音楽的なミニマリズムや静けさを愛でる風趣さえも抽象的なドローン/サウンド・アートのストラクチャーへと落とし込んだ傑作アルバム!Stephan Mathieuの手により〈Schwebung Mastering〉にてマスタリング。


2021年に惜しくもこの世を去ったレジェンドであり、エディション・メゴの代表であるピタことPeter Rehberg(Stephen O'Malleyと並ぶKTLの代表でもある)が手掛けた見事な長編ドローン作品『Liminal States』が登場。アイスランドの振付家Margrét Sara Guðjónsdóttir.による『Pervasive Magnetic Stimuli』2018年公演のために制作された未発表の劇場用サウンドトラックであり、私たちの意識を超えて私たちに作用する大きな力という概念を扱った3部作の最後の作品である本作はコズミックなアコーディオンのような持続的で屈強なサイケデリック・トラクションの45分にわたる壮大なうねりで、幻覚的な音像の波が次々に押し寄せるようなレーバーグの特異なサウンド・ヴィジョンと知覚の変容状態を、緻密なドローンとして理想的に現前させたかのような内容はCatherine Christer Hennixの『The Electric Harpsichord』も彷彿とさせる心を揺さぶる傑作!