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Jee Jee Band - Glass Fish (LP)
Jee Jee Band - Glass Fish (LP)Em Records
¥2,530
アジアン・ポップとオルタナ・ロックの融合!?! Feeding Tubeのファンにも是非お薦めしたい、米・韓・カンボジア混合のLo-Fi/DIYゆるふわポップ、ジー・ジー・バンドの初フィジカル版アルバム! (英語版解説はFeeding TubeのByron Coley先生がやってます)

ジー・ジー・バン ドは2013年に釜山にて、マサチューセッツ出身の画家、マット・ジョーンズと釜山生まれのジー・ユン・リムによって結成されたバンドで、メンバーを固定 しない流動的な編成をもつ。初のフィジカル版アルバムとなるこの『グラス・フィッシュ』の収録曲は、iPhone、ベッドルーム、スタジオと環境も場所も バラバラで制作され、録音に顔を出す面子はセバドーのボブ・フェイやYod Tapesのジョン・モロニー等のマサチューセッツ人脈。「マサチューセッツといえば、われらがKレコーズの所在地であるオリンピアと並ぶ、インディー/ ロウファイの聖地」(解説より)。彼らに宿るDIYインディー魂が北米圏を飛び出し、東アジア文化を飲み込んで一層くだらなくパワーアップし、最新鋭のゆ るふわ脱力感を供給する。
John Cage, David Tudor, Toshi Ichiyanagi - John Cage Shock Vol. 3 (CD)
John Cage, David Tudor, Toshi Ichiyanagi - John Cage Shock Vol. 3 (CD)Em Records
¥2,750
2012年はジョン・ケージ生誕100年!しかしほとんどの人には意識されていないであろう、1962年の初来日からちょうど50年でもあるのだ!そこで OMEGA POINTとEM Recordsが、ヨシ・ワダのシリーズに続いてまたも暗躍した。門外不出で長らく封印されていたケージ幻の初来日ツアーの衝撃音源の数々を一挙に公開! ケージ本人やデヴィッド・チュードアが繰り出す爆撃のようなノイズの「Variations II」、日常的な行為を音楽として提示する「0分00秒」の世界初演、そして小野洋子が爆音の中で咆哮する「26分55.988秒」・・・彼らが本国や ヨーロッパでさえ無理解の嵐に打ちひしがれながらも、真の前衛精神で創造しつづけた驚愕の音が、まだ実験音楽の芽もない日本でいきなりブチまけられたの だ。いわく「ジョン・ケージ・ショック」。

CD店の棚の一角を占めるほど並ぶケージのディスク群に、このような作品は見あたらない。国内外を問わず、これら劇薬作品は作曲当時以外にはほとんどリ リースされていないからで、ケージの容赦ないハードコアな側面を知ろうとしてもムリなのだ。結果、「ジョン・ケージ?プリペアド・ピアノとか音のない音楽 とかで有名な人ね。」耳にやさしい初期のピアノ曲や晩年の散文空虚作品しか聴いたことがない”現代音楽ファン”、そして音を聴きもしないで哲学的言葉遊び でケージを論じる評論家どもは、この「本当の衝撃」に正座して耳を傾け、平伏せよ!

-JOHN CAGE SHOCK Vol. 3-

1. John Cage - 0'00" (18:09)
Performer: John Cage

2. Michael von Biel - Composition II for 2 Pianos (6:12)
Performer: 一柳慧 (pf) + David Tudor (pf)

3. 一柳慧 - Music for Piano #7 ピアノ音楽第7 (14:59)
Performer: 一柳慧(pf) + David Tudor (pf)

かの有名な「4′33″」の第2番として書かれたのがこの「0′00″」で、この演奏が世界初演。「最大の増幅が得られるようにし、抑制された行為をせ よ」という指示書きに従い、文字を書いたりするガサゴソという音がノイズとなって放出される。一柳の初期のグラフィック作品「ピアノ音楽第7」も、ピアノ や玩具などを使って炸裂するソリッドな音響が怪しくも美しい!他にビールの「Composition II」を収録。

・全曲未発表/世界初登場
・貴重・初出写真多数掲載
・日本語・英語解説ライナー封入(一柳慧氏による巻頭辞収録)
・2 面見開き紙製ジャケット・帯付属
Juu & G. Jee - ニュー・ルークトゥン (CD)
Juu & G. Jee - ニュー・ルークトゥン (CD)Em Records
¥2,530
鎮座DOPENESS、スティルイチミヤ(Young-G, MMM、田我流、Mr. 麿、Big Ben)参加!

まだアメリカが知らないHIPHOPの最新形はここにある。88risingと真逆な方向からアジア・ローカルをレペゼンし、それ故にグローバルに通用する全くフレッシュな音楽を作り上げてしまうタイの異能、Juu。オートチューンを手にいれたキャプテン・ビーフハートか?水牛に乗ったドレイクか?1stフル・アルバム『ニュー・ルークトゥン』がいよいよドロップ!

Juu(ジュウ)とは何者か?魅力的なアクトが次々登場するタイのHIPHOPシーン。その中でもOGとしてリスペクトされるJuuだが、タイ国外からその存在をキャッチするのは困難を極める。タイ語で歌いフィジカルはゼロ、Youtubeにしか存在しなかったその痕跡をOMK(One Mekong)が辿って接触に成功。2017年、遂に彼を招聘して初来日ライブを敢行しその異形な音楽性と人物像が明らかとなる。太すぎるベースと細かく刻まれたハイハットのグルーヴはTRAP以降のそれだが、自在に伸縮するフロウ、英語・タイ語・日本語・甲州弁を織り交ぜるぶっ飛んだ言語感覚、そして豊穣なタイ音楽クラシックからの引用(あとファニーな人柄も)そのどれもが当世に溢れるTRAPコピーキャットと全く別次元にいることを示していた。

本作はこの異才とOMKの面々が意気投合し、stillichimiya/OMKのYoung-Gのリードで共同制作を始め、およそ2年がかりで完成したJuu初のフル・アルバムとなる作品だ。大半のトラックがYoung-Gの手になるもので、このサウンドがまたOMKのアティテュードを反映した野心にみなぎっている。チンやカウベルやケーン、ピンといったタイの楽器を随所に取り入れつつ、しかし決してエキゾチックな味付けに使っていない。タイに元々あるビートやグルーヴを注入するため、それらを必然として取り込んでいるのだ。そしてメロウな曲で滲み出るのはルークトゥンとも日本の演歌とも通じるフロウ(歌心)。それらがJuuのバックグラウンドであるHIPHOPやレゲエを介してなんとも言えない「新しい歌謡感」を生み出している。

