2012年のアンソロジー作品『After Laughter Comes Tears』でも紹介されたWendy Reneの兄であり、彼女の60年代半ばの〈Stax〉での4ピース・バンド”The Drapels”のメンバーでもあったJohnnie Friersonが残した幻の音源を収録したアルバム『Have You Been Good To Yourself』が〈Light in the Attic〉よりアナログ・リイシュー。ジョニーの宗教的な生い立ちと、1970年にベトナム戦争に駆り出されたことで中断された音楽ビジネスの歴史から生み出された作品であり、ここでは、ジョニーとその妹がプロデュースしていたビート主体のR&Bサウンドとは打って変わって、カセットに直接録音されたスポークン・ワードとゴスペル・ソングがミックスされた、親密でデボーションが込められたホーム・レコーディングが披露されています。1990年にカセットリリースされた作品のLP再発盤。