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ついに!!!ブラジル音楽史上最も重要な作品であり、「ミナス・サウンド」を決定づけた一枚、『クルビ・ダ・エスキーナ』がリイシュー!!
これは衝撃!!ミルトン・ナシメントとロー・ボルジェスがトニーニョ・オルタ、ベト・ゲチスらクルビ・ダ・エスキーナ(街角クラブ)の仲間たちと共に生み出したブラジル音楽史上最も重要な作品の一つ、『クルビ・ダ・エスキーナ』(1972)が待望のリイシュー!後に語り継がれることとなる「ミナス・サウンド」を決定づけた大名盤!
主にミルトンとローが作曲を手がけたナンバーにホナルド・バストス、フェルナンド・ブランチ、マルシオ・ボルジェスらが歌詞を提供し、アレンジはヴァグネル・チゾ、デオダートが手がけた。すでにアーティスト/SSWとしてブレイクしていたミルトンの楽曲が素晴らしいのはもちろん、本作においてロー・ボルジェスのソングライティングの才能が開花。ビートルズの影響を受けたメロディアスなポップ・ロックに、土着の教会音楽の要素が融合し、透き通るようなギターの音色が美しい傑作フォーク・ロック作品が誕生した。
オープニングを飾る大名曲「Tudo O Que Você Podia Ser」、ミルトン・ナシメントとエスペランサ・スポルディングとの共演盤でも取り上げられたアウトロのピアノが余韻を残す「Cais」、ローの作曲による名バラード「O Trem Azul」、後にローのスタジオアルバムのタイトルにもなった一際サイケデリックな「Nuvem Cigana」、近年ではゼー・イバーハによるカバーも話題になった「San Vicente」、後にローのソロアルバムに収録されたテイクが有名なスキャットのみの「Clube Da Esquina Nº 2」、エレキギターの煌めくような音色が美しい「Paisagem Da Janela」、「Cais」と同様に中盤突如ムードが一変する「Um Gosto de Sol」などなど、挙げればきりがないほどに名曲の応酬。どの楽曲も多くのアーティストからカバーされ、長く愛され続けている。
ブラジル音楽との出会いが本作という人も多く、かねてから人気盤なだけにリイシューはまさに待望。ぜひこの機会に!
その天才性を永遠のものと証明した画期的一枚。Moondogが60代で録音した珍しいヴォーカル・アルバムであり、10曲の陽気なアート・ソングと共にクラシックとポップ・ミュージックの境界を揺らがせた78年発表の傑作『H'art Songs』がアナログ・リイシュー!1977年に作曲、録音されたこれらのピアノ・ポップ・ソングのコレクションは、彼の繊細で美しい歌声と共に、驚くほど多様なディスコグラフィーを音楽的にさらに混沌とさせ、その最も魅惑的な言葉遊びの瞬間を収めた、極めて素晴らしい作品。時には政治的、時には自伝的、時には自然を愛する生き方のメタファーとして解釈できる物語を語る、常に興味深く詩的な素晴らしいアルバム。ライナーノーツ/歌詞掲載のインナースリーヴが付属。
日本の音楽史に刻む歴史的金字塔!細野晴臣プロデュース!日本のシンガーソングライターの草分け的存在/日本産アシッド・フォークの開祖の1人としても知られる金延幸子の72年伝説の大名作「み空」。
日本の音楽の頂点の1つと言っても過言ではない至高の一枚!昨年には「45年目のみ空」と題した公演も行われたばかり、90年代にCDリイシューされ、小沢健二などを中心に渋谷系シーンからも再評価を浴び、00年代にはスペインのGuerssenやオーストラリアのChapter Music、アメリカのLight in the Atticといった海外レーベルからも再発、今や音楽好きが避けては通れない作品となりました。深く心へと刻まれるその音楽はとても繊細なようでありながら、限りなく力強い輝きへと満ち、今も愛される本当の名盤で在り続けます。日本の風土へとブリティッシュ・フォークの幻想が舞い降りたのかの如し表題曲「み空」(A1)の煌めきに始まり、何となく肩の荷が降りるような「時にまかせて」(A4)が爽やかに通り過ぎ、シングル・ヴァージョンでは大瀧詠一の初プロデュースとなった「空はふきげん」(A5)の言葉にならない美しさへとただ涙。掛け値無しにアコースティックな躍動感へと満ち溢れた珠玉の名曲のオンパレード。細野晴臣、鈴木茂、林立夫がサポートと恐ろしい布陣であり、さらに金延幸子は制作当時24歳というのもトンデモない事実です。日本に生まれた音楽好きなら1度は聴いておきたい1枚です。
『み空』は女性シンガーソングライターの草分けである、金延幸子がURCに唯一残したアルバム。細野晴臣、大瀧詠一、中川イサトらのバックアップによりレコーディングされた。発表から50年を経た今でも名盤として支持されている。
【収録内容】
Side:A
み空
あなたから遠くへ
かげろう
時にまかせて(アルバム・バージョン)
空はふきげん
おまえのほしいのは何
Side:B
青い魚
雪が降れば(ようこさんにささげる)
道行き
はやぶさと私
春一番の風は激しく
Fleet Foxes、Tom Zé、David Byrne、Gal Costa、Devendra Banhart、坂本慎太郎といった面々とのコラボレーションも知られる、グラミー賞にノミネートされたブラジル・サンパウロのシンガーソングライター/マルチ奏者で、ロック・トリオ”O Terno”の一員ことTim Bernardes。2017年にリリースされた初のソロ・アルバム『Recomeçar』がアナログ再発。ベルナルデスの卓越したヴォーカル・ワークと、魔法のようなチェンバー・ポップ・サウンドが堪能できる一生モノの名作!