タイトルの『ニュー・ルークトゥン』が示す通り、本作は死滅しかけていたタイの歌謡ジャンル、ルークトゥン(*1)を最先端HIPHOPでパッタナー(*2)したものだ。このルークトゥンという音楽は、HIPHOP同様に過去のクラシックを何度も引用(サンプリング)し蘇らせる。そしてこれもHIPHOP同様に歌詞(リリック)が非常に重要な音楽でもある。このルークトゥンとHIPHOPに共通するマナーを完全に矛盾なく消化しきったのが本作の特徴だ。Juuが制作の過程で「これはニュー・ルークトゥンだ」とYoung-Gに言ったことから付いた本作のタイトルだが、これは必然というべきネーミングだろう。本作は「最新のHIPHOP」であるし「最新のルークトゥン」でもあるのだ。タイHIPHOP界最高の”マスター・ポエット”としてリスペクトされるJuuの詩の世界は、翻訳に難航を極めた完全対訳を是非チェックしてほしい。
Juu & G. Jee - ニュー・ルークトゥン (LP)
Juu & G. Jee - ニュー・ルークトゥン (LP)Em Records
¥2,530
鎮座DOPENESS、スティルイチミヤ(Young-G, MMM、田我流、Mr. 麿、Big Ben)参加!

まだアメリカが知らないHIPHOPの最新形はここにある。88risingと真逆な方向からアジア・ローカルをレペゼンし、それ故にグローバルに通用する全くフレッシュな音楽を作り上げてしまうタイの異能、Juu。オートチューンを手にいれたキャプテン・ビーフハートか?水牛に乗ったドレイクか?1stフル・アルバム『ニュー・ルークトゥン』がいよいよドロップ!

Juu(ジュウ)とは何者か?魅力的なアクトが次々登場するタイのHIPHOPシーン。その中でもOGとしてリスペクトされるJuuだが、タイ国外からその存在をキャッチするのは困難を極める。タイ語で歌いフィジカルはゼロ、Youtubeにしか存在しなかったその痕跡をOMK(One Mekong)が辿って接触に成功。2017年、遂に彼を招聘して初来日ライブを敢行しその異形な音楽性と人物像が明らかとなる。太すぎるベースと細かく刻まれたハイハットのグルーヴはTRAP以降のそれだが、自在に伸縮するフロウ、英語・タイ語・日本語・甲州弁を織り交ぜるぶっ飛んだ言語感覚、そして豊穣なタイ音楽クラシックからの引用(あとファニーな人柄も)そのどれもが当世に溢れるTRAPコピーキャットと全く別次元にいることを示していた。

本作はこの異才とOMKの面々が意気投合し、stillichimiya/OMKのYoung-Gのリードで共同制作を始め、およそ2年がかりで完成したJuu初のフル・アルバムとなる作品だ。大半のトラックがYoung-Gの手になるもので、このサウンドがまたOMKのアティテュードを反映した野心にみなぎっている。チンやカウベルやケーン、ピンといったタイの楽器を随所に取り入れつつ、しかし決してエキゾチックな味付けに使っていない。タイに元々あるビートやグルーヴを注入するため、それらを必然として取り込んでいるのだ。そしてメロウな曲で滲み出るのはルークトゥンとも日本の演歌とも通じるフロウ(歌心)。それらがJuuのバックグラウンドであるHIPHOPやレゲエを介してなんとも言えない「新しい歌謡感」を生み出している。

タイトルの『ニュー・ルークトゥン』が示す通り、本作は死滅しかけていたタイの歌謡ジャンル、ルークトゥン(*1)を最先端HIPHOPでパッタナー(*2)したものだ。このルークトゥンという音楽は、HIPHOP同様に過去のクラシックを何度も引用(サンプリング)し蘇らせる。そしてこれもHIPHOP同様に歌詞(リリック)が非常に重要な音楽でもある。このルークトゥンとHIPHOPに共通するマナーを完全に矛盾なく消化しきったのが本作の特徴だ。Juuが制作の過程で「これはニュー・ルークトゥンだ」とYoung-Gに言ったことから付いた本作のタイトルだが、これは必然というべきネーミングだろう。本作は「最新のHIPHOP」であるし「最新のルークトゥン」でもあるのだ。タイHIPHOP界最高の”マスター・ポエット”としてリスペクトされるJuuの詩の世界は、翻訳に難航を極めた完全対訳を是非チェックしてほしい。
Juu - Old to the New and New to the Old (CD)
Juu - Old to the New and New to the Old (CD)Em Records
¥1,650
限定販売!タイのカリスマ・レジェンド・ラッパー、ジュウの人生初フィジカルMIX CD。激震のJuu & G. Jeeアルバム『ニュー・ルークトゥン』のサブ・テキストにもなる重要作でB-BOYもアジア音楽好きもクラブ・ミュージック好きも必聴!

Juu & G.Jeeを主役に、今年10(ジュウ)月に日韓共同で開催し大成功となった「OMK<ニュー・ルークトゥン>ツアー」のため制作した会場限定のスペシャルなMIX CDを、ご要望にお応えして限定流通します!ジュウさんが親しんできたタイ音楽、フォークソング、ルークトゥン、現在のスタイルに決定的な影響を及ぼしたタイのHIPHOP、そして自身のアルバムのトラックを混ぜ込んだ内容はまさに題名通り(<実にいいタイトルだ!)。新旧互いに影響しあった全く新しい作品を造り出したい、というジュウさんの哲学を反映した作品であり、『ニュー・ルークトゥン』のサブ・テキストとしても聴けます。また、過去から徐々にアップデートしていくタイ音楽の発展(パッタナー)も表現されているようで、ちょっとした歴史体験にも。マニアにとっては黎明期のタイHIPHOPが聴けることも重要!
JUU4E - 馬鹿世界 โลกบ้า (Crazy World) (CD)
JUU4E - 馬鹿世界 โลกบ้า (Crazy World) (CD)Em Records
¥2,530
HIP HOPのグローバルとは?ローカルとは?ハイプまみれの<馬鹿世界>を塗り替えるタイの異能ラッパー、JUU4Eの新作は21世紀の汎アジア・ミュージック希望の灯であり、世界に向けて放たれた黒船だ。いや、白昼堂々出現したのが黒船ならば、本作は夜を縫って海を渡り<新しいヤバいもの>を運んでくる密貿易の小型船だ。

