1960年代のスピリチュアルなフリー・ジャズとペルシャ古典音楽から多大な影響を受けているというイラン人作曲家/パーカッショニストであり、LaraajiやPeter Brötzmann、Henry Kaiserを始めとした面々とも共演しているSahba Sizdahkhani。12歳のときに初めてジョン・コルトレーン・カルテットを聴いて「ハッとする瞬間」が訪れたことをきっかけにジャズのドラム・セットとクラシックのスネア・ドラムの勉強を始めたという同氏。年月が経つにつれ、ジャズと即興演奏への情熱は自身のルーツであるペルシャ古典音楽の道へと開かれ、やがてイランのサントゥール奏者Faraz Minooeiに正式に師事。バークリー音楽大学でジャズ演奏を、メリーランド大学で美術史と考古学を修めています。本作は、テリー・ライリー、ラ・モンテ・ヤング、初期のマイルス・デイビスといったミニマリスト作曲家へのオマージュが込められた作品で、まるで「シャルルマーニュ・パレスタイン meets オリエンタル」な風情抜群の極上のサントゥール演奏が堪能できます!