Nimbus West Records

...1950年代後半から1970年代前半にかけて、タプスコットはルー・ブラックバーン（1963年）とオンジー・マシューズ（1963年、ルー・ロウルズの伴奏）とレコーディングし、シンガー（後にブラックパンサー党のリーダー）のエレイン・ブラウンのアルバム2枚の編曲と指揮を手がけ、ソニー・クリスのアルバム『Sonny's Dream (Birth of the New Cool)』（1968年、Prst.7576）の作曲と指揮を担当した。1978年から1980年代半ばにかけては、タプスコットの音楽の熱狂的なファンによって結成された2つのレーベル、インタープレイとニンバスでレコーディングを行った。アーケストラとのレコーディング、無伴奏ソロ、ドラマーのエヴェレット・ブラウンとのデュオ、トリオ（特にカリフォルニア州サンタバーバラのロベロ・シアターでのセッション）、そして6重奏のリーダーとして...。 このかなり珍しいLPでは、ピアニストのホレス・タプスコットとドラマーのエヴェレット・ブラウン・ジュニアが、4曲のかなり自由なデュエットを演奏している。タプスコットは常に非常に印象的なテクニックとメロディックなスタイルを持っているため、出会いは終始聴く者の興味を引きつけ、論理的に展開していく。タプスコットの非常に独創的なスタイルはいつ聴いても魅力的で、この冒険的なセットは彼の作品の中でも特に優れたもののひとつである。