米アトランタ生まれのTRAPビートは世界の共通言語となってレプリカを生み続け、アジアも例に漏れず多数のアクトが現れては消え、韓国、タイ、インドネシアといった国々のラッパーが注目されて久しい昨今。「YOUTUBE再生○○万回!」「インスタグラムフォロワー○○万人!」そんな惹句が飛び交い、ラッパーはソーシャルメディアを駆使し一発のバズからマネタイズを目論む仁義もへったくれもない中、ひたすら自分のローカルを力強く表明しオリジナルなHIP HOPを作り出し続けているのがJUU4Eだ。

若い才能が次々現れるタイにおいてOGとしてリスペクトを受け、独自の立ち位置を確立しているラッパー、JUU4E。前作『New Luk Thung』(2019)では、stillichimiya/OMKのYoung-Gプロデュースの元、タイの雑食ゲットー歌謡、ルークトゥンをHIP HOPと折衷し最新のHIPHOPであると同時に最新のルークトゥンでもあるという傑作を作り上げた。同作はタイ国内でも権威あるRIN (Rap is Now)の年間ベストにノミネートされるなど、内外に衝撃を与えたが、この『New Luk Thung』リリース時、実はすでに本作「馬鹿世界」の制作は始まっていた。

本作は全てJUU4Eのセルフ・プロデュース。タイ日英語を織り交ぜたリリックと、伸縮自在なフロー、前作より重心が低くダビーに煮詰められたトラックは、HIP HOP/TRAPを咀嚼し、完全に自分のものとした前作同様だが、特筆すべきは強く<アジア>をレペゼンしている意思が感じられる点だ。マレーシア音楽の影響を受けたタイ南部の舞踊芸能ロン・ゲン、日本民謡、そしてJUU4Eが幼い頃から慣れ親しんできたテレサ・テンの曲を引用しているが、JUU4Eの内部に取り込まれ出てきたそれらは、かつてワールドミュージックが持っていた見せかけのグローバルやエキゾチシズム、また現在のアジアのHIP HOPに悪気なく横行するセルフ・オリエンタリズムを軽々と一刀両断している。

もしあなたがアジアのHIP HOP熱いよね~とネットに氾濫する情報をかじって本作に触れたならば幸運。「馬鹿な世界」に真っ向から挑むリリックと、圧倒的な自由さでぶちかまされるサウンドに叩きのめされて是非とも馬鹿になって欲しい。
JUU4E - 馬鹿世界 โลกบ้า (Crazy World) (LP)
JUU4E - 馬鹿世界 โลกบ้า (Crazy World) (LP)Em Records
¥2,530
HIP HOPのグローバルとは?ローカルとは?ハイプまみれの<馬鹿世界>を塗り替えるタイの異能ラッパー、JUU4Eの新作は21世紀の汎アジア・ミュージック希望の灯であり、世界に向けて放たれた黒船だ。いや、白昼堂々出現したのが黒船ならば、本作は夜を縫って海を渡り<新しいヤバいもの>を運んでくる密貿易の小型船だ。

米アトランタ生まれのTRAPビートは世界の共通言語となってレプリカを生み続け、アジアも例に漏れず多数のアクトが現れては消え、韓国、タイ、インドネシアといった国々のラッパーが注目されて久しい昨今。「YOUTUBE再生○○万回!」「インスタグラムフォロワー○○万人!」そんな惹句が飛び交い、ラッパーはソーシャルメディアを駆使し一発のバズからマネタイズを目論む仁義もへったくれもない中、ひたすら自分のローカルを力強く表明しオリジナルなHIP HOPを作り出し続けているのがJUU4Eだ。

若い才能が次々現れるタイにおいてOGとしてリスペクトを受け、独自の立ち位置を確立しているラッパー、JUU4E。前作『New Luk Thung』(2019)では、stillichimiya/OMKのYoung-Gプロデュースの元、タイの雑食ゲットー歌謡、ルークトゥンをHIP HOPと折衷し最新のHIPHOPであると同時に最新のルークトゥンでもあるという傑作を作り上げた。同作はタイ国内でも権威あるRIN (Rap is Now)の年間ベストにノミネートされるなど、内外に衝撃を与えたが、この『New Luk Thung』リリース時、実はすでに本作「馬鹿世界」の制作は始まっていた。

本作は全てJUU4Eのセルフ・プロデュース。タイ日英語を織り交ぜたリリックと、伸縮自在なフロー、前作より重心が低くダビーに煮詰められたトラックは、HIP HOP/TRAPを咀嚼し、完全に自分のものとした前作同様だが、特筆すべきは強く<アジア>をレペゼンしている意思が感じられる点だ。マレーシア音楽の影響を受けたタイ南部の舞踊芸能ロン・ゲン、日本民謡、そしてJUU4Eが幼い頃から慣れ親しんできたテレサ・テンの曲を引用しているが、JUU4Eの内部に取り込まれ出てきたそれらは、かつてワールドミュージックが持っていた見せかけのグローバルやエキゾチシズム、また現在のアジアのHIP HOPに悪気なく横行するセルフ・オリエンタリズムを軽々と一刀両断している。

もしあなたがアジアのHIP HOP熱いよね~とネットに氾濫する情報をかじって本作に触れたならば幸運。「馬鹿な世界」に真っ向から挑むリリックと、圧倒的な自由さでぶちかまされるサウンドに叩きのめされて是非とも馬鹿になって欲しい。
Khwanta Fasawang - Lam Phaen Motorsai Tham Saep: The Best of Lam Phaen Sister No. 1 (CD)
Khwanta Fasawang - Lam Phaen Motorsai Tham Saep: The Best of Lam Phaen Sister No. 1 (CD)Em Records
¥2,530
いよいよ「本物」の登場!
カセット時代のタイを席巻した“ラムペーン”の顔、クワンター・ファーサワーンのワルなチューンがベスト盤で堂々の世界初CD化。伝統とかけ離れたダンス現場仕様、ストリート・モーラムの赤裸々な姿がここに!

