10月上旬入荷予定。80年代アフリカン・エレクトロを現代に継承するスペインのピアニスト、プロデューサーAnthoniusによる、モーダルジャズを軸に、エジプト、エチオピア、ブラジル、ラテン、カリブ、フラメンコまで多文化的な音楽語法を横断する、トランス・トロピカル・モーダルジャズ探求作『Origen』。モーダルハーモニーに、乾いた質感のホーン、柔らかいパーカッション、ブラジル、ラテン、カリブの揺れるリズムが重なり、砂漠の風景とトロピカルな湿度が同時に立ち上がるような独特の広がりを持つ。エジプト、エチオジャズの影、フラメンコ的な旋律のニュアンスが時折自然に差し込み、複数の大陸がひとつのモードの上で会話しているような感覚を生む。ワリー・バダロウやフランシス・ベベイ、ムラトゥ・アシュタトゥケ、ファラオ・サンダースらの系譜を現代的に再解釈し、文化の交差点としてのジャズを鮮明に示す一枚。