10月下旬入荷予定。Jesse SaundersとVince LawrenceによるZ‑Factorが 1984年に残したシカゴ・ハウス誕生直前の空気をそのまま封じ込めた、極めて初期のダンス・ミュージック史料『Dance Party Album』。エレクトロ、ブギー、シンセ・ファンクが混ざり合う荒削りなトラック群は、後のハウスのミニマルな反復へとつながる萌芽をすでに含んでおり、909の硬い打ち込みやシンセベースが原始的な推進力を生む。ハウス・ミュージック成立の直前に作られた数少ないアルバム作品ならではの跳ねたリズムやDIY感のあるミックスが、当時のローカルな熱量を鮮明に伝えてくれる。〈Numero〉によるオリジナルの希少性と歴史的価値を踏まえた丁寧な復刻は、初期シカゴ・ダンスミュージックの核心を再提示するもので、エレクトロ寄りの軽快さと、ハウスの胎動が同じフレームで響く、現在の耳で聴くとジャンルが生まれる瞬間の面白さが際立つ一枚。