Suzanne KraftことDiego Herreraもベースで参加。ニューエイジ・リバイバルをロウ・ハウス方面から牽引した名門レーベルであり、Slow RiffsやLnrdcroy、Dream Carpetsなどによる数々の傑作で知られるカナダ・バンクーバー拠点の〈Mood Hut〉から新物件!その看板アクトとして長年活躍してきたPender Street SteppersのJack Jによる24年度最新アルバム『Blue Desert』が登場。オーストラリア出身でありバンクーバーを拠点に活動するシンガー、ソングライター、プロデューサーであるジャックは今作でも自身の創作における多彩なスタイルをさらに追求。バレアリックやロウ・ハウス、ドリーム・ポップ、ヒプナゴジック・ポップ、ソフトロック、アンビエントなどを通過したそのサウンドは、親密さと温かなメロウ・フィーリングに溢れており、独特の曇った夢見な音像も魅力的な、白昼夢インディ・ダンス/ソフィスティ・ポップに仕上がっています。〈Wouter Brandenburg〉での高品質マスタリング仕様。
1月上旬再入荷。ジャズとポップスの革命の目撃者であり、ソングライターの殿堂にその地位を築きながらも何十年もの間知られてこなかった米国のシンガーソングライター、ミュージシャン、作詞家のMargo Guryan (1937-2021)。1968年に発表した唯一とされるアルバム『Take a Picture』が〈Numero Group〉からアナログ再発。The Velvet Undergroundの”Sunday Morning”カヴァーや”Spanky and Our Gang”と題したトリビュート・シングル曲も収録したバロックポップ/ソフトロックの永遠の金字塔!
Jim O'Rourkeのフェイバリットでも知られるイギリスのシンガーソングライター、Bill Fayの2010年に〈Jnana Records〉からCDでリリースされていた編集盤が〈Dead Oceans〉から装いを新たにアナログで再発リリース。1970年『Bill Fay』と1971年『Time Of The Last Persecution』の2枚の素晴らしい作品を〈Deram〉に残したが、当時ほとんど知られていませんでした。1990年代に入ると、彼の作品はカルト的な人気を博し、2005年に再発されたことで、彼の世俗的なフォークやポップスの賛美歌が新たなファンを獲得し、彼のキャリアが再評価された。本作は、2010年にリリースされた1970年代のデモやホーム・レコーディングを集めたものです。今回の再発盤には、これらの楽曲に加えて、Kevin Morby、Mary Lattimore、Julia Jacklin、Steve GunnなどのBill Fayの音楽から多大な影響を受けた現代アーティストによるリワークが収録。
ペンシルバニア州ピッツバーグを拠点に活動している要注目シンガーソングライター、Merce Lemonによる4年振りのフルレングス・アルバムが〈Darling Recordings〉から到着!アメリカーナや古典的なフォーク・ロック、例えばフェアポート・コンヴェンションのようなバンドの流れを組みつつ、現代の感情を浮き彫りにするローファイで美しい音楽。朗々とした女性ヴォーカルもエモーショナルな楽曲展開も珠玉の、情動のドキュメントのような作品に仕上がっています!
1月上旬再入荷。セキトオ・シゲオの "ザ・ワードⅡ"のサンプリングや細野晴臣とのコラボレーションでもおなじみ。カナダ・ブリティッシュ・コロムビア出身、現在ロスアンジェルスを拠点に活動するミュージシャン、Mac DeMarco。大成功を収めた2014年アルバム『Salad Days』に続く形で1年後にリリースされたミニアルバム『A One』のアナログ・ヴァージョンをストック。当時、25歳を迎えていた彼が自身のソングライターとしての成熟を示した全8曲入りのサイケデリック/メロウ・ジャングル・ポップの傑作!
