9月中旬入荷予定。チベット仏教と電子音楽を合一させたグルEliane Radigue(1932-2026)が、1974年にチベット密教へ傾倒後に約3年間の沈黙を経て1978年に発表された作品を収録。全宇宙を構成する根源的なエレメントである、地・水・火・風・空、五大原素をテーマに、ARP2500シンセサイザーの密教的持続音により、電子音楽でありながらテクノロジーの向こう側にある実相へと迫ることを実現した深淵なる東洋精神世界的音源。
音を「構築」するというよりも、ひとつの音の内部に聴き手を留まらせるようにして、微細な倍音や音色の揺らぎを浮かび上がらせたその瞑想的な音楽性は、後の『Adnos Trilogy』、『Songs of Milarepa』、『Jetsun Mila』、そして『Trilogie de la Mort』へと続く、チベット仏教に深く触発された一連の傑作群の起点となった。今回の2LPは、作家自身が「楽曲を編集したりカットしたりせずに収録できる場合のみ、ヴァイナル化を許可する」という姿勢を貫いた作品。全3部をそのまま収録し、4面目にはエッチングを施した、高品質オーディオファイル・クオリティの特別仕様です。