伝統の「型」を継承する側面をもつ芸能だったモーラム(*1)では、新しく型を作ることは稀だったが、80年代初頭に出現した「ラム・ペーン」は、凄腕プロデューサー、ドイ・インタノンが時代のニーズで創作した新型ラムで、その登場は文字通り<型破り>の出来事だった。このラム・ペーンは最初からダンスホール現場に特化、現在最前線で猛威を振るうラム・シンの登場を促したともいわれ、90年代以降のタイ産ベースミュージックの祖となる重要ラム型だ。本解説ではSoi48がその誕生秘話を解き明かす。

クワンターはドイ・インタノンに歌手1000人の中から選ばれてデビューしたラム・ペーンの代表格。ストロングな風貌で底辺のタイ人(イサーン人)の生活風景をラムし、ダンスを煽り、太く短く燃えたパワフルな歌手だ。代表曲のひとつ、モーターサイ(*2)のエンジン音をぶち込んだタイ式バイカー・ソング傑作「Lam Phaen Motorsai Tham Saeb(憎っくきモーターサイ)」をはじめ、ヘヴィーなストリート・モーラムを訳詩とともにお楽しみあれ!

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*1:モーは達人、ラムは声調に抑揚をつけながら語る芸能。つまり“語りの達人”で、その歌手と芸能の両方をさす名称。モーラムは“歌”ではない。イサーン(タイ東北部)が本場。

*2:タイでいうオートバイのこと。

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+ 選曲・解説・装丁:Soi48(英訳付き)
+ 日本語・英語訳詩
+ CD 版:通常ジュエルケース,24頁ブックレット
+ LP 版:ライナー封入
Kuupuu - Sisar (LP)
Kuupuu - Sisar (LP)Em Records
¥2,530
彼女の定番であるアナログ・テープを主体にしたローテク加工に加え、今作ではシンセサイズ音、テープ・ループ、音声・器楽音のサンプリングや友人ミュージシャンの参加演奏などを幾重にもレイヤーした新境地。出来上がったのは300年前のアフリカ民族音楽か、どこかの国の民謡を継ぎ接ぎしたものなのか、テクノなのか実験音楽なのか判然としない謎の音楽であり最高にカッコいい2013年最新現代音楽。ヒリヒリする激しさとアナログのもっこり感が渾然となった35分間の催眠術‥‥これは最前線のロックなのかもしれない。
Kuupuu - Sous Juju (2CD)
Kuupuu - Sous Juju (2CD)Em Records
¥3,080
フィンランドの天才女子アーティスト、クープーことヨナ・カランカのデビュー作から最新作まで、アーティスト自選によるデビュー10周年ベスト・コレクション!そして本邦初登場!

クープーはフリーフォーク・ブームまっただ中の2000年代初頭に十代でデビューし、個性的なアーティストのひしめくフィンランドの中でも突出した才能で世界を驚かせた。
姿勢・作風は一貫して実験性の高いものでありながら現代最前線ポップに成立した作品(その点でかつての暴力温泉芸者を彷彿とさせる)がじわじわと世界に浸透し、米・英・欧でたびたび演奏に招かれる。

クープーは全くの独学で音楽を始めているが、最初から“エレクトロアコースティック”である点が重要で、当時はフリーフォークと混同されていたが(呼ぶのは勝手)、新しいポップ・ミュージックの担い手として、実験音楽・ニューミュージック作家としての評価は世界でも揺るぎない。
音楽のみならず、画家・オブジェ作家としても才能を発揮するマルチ・アーティストだ。

音楽作家としては既に通算で十数枚のリリースがあるのだが、大半がハンドメイド/極少部数制作のカセットやCDRの自主流通であったため、最初から入手が難しく、よほど熱心なリスナーでない限り全容がつかめなかった。特に日本では長らく未発売であったためかなりの時差がある。

本コレクションは2003年のデビュー作を含む入手困難な初期作品から、未発表曲、最新アルバム『シーサー (Sisar)』[EM1112LP]のリミックスまで新旧あわせた全31曲を収録し、各曲への作家自身の解説も掲載(貴重!)。
初体験者からコアなファンまで、現時点でクープーを知るための最良の1枚である。

本作のディスク1には「暗がりにある暖かい有機的質量」(Pitchfolk)と評され、フリーフォークと冠されていた初期の作品を収録。ディスク2ではテープ編集、エレクトロニクスを取り入れ、作風が刻々と進化して行く現在までの状況がわかる。

なお、本作タイトル『スース・ジュジュ』は魔術師の弟子(あるいは魔除けの守り)といったニュアンスの英語の造語。
Lieven Martens Moana - Three Amazonian Essays (CD)
Lieven Martens Moana - Three Amazonian Essays (CD)Em Records
¥2,200
毎年、気合の入ったフィルレコ作品で聴衆を虜にしてきたリーヴォンですが、今作も気合い入ってます!!! 本作は、バレアレリックの古典、Finis Africaeによるアマゾン探訪録、”Amazonia”(1990)を音素材として使用し、新たなるアマゾンを創造するという先鋭的な試みです。武満徹、湯浅譲二、Charles Ives、Juan Albertoらに強くインスパイアされた本作は、クラシックや現代音楽としての要素も強いですが、アナログやデジタルの楽器や録音テクニックを駆使し、コラージュやサウンドアート、電子音楽、民俗音楽学など様々な視点から、細切れにされた素材を調理していきます。極上の自然美とサイケデリア、聴き手の眼前に広がる果ての無い内的宇宙の中で、陽炎のようにゆらめく電子音が導き、壮大な自然と大地が音の葉に乗って鼓動し、心地好いアンビエンスの風と共に秘境奥地へと迷い込んでいくコスミッシェ・サウンドスケープ。この情感豊かな旋律はまさに唯一無二のものと言えるでしょう。間違いなく下半期最重要の部類に入る傑作です。
Lieven Martens Moana - Three Amazonian Essays (LP)
Lieven Martens Moana - Three Amazonian Essays (LP)Em Records
¥2,530
本作は、バレアレリックの古典、Finis Africaeによるアマゾン探録、”Amazonia”(1990)を音素材として使用し、新たなるアマゾンを創造するという先鋭的な試みです。武満徹、湯浅譲二、Charles Ives、Juan Albertoらに強くインスパイアされた本作は、クラシックや現代音楽としての要素も強いですが、アナログやデジタルの楽器や録音テクニックを駆使し、コラージュやサウンドアート、電子音楽、民俗音楽学など様々な視点から、細切れにされた素材を調理していきます。極上の自然美とサイケデリア、聴き手の眼前に広がる果ての無い内的宇宙の中で、陽炎のようにゆらめく電子音が導き、壮大な自然と大地が音の葉に乗って鼓動し、心地好いアンビエンスの風と共に秘境奥地へと迷い込んでいくコスミッシェ・サウンドスケープ。この情感豊かな旋律はまさに唯一無二のものと言えるでしょう。
Martoc - Music for Alien Ears 宇宙人の耳のための音楽 (LP)
Martoc - Music for Alien Ears 宇宙人の耳のための音楽 (LP)Em Records
¥2,530
遂に出た!!!極北音楽探求者~ジャンキーのみの間で取引されていた、あのMartin O'Cuthbertが本邦EMよりリリース!!!

