11月27日発売予定。Floating Points、Leon Vynehall、The Fieldなどファンにも推薦!Barcelonaを拠点に活動するカタルーニャ出身のプロデューサー/電子音楽家/DJ、OR-Oriol Riverola。John Talabot名義で発表した2012年のデビュー・アルバム『ƒIN』によって世界的な評価を獲得した彼が、実に10年以上の歳月を経て発表する待望のニュー・アルバムが名門〈AD93〉より登場。色彩豊かなシンセサイザーのフックが複雑に絡み合い、ループする電子音と細かな音の変化が次々と折り重なることで、反復を基盤としながらも、単純なミニマリズムには収まらない豊かな展開を形成。旋回するようなシンセのフレーズと刻々と姿を変える電子音のレイヤーによって、ダンス・ミュージックとエレクトロニック・ミュージックの境界を横断する一作。
エレクトロニック・ミュージック・シーンでは John Talabot として広く知られている Oriol Riverola は、これまでのキャリアを通じて、ツアー/ライブ、スタジオでの制作、そして音楽家としての日々の暮らしから生まれる、創造的かつ社会的な刺激を原動力としてきた。
しかし、2020年に世界が一斉に閉ざされたことで、その原動力は突然失われることになった。本当に以前の日常が戻ってくるのかさえ分からない、先行きが不安な状況のなか、ダンス・ミュージックを作ることはどこか奇妙で、意味を失ったようにも感じられた。音楽シーンの多くが、自宅で過ごす時間に寄り添う曖昧なアンビエントへと大きく傾いていくなか、Oriol Riverola はひとつの問いを抱くようになった。
「もし、もっとも多幸感に満ちたアンビエント・サウンドがあるとしたら、それはどんな音楽だろう?」
本作『Music for Empty Stadiums』は、その問いに対する答えとして生まれたアルバムである。全17曲、約95分にも及ぶ本作は、Riverola のキャリアにおいて最も壮大な作品であると同時に、これまでで最もパーソナルな作品のひとつでもある。だからこそ彼は、本作を OR という名義でリリースすることを選んだ。OR は彼のイニシャルを表すだけでなく、カタルーニャ語で「金 - ゴールド」を意味する言葉でもある。