冒頭の「The Ents Go To War」は、陰鬱なアレンジと重厚なドラムが、「 Skylark」ではベースラインとスネアの間で繰り広げられる催眠術のようなダンスが、「Zoom Zoom」では気まぐれなパーカッションと空気のようなシンセサイザーが印象的だ。他にも「Kaleidoscope Companion」には、ファンならビビッと来る瞬間が満載。ビッグバンド・ミーツ・イージーリスニングな「Hip Operation」は、Sukiaの「Feelin' Free」リミックスの最初のバージョンに再利用されており、「A Strange Walk」は、コンピレーション作品『Xen Cuts』に収録されたリミックスの未発表バージョン。「Stealth」は、同じく『Xen Cuts』に収録された「The Ageing Young Rebel」のGentle Cruelty Remixの別バージョン。
DJ Foodの代表曲の別バージョン「The Crow (Slow)」は、メロディックなテーマを伸ばし、落ち着いたサウンドスケープへと展開し、最終的には別のダブバージョンへと溶け込んでいく。13分という長さの「Quadraplex (A Trip To The Galactic Centre)」は、別の合成トラックの様々なテイクをつなぎ合わせて作られている。『Kaleidoscope Companion』を締めくくる「Boo Hoo」は「The Sky At Night」の初期の短いバージョンで、アルバムの映画的なムードを伝えている。