「レコード・オブ・ザ・イヤー:
Martin O'Cuthbert: 'B.E.M.S' (Esoteric Records)
マジで、このレコードをかけたとき、壁にあった物がいきなりビリビリ震え出した。証人もいる。マーティン・オカスバートって奴は超邪悪な人間か(レコード聴いてみろ)とんでもない大馬鹿だ(レコード聴いてみろ)。たぶん日本でビッグになるな。全部ヤマハのオルガンのせいと思うけど、どうやったらシンセでこんなヒドイ音だせるんだー?」
(ジョン・ライドン『ニュー・ミュージカル・エクスプレス』 1978年7月22日)

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『INDUSTRIAL MUSIC FOR INDUSTRIAL PEOPLE!!!【雑音だらけのディスクガイド 511選】』著者、持田保先生の選曲・解説でおごそかにお送りする病理的異星人シンセ音楽集!!

マートック(初期はマーティン・オカスバートの名で活動)はポストパンク期に地球にあらわれ現在も活動する英の作家/電子・電器音楽家。ジョン・フォックス、ファッド・ガジェット、クラフトワーク、イーノらに影響を受け(たらしい)、同国人のJ.G.バラードやイアン・バンクスをはじめとするSF・幻想文学に深く傾倒。その合成が自作に展開した‥‥‥のかは定かでないが、彼の暗黒フォースの強大な威力はジョン・ライドンを痺れさせたことで証明された(しかもデビュー作で)。

彼はメジャーの誘いを全て拒否し「使い捨て商品に沿ったものの見方をしない、永続的な音楽の創造」(!!!)という崇高な目的のため、全てを自主制作で発表。その数シングル11枚、アルバム13枚。録音では異星人に向け発信したと思われるビリビリなシンセ音とグルーヴ感の崩壊したドラム・マシーンを多用。全くもってイルな(=地球人には理解しがたい)偉大なる作品群を、持田先生が身を挺して受け止め選んだ全10曲ザ・ベスト・オブ・マートック!!!!(ボアダムズ山塚先生のフェイバリットでもちょと有名!?!)
Mustapha Skandrani - Istikhbars And Improvisations イスティクバルと即興 (CD)
Mustapha Skandrani - Istikhbars And Improvisations イスティクバルと即興 (CD)Em Records
¥2,530
アルジェリアの大音楽家、ムスタファ・スカンドラニによるアンダルシア古典音楽のピアノ独奏の名盤『イスティクバルと即興』 (1965年) である!!
なんでまたエムで古典ピアノ作品??と訝しむなかれ。耳障りはいいが、これが実は相当な孤高・異端作品なのである!!なぜ孤高かといえば、そもそもアンダルシア古典音楽でピアノは末席中の末席、スカンドラニが現代に開拓したも同然の演奏法であること。なぜ異端かといえばこの人以前のアンダルシア音楽のコンサートでピアノ独奏はありえず、また、題名にもなっている「イスティクバル」(アンダルシア宮廷音楽の様式のひとつ)をピアノでやるなど誰も考えつかなかった(当時も物議をかもした)。

■マメ知識■
アルジェリアの古典音楽はスペインのアラブ・イスラム王朝が起源のアンダルシア宮廷音楽とトルコの古典音楽が混同し、西洋/アフリカ先住民/ユダヤ系の影響も受け、東西文化が統合した混血度の高さが特徴。「イスティクバル」は宮廷音楽の組曲様式「ナウバ(またはヌーヴァ)」の重要な前奏曲であり、幾つかの型(モード)がある。(※詳しくは解説を参照の事)‥‥と、そんな小難しいことも理解には必要ではあるが、それよりも先に、ここで展開されるオリエント/西洋/アフリカが鍵盤上で優雅に交差するさま、その不思議な世界が最大の魅力。和声に依らず単一の声部で構成されるアラビア音楽の特徴により、ピアノからつむぎ出される和声は一本の繊細な線のようで、それが優雅に、まるで東西世界を行き来するかにように動き回るのを聴くのは快感。バッハの「ゴルトベルク変奏曲」もそう遠いものには感じられない(実際、アラビア版「ゴルトベルク変奏曲」と評される事も)。混血度の高いアンダルシア音楽のなかでも『イスティクバルと即興』は折衷された様式の境界を更に曖昧にとけ込ませるようだ。

・2面見開き紙製ジャケット(エンボス加工)
・ ライナー封入(解説/プロフィール)
・ 日本語・英語掲載
Mustapha Skandrani - Istikhbars And Improvisations イスティクバルと即興 (LP)Mustapha Skandrani - Istikhbars And Improvisations イスティクバルと即興 (LP)
Mustapha Skandrani - Istikhbars And Improvisations イスティクバルと即興 (LP)Em Records
¥3,500

アルジェリアのピアニストで作曲家、ムスタファ・スカンドラニがアンダルシア民謡の旋律をピアノで即興変奏した二つとない珠玉のアルバム、『イスティクバルと即興』 (1965 年)。 時代を超越した穏やかで清冽な純音楽のマスターピース。

