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「鉄のカーテンのむこうがわ」へと!ソビエト連邦に1979年から1990年にかけて残されたディスコ、エレクトロ、ファンクといったソ連産ダンス・ミュージックの衝撃的なイントロダクション的コンピレーション・アルバム『Soviet Disco - Disco, Electro, Funk and More from Behind the Iron Curtain 1979-1990』がアナログ・リリース。奇妙で催眠的なディスコ・ヒットから突然変異的なファンク・スマッシャー、エレクトロ・ヒップ・ブレイカーまで、ソビエト連邦という巨大な国土のあらゆる場所から集結した、このジャンルの最もシニカルな目利きでさえ驚くような、「お尻を振る」というテーマに対する様々なヴィジョンを示してくれるグレート・ナンバーが全12曲収録されたキラー・コンピレーション・アルバム!
イタロ・ディスコ、シンセ・ポップのレジェンド、Fred Venturaがキュレーションした最新コンピレーション『Italia Synthetica 2025』。Rimini Metafisica、TenGrams、Sandiego、Mono Han、Deep Fieldなど、現行イタリア電子音楽シーンを牽引するアーティストによる未発表音源のみを収録した、まさに今のイタリア・シンセ・サウンドを切り取った一枚。80’sイタロの遺伝子を受け継ぎながら、エレクトロ、シンセ・ポップ、EBM、ニューウェイヴが自然に交差するサウンドで、冷たさと温度感が同居するシンセの質感、タイトなビート、都会的なメロディが全編を貫き、懐かしさと未来感が同時に立ち上がる。ダークでミニマルなトラックから、メロディアスでポップなシンセ・チューンまで、イタリア電子音楽の多様性を一望できる、イタロ・ディスコの流れを汲みつつ、2025年の空気をまとったフレッシュなコンピレーション。
イタリアのプロデューサーI‑RobotsことGianluca Pandulloキュレーションによる「Echoes Of Italy」シリーズ最新作で、1970年代後半のトリノで活動したインディペンデント・レーベル〈Voom Voom Music〉に光を当てたアーカイブ・コンピレーション。DJ/クラブオーナーとして地域のダンス文化を牽引したIvo Lunardiが残した音源を中心に、当時の7インチ・バージョンや未発表エディットを交えて再構築した、歴史的にも貴重な内容。収録されているものは、ストリングスやエレピが軽やかに舞うイタリアン・ディスコ、ファンキーなベースラインが牽引するブギー、そしてヨーロッパらしいメロディアスなセンスが溶け合う、70年代後半のローカル・ダンスミュージックの魅力をそのまま閉じ込めたものばかり。アメリカのディスコとは異なる、どこか洒脱で都会的な空気感が漂い、当時のトリノのナイトライフを想像させる。イタリアのダンス文化の地層を掘り起こしながら、今の耳にも新鮮に響く、丁寧なキュレーションが光る一枚。

イギリスのシンセポップデュオSpeedboatの一員としても知られるJohnny Sais Quoi によるデビュー・アルバム『Love On Ice』が〈Music From Memory 〉から登場。イタロ・ポップや80年代ニューウェイヴの影響を軸にしながらも、現代的なポップ感覚とDIY的な親密さを兼ね備えた本作は、FMシンセやドラムマシンを主体としたタイトなリズムに、アルペジオやヴォコーダー処理を施したヴォーカルが重なり、イタロ的な高揚感と淡いメランコリーを同時に醸し出している。出会いや別れなど人生の転機をテーマにしており、軽やかなポップの享楽性と、メランコリックな陰影とを行き来するような二面性が印象的で、シンセ・ベースの推進力と透明感のあるメロディラインは、ダンスフロアに直結する強度を持ちながらも、楽曲構造そのものはどこか内省的で、リスニングにも耐えうる静かな余白も残している。80年代的な懐かしさと同時に現代的な新鮮さを感じさせる一枚。