アメリカのミュージシャン、Sufjan Stevensが、The RootsやKendrick Lamar、Helado Negroといった面々も在籍している名門レーベルである〈Asthmatic Kitty〉から2015年に発表した7枚目のスタジオ・アルバムにして、USローファイ/インディ・フォークの傑作『Carrie & Lowell』。Dovemanトイしても知られるピアニスト/シンガーのThomas Bartlett、Bon Iverのサポートを務める〈Jagjaguwar〉在籍のミュージシャン、Sean Carey、Of MontrealやDeerhoofなどのツアーへの同行でも知られるミュージシャンのNedelle Torrisiを始めとした豪華ゲストをフィーチャーした意欲的なアルバムで、〈NME〉や〈Pitchfork〉といった主要メディアでも非常に高い評価を獲得しています。Josh Bonatiによるマスタリング&カッティング仕様と盤質も万全!
24年GG RECORDSからリリースされる日本・オリジナル。今回初のレコード化となります。ブラジル出身のSSW、マルチ・インストゥルメンタリスト。O Terno, Sessa, Luiza Lian, Soyuz, Fuensanta, Bruno Berleなどのサポートを行う。2023年9月にソロ・デビューアルバム『UM』をMatraca Recordsからデジタルのみでリリース。古いヤマハの4トラック・レコーダー・カセットを使用して全曲のギターとヴォーカルを録音し、フルートなどのストリングスを重ねて完成された『UM』は、ブラジル特有の美しいメロディとサウダージ感漂うアルバムとなった。2024年に京都のGG RECORDSからレコード化が決定。レコード化のために再度マスタリングを行いリリース。
テニスコーツや青葉市子が好きな方にも是非お聴きいただきたい素晴らしい一枚です!韓国の女性SSW、Minhwi Lee = 이민휘が2023年にCDリリースしたアルバム『미래의 고향 Hometown to Come』が、The Notwistの主宰するドイツの名門レーベル〈Alien ransistor〉より2024年度アナログ化!1枚目のアルバムから7年の歳月を費やして書き下ろした全8曲を収録した待望のセカンド・アルバム!故郷を失った人々がどの様にして故郷へと帰れるのかを思い描きながら、ゆるやかにひとつの物語を形取った望郷アンビエント・フォーク傑作!歌詞とクレジットが掲載されたインサートが付属。180g重量盤仕様。
テキサス・サンアントニオの女性ミュージシャンであり、対象物とその潜在的な音を用いて、クィアネス、人間関係、自己認識を探求している、要注目作家、Claire Rousayのニュー・アルバム『sentiment』が〈Thrill Jockey〉よりアナログ・リリース。実験音楽やアンビエント音楽の形式における慣習に挑戦する、唯一無二のアーティスト、Claire Rousay。彼女の音楽はキュレーション的で細部まで緻密であり、感情に訴える作品として巧みに形作られており、本作では、孤独や郷愁、感傷、罪悪感、セックスといった、心を打つ感情の領域を瞑想した、生々しくも親密なメタ・アンビエント・ミュージックを送り届けています。アンビエント・フォークの名手Andrew Weathersによるマスタリング仕様。限定プレス。
今年度最高峰のアート・ポップ/モダン・クラシカル作品!デンマークの作曲家Astrid Sonneの3枚目のフル・アルバム『Great Doubt』が、IceageやLissなどのリリースも知られる同国のインディペンデント・シーンを代表する名門〈Escho〉から登場。高く評価されているそのディスコグラフィーを通して、電子楽器とアコースティック楽器の試みを通して、様々なムードを注意深く作り上げてきた人物。本作では、これらのスキルがより洗練された事で、今度は作曲者自身のボーカルが前面にはっきりと現れたものとなっています。
ワイルドに、より自由に。オレゴン州北西部を拠点に活動するソングライター/詩人のLily Mullenによるデビュー・ソロ・アルバム『Lily Mullen Is Here』が、当店お馴染みの〈Mississippi Records〉よりアナログ・リリース。ダウン症を持って生まれたMullenは、障害者の権利や、様々な見過ごされた声の重要さを訴える熱心な活動家であり、The RaincoatsやThe Slitsの自己完結的な世界観に通じる、遊び心と音楽的な魔法に満ち溢れたアルバム。The Velvet UndergroundやThe Modern Loversを想起させるような実験精神溢れるロックやバラードから、Patti Smith、Nico、The Fallなどからの影響をヴォーカルと音楽で自然と彷彿させる楽曲まで、巧みな言葉遊びや宇宙的なテーマ、シュールレアリスト的な詩、親密で耽美な嘆きまでを内包した、独創的でユニークな声を聴かせるモダンで卓越したアート・ロックの傑作です。