アンダルシア古典音楽で西洋由来のピアノは末席、このスカンドラニが開拓したも同然の演奏法でその作品は異端扱いされたそうです。なぜ異端かといえばこの人以前のアンダルシア音楽のコンサートでピアノ独奏はありえず、「イスティクバル」(アンダルシア宮廷音楽の様式のひとつ)をピアノでやるなど余人は考えつかず、当時、物議をかもしたといいます。
アルジェリアの古典音楽はスペインのアラブ・イスラム王朝が起源のアンダルシア宮廷音楽とトルコの古典音楽が混同し、西洋/アフリカ先住民/ユダヤ系の影響も受け、東西文化の統合が特徴とされます。「イスティクバル」は宮廷音楽の組曲様式「ナウバ(またはヌーヴァ)」の前奏曲で、幾つかのモード(型)があります。本作では、ひとつのモードをまず主題的に演奏・提示し、その後、変奏を行って1セットとし、合計9セットのモードを収録しています。本作の分かりやすい魅力はオリエント/西洋/アフリカが鍵盤上で優雅に交差するさまで、ピアノからつむぎ出される音が一本の繊細な線となって東西世界を行き来するかように動き回ります。

=LP版=
+新カッティング
+インサート封入(英語・日本語掲載)

Nicolas Collins - Devil’s Music(2CD)
Nicolas Collins - Devil’s Music(2CD)Em Records
¥3,198
高価な機器を一切用いず、ポータブルラジオを「世界で最も安価かつ強力なシンセサイザー」と捉え、独自のセッティングを施したサンプラーとデジタル・ディレイにつなげ、ループを組みながら演奏を展開。すると機材がぶち壊れたように音が反乱し暴走する!(※本機材セットの秘密と核心部は本編解説を参照のこと)作品にはヒップ・ホップのサンプリング・テクニックがリズム面に顕著に表れており、出音でいえばターンテーブリストの始祖、あるいは「(スティーヴ)ライヒが疲れ果てた(フィリップ)グラスに出会う」(作家談)という趣ももつ。大作指向の作家やポピュラーミュージックを挑発するかのような元祖<回路内サンプリング音楽>といえるが、これがなんと1985年の録音とは!※2001年にフィリップ・シャーバーンは『デヴィルズ・ミュージック』を「テクノのための初期の鋳型」とよんでいる。本作は「Devil’s Music」オリジナルLPの音源に、その“リミックス”版とされる「Real Landscape」(87年作)と、発展型である「The Spark Heard ‘Round The World」(未発表曲)を追加した2枚組デラックス版。CD版にはエクストラ・プログラムとして「Devil’s Music」を自ら実験できる最新ソフトウェア版(Mac/Win対応)と貴重な1987年のライブパフォーマンス映像も追加収録。LP版は見開きジャケットの2枚組仕様。ニコラス・コリンズは80年代初頭から活躍する実験音楽作家であり、現シカゴ芸大の音楽部教授、また実験音楽のための機関誌『Leonard Music Journal』の編集長というおカタい肩書きをもつ一方、ビギナー向けの電子楽器制作のハウトゥ本『Handmade Electronic Music』(日本未発売)を上梓するという、血統書付き現音ピューリタンとは異なるバランス感覚の持ち主。これまでデヴィッド・チュードア、ジョン・ゾーン、クリスチャン・マークレイ、エリオット・シャープ、デヴィッド・シーなどそうそうたる面子と共演・共作をしている。
No Right Turn (CD)
No Right Turn (CD)Em Records
¥2,530
イングランド中部ダービーシャーで活動していたフォーク・トリオが、華麗な美声を備えたヴォーカリスト、ジェイン・マースデンと出逢い、これを機に6人組のエレクトリック・フォークロック・バンド、ノー・ライト・ターンが誕生。彼らは英中部で人気を博し、1983年、フェアポート・コンヴェンションの核であったウッドウォーム・スタジオで、1stアルバムである本作『ノー・ライト・ターン』を自主制作。(フェアポートをリスペクトしたカヴァー曲「Lady of Pleasure」をアルバムに加えている)NRTのユニークな点は、ライブ演奏にはあまり関わらないものの、フィル・ハリソンとティム・ドーソンという二人のソングライターがメンバーとしてバックについていたことで、主なボーカル曲のレパートリーは彼らのペンになるオリジナルだった。リンダ・パーハクスを彷彿とさせるジェインの多重録音/ダブルトラック・ヴォーカルはバンドの華であり、英国の風ごとき爽やかさと憂いを帯びた声はハリソン/ドーソンのオリジナル曲に最高にマッチした。ネオアコ風アコースティックギターが疾走する「Roller Coaster」、郷愁を誘う名唱「Lawlands Away」、心地よいハーモニーの「What Do You Do?」など、時代を超えてアピールする歌曲が揃う一方で、「Drowsy Maggie/Ash Plant」や「Waves」といったトラッド曲を、ピンクフロイドのようにヘヴィーなプログレッシヴ・インストにリアレンジしてみせる。この絶妙なバランス感覚もバンドの魅力だ。一介のローカル・インディーの自主盤だが、これぞまさしく名盤というにふさわしい、愛すべき奇跡の作品!
No Right Turn (LP)
No Right Turn (LP)Em Records
¥2,530
イングランド中部ダービーシャーで活動していたフォーク・トリオが、華麗な美声を備えたヴォーカリスト、ジェイン・マースデンと出逢い、これを機に6人組のエレクトリック・フォークロック・バンド、ノー・ライト・ターンが誕生。彼らは英中部で人気を博し、1983年、フェアポート・コンヴェンションの核であったウッドウォーム・スタジオで、1stアルバムである本作『ノー・ライト・ターン』を自主制作。(フェアポートをリスペクトしたカヴァー曲「Lady of Pleasure」をアルバムに加えている)NRTのユニークな点は、ライブ演奏にはあまり関わらないものの、フィル・ハリソンとティム・ドーソンという二人のソングライターがメンバーとしてバックについていたことで、主なボーカル曲のレパートリーは彼らのペンになるオリジナルだった。リンダ・パーハクスを彷彿とさせるジェインの多重録音/ダブルトラック・ヴォーカルはバンドの華であり、英国の風ごとき爽やかさと憂いを帯びた声はハリソン/ドーソンのオリジナル曲に最高にマッチした。ネオアコ風アコースティックギターが疾走する「Roller Coaster」、郷愁を誘う名唱「Lawlands Away」、心地よいハーモニーの「What Do You Do?」など、時代を超えてアピールする歌曲が揃う一方で、「Drowsy Maggie/Ash Plant」や「Waves」といったトラッド曲を、ピンクフロイドのようにヘヴィーなプログレッシヴ・インストにリアレンジしてみせる。この絶妙なバランス感覚もバンドの魅力だ。一介のローカル・インディーの自主盤だが、これぞまさしく名盤というにふさわしい、愛すべき奇跡の作品!
Noah Creshevsky - Hyperrealist Music, 2011-2015 (CD)
Noah Creshevsky - Hyperrealist Music, 2011-2015 (CD)Em Records
¥2,200
ロングセラー『The Tape Music of Noah Creshevsky』(EM1042CD 解説:佐々木敦)からひと回りしてエム再登場。御年70歳を祝した最新“ハイパーリアル・ミュージック”自選作品集!!

