トラディショナルなガムラン・ミュージックにオブスキュアなプログレからシティポップ、シューゲイザーに至るまで、数々の傑出したアクトを生み出し続ける東南アジア屈指の音楽大国ことインドネシア。同国の政府がロックンロールを禁止したことに反発し、作曲家のググム・グンビラ(1945-2020)が考案、70年代~80年代に興隆した音楽様式「ジャイポンガン」の名演を収録した傑作盤が〈Hive Mind〉から登場!地元の農作物の収穫時の儀式音楽の要素を始めとし、ガムランやダイナミックなドラム、政府への反発としてのロックンロール的なスピード感、都会的な題材、そして、官能的な踊りの動きなどを取り入れた現代的なインドネシアの音楽様式「ジャイポンガン」。スンダの影絵人形劇場のプロ歌手にして「ジャイポンガン」の国民的歌手イジャ・ハディジャと、グンビラ率いるジュガラ・オーケストラのコラボ・パフォーマンスをA面、それらのオリジナルのマルチトラック・レコーディングを提供し、Bergsonist、Lightbath、Fahmi Mursyid、Ultrabillionsなどを始めとした世界各地のアーティスト陣によってリワークされた音源をB面に収録。これは大傑作!