『うる星やつら』のOPテーマを飾った、当時としても斬新なテクノ・ポップの国民的名曲「Dancing Star」でも有名。船橋市出身イギリス在住の日本人作曲家、鍵盤奏者、シンガーソングライターであり、清水靖晃や土方隆行、渡辺モリオといったマライアのメンバーと共に小林泉美 & フライング・ミミ・バンドでも活動した、類稀なる才能に恵まれた伝説的ミュージシャンこと小林”ミミ”泉美。数々の傑出したファンキー/メロウ・グルーヴやエキゾ・ラテン・ポップスのバンガーと言えるナンバーを残してきた彼女のキャリアを1978年から1983年に渡って総括し、珠玉かつ特異な魅力を放つエレクトロ・ブギー/ラテン・ファンクのキラー曲たちをよりすぐった画期的なコンピレーション・アルバム!インサート、ブックレット付属。
歴史に埋もれた宝石の原石的な未発音源集!!クリア・グリーン・ヴァイナル仕様で9年ぶりに〈Delmore Recording Society〉より再発。1960年代前半からNYグリニッチ・ヴィレッジで活動し、フォークリヴァイヴァルの時代にステージでも共演のあるボブ・ディランからも後にフェイバリットにあげられるが決して商業的成功をおさめることのなかった孤高の女性シンガーのデビュー前の録音作。1966年、コロラド州サマヴィルにある彼女の山小屋にオープンリールレコーダーを持ち込んで、このような極上の音楽の夕べを録音。彼女とRichard Tuckerがライブのリハーサルをしているときに、Carl Baronが「録音」ボタンを押したのである。その結果、最も生々しい自然な姿が記録され、まるでその場に居合わせたかのような体験ができる、空気ごと閉じ込められた作品。Tim HardinやFred Neil、度々比較されるBillie Holidayのカバー、そしてスタジオアルバムの『In My Own Time』にも収録される「Katie Cruel」の初期バージョンも収録。スタジオ・レコーディングのオリジナルアルバムは1969年の『It's So Hard To Tell Who's Going To Love You The Best』と、1971年の『In My Own Time』の2枚のみで、もちろん素晴らしい内容だが、自宅のキッチンや友人たちと暖炉を囲みながら歌うことが好きだった彼女には、このように肩の力が抜けたリラックスした自然体で歌うことが音楽をやる上で最も重要だったのではないかと思わせる。録音状態は良くないが、そこがまたより大切にしたくなるような優しい気持ちを引き出してくれる。今は確信を持って言える、60年代最高の女性シンガーの1人!!
2021年リマスター・エディション、20Pブックレット付属。US女性ブルースSSW、Karen Daltonの1971年傑作2ndアルバム。伸びやかなギターやヴァイオリンの響きと美しいピアノの演奏が清々しさすら感じさせるポジティブな「Something On Your Mind」、1st「It’s So Hard To Tell Who’s Going To Love You The Best」ゆずりの渋さと人生を悟りきったような平く穏やかな歌声が素晴らしい「When A Man Loves A Woman」、フォークロアテイストの溢れる「Katie Cruel」等々比較的バリエーションに富んだないようですが、どれも素晴らしいの一言。1stの枯れきった渋い演奏と歌声は唯一無二の傑作でしたが、2ndでは独特の枯れたハスキーな歌声がより豊かになっています。アクの強い1stがあまり好みでないという方にもオススメしたいです!
日本人の母を持つ、ミシガン州アナーバー出身、ニューヨーク・ブルックリン拠点の女性ギタリスト/シンガーソングライターであり、ジャズやブラジル音楽、J-Popなど多様な影響源を独自の音楽世界に落とし込んできたMei Semonesによる2022年に発表していたEP『Tsukino 月の』がUSインディ名門〈Bayonet Records〉からカセットで登場!ジャズやMPBなどの影響を受けたインディー・ポップ/フォークのアーティストとして極めて稀有な仕上がりであり、愛らしく珠玉の一枚。ジャズとしての魂を洗う清々しさと、インディ・ミュージックに遍在する、ポエティックで柔らかい感性を存分に発揮した、日本語詞の可愛らしさまで抱えた作品。
1月上旬再入荷。(12月中旬分は完売しました)日本人の母を持つ、ミシガン州アナーバー出身、ニューヨーク・ブルックリン拠点の女性ギタリスト/シンガーソングライターであり、ジャズやブラジル音楽、J-Popなど多様な影響源を独自の音楽世界に落とし込んできたMei SemonesによるデビューEPとセカンドEPをカップリングした『Kabutomushi/Tsukino』がUSインディ名門〈Bayonet Records〉から登場!ジャズやMPBなどの影響を受けたインディー・ポップ/フォークのアーティストとして極めて稀有な仕上がりであり、愛らしく珠玉の一枚。ジャズとしての魂を洗う清々しさと、インディ・ミュージックに遍在する、ポエティックで柔らかい感性を存分に発揮した、日本語詞の可愛らしさまで抱えた作品。