クレシェフスキーはナディア・ブーランジェとルチアーノ・ベリオに学んだ作曲家で、初期は電子音楽/テープ音楽をやっていたが、徐々に「ハイパーリアリズム(*注)」に接近し、その概念を取り込んだ音楽である「ハイパーリアル・ミュージック」の第一人者となった(一般にはこの音楽スタイルの創始者とされる)。日本では竹村延和氏のフェイバリット作家としても一部に知られる。

彼のハイパーリアル・ミュージックは、実際の生演奏に聞こえるが全て人工的な操作・配置で創作されたものである。そこでは人間による生楽器や肉声の演奏が素材となり、シンセサイザー(合成音)は用いられない。録音年、ジャンルを異にする楽音がいち作品中で任意に結合され、あるものは人間技では不可能な演奏に変容され、ある音は過剰に強弱・長短のアクセントがつけられる等々、彼の意匠をこらしたドラマ性とユーモアが加味されている。

本アルバムは近年の作品を作家が自選したコレクションで、鋭敏なリスナーならば、聞き進めるにつれて姿を現す、狐につままれたような世界に惑わされること必至!

*注:写真等を用いて対象を克明に描写する美術の潮流。「超現実主義」と和訳されるシュルレアリスムとは区別される。スーパーリアリズムともいう。

+ 解説:George Grella, Jr.(和訳付)
+ 通常ジュエルケース、ライナー封入

Noahlewis' Mahlon Taits - Gift From Noahlewis' Mahlon Taits (LP)
Noahlewis' Mahlon Taits - Gift From Noahlewis' Mahlon Taits (LP)Em Records
¥2,750
2000年代の激震の10年を過ごした生え抜きメンバー達、6人になった新編成でこれまでと全く違うヘヴィーな音を聞かせる意欲作。これはもう「あの」ノアルイズぢゃない!一切の飾りなし、全てざっくりアナログ一発録音による、ラリッたガレージ・ブルース、アコーディオン/ミュージカル・ソウ・ファンク、ジョー・ミークのカヴァーから、果てはサッチモ、シナトラも取り上げたスタンダードの妙なる歌唱ヴァージョンまで!!3曲のオリジナル・ソングを含む全8 曲の貴方への特別な贈り物。スタジオにいるかのような生々しい音でご堪能あれ。
Nora Guthrie - Emily’s Illness / Home Before Dark (7")
Nora Guthrie - Emily’s Illness / Home Before Dark (7")Em Records
¥2,200

2024年版はクリアブルーVINYL+印刷物マイナーチェンジでお届けします。14年越しリプレスで実現する<完全版>。装丁デザインを刷新(当初のオリジナル図版アイデア採用 ※註)、レーベル面、ジャケット方式を変更、さらに2009年版に掲載できなかった貴重写真と歌詞も掲載した完全版仕様でお届けします。

アメリカのフォーク・ミュージシャン、ウディ・ガスリーの娘で、SSWのアーロ・ガスリーの妹、また、著名なイディッシュ語詩人アリーザ・グリーンブラットの孫であるノラ・ガスリーが、1967年、17歳で発表した唯一の、そして宝物のようなシングル。「Emily’s Illness」はビーチボーイズ『 Pet Sounds』のような音像と、耽美的サイケデリア/アシッドフォーク感覚が併存した奇跡のような曲として60年代音楽マニア界隈を越えてきき継がれる美しき傑作だ。
「 Emily’s Illness」の題名と歌詞内容は19世紀の詩人エミリー・ディキンソンへあてたオマージュといわれ、装丁に使ったノラの当時の写真もディキンソンの時代世界を思わせる。この曲を書いた当時18歳のエリック・アイズナーは彼女のボーイフレンドで、フィフス・アヴェニュー・バンドの前身となるストレンジャーズというバンドでピーター・ゴールウェイと一緒に活動していた。エリックとノラは当時ジョアン・ジルベルト(とその歌い手のアストラッド)に夢中で「Emily’s Illness」にも「Home Before Dark」にもその影響を聞き取ることができるが、何よりも歌手として全く素人のノラを歌わせたことで別のミラクルが発生。録音面では職業音楽家のアーティー・シュロックが印象的なハープシコードや弦楽器を入れてメランコリックな世界を演出した。(なお、その後エリック・アイズナーがハウディームーンに提供した「Nora Lee」とはノラ・ガスリーのこと。)

※註:
2009年版は当時まだ珍しかったアート印刷系の技術を採用し、その効果を活かすため最初の想定デザインを修正した(ことを今回思い出した)。その印刷が零細には超高額でかつ当時のシングル盤価格相場が相当安かったこともあり、全部売り切っても利益はマイナス、、、そのため付けるつもりだったインサート印刷を断念したというオチ。あれから15年ほど経ってうちも少しは賢くなり、今回は念願だった貴重写真と歌詞を掲載した「完全版」にすることができました。レーベルに歴史あり。

本作はCO2排出量ゼロ/100%循環リサイクルできる画期的な新素材<BioVinyl™>を使っています。新素材で製造コストが少し高くなり価格に反映されますが、どうか恒久使用を目指してご理解・ご支援をお願いいたします。

=作品仕様=
+ BioVinyl™
+ 6 面折り込みジャケット
+ 貴重写真、歌詞掲載

NTsKi + 7FO - D'Ya Hear Me! (10")
NTsKi + 7FO - D'Ya Hear Me! (10")Em Records
¥1,980
シームレスな活動で多方面から注目を集める新世代SSW/プロデューサー、NTsKi(ナツキ)と国内外で評判の浄土ニューエイジ・ダブ・アーティスト、7FO(ななえふおー)のコラボレーション・シングル。この異色のコンビが今も愛され続ける80sポストパンク名曲、ブレンダ・レイ「ドゥヤ・ヒア・ミー!」を怪しくもドリーミーな似非ラヴァーズ・ロックにダブ・アップ。ビムワン& CVNの最強リミックス2曲もカップリングしたアーバン・ミュージック・ラヴァーへ捧げるe.pです!

