これはまさに早すぎた現代ジャズ・・・マジモンのド変態ミュージックで、どうかしています。ジェームス・ブラウン・カヴァーの”Give It Up Or Turn It Loose”はColdcutやDJ Harveyにもサンプリングされたアメリカのジャズ・ピアニストであり、とことん尖ったストレンジなムーグ・サウンドで今もなお多くの聴衆を魅了し続ける伝説的ミュージシャン、ディック・ハイマン。ブロードウェイから映画やテレビの劇伴、ジャズ、クラシック、ポップス、電子音楽までも横断し大いに活躍した彼が1969年に発表した世紀の大名作「The Age Of Electronicus」が実におよそ50年振りの再プレス。J DIllAもネタに用いた"Alfie"を始め、常軌を逸して奇妙でエッジーなムーグ世界を描き出したアヴァンギャルドな一作!