限定250部。初の世界リリース。伊前衛系大名門こと〈Alga Marghen〉からは、フランコ将軍によるファシスト政権下にあった60〜70年代のスペインで活動してきた知られざる音楽家であり、イタリア版フルクサスことWalter MarchettiやJuan Hidalgoとも交流し、当時としては最も破壊的な美的コミュニケーションの手段を生み出していた偉才Manuel Calvoが1966年に制作した未発表のサウンドアートが55年の時を超えて奇跡の出版!1934年に生まれた同氏は、1950年代から60年代にかけて、スペインの幾何学的抽象画家の先駆者として活躍し、ファシスト政権下で自由な表現を希求して逆境に立ち向かい続けた人物。初期のキャリアとしては、バレンシアを中心に活動していたEquipo 57やGrupo Parpalloといったグループと緊密に連携。欧州各国との強い繋がりを持ちながら、インフォーマル・アートや叙情的な抽象画の主要な流れに対抗して分析的な芸術の原理を発展させた経歴で知られています。本作は「、観客が簡単なボタンを押すだけで、光の変化による効果がランダムに起動し、ランダムな変化の可能性が無限に広がることでオープンな構造の可能性を開いていく」というコンセプトの参加型のインスタレーションへと捧げられたパフォーマンスを収録したもの。ゲートフォールド仕様。