Sun ArawとLily Allenの出会い?Lee Perry&Linda McCartneyの再来?異色の組み合わせによる似非エレクトリック・ラヴァーズDUBチューン!

7FOが担当した妙なタイム感を持つオケの暖かみと破壊的ユルさはファンの期待を裏切らないが、どこか不気味さの漂うNTsKiのウィスパリング・ヴォーカルが乗った瞬間、怪しくもドリーミーな似非ラヴァーズ・ロック・チューンに化学変化。DIYな打ち込み&ギターで歌われたオリジナル版とは全く景色の違うこのエレクトリック・ダブ・アップ・グルーヴは、ジャマイカを遠く離れ<各国訛りのDUB>が増殖していく現在、これぞ<日本訛りのDUBアップ>の極北ともいえる。

このチューンをダンスホールDJセットのど真ん中に連れてくる匠の技REMIXを施したのは、通称”ビムワン”としてベース・ミュージック界にその名を轟かせる最強エレクトロ・レゲエ・リズム・プロダクション、Bim One Productionだ。7FOをして悶絶KOさせたサウンド作りはまさにプロ中のプロの仕事。

もうひとつの目玉はOrange Milkからアルバム(※NTsKiをヴォーカルにフィーチャー)を発表したエレクトリック・ミュージック・プロデューサー、CVNによるリミックス。彼の一面であるノイズ〜インダストリアル・センスをアクセントに利かせるハード&スタイリッシュなREMIXで、どこか80sの4ADもしくはフレンチ・ポップを連想させる仕上がりが新鮮!
NTsKi + 7FO - D'Ya Hear Me! (CD)
NTsKi + 7FO - D'Ya Hear Me! (CD)Em Records
¥2,200
シームレスな活動で多方面から注目を集める新世代SSW/プロデューサー、NTsKi(ナツキ)と国内外で評判の浄土ニューエイジ・ダブ・アーティスト、7FO(ななえふおー)のコラボレーション・シングル。この異色のコンビが今も愛され続ける80sポストパンク名曲、ブレンダ・レイ「ドゥヤ・ヒア・ミー!」を怪しくもドリーミーな似非ラヴァーズ・ロックにダブ・アップ。ビムワン& CVNの最強リミックス2曲もカップリングしたアーバン・ミュージック・ラヴァーへ捧げるe.pです!

Sun ArawとLily Allenの出会い?Lee Perry&Linda McCartneyの再来?異色の組み合わせによる似非エレクトリック・ラヴァーズDUBチューン!

7FOが担当した妙なタイム感を持つオケの暖かみと破壊的ユルさはファンの期待を裏切らないが、どこか不気味さの漂うNTsKiのウィスパリング・ヴォーカルが乗った瞬間、怪しくもドリーミーな似非ラヴァーズ・ロック・チューンに化学変化。DIYな打ち込み&ギターで歌われたオリジナル版とは全く景色の違うこのエレクトリック・ダブ・アップ・グルーヴは、ジャマイカを遠く離れ<各国訛りのDUB>が増殖していく現在、これぞ<日本訛りのDUBアップ>の極北ともいえる。

このチューンをダンスホールDJセットのど真ん中に連れてくる匠の技REMIXを施したのは、通称”ビムワン”としてベース・ミュージック界にその名を轟かせる最強エレクトロ・レゲエ・リズム・プロダクション、Bim One Productionだ。7FOをして悶絶KOさせたサウンド作りはまさにプロ中のプロの仕事。

もうひとつの目玉はOrange Milkからアルバム(※NTsKiをヴォーカルにフィーチャー)を発表したエレクトリック・ミュージック・プロデューサー、CVNによるリミックス。彼の一面であるノイズ〜インダストリアル・センスをアクセントに利かせるハード&スタイリッシュなREMIXで、どこか80sの4ADもしくはフレンチ・ポップを連想させる仕上がりが新鮮!
NTsKi - Calla (LP)NTsKi - Calla (LP)
NTsKi - Calla (LP)Em Records
¥3,980

日本を拠点に活動するヴォーカリスト/ソングライター/プロデューサー、NTsKi(エヌ・ティー・エス・ケー・アイ)のセカンド・アルバム完成。

米Orange Milkと共同リリースした1stアルバム『Orca(オルカ)』(2021年)はデビュー期からの音楽的変遷とヴァリエーションのショーケース、コンピレーションの性格が強かったが、この『Calla(カーラ)』は、はじめからフル・アルバムとして制作されたトータル・プロダクション。アルバム収録曲は『Orca』収録の「Lan Se」の共作者である英プロデューサー、Dan Shuttのデモが元になっており、ミキシングは『Orca』と同じくThe Anticipation Illicit Tsuboi が行った。

『Calla(カーラ)』は、彼女の幼少期からのごく個人的な体験と記憶のかけらを、音に、作曲に、歌に、編曲に、細かく丁寧に転写していくことでひとつの世界を「結晶」のように出現させる。『カーラ』は、そのゆったりとしたテンポ、練られたアレンジ、耳をひくメロディーが混合し、爽やかで魅力的で肯定的、ノスタルジーの切なさ、メランコリーの感覚に裏打ちされた音楽的声明となっている。内省的なこのアルバムは、自己のエクストリームさを主張し続けることよりも、アオシスのような憩いを共有することの意味を無言で提案している。ここに収録された曲は、温かく輝き、優しくきらめき、喚起的でエモーショナルな、簡潔で愛らしい珠玉の作品集だ。

装丁画はShusaku Yoshikawaが撮影した写真を元にEllen Thomasが描いたもの。

本作のLP版はCO2排出量ゼロ/100%循環リサイクルできる画期的な新素材<BioVinyl™>を使った世界で最初のリリースロットの1枚になります。新素材で製造コストが少し高くなり価格に反映することになってしまいますが、どうか恒久使用を目指しご理解・ご支援お願